くにのさぎり CV:服巻 浩司 *公式 [[堂島菜々子]]を誘拐しテレビの中に落とし、自身もテレビの世界に逃げ込んだ[[生田目太郎]]が、周囲の[[シャドウ]]を取り込み変異した異形の存在。 その姿は黒地に赤い縞模様で彩られた皮膚に、その毒々しい色に相対するような真っ白な患者衣を纏い、頭部に中心にアンテナが備え付けられた巨大な赤い歯車を嵌めた生田目そのもの。 半ば正常な自我を保てていないのか、その言動は平仮名で一方的な救済を行おうとする言葉をまくしたてるのみであった。 作中で詳しい説明はされてはいないものの、恐らくは彼も[[アメノサギリ]]同様に[[イザナミ]]の産み落とせし仮の姿の一つであると推測される。 安定して[[イザナギ]]というペルソナを発動した[[主人公]]と異なり、与えられた力が真っ当なペルソナとしての形態をなさず、そのまま怪物と化してしまったのは生田目自身の精神の未熟さ故だろうか。 一方で、生田目と同じようにシャドウを取り込み異形に変じた際に、意識を完全に[[アメノサギリ]]に乗っ取られた[[足立透]]と異なり、混濁してしまってるとはいえ意識が生田目自身の執着の方に寄っていることは、生田目の「犠牲者を救いたい」という想い、執念がクニノサギリを逆に侵食してしまうほど強いものだったとも言える。 ともかく、色々とイレギュラーな存在であることは間違いない。 戦闘においては、多数の変則的かつ凶悪なスキルを用いてこちらを苦しめてくる強敵。 属性攻撃スキルを一通り使いこなしてくるうえ、ある程度ダメージを与えると「敵味方を問わず、火炎・氷結・電撃・疾風の四属性のうち一つの属性攻撃の威力を大幅に引き上げ、残りの属性の攻撃の威力を激減させる」という特殊スキル『クアドコンバージ』を使用してくる。 更にダメージが重なると、主人公を除くパーティメンバーを一時的に自らの支配下に置く『あやつる』や、万能全体攻撃スキル『揺ぎ無き正義』を連発してくる。 クアドコンバージの影響下におけるクニノサギリの属性スキルは、順調にレベルを上げてきたパーティすら一撃で壊滅状態にしかねない威力を発揮するが、こちらの属性スキルの威力も上昇しているため、上手く利用すれば一気に畳みかけることが出来る。 また、味方全体に魔法反射バリアを付けておくと、クニノサギリがマハ~ダインを使った場合一瞬で体力を半分以上奪うことも夢ではない。 あやつるはHPの減少度に応じて一人、主人公を除くパーティ全員と、操る範囲が変わる。 時折仲間が攻撃をためらって何もしないことがあるものの、基本的には覚えているスキルをそのまま使ってくるため仲間のレベルを上げ過ぎているとそのまま戦闘不能にされかねない為、注意と対策が必要である。 *アニメ版 菜々子を救出する前に変身。この時に菜々子は大量のシャドウに巻き込まれ、肉体へのダメージがより強調される展開となっている。 そして菜々子を片手でつまんだままで戦闘となり、ピースサインは片方だけとなる。 さらに戦闘では誰もが恐れていた「主人公が操られる」という事態が発生。鳴上悠はペルソナチェンジで仲間を圧倒し、完二に「敵に回るとここまで厄介なのか」と言わしめた。そりゃそうだ。 「あやつる」はあくまで肉体の支配だけらしく、悠はこれに逆らい歯車を破壊。菜々子を救出するが今度は仲間が操られ、何故か全ペルソナが協力してメギドラオンを放とうとする。そして悠はペルソナを召喚しようとするが歯車の熱で手が焼け、手が動かせなくなってしまう。 しかし、その時・・・・・! ゲーム版と比べるとちょっと「ウル●ラマン呼べ」と言いたい程のサイズに見えるが、ゲーム版は人物が5等身ぐらいなので本当はこのくらいのサイズなのかも知れない。 悠のペルソナの名前を呟いた。 *非公式 &bold(){まさかのラスボスがパンチラキャラ}(本作は「倒すとストーリーが終わる」という意味でのラスボスが都合3体いる)。 だってさー。オッサンがさー。浮いた状態でスカートばっさばっささせてダブルピースしてるんだよ?考え方によってはトラウマになりそう。ということでファンの間やアンソロジーでは「パンチラ、パンチラ」と散々ネタにされている。 目もカメレオンのように左右別々にぐるぐる動いているので、ネット上では&bold(){「アヘ顔パンチラwピース」}などと言われているのも確認できる。 以上のように外見がいろんな意味でヤバい事と、菜々子を誘拐した生田目が変身(?)した姿ということから快く思っていないプレイヤーは少なくない。 しかし一番の問題は、パンチラとか言われながらよく見ていると、スカートの下はパンツどころか&bold(){はいてない}という点であることは疑いようがない。