※以下はあくまで筆者個人の意見です。
・流派について
どの流派もどの流派なりに戦えるので、迷うときはイメージやハンドアウトの好みで選んだり、ダイス神様のお導きに委ねるのがよろしいかと存じます。
各流派のイメージはこんな感じ。あくまでイメージです。
・斜歯忍軍:忍具の活用を得意とするメカメカしい流派。得意な特技分野が左端の器術なのでやや使いづらいが、他の流派のサポート忍法を修得する「機忍」など、使い方次第で強力な忍法がある。
・鞍馬神流:サムライのイメージ。主人公力が高い。火力を伸ばしやすいパワーファイター。プロットの読み合いが得意な人にはお勧め。
・ハグレモノ:風来坊や傭兵のイメージ。特定の組織に所属しない忍者の総称。主人公力が高い。影分身を始めとした強力なサポート忍法が多い。
・比良坂機関:イメージは神社とか公務員とか。巫女さんが多い。悪者力が高い。戦闘力は劣るがメインフェイズでの情報戦に強い。
・私立御伽学園:学生や教師。現代異能ものといえば学園だよね。メインフェイズ戦闘や感情の扱いに特化したトリッキーな忍法が多い。
・隠忍の血統:妖怪のイメージ。差別的迫害を受けており、シノビガミの復活を目論む。悪者力が高い。得意な特技分野が右端の妖術なのでやや使いづらいが、大変えげつない効果を持つ忍法が多い。
・忍法について
公式のオススメ構成がp.36の欄外に書かれています。これを元に、奥義との兼ね合いなどを考えつつ調整するとよいでしょう。
火力は2以上が出るようにするといいと言われます(基本生命力が6点なので、火力1だと6回攻撃する必要があるが、火力2だと3回、火力3だと2回でよくなる)。
間合いは2以上を確保するといいと言われます(間合い0だと1つのプロットにしか攻撃できませんが、間合い1だと3つ、間合い2だと5つのプロットに攻撃できる)。
コストは2以下のものが使いやすいと言われます(プロット5以上だと判定成功が難しくなります。1ラウンドの合計使用コストが5以上になる場合は、実際のシチュエーションを考えつつ慎重に!)。
戦闘中はファンブルのリスクが跳ね上がるので、判定を何度も行わねばならないコンボはリスクを多めに見積もったほうがいいでしょう。
背景の「末裔」を修得すると、忍法構成の幅が大きく広がります。データを読み解く時間があるならば試してみるといいでしょう。
・奥義について
メインフェイズ戦闘での勝率を上げたい場合は、範囲攻撃か絶対防御を修得するといいと言われます。
完全成功、判定妨害、追加忍法は、使い方が難しいと言われます。特に、追加忍法についてはよほど使い方を捻らなければ活かすのは難しいでしょう。