アットウィキロゴ

1-840

840 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/12/05(土) 07:17:13 ID:61lLr8mi
池田「…………はぁ」
小池2「なんか姉ちゃん元気ないし」
小池1「最近溜め息ばっか付いてるし」
小池3「こんな時は京ちゃんに来てもらうし!さっそく電話だし!」
池田「!! やめろし!!」
小池3「ひっ!?」
小池1「ね、姉ちゃん?」
池田「あ、ご、ごめんだし。……でももうあの人に電話したりするのはやめるし」
小池2「えー!なんでだし!」
小池1「また京太郎と遊びたいし!」
小池3「あ~、さては華菜、京ちゃんにフラれたんだし!だから最近元気ないんだし!」
池田「!!! …………グスッ」
小池2「……え?」
小池3「ま、まさか……本当に……?」
池田「……な、何言ってるし!そもそも私はあの人のことなんてなんとも思ってなかったし!子供が変な勘ぐりするんじゃないし!」
小池1「で、でも姉ちゃん、京太郎と話してるとき、すっごいいい笑顔になってたし!」
小池3「そうだし!華菜は京ちゃんのこと好きだったはずだし!それに京ちゃんだって……」
池田「うるさいし!!もう終わったことだし!!お前らさっさと寝ろし!!」
小池2「ね、姉ちゃん……」
池田「あ……ごめんだし。……少し1人にしてほしいし」
小池3「……分かったし。みんな、もう寝るし」
小池1「うん……」











池田「……そんなの……チビどもに言われなくても分かってるし……でも……迷惑だって……ウザいって……思われたし……もう……ダメだし……」








京「はぁ……」
優「お~い!犬~!」
京「…………」
優「お~い!」
京「……はぁ」
優「む~!おりゃ!」

  ドムッ!

京「おわっ!?ゆ、優希?いきなり抱きついてくんじゃねーよ!」
優「いきなりじゃないじぇ!何度も呼んでるのに無視するそっちが悪いんだじぇ!」
京「あ、え?あ、わ、悪い。何か用か?」
優「ふぅ~。京太郎、最近元気ないじぇ。何かあったのか?」
京「……別に、なにもねぇよ」
優「嘘だじぇ」
京「う、嘘なんか言ってねーよ!」
優「ふむふむ……察するに……恋愛関係だじぇ!」
京「な!?」
優「ふふふ、ここは一つ私に相談してみるじぇ」
京「おいおい、優希に恋愛相談なんて有り得ねーだろ?」
優「な~に言ってるじぇ!これでも中学時代は『キューピット優ちゃん』と呼ばれてたんだじぇ!私の手によって成立したカップルは100組以上。数々の修羅場を治めてきたんだじぇ!」
京「修羅場って……お前こそ嘘ついてんじゃねーよ」
優「むき~!ホントなんだじぇ!……まぁそれは置いといて。お前のことが心配なんだじぇ。京太郎」
京「い、いきなりなんだよ。お前らしくない」
優「まぁまぁ。人に話して楽になるってこともあるんだじぇ!」
京「……ふぅ。分かったよ。実はな……」


優「…………」
京「ってわけなんだよ。どーよ、須賀京太郎の嫌われっぷりは。笑えるだろ?」
優「……その伝言っていうのは咲ちゃんが受けたんだじぇ?」
京「あ、あぁ、そうだけど……」
優「ふーん……まず最初に。京太郎はその池田って人のことをどう思ってるんだじぇ?」
京「ど、どうって……ただの友達……」
優「ホントに?」
京「……好き……なんだと思う。だから迷惑だって言われたことが……辛くて……」
優「もう1回ちゃんと話してみるべきだと思うじぇ」
京「でも……迷惑だって……」
優「何言ってるじぇ!男だったら当たって砕けろ!自分の気持ちを伝えもしないで何をウジウジしてるんだじぇ!」
京「無責任なこと言ってんじゃねーよ……」
優「……大丈夫だじぇ。きっと何か誤解があったんだじぇ!それにもしホントに迷惑がられたとしても、その時は私が慰めてやるじぇ!」
京「…………」
優「ここで動かなかったら、きっと一生後悔するじぇ!立て!立つんだじぇ!京太郎!」
京「……そう……だな。そうだよな。うん、もう1回話してみるよ!」
優「その意気だじぇ!ほら、そうと決まったらさっさと行くじぇ!」
京「わ、分かったから押すなよ!…………優希」
優「なんだじぇ?」
京「その、なんだ。えっと……ありがとう。さすがキューピット優ちゃんだな」
優「だから言ったんだじぇ!」
京「ははっ!じゃあ行ってくる!」

