【世界観】
世界は旧文明の対立した2派による、通称"怒りの日―ハル・メギド―"と呼ばれる戦いにより、地上は汚染され尽くした。
そのため、地上は空気は瘴気に満ち、木々は燃え去り、海は枯れ果て人類にとって非常に棲みづらい環境となっている。
そして、ここはかつては栄華を誇った3つの町から為る荒廃した大都市、今では大戦の影響により世界から隔離され孤立し、独自の発展を遂げた失楽園―――"ソドム" "ゴモラ" "ツォアル"
そこでは、人々が住める環境を求め、安泰な地へ出来る限り近づこうとした。
だが、住める場所も限られており、穏やかな環境も最終戦争により少なくなっていた。
そのため、人は人を騙し偽り裏切り、
すこしでもほんの少しだけでも地下へ近づこうとし、殺し誅し戮し滅し倒し斃し続けた。
そのせいか地下も汚染し尽くされ、
鼻を突く異様な機械燃料と血の匂いも、
ヘドロのごとく沈殿し腐臭を放つ死の薫りも、
この街の住人ならば誰もが、幼児でさえも執着しない些細な事となった。
それがたとえ解体された人が足下に散らばっていても、それを貪る野犬や鴉が人面を有していたとしても
何一つ、驚嘆に値することなど無い。それはもう欠伸を催す日常にすぎないのだから
何故ならこの街は歪んでおり、 この街は既に狂っている。
故にこの街は孤立し、隔離されているのだから―――
【用語】
『怒りの日—ハル・メギド—』
旧文明の2派によって起こった世界的な大戦争。
その戦いによって起きた災禍は非常に多く、地上の棲める場所をほぼ無くすほど。
この戦争に関わった人は総て死に絶え、今まで生きている者は独りも居ない。
そのためどう戦われたなどの記録も非常に少なく、齎された災禍と以前から残っていた物などの技術でしか把握できない。
『隔離街』または『失楽園』
大戦より前で、非常に栄えていた『ソドム』、『ゴモラ』、『ツォアル』の街によって構成されている大都市。都市間は大きな通路で繋がれており、上から見ると円3つが通路で三角形のような形になっている。
また高度な科学技術を有しており、食料や水分は人工的に創られている。
警察などの法的機関が一切存在せず、成人の八割が殺人を経験しているとさえ言われる魔都。
この街に存在する唯一の法は『弱肉強食』の四文字であり、住人達もそれに違和感や疑問を持っていないため、一般に言う常識は通用しなくなっている。
各街にはそれぞれ3つの区画、更に3つの街と繋がっているもっとも深い区画が1つあり、計10個の区画で分かれている
『ソドム』…治安が最も悪く、最も廃退している街。
他の都市に比べて広いが、この街で死ぬと2時間以内に身ぐるみを剥がされ、臓や骨肉にいたるまで全て資源として回収され、売られる。
また汚染の影響からか、最も特異な発展を遂げ、異能の力を有する者が非常に多い。
異能の力は今のところ2つしか持てることができないらしく片方の能力は強大なため、『秘跡—ミスティリオン—』と呼称されている。
『ゴモラ』…ソドムほどではないが、治安が悪く、荒れている街。
街の大きさで言えば、ソドムとツォアルの中間辺り。
汚染もそこまでひどいというわけでは無いので、特殊な発展も遂げていない。
しかし、汚染を非常に多く受けていないにも関わらず、強大な力は有さないが異能の力を3つほど有している者が確認されている。
『ツォアル』…街の中で治安がまだ良い方である程度の安全が確保されている。が他の都市に影響されてきているため絶対安全という程ではない。
街の広さは3都市の中で最も狭く、都市間を繋ぐ通路に大型の隔壁が設置されており、侵入が困難になっている。
汚染の被害が最も少なく、異能を持った者が全く存在しない。
しかし、3都市で唯一旧文明の兵器である"遺産―オーパーツ―"が発掘される。その遺産を復元する技術に長けており、それらを使うものが沢山存在する。
『最下層—王冠(ケテル)―』…隔離街の最下層に位置するどこの都市からも非常に分厚い隔壁によって封鎖されている未開地区。一節によれば、隔離街を維持するための機械等が設備されている等。詳しいことはよくわかっていない。
『秘跡—ミスティリオン—』
ソドムに居る人から確認される、汚染され過ぎたが故に生まれた強大な力。
能力の真名については、発現時に自然と湧きあがってくるらしい。
また能力の名は、どれも伝承上の存在や事象のモノになっている。(例:ヤハウェの裁き、ネツィヴ・メラー等)
強大ゆえに、使用時には何かしらの工程が必要で、詠唱のモノもあれば何らかの物体を媒体にして発動する。
『遺産―オーパーツ―』
旧文明より残された遺物の兵器。基本はオーパーツと呼ばれるが、時たまに機公(デウス)とも呼ばれる
武装の形をとっている物が多く、いろいろな形の物がある。
また遺産―オーパーツ―にはコアと呼ばれる中枢機関が搭載されており、発掘されたアンティーク物は特殊な力を1つだけ有しているとのこと。
また、重力偏向装置なる物が搭載されているため、空中での3次元軌道が可能となっている。そのため、遺産の技術を再現した複製品では特殊な力は発現されない。
遺産には2種類のカテゴリで分かれており、『兵装型』、『外殻型』となっている。
『兵装型(セグメントタイプ)』…基本的に、手で持つことが可能なサイズになっている遺産。銃器状や近接戦闘用のモノの形を取っており、汎用性に長けている。
『外殻型(アタッチメントタイプ)』…手足や胴に鎧のような物を纏うパワードスーツ状のタイプ
武装も装備されており、部分的な展開も可能。また非常に多く発掘される遺産の種類。
通常時は何かしらのアイテム状を取っており、戦闘時に展開する。
最終更新:2012年09月30日 12:30