発行団体と縁故関係のある特定の者が引受ける都道府県、市町村などが発行する地方債のことをいいます。
銀行や保険会社等を対象とした銀行等縁故債、および地方共済組合等を対象とした共済等縁故債などがあります。
また証券による形式と証書借り入れによる形式、二つの発行方式がありますが、最近では、金融機関側が、期末の時価評価を不要とするため、証書形式を選好しているので、証券による形式で発行される割合は、低下傾向にあります。
これは、時価会計制度の導入により、保有する金融機関側が、期末の時価評価を不要とするために、証書形式を選好しているためと考えられています。
【参照】
http://kabuyougo.blog15.fc2.com/blog-entry-690.html
http://www.nomura.co.jp/terms/japan/e/enko_tiho.html
【担当】
高井