さまようカッス (著)東野峻

さまようカッス (著)東野峻  

──────自分は大正義巨人軍に拉致され改造された。
ある日、岩瀬から受けたデッドボールにより、巨人小笠原は全てを思い出してしまう。
「平穏な日々を奪ったやつらは許さない…」記憶を取り戻すも、かつての罪を憎んで人を憎まなかった聖人ガッツ小笠原の姿はなかった…。
試合中に原を襲撃するも未遂に終わり、巨人小笠原は逃亡。失敗に終わり指名手配されるも、大正義巨人軍の悪事が露出することになる。
世間の考えは賛否が大きく分かれ、警察内部でも巨人小笠原に対する同情論が沸き起こり、「聖人による復讐」としてマスコミも大きく取り上げる。
逃亡生活となった巨人小笠原は北海道のペンション『KKAK』に偽名で宿泊、そこでペンションのマスター(マスターペンション)二岡と出会う。
二岡は一目で巨人小笠原に気付くが、警察への通報を躊躇し協力を申し出る。
僕も大正義巨人軍には恨みがありましてね──────奇しくもそれは、大正義巨人軍が日本シリーズで札幌入りした時のことだった。
巨人小笠原に裁く権利はあるのか? 社会を巻き込んだ人々の心を揺さぶる復讐行の結末は!? 事件は衝撃の結末に向けて、加速していく…。

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最終更新:2012年05月02日 21:09
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