私が最後に思い浮かべた顔は…泉さん、かがみさん、つかささんの顔。
…私はもう間違えない。
皆さんと一緒に過ごせる未来のために。
…大切な友達を守るために…
…
…
ゆかり「みゆきー」
遠くから私を呼んでいる声がします。
ゆかり「みゆき?今日はお友達と映画行くんじゃなかったの?」
みゆき「はっ!!」
そうでした。今日は皆さんと海賊さんの映画に行く日。すっかり忘れてました。
急いでベットから出て支度をします。
ゆかり「やっぱりお母さんも行きたいなぁー」
駄々をこねるお母さん。
まったくもう、お母さんはいつまで経っても子供みたいなんだから。
なんとか時間ぎりぎりに待ち合わせの糟日部駅に着きました。
駅にはかがみさんとつかささんの姿が。
みゆき「お待たせしました。」
つかさ「おはよー!ゆきちゃん。」
かがみ「おはよ。お待たせしてるのはこなたよ。」
15分ほど遅れてやってくるこなたさん。
こなた「いやいや、遅れてごめん。ちょっとリンゴォ・ロードアゲインに足止めを食らっててさあ。」
かがみ「ウソつけ!てか意味分かんないし!!」
こなた「いやあ女だから許してもらえたようなもんだよ。」
つかさ「?」
いつもと変わらないその会話が、なんだかとても貴重なものに思えました。
こうやって友達と一緒にごく普通の高校生活を送る…。
もしかしたらそれは、ものすごく贅沢なことなんじゃないでしょうか?
かがみ「みゆき、こなた、行こう?」
みゆき「あ、はい!」
ふと気付くと、こなたさんも遅れていました。
みゆき「こなたさん?どうしたんですか?」
こなた「…今の人…」
みゆき「え?どの人ですか?」
こなた「………んー…なんでもない。行こう、みゆきさん。」
みゆき「はい。」
私はこなたさんと並んで少し早足で歩き出します。
すぐにかがみさんたちに追いつきました。
つかさ「ゴールデンウイークももう終わりだねー。」
かがみ「そうね、終わったらすぐ中間よね。」
こなた「うあ…今は忘れようよ、かがみん。」
かがみ「あんたは特に覚えてなきゃダメなんじゃないの?」
みゆき「うふふふ。」
【 ENDING1 Another side 】
最終更新:2008年11月14日 21:40