「私にも彼氏ができたんだ///なんだか信じられないな…ね、男君?」
「うん…てかさすがに口に出して言われると恥ずかしいよ。つかさ。」
「えへへっ///だって嬉しいんだもん!」
男君とは、この前学食でみんなで食べたときに出会いました。
私の前で味噌ラーメンがなくなっちゃって、私がしょげていると、男君が自分の味噌ラーメンと私が買ったカレーを交換してくれました。
その時のことが忘れられなくて、私は勇気を出してお姉ちゃんのクラスの男君をデートに誘ったんです。
それからなんとなく男君は、私たちと一緒に食べるようになりました。
「ホントはつかさと二人だけで一緒に食べたいけどさ…」
「ふえ…?」
「えと…あのさ……好きです…その…俺と付き合って下さい。」
「あああああああの…あああわたしその……。」
「……ダメ?」
「………よ…よろしくお願いします…///」
こうして私たちは付き合い始めました。
今は私が男君のお弁当を作っています。
「いいの?みんなで一緒にご飯で。」
「うん、つかさのこと好きだけど、俺のわがままでつかさが友達と一緒にご飯食べたりしなくなるのは嫌だな。」
こなちゃん、お姉ちゃん、ゆきちゃん、そして男君の五人で一緒に食べるのが定番になりました。
私は今すっごく幸せです!
「かがみさん、そう言えば文化祭の出し物の希望アンケート結果まとめた?」
「いけない!まだだったわ!」
「…て言うと思って、集計出しといたよ。」
「ごめんなさい…」
「いやさっきの公民、ヒマだったから暇潰しに内職したんだよ。気にしないでいいよ。」
男君は、お姉ちゃんと同じクラス委員です。
私に最初に声掛けてくれたのも、お姉ちゃんと双子だって事をお姉ちゃんに聞いたからだそうです。
「…ところでさ、男はパソゲーとかに興味ある方かな?」
「うーん、資料をまとめたりはパソコンでやったりするけどゲームはしないかな。泉さんはするの?」
「おう!男が興味あるなら今日にでも貸してあげようではないか!!」
「はは、じゃあ今は文化祭の準備で忙しいから、終わった頼もうかな?」
「うわーすごい社交辞令ー」
男君は誰にでも人当たりが良くて、誰からも好かれます。
そんな男君が私を好きになってくれたことがうれしい!
…でもちょっとヤキモチ妬いちゃいそうになる時もあります。
「こんにちは。」
「あっ男君、いらっしゃいませっ!」
「お…おじゃまします。」
「わ、私の部屋二階だから、行こっ?」
「うん。つかさの家、大きいんだね。」
「家族が多いからだよー」
男君が私の家に遊びに来ました。
「…へーあれがつかさの彼氏かー」
「ふふ…青春ねー」
「………あのドアの隙間から覗いてるの、お姉さん達?」
「…うん…ごめんなさい…」
「優しそうなお姉さんたちだね。」
ガチャ。
「あ、かがみさん。」
「よ、男。」
「おねーちゃんまで覗きに来たのー?!」
「違うわよ。男に委員会の用事よ。」
「ん?何?」
「文化祭のポスター作ったから、男にチェックしてもらおうと思って。」
「………うん、いいんじゃない?」
「良かった!…それとこれ、二人で食べて。」
「ん?シフォンケーキ?」
「集計やってくれたお礼よ。」
「…そっか。ありがと、かがみさん。」
「…うん。」
お姉ちゃんの作ってくれたケーキを男君と食べました。
『お姉ちゃん、こんなの作れるんだ…』
文化祭当日。今日は男君と一緒にいろんなクラス周りたいなー。
…でも男君は委員会の仕事で忙しいみたいです。
仕方ないから、こなちゃんと二人で散策です。
「おや、つかさの愛しの彼は?」
「うー……委員会。」
「そっか、だからかがみんもみゆきさんも居ないのかー」
「せっかくだから二人で色々見よっ?」
「うむ。」
三年生のクラスの出し物を見に行きました。
『3年A組 冥土喫茶』
「なぬっ!」
「こっこなちゃん、アレ行くの?」
「つかさ、社会勉強、していこうよ。」
「えっ?ちょっ、こなちゃん?」
「良いではないか。」
「アッーーー」
…
「こなちゃん…私帰る…。」
「うん、聖地に比べてレベルが低すぎるな。」
「どんだけー」
こなちゃんは『パソコン室行くよー』と言うので私は一人で見て歩く事にしました。
「あれ?ここは…」
『実行委員本部』
「本部って事は、ここに男君いるかも…」
ドアを開けようとすると、中から声がしました。
「男…ダメなの?」
「ダメだよ。もう終わりにしようって言ったよ。」
「この前だって…私…!!」
『え?え?…お姉ちゃん、男君と何の話してるの?』
「…シフォンケーキ、美味しかった?」
「………うん。」
「…私料理苦手なのに、男が好きだっていうから一生懸命作り方覚えたんだよ?!」
