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黒神創世 - (2012/11/25 (日) 18:31:43) のソース

くろがみそうせい

*公式
本作「ペルソナ4」および「ペルソナ3」の世界観を下敷きとし、[[自称特別捜査隊]]メンバー・[[白鐘直斗]]を[[主人公]]に据えて「ペルソナ4」の物語開始から2年後の物語を描いたライトノベル「ペルソナ×探偵NAOTO」の登場人物。
物語において直斗が警察より依頼された「八意(やごころ)高校生連続失踪事件」の捜査に際して、彼女のパートナーとして行動を共にすることとなる。

外見は二十歳前後の黒髪の大柄な男性だが、厳密に言うと彼は人間ではない。
正式名称は、「 &bold(){ナンバーR零式コードネーム『GENESIS(ジェネシス』}) 」。
その正体は、過去に[[シャドウ]]や[[ペルソナ]]の研究を行っていた桐条グループがかつての研究施設爆発事故によって一時途絶していた「対シャドウ特別制圧兵装」計画の後継機体として開発した「機械仕掛けの青年」であり、「ペルソナ4~ジ・アルティメット・イン・マヨナカアリーナ~」に登場する[[ラビリス]]や[[アイギス]]の「弟」に当たる存在である。
八意警察には、「凶悪犯罪に対抗するための戦力」という体裁の下、桐条グループの研究員ともども「出向」という形で配属されている。

過去の対シャドウ特別制圧兵装よろしく、身体能力は人間のそれを大きく上回り、更にはフルカウルのスーパースポーツ[[バイク]]に「変形」する機能を有している。
しかし、シャドウとの戦闘において「要」とも言うべきペルソナ能力に覚醒できなかったため、開発当初は欠陥品扱いされていた。
その後、様々な紆余曲折を経てペルソナ能力に覚醒するものの、ペルソナ・[[ツクヨミ]]は「非戦闘の情報収集型」であるため「対シャドウ戦には不適格」の烙印を押され、不採用となる。
しかし、管理者の死亡やグループ当主の急逝(P3劇中における[[桐条武治>http://www16.atwiki.jp/kwskp3/pages/61.html]]の死去)などの混乱に紛れ、凍結を免れている。

開発年月で見れば最も後発に当たるものの、こと稼働年月だけ見れば前述のアイギスを遥かに上回り、日常会話ひとつ取って見ても何ら人間のそれと大差が無い。
性格は直情的かつ傲岸不遜で、言葉づかいは荒く、細かいことは気にしない……好意的に解釈すれば「豪快」とも取れる人物だが、もっと単純に言えば&bold(){「バカ」の二文字で説明が完了する}。
無神経極まりない行動(言動ではない)を取ることも多々あり、それが直斗の「頭痛のタネ」となることもしばしばある。

現在の管理者であり保護者である黄楊鉄馬(つげ てつま)の事も「ジジイ」と呼んで口論が絶えないが、一方で直情的ゆえ情に篤く、信用した相手には全面の信頼を寄せ、黄楊との口論も彼らなりのコミュニケーションとなっている。
ほかに同居する家族として「&bold(){黒神愛(くろがみ あい)}」という後継機の女性型ロボットがおり、兄妹と認め合って大事にしている一方、精神的に幼い彼女に手も焼いている。
愛もバイクに変形する機能を持つが、彼女は創世よりも小型のためスクーターである。また、彼女は戦闘型のペルソナが発現しているようで、基本的に日中は別任務で行動している。

『クール×直情、人間×機械、白×黒。何もかも正反対の凸凹コンビ』の煽り文句通り直斗とは全てが正反対であり、直斗の相棒役として直斗と対の存在になるようキャラ作りされている。
作中では、当初は価値観の違いや粗暴な態度から直斗と衝突を繰り返すが、次第にお互いを信頼できるパートナーとして認め合うようになっていく。

*ペルソナ
-[[ツクヨミ]]