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夏休みもあと一週間で終わる。
今日からすごいスケジュールを組まなければ第二次αがクリアできない。
まだキミ○スの星野さんルートも攻略してないし、てか第一図書委員設定とか愛佳とかぶるんだよな。
それと夏休み前に回ってきた対魔忍は誰に返せばいいんだ?
「男ー、夏休みの宿題終わった?(=ω=.)オヒサー」
「終わったぜ、歴史と現文と古文は問題文ほぼ読まずにだけど」
「それでいいから見せてよ、なんなら今から行くし(=ω=.)」
「いいけど、俺にストⅡで勝てたらな。ってかお前、家知ってるのか?」
メールを返して二分後、すぐにインターフォンが響く。
窓から玄関を見る。

(=ω=.)ノシ

マジかよ。


◇◇◇
「いやー快適ですなー(=ω=.)ウヒョ」
「本当にいきなり来るとはな」
「いやー、男客が来たって言うのにまさか玄関で十分も待たされるとは思いませんでしたよ(=ω=.)ニマニマ」
「男性には男性の準備がいるのだよ」
「ほほう(=ω=.)ニマニマ」
「ほら、早くキャラ選べよ」
「じゃあガイルで(=ω=.)ムフフ」
ふん、馬鹿め。初心者丸出しじゃないか。
ここはヴァルログだろ常考。
_____
______
You win! perfect!!
俺のバルログが三連敗だと?
しかも、階段、壁はめ、締めは本気勝負でだと・・・・・?
認めん!断じて認めん!!
「男、弱すぎ(=ω=.)ペッ」
「もう・・生きて・・・おれの・・・・・塵・・・」
「おーい、男?燃え尽きちゃってるよ、仕方ない宿題勝手に写させてもらうか(=ω=.)ヤレヤレ」


◇◇◇
「男さー(=ω=.)カキカキ」
「んー?」
「つかさとどこまでしたのー?(=ω=.)カリカリ」
コマンド入力を止め、問題を書き写している泉の方を見る。
泉も俺の視線に気付いたのか、手を止めて俺の方を見る。
「ど、ど、どういう意味だよ?」
「いや、ほら二人とは友達だし、私も気になるって(=ω=.)ムフー」
泉は俺が持ってきた麦茶を飲みながら、俺の方をジト目で捕らえ続けている。
「いやぁ?ほらまだ手を繋いだだけだよ?ほら、俺ケンタッキーフライドチキンだし?」
「かがみからの情報によると、夏休みにもう十回以上男とお出かけしてるって聞いたけど?(=ω=.)ニヤニヤ」
「・・・・・」
「・・・・・(=ω=.)」
空気が・・・死んだ・・。
「うわぁ、ケダモノだ(=ω=.)ヒクワァ」
「は!?ちょ、ちょっ、ちょっと待てよ!!」
「つかさの純潔を奪いやがった!お前は既に人間としての道を踏み外した(=ω=.)!!」
「いや!待てよ泉!!話し聞けって!」
「ああー、ゴメンよつかさーきっとコイツに無理やり・・・(=ω=.)オイタワシヤ」
「俺とつかさは彼氏彼女の事情なんだよ?有馬総一郎もビックリのラブラブなんだよ!!?だからお前やゆきのんが何を言おうとつかさと俺は彼氏彼女で!あって!」
「で、結局(=ω=.)?」
「俺はまだセックルはしていない!!」
「・・・・・(=ω=.)ウワァ」
「・・・・・」
……あっ、やっちまった。
「・・・・・男(=ω=.)タジタジ」
「泉、今の内緒な?」
「・・・・・(=ω=.)」
「な?」
「・・・・・うん、あの、さ、なんかゴメンネ(=ω=.)ソーリー」
「いや、うん、いいよ」
「・・・・・でもさ、もう付き合い始めて一ヶ月でしょ?(=ω=.)タシカ」
「ああ」
「普通ならさ。いや、私はスイーツ(笑)じゃないからよく知らないけどさ、そろそろ逝ってもいいんじゃね(=ω=.)ドーナノ?」
「・・・・・」
泉が最後に麦茶を一息に飲む。
俺はプレステの電源を切り、泉の方に向き直す。
「・・・・・なぁ、泉」
「ん(=ω=.)ドッタノ?」
「俺いつも思うんだ。つかさって、チョメチョメの事よく分かってんのかなぁ?」
「は?(=ω=.)what?」
「いや、だからさ。まだコウノトリが赤ちゃんを連れてくるとか思ってそうなんだよなぁ」
泉はそれを聞いて苦笑する。
「俺、馬鹿なこと言ってるよな」
「いや、その心配も分かるけどね(=ω=.)ウンウン」