「…うん。」
『あれ?』
「…なんでつかさなのよ。…当てつけ?」
「違うよ。」
「…ずっと一緒に居ようって約束したのに…」
「…」
『あれあれ?』
「かがみ、俺さ……わっ!!」
「男…」
「ダメだよ…抱きついちゃ…」
「…ヤダ。」
「誰か来たらどうするの?」
「いいよ…別に…。」
「ダメだって。」
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「つっ…つかさっ!!!」
「つかさ!!違うよ!勘違いだ。俺は…」
「お と こ く ん は だ ま っ て て ! ! ! ! ! !」
「………。」
「おねーちゃん、何で男君に抱きついてるの?…それは私の役目だよ?」
「…つかさの役目?ふふっ…違うわよ。これは私の役目だったのよ。」
「なに…言ってるの?意味…分からない。」
「男はね…私のものだったの。一年生の時からずっと。」
「かがみ、お前とはもう別r」
「お と こ は だ ま っ て て よ ! ! ! ! ! !」
「………。」
「…男君…ウソだよね?」
「前にかがみと付き合ってたのは本当だよ。でも今はm」
「今だって私は男が好きだから!!」
「………ははは……はははは…」
私は涙があふれて、目の前が真っ暗になりました。
…男君の事大好きだったのに…。
「ほら、つかさ笑ってるし、もう行こう、男。」
「ちょっ…そんな強く引っ張るな!つかさを残して行くなんて…イテテテ!」
「早く来てよ!!」
誰も居ない実行委員本部室で私はうずくまってました。
『そっかー…前おねーちゃんが私にシフォンケーキの作り方聞いてきたのは、そう言うことだったんだー』
遠くから文化祭の楽しそうな声が聞こえてきます。
『男君はずっとおねーちゃんと付き合ってたんだね』
涙が止まりません。
『私よりおねーちゃんのが好きなのかな?』
その時、男君の言葉が頭に浮かびました。
『えと…あのさ……好きです…その…俺と付き合って下さい。』
男君…
…あ…
……そっか…
…分かっちゃった。
男君……
…おねーちゃんにムリヤリ付き合わされてたんだ…。
「なんだなんだ…そっかそっか♪」
「待ってて男君。」
「男君を解放してあげるからね。」
「あっつかさー」
「こなちゃん、おねーちゃん見なかった?」
「私ずっとパソコン室に居たから知らない。」
「そっかー。バイバーイ」
「あれ?行っちゃった。」
「ゆきちゃーん!」
「あっ、つかささん。文化祭楽しんでますか。」
「うーん。これからもっと楽しくするの。」
「はい?」
「ところでさーおねーちゃん見なかった?」
「かがみさんなら男さんと屋上に向かいましたよ。たぶん文化祭ポスターのt」
「ありがとー!バイバーイ!!」
「つかささん…?」
屋上
「かがみ、よく聞いてくれ。」
「なによ…。」
「俺達はもう別れたんだ。」
「イヤ。」
「…確かに俺も悪かった…。」
「…」
「でもな、つかさを傷つけるのはやめてほしいな。」
「…」
「前話しあったとき決めたじゃないか。お互いの道を歩こうって。」
「……うん。」
「…これからはさ、また友達として仲良くしよう。」
「………うん……ごめんなさい……。」
「つかさは妹なんだからさ、仲良くしなきゃダメだよ。」
「…うん。」
「………じゃあさ、俺、仕事戻るよ。」
「あ……私も…」
「いいよ。俺一人でやってるからさ、かがみはもう少し休んでな。」
「………うん。…ありがと。」
男は階段を下りて行く。
ガチャ
「おねーちゃん。」
「………つかさ。」
「あれ?男君は?」
「仕事行ったよ。」
「……男君は?」
「だから仕g」
「おとこくんは?」
「………つかさ……さっきはごめんね。」
「何が?」
「男のk」
「男君を洗脳したこと?」
「洗脳って…」
「嫌がる男君を無理やり誘ったんでしょ?」
「ちが…ちょっとつかさ…ナイフ危ないからしまいなさい!」
「ダメだよ?男君は私が守るから。」
「ちょっと…ナイフ持ってこっち来ないでよ…」
「二人の障害は二人で取り除くの。」
「こ…来ないで…」
ズブ…。
「!…ぁぁ…」
ザシュ
「やめて!!つかさ!!痛い…痛い…!!」
「うるさいよ。」
ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!
「あははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!」
「…おねーちゃんの×××うにょーん!!あはははははははははははっ!!!」
最終更新:2008年06月29日 02:30