  バタン!

優「……あ~あ、何やってんだじぇ私。敵に塩を送るようなことやって。でも……やっぱり好きな人には笑っててほしいんだじぇ」
優「さてと……」



~一方その頃~

池田「はぁ……」
美穂子「華菜?」
池田「…………」
美穂子「……えい!」

   ギュッ!

池田「ふぁ!?キャ、キャプテン!?」
美穂子「ふふ、華菜。また溜め息ついてる。何か悩み事?」
池田「あ、いや……その……」
美穂子「……この前とは違うみたいね」
池田「へ!?」
美穂子「この前のあなたは溜め息をついていてもどこか楽しそうな顔をしていたわ。でも今はとても辛そう」
池田「あぅ……」
美穂子「今度はあなたの力になれると思うな。……話してくれない?」
池田「うぅ……キャ、キャプテ~ン!」グスッ


美穂子「…………」
池田「と、言うわけなんです……」
美穂子「……そっか。華菜にも好きな人ができたのね」
池田「うぇ!?や、ややや、別にそんな、好きとかじゃ……」
美穂子「違うの?」
池田「いやその……う~……す、好き……なんだと思います///」
美穂子「それは彼に迷惑だって言われた後も変わらないの?」
池田「それは…………はい。でもいいんです。あの人が迷惑だって言うなら、もう……」
美穂子「華菜!」
池田「は、はい!?」
美穂子「あなた、言ってたわよね?ウザさなら負けないって。自分は図々しいって」
池田「あ……」
美穂子「その須賀君って人に1回言われただけで、迷惑だって言われた理由も聞かずに諦めちゃうの?」
池田「……」
美穂子「それに須賀君にまだ自分の気持ちを言ってないんでしょ?ウザさで負けないって言うなら、嫌がられても側にいるくらいしなくちゃ図々しいとは言えないんじゃないかしら?」
池田「…………」

池田「……んにゃぁあぁあぁーーー!!」
美穂子「か、華菜!?」
池田「キャプテン!今日の部活、早退けしていいですか!?」
美穂子「ふふっ、分かったわ。コーチには上手く言っとくから安心して」
池田「ありがとうございます!……そうだし、華菜ちゃんはずーずーしいから、これくらいじゃ諦めないし!」
美穂子「華菜、頑張ってね」
池田「はい!やれるだけやって、あの人が呆れるくらい付き纏ってやるし!」
美穂子「……あ、あんまりやりすぎないようにね(汗」
池田「……キャプテン、ありがとうございました。キャプテンがいてくれて良かった」
美穂子「いいのよ。私だって、あなたがいてくれるおかげで頑張れるんだから」
池田「では、池田華菜!行って参ります!」
美穂子「行ってらっしゃい」

   ばたーん!

美穂子「……と、言う訳で華菜は早退けするそうですよ、コーチ」
貴子「ふん。最近不抜けていると思ったら、色恋に現を抜かすとは。明日からもっとシゴイてやる」
美穂子「いいじゃないですか。コーチだって心配してたんでしょ?」
貴子「……知らん!」
美穂子「それにしても……宮永咲さん……ですか……」




タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年10月28日 19:49
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。