【用法・用量】
- ミカファンギンは添付文書上50~150mgが通常量とされるが、ミカファンギンはカンジダには100mg以上、アスペルギルスに250mg以上でしか効かないという報告がある。 →ミカファンギンは米国ではアスペルギルスには適応がない。
ミカファンギンにローディングドーズは設定されていないが、カスポファンギンはローディングが必要で1日目のみ70mgで2日目以降は50mgで固定。
※カンサイダスはローディングを行わないと3日目からしかトラフ濃度を上回らない。
(14.7某勉強会より)
【タンパク結合率】
- カスポファンギンはミカファンギンと比べ血清が添加された条件で抗真菌活性に優れることが示唆されており、この違いの理由のひとつにカスポファンギンの蛋白結合率は96~97%、対しミカファンギンは99.8%であることがあげられ、蛋白結合率の相違が結果的に遊離型薬物濃度に約10倍近くの差を生じさせている。
(座談会「外科系・救急・ICU領域における真菌感染症の治療戦略」より)
【移行性】
- カスポファンギンの方がミカファンギンに比べ肺に到達しやすい。
(14.7某勉強会より)
【薬物相互作用】
- カスポファンギンはミカファンギンに比べ薬剤相互作用が多い(しかし、使用経験上、差がないという声も。薬剤相互作用のデータがカスポファンギンが多く得られているだけの可能性も否定はできない)
(14.7某勉強会より)
【副作用】
- それぞれ副作用に肝障害があるが、カスポファンギンはミカファンギンと異なりCTCAE Grade3以上の副作用はなかった。
(14.7某勉強会より)
最終更新:2014年07月27日 20:24