放課後の自習室でうたた寝をしていると、目を覚ました時に体育館の倉庫にいる確率とはどれくらいなのだろうか?
きっとザクがガンダムに白兵戦で勝つよりも低いだろう。
埃を被ったマット寝かされ、手と足には縄跳びがぐるぐる巻きにされている。芋虫ってけっこう大変だな。
俺は男。
十七の高校生。
友達は.....多分、多い方。
趣味はアニメ鑑賞とガンプラ作り。
大丈夫、頭と記憶に異常はない。
問題は明らかに拉致されているこの状況だ。
腕は後ろに回され肘から拘束されていて、足も同様に膝から先の自由が利かない。
「てか、もしかしてこれは放置プレイなのか!?おい、誰もいないのか!!?」
声の出る限り、精一杯の大きさで叫ぶ。
...返事はない、だれもいないようだ。
「嘘だと言ってよ!バーニィィィィイイイ!!」
そんな断末魔が功を奏したのか、倉庫の重いドアがゆっくりスライドした。
「ご、ごめんね。ジュース買いに行ってたら遅くなっちゃった」
控えめな謝辞を告げ、俺の横に立ったのは、よく教室で見掛ける女子だった。
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「なんで、こんな事.....したんだ?」
芋虫宜しく俺は何とか顔を見ようともぞもぞと不細工に動き回った。
「えっと、ごめんね。私もここまでしたくないんだけど.....」
ジュースを跳び箱の上に置くと柊は寂しそうに俺の方を向いた。
「こうでもしないと、男君わたしと話してくれないと思ったから。私.....地味で、奥手だから」
奥手っていうけど、すごいアグレッシブな行動に出たな今回は。
「.....早く解け、誰にも言わないでやるから」
「ごめんね.....ごめんね」
何回もごめんごめんと言わなくてもいいんだ、早く解け。
柊は芋虫状態の俺を少し引きずって、背中から抱きしめる。
「お、おい!」
「ごめんね.....、んっ、すぐ、終わるからっ!」
いきなり抱きしめやがって、びびったぜ。
ん?なんか背中辺りが湿って.....こ、コイツ!まさか【検閲により削除】してやがるのか!?
「んっ!」
一度身体を震わして、柊はぎゅっとさっきよりも強く抱きしめる。
「えへへ、スゴイやぁ~、んっ」
へ、変態だー!!
おれをおかずにしやがった!すごい、全然嬉しくない!不思議!
「も、もう一回」
ここからが本当の地獄だ。
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「んっ」
「.....おい」
「ふぅ.....な、何?」
「な、何?じゃねぇよ、何回してんだよ」
「ご、ごめん」
なんか、色々と大事なものを汚された気がする。
「.....もういいから、解いて。お願い」
「あ、あのね」
涎を垂らしながら顔を近づけるな、弄ってた手で触んな。
「あ、汗舐めてもい、いいかな」
「.....」
「.....ダメかな?」
「は?汗って?」
「あの、運動した後とかに出る」
へ、へ、変態だーーー!!
地獄ってレベルじゃねぇぞ!
「お、お願い!最後だから!!」
懇願すんなよ、そんなことを。
「.....終わったら絶対、解けよ」
どうせ、拒否ってもするんだから、おとなしく承諾しておく。
「あ、ありがとう!じ、じゃあ、いたたきます」
そう言って柊は俺の前髪を押し上げ、額を舐め始めた。
これって、愛撫だよな.....、多分。
一応さっきの柊の【検閲により削除】の時から愚息は反応していたけど、これには、ちょっとおじさん困っちゃうなあ。
「んっ!」
また昇天しやがった。どんだけだよ。
「もう....いいだろ、ほどけよ」
「ペロペロ.....」
む、無視された。
それから俺の顔が少しふやけるまで柊は俺の顔を舐め続けた。
アンパンマン、確かに力が出ないな。
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「んっ!ふぅ.....ご馳走様でしたぁ」
夕日がぼやけて見える。これは涙か?それとも涎か?
「は、やく解け、力が、出ない」
父さん、レイプされました。しかも
「ごめんね、でもすごく美味しかったよ、男君の汗」
涎を垂らしまくる変態に。
「私ばっかじゃ悪いから男君も気持ちよくしてあげるね」
「お願い.....、もう勘弁して」
俺の願いは届かなかった。ズボンはずらされ、太ももまで下げられた。
愚息は変態の愛撫で宿主と逆にビンビンのカチコチ。
スカラを五回唱えた後、バイキルト、アストロンを唱えた状態になっていた。
「んっ!」
見ただけ昇天するとか、どんだけだよ。
「えへへ、えっと、ココかな?」
「ふぇ!?」
柊のベチョベチョに濡れた手が俺の菊の門の辺りを探っている。
「おい!なにを!!??」
「あ、ここ.....かな?」
柊の濡れた指が俺の菊の門に突っ込んできた。
「アッーーー!」
「キツイよ、男君力抜いて」
ベチョベチョが潤滑油になり、俺の城内を暴れまわった。
「らめぇ、らめなのぉ!」
ガンガンと突き上げる痛みと衝撃に愚息はなにを勘違いをしたか、脱出命令を下した。
「もぅぅぅうううううおおおおおお!!」
「うわっ!」
柊の驚きの声を最後に、俺は本日二度目の眠りに落ちた。
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「ん?」
起きた時には、縄跳びは解かれていた。
柊は俺を膝枕しながら安らかに眠っていた。
結構かわいいな、こいつ。
「おい」
「ん?あと五分だけーほんとにー」
「起きろ」
頬を抓ってやる。ちょっとした仕返しだ。
「イタタタ!あ、男君おはよう」
身体を起こすとケツが痛かった。切れてないよな?
「寝てる男君可愛かったよー、写真取っちゃた」
「誰にも言うなよ、俺も.....頑張って忘れるから。ん?写真?」
「うん、ほら!」
携帯の画像フォルダには男君と名付けられていて、何十枚も俺を柊が陵辱している写真が並んでいた。
「待ち受けどれがいい?」
「な、なにこれ?」
「男君フォルダ、えへへ」
ザ・ワールド!!
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俺とつかさは結局付き合うことになった。
ヒリヒリするケツを摩る俺に、柊.....つかさはやっと告白したのだ。
順序と方法はめちゃくちゃだが、携帯の待ち受けをつかさが俺の【検閲により削除】を舐めている画像や俺の顔面に【検閲により削除】をぶっかけている画像になるのを防ぐにはそれしかなかった。
「えへへ、男君」
「なんで小刻みに震えてるんだ?」
「ちょっと、今日は飛ばし過ぎちゃった」
「.....立てるか?」
「ごめん、先帰っていいよ」
「バカ、置いてけるか。ほら途中までおぶってやる」
「あ、ありがとう」
つかさをおぶり、立ち上がるとまた背中が濡れた。またか?
「ご、ごめんなっ、ヒク、さい、ごめんなさっ、ヒク、い」
こういうのを、ストックホルム症候群と言うのだろうか。俺は尻の痛みを我慢しておぶっていたつかさを赤ん坊をあやす様に少し揺らした。
腰が濡れた。
この変態め。
最終更新:2009年04月13日 00:07