◇◇◇
「というか、俺みたいな奴がつかさとやってもいいのかって話になる訳ですよ」
「いや、それこそ意味分かんないよ(=ω=.)」
「だってさ、もしもつかさが俺とは違う人を好きになったとしてだ、」
「だから、そこが間違ってるって(=ω=.)モー」
「は?」
「なんで男意外とか考えちゃうの?つかさはそんな薄情じゃないし、それに今は二人共両思いなんでしょ?(=ω=.)ヤレヤレ」
「そうだけどさ・・・・・」
「それともあの絶叫告白は嘘だったのかな?かな?(=ω=.)」
「嘘じゃない、嘘な訳がないだろ」
泉はシャーペンを器用に回しながら言う。
「その時だけは、じゃないよね?」
「ああ、今も変わらない。変わるわけが無い」
「じゃ、それでいいじゃん。ってかなにこのスイーツ(笑)な会話(=ω=.)ヤダヤダ」
「確かにwwww」
泉は回していたシャーペンをテーブルの上に放り、後ろに倒れた。
「あー、男が惚気話とか、引くわぁ。大体アタシとかそういうタイプじゃねーよ糞が(=ω=.)ペッ」
「うっせーwwww・・・・・ん?」
「マジで洒落になんないよ(=ω=.)ケッ」
「おい、泉」
「あん?んだよ(=ω=.)ヤンノカ?」
「なんでお前が俺の告白の内容知ってんだよ?」
「・・・・・」
「・・・・・アハッ(=ω=.)☆」


______
_______
「マジかよ」
「うむ、大マジである(=ω=.)」
聞くところによると、俺の告白の内容を全て聞かれていた様だ。
それも泉たちとはぐれたと思った、あの時から。
もうプライバシーとかの問題じゃない。
カーセックスぐらい丸見えだ。
「つ、つ、つかさ!!好きだ!!!!付き合ってくれ!(=ω=.)ウッハー」
「や、やめろー!!やめてくれ!!」
「うおおぉぉぉおおお!つくぁwwwwせdrftgyふじこlp!!!(=ω=.)」
「た、頼む、もうこれいじょうは!!」
「いやぁ、聞いてるほうが恥かしかったよ。っていうかどこのキングオブハート?(=ω=.)フィー」
「もう・・生きて・・・おれの・・・・・塵・・・」
「しまった、やりすぎた。男がまた廃人に(=ω=.)」
「あれ・・・こっちが彗星だっけか・・・?イヤ、違う、違うな。彗星はもっと、パァーって感じだもんな・・・」
俺が意気消沈する中、ベットの上にあった子機が鳴った。
「・・・・・熱いな、おーい誰かいませんかー?」
『あっ!男君』
このっ甘甘の声は!!
「つかさか!?」
『うん!男くんとちょっとお話したいなーって思って』
「HAHAHA!なんだよ改まって!」
『うん!あのね、私も宿題終わったから今度遊びに行こうと思って・・・・・、あれ?』
「うん?どした?」
『男君、今一人?』
いきなり子機の向こうのつかさの声が暗くなる。
「いや、泉が宿題写しに来てるけど?ってかよく分かったなつかさ」
『・・・・・』
「ん?おーい、もしもし?つかさ?」
『男君・・・・・今から行ってもいい?』
「えっ?あ?うん、別にいいけど」
「うん、すぐ行くから・・・・・」
そこで切れる。
「つかさなんて?」
「今から来るって」
「え?いま四時だよ?」
「だよなぁ」
俺は分からない理由を探りながら、子機を充電器に戻した。

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最終更新:2009年05月25日 17:16