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ストックオプション

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ストックオプション(すとっくおぷしょん)


ストックオプションとは、会社が取締役や従業員に対して、予め定められた価額(権利行使価額?)で会社の株式を取得することのできる権利を付与し、取締役や従業員は将来、株価が上昇した時点で権利行使を行い、会社の株式を取得し、売却することにより、株価上昇分の報酬が得られるという一種の報酬制度です。

報酬額が企業の業績向上による株価の上昇と直接連動することから、権利を付与された取締役や従業員の株価に対する意識は高まり、業績向上へのインセンティブとなります。

また、結果として、業績向上が株価上昇につながれば株主にも利益をもたらす制度とも言えます。

ストックオプション制度は、平成9年5月の改正商法において導入され、平成14年4月施行の改正商法において新株予約権の無償発行として新たに整備されました。

ストックオプションの仕組み

1.会社(子会社を含む)の取締役や従業員に対し、新株予約権を無償で発行
2.株価が上昇し、権利行使価格を上回った時点で、取締役・従業員は会社に対し権利を行使
3.会社は権利行使を受け、新株あるいは会社の有する自己株式?金庫株?)を交付
4.取締役・従業員は権利行使価格で取得した株式を時価で売却することにより譲渡益を取得

ストックオプション制度新旧比較表
新ストックオプション(平成14年4月以降) 旧ストックオプション(平成14年4月以前)
方式 新株予約権の無償発行 自己株方式・新株引受権方式
付与決議 株主総会の特別決議 自己株方式・新株引受権方式
対象者 商法上は制限なし 会社の取締役・従業員
付与株式 制限なし 発行済株式?総数の10%以内
権利行使期間 商法上は制限なし 付与決議から2年以上10年以内
株主総会における付与対象者の確定 不要 必要
|付与株式の新株自己株の選択|行使時点までに対応|株主総会時点で決議
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