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誰も知らないほんとの私。


家族も


友達も




双子の姉妹も




みーんな知らない。


「ほらつかさ、行くわよ」
「ま、待ってお姉ちゃ・・・!」


いつもと同じ朝。


「おっはよーおふたりさん。」


いつもと同じ風景。



「おはようございます、かがみさん、つかささん。」


いつもと同じ私・・・・




「おっす、柊姉妹!」







いつもの同じ、はずだった。


「おとk
「男ー!」
「おう、こなた。」
「昨日は残念だったねぇニヤニヤ」
「何がだ?」
「男が落ちた後、シークレット祭りがあったのだよ!」
「なに!?くそっ眠気さえなければ・・・っ」
「ふっふっふ。抜かりない、私が男の分もキープしておいたよ。」
「流石こなた!いやっこなた様!!」
「うむ、くるしゅーないっ」


―――またネトゲの話しかぁ・・・いいなぁ、共通の趣味って。



「おt
「おはようございます、男さん」
「あ、みゆきさん。昨日はさんきゅーな」
「いいえ。ちゃんと伝わったか心配で・・。」
「あー・・・実はいまいちだったり・・・」
「申し訳ありません、電話で勉強を見たことはなかったもので、」
「いやっみゆきさんが悪いんじゃないよ!悪いのは俺の頭だし!!」
「そんなことはないですよ。そう、今日の放課後なら時間が取れるので直接教

えてさしあげられますが・・・」
「まじ?みゆきさんがよければ是非!」
「では、放課後に図書室で。」



―――図書室で・・ふたりきりで勉強・・・か・・・


アノコのことは名前で呼ぶのに

どうして私のことは「柊姉妹」なのかな?


私だって、名前で呼んで欲しいのに。

大好きな貴方に。


貴方のワタシ。


ワタシの貴方。


ワタシだけの、貴方。



人のものを盗ろうとするコは、悪いコ。


悪いコは、いらない。



そうだ、いらないモノは、ちゃーんと処分しなきゃ。














ね?



Pipipi...


「あら、メール・・」

「んぅ?相談なんてめずらしいなぁ。」






「ひぃあ~寒い寒いっ。さて、公園に呼び出して相談なんて・・・何かあった?」
「、うん・・・実は・・・・」




「お待たせしてしまい申し訳ありません」
「ううん、大丈夫。私こそ、わざわざ来てもらっちゃってごめんね。」
「いいえ。それで、私に相談というのは・・」
「ん、あのね・・・・・」









よし。おーわり。


「・・・柊、」
「男くん・・・」
「男・・おはよ・・・。」

「その・・・あんまり落ち込むな・・って、無理だよな・・・」






















「こなたとみゆきさんが、通り魔にやられちまったなんて・・・。」


「、ん・・・」

――――おっかしいなぁ。



「どうして・・なんでこなちゃんとゆきちゃんが・・・っ」

――――イラナイ子は一人だと思ってたんだけど。




「「・・・・・っ」」


――――私、一人しか捨ててないのになぁ。







「二人とも同じ公園で・・・・みゆきさんは柊姉と、こなたは柊妹と会った後に、だったらしいな・・・」


――――・・・・・。



「事情聴取で、変な疑いかけられなくてよかったぜ。」



――――・・・あぁそっか。


――――そういうコトだったんだねぇ。



「・・・・ひいらぎ?」



「「なぁに?」」



「あ・・いや・・・・なんでもない・・・じゃあ、俺教室戻るな・・・。」





「・・・つかさ、ちょっと話したいんだけど。」

「うん、私もお姉ちゃんに聞きたい事があるの。」


「「屋上で。」」


――――ドンッ

キャァアアアアッ





「?・・・・なっ、柊・・!?」







教室の窓から見下ろした男の目に映ったのは





抱き合うように倒れていた"柊姉妹"だった。

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最終更新:2008年07月02日 21:33