期日圧迫
信用取引の決済期日近くに出る売りが株価の上昇を抑えたり、下落の圧力になること。信用取引の制度を利用して株式を買った場合、6カ月後の決済期日までに必ず決済しなければなりません。決済は、現引き(支払い現株を引き取って決済すること)か、売るかによってなされますが、一般には売ることでなされるため、期日圧迫が生じやすいわけです。ただし、6カ月期日ぎりぎりで、みんなが売るわけではありません。また、期日が過ぎる(期日明け)と需給関係が好転すると見込まれるなどの理由から、期日接近をにらんで「期日向かい(期日明けの値上がりを見込んで、期日明け前に買い向かうこと)」の動きが出ることもあります。
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