ぶき **公式 ゲームではおなじみの、戦闘や狩猟に使う器具。 [[シャドウ]]に対抗するためには必要なのだが、近未来の日本が舞台であるペルソナ4では堂々と持っていると通報されてしまう。 [[ジュネス]]で模造剣を振り回し、しょっぴかれた末に[[花村陽介]]が考え出したのが、「制服の下に武器を隠す」という方法。 テレビの中で[[主人公]]たちが制服姿なのは、これが原因。 しかし、冬服はともかく夏服の下にどうやって隠すというのだろうか。 確実に[[主人公]]、クマの武器は大きさ的に隠せないのだが・・・ なお、[[主人公]]は両手で扱う大剣・刀、陽介はクナイ・小刀等の短刀類の二刀流、[[里中千枝]]は靴、[[天城雪子]]は扇子、[[巽完二]]は鈍器(主に板)、[[クマ]]は爪、[[白鐘直斗]]は銃を使用する。 ナビ役のりせには武器はない。 [[金属細工 だいだら.]]にドロップアイテムを売ることで、買える種類が増えていく。 [[主人公]]の[[ゴルフクラブ]]や完二の八高デスクなど、面白武器もある。 **非公式 作品ごとに、武器を入手する手段や所持する背景は大きく異なり、武器の携帯に苦慮するようになったのは時代の流れというか、ペルソナ4独自のリアリズムのような物なのだろう。 ・女神異聞録ペルソナ 御影総合病院で異変に巻き込まれ脱出する際、いかにも現場で調達したメスやモップを装備するのはともかく、異変前から持ち歩いているマークの「ツーハンアクス」(この武器自体が通販で買った武器or両手持ち(ツーハンデッド)の意味がある)やゆきのの「剃刀鶴」などツッコミどころ満点の武器も多い。 学園に戻ってからは各部活の部室から武器を調達する辺りは「非常事態」として黙認されるのかもしれないが。 閉鎖空間で警察が悪魔にやられて壊滅し機能しなくなり(異変について知った後、南条・マークが別行動するが、真っ先に「警察署に銃を調達しに行く」のだから異変に順応している辺り恐ろしい)、武器と銃器を所持したまま街中で戦えるようになった(メガテンシリーズの伝統的装備スタイルではあるが)。 園村麻希の創り出した妄想の御影町では、コンビニが銃器を販売するというとんでもない状況になるが、これは当時コンビニでゲームソフトまで買えるようになった利便性を皮肉っているのだろう。 ・ペルソナ2 噂によって飲食店や露店が武器屋に変化する。その噂の元が店主のホラ話や酒の仕入れにかこつけて海外の射撃場で銃を撃つような隠れた趣味、興味本位で尾鰭の付いた話などというあたりが、当時のネットでネット上の情報の真贋を見極める力もなく、容易に出所不明の情報に惑わされる人々を皮肉っているようにも思える。 隠し持てるようなグラブ・ハンドガン・花・指弾用のコインなどはまだ理解できるとして、ギターケース型マシンガンなど隠し持つ事すら無理のある武器を持ち街中で戦うあたりは、「罪」では物語中盤で警察署がテロの標的となり炎上して機能せず、「罰」では刑事である周防克哉が同行しており、「超法規的事態」として武器の携帯も黙認していたという事情も背景にあるとはいえ、街が混沌と化していく姿を現しているかのようだ。 ・ペルソナ3 桐条家に協力する辰巳東交番勤務の巡査・黒沢が武器防具を販売している。また時価ネットたなかでも武器・防具・アクセサリーなど一般人はどう見ても使わないような物を平然と販売している。 武器の携帯自体は影時間になった時にタルタロスへ移動するため、悩まないのだが、「あまりにもアレな装備を身に付けた男子3人が影時間が過ぎた後、交番に補導され黒沢巡査に説教される」というアンソロジーのネタにされたこともあった。