暗闇に怪しき光を放つ宝玉『三津頚之萌玉』。
かつて、5000年前に鳥取の海岸を砂丘に変えたと言われる恐るべき秘宝『三津頚之萌玉』。
そんな宝玉に身体を蝕まれ、それでも逃亡に息を切らせる女性の影が一つ。
そんな女性の前に立ち塞がる、怪しきシノビの影が一つ。
「私に三津頚之萌玉を譲ってはくれないか?」
三津頚之龍玉パロディシナリオ
シノビガミ「もえたま!」
――萌えに燃え上がる世界の果てに、真実の愛はあるのだろうか。
レギュレーション
シナリオ名:『もえたま!』
シナリオ製作者:くろたん
タイプ:対立型
人数:4人
リミット:3サイクル
使用ルルブ:基本ルルブ
舞台:現代編(ただし、退魔編忍法は使いたかったら使えばいいんじゃないかな)
採用ルール:特殊な戦闘乱入ルールを採用。背景・仕掛け・下位流派アリアリ。
推奨シーン表:特にないが、ラッキースケベ表っていいよね
公開プライズ:三津頚之萌玉
公開プライズ所持者:PC1
前提
・このシナリオは、のりお様作成のシナリオ「三津頚之龍玉」のパロディシナリオです。
・「三津頚之龍玉」とは、PCの配役、プライズの取り扱い、その他レギュレーションが大きく異なっているので、よくお読みください。
・秘密の内容やシナリオ全体の雰囲気が完全に別物なので、「三津頚之龍玉」と同じキャラを使うと極めて悲惨なことになります。使いたい場合は、十分に覚悟した上でご使用ください。
・申し訳程度の鳥取要素。なお、シナリオ製作者は鳥取に行ったことがありません。
特殊ルール
1.本セッションのキャラクターが死亡した場合、「死亡」ではなく「死亡(意味深)」として扱われます。
名称が変わるだけで、ルールに変更はありません。
2.このシナリオのプライズの【秘密】は、プライズ所持者でなくても調査することができます。
なお、その他のルールは通常通りです。プライズの押し付けや受け渡し制限が存在しないことに注意してください。
PC1 推奨流派:比良坂機関・醜女衆
キミは、比良坂機関の宝玉『三津頚之萌玉』を盗み出した盗人であり裏切り者なんだ。
『三津頚之萌玉』は、キミが触れた瞬間に、皮膚を突き破り、体内に侵入してしまった。
なにはともあれ、キミの【使命】は、『三津頚之萌玉』を比良坂機関の追手から守りぬくことだよ。
PC2 推奨流派:隠忍の血統
キミは、PC1の目の前に突然現れた謎のシノビだよ。
『三津頚之萌玉』に身体を侵されもがき苦しむPC1を、ある種の情念がこもった瞳で見つめて、こう言ったんだ。
「私に三津頚之萌玉を譲ってはくれないか?」とね。
なにはともあれ、キミの【使命】は、『三津頚之萌玉』を手に入れることだよ。
PC3 推奨流派:斜歯忍軍
キミは、『三津頚之萌玉』の奪還のために比良坂機関の卑那子さま直々の依頼を受けたシノビだよ。
なんで斜歯忍軍のシノビがこんな依頼を受けるのかは知らないけれども、キミは『三津頚之萌玉』について少しだけ研究していたこともあったみたいだから、そのせいかもね。
なにはともあれ、キミの【使命】は、『三津頚之萌玉』を比良坂機関に取り戻すことだよ。
PC4 推奨流派:ハグレモノ
キミは、PC3と同じくして、『三津頚之萌玉』の奪還依頼を受けたシノビだよ。
比良坂機関もなかなか人材不足みたいだね。
まあ、報酬に関しては太っ腹みたいだし、比良坂機関に恩を売ることもできる。悪くはない依頼なんじゃないかな。
なにはともあれ、キミの【使命】は、『三津頚之萌玉』を比良坂機関に取り戻すことだよ。
NPC
卑那子さま(公式NPC、基本ルルブp.222参照)
彼女は、『三津頚之萌玉』奪還をPC3、PC4に依頼した張本人であり、盗人であるPC1の上司でもあるよ。
彼女個人としても、『三津頚之萌玉』には色々と思惑があるみたい。
なにはともあれ、彼女の【使命】は、『三津頚之萌玉』を奪還することだよ。
プライズ
『三津頚之萌玉』
ピンク色の怪しいオーラを放つ宝玉。
触れたものの体内へ侵入し、少しずつその身体を汚染していくらしいよ。