毎夜繰り返される夢。
見る夢はいつも同じ。
闇の中を走る列車の中で、ひとり、またひとりと殺されていく夢。
夢を見るたびに乗客は減っていく。
もうすぐ、自分の番だ。
そう、それはただの、どうということもない悪い夢。
夢の中で殺されたところで、どうにかなるわけでもない。
本当に？
そんなはずない。そんなはずない。そんなはずない。
別に怖がる必要なんかないのだ。
たとえ、次の順番が自分だとしても……。
マルチホラージャンルRPGインセイン
『サルユメ』
――明けない夜がないだなんて、誰が決めたの？ （原文ママ）
レギュレーション
シナリオタイプ：協力型
セッティング：本当は怖い現代日本
推奨人数：３～５人
サイクル数：設定なし
ハンドアウト（全員共通）
あなたたちは、大学でよくつるんでいる仲間だ。
その日見た夢の中まで一緒だったのには我ながら笑ってしまう。
だが、その夢はメンバーの１人である向坂茉理が惨殺されてしまう悪夢だった。
ただの夢だ。そう思おうとした。
――翌日、茉理の遺体が発見されるまでは。
あなたの【使命】は、向坂茉理の死の原因を探ることである。
（なお、全員で集まったりできるような関係であれば、大学生でなくても問題ありません）
Q1．普通のサルユメとはなにが違うの？
A1．NPCが全員幼女です。それ以外はごく普通のサルユメです。シリアスです。人も死にます。
Q2．なんでNPCが全員幼女なの？
A2．GMが幼女RPしたかったからです。PCは別に幼女でなくても結構です。
