男「で、今日も学校終わって、つかさに監視されて、ネトゲに繋いでみたわけだが。こなたはどこだ?」
(=ω=.メ)『やっと見つけたwwwwwwwwww』
男「うわっ。ごめんなさいっ。俺、友達と待ち合わせしてるんですっ」
(=ω=.メ)『アホスwwwwwwwww気付いてないwwwwww』
男「……こなた?」
(=ω=.メ)『そうだぜ、こなただぜ』
男「お、脅かすな! ごついキャラ使い過ぎなんだよ! というか、口調が変だ!」
(=ω=.メ)『wwwwwwwwwwww』
男「無意味に草はやすな!」
(=ω=.メ)『男はまた萌え路線のキャラ作ったなぁwww』
男「当たり前だ。小さな女の子がでっかい剣を振り回すロマンは凄いんだぞ」
(=ω=.メ)『あるあるwwwwwwwwww男のキャラマジ萌えwwwwwwwwwwwwww』
男「うわ。近付くな。カクカク動くな!」
(=ω=.メ)『私の愛人にしてやっよwwwwwwwwwwwwww』
男「はぁはぁはぁ!」
(=ω=.;)「はぁはぁ……あ、男!」
男「こなた!? お前も遅刻か!」
(=ω=.)「そういうこと! 昨日ははっちゃけ過ぎたね!」
男「昨日っていうか、今朝だけどな!」
(=ω=.)「四時半って、ついさっきだもんね!」
キーンコーンカーンコーン……。
男「あ……。これ、一限目のチャイムだよな」
(=ω=.)「終わった。なにもかも」
男「どうするよ」
(=ω=.)「授業中に突入する? 一限目は黒井先生じゃないから、たぶん怒られるよ」
男「だよなぁ」
(=ω=.)「だよ」
男「(また屋上か。ワンパターンだな、俺も)いい眺めだなー」
(=ω=.)「そだね。屋上だからね。ここから飛び下りたら、すぐ逝けるよ」
男「貴様はひねくれた感想しかもてない悲しい人間だ」
(=ω=.)「ていうかもっと静かにしようよ。今は授業中なんだしさ。バレたら死亡フラグ確定」
男「そ、それもそうだな」
(=ω=.)「……」
男「……」
(=ω=.)「……」
男「……」
(=ω=.)「息がつまる」
男「そっすね」
(=ω=.)「なにか面白い話して」
男「白い犬がいました」
(=ω=.)「ほう」
男「尾も白い」
(=ω=.#)「……」
男「ならお前がなにかしてみろよ」
(=ω=.)「ロイという名前の人が、漬物石をの代わりになりました」
男「ほう」
(=ω=.)「重しロイ」
男「……」
ヒュウウ……。
(=ω=.)「さむ」
男「おい、近寄るな」
(=ω=.)「あててんのよ」
男「なんもあたってねぇよ」
(=ω=.#)「貧乳がステータスであることに、まだ気付かないのか」
男「いや、沙都子たんは大好きだ」
(=ω=.)「じゃあ喜びたまへー」
男「……」
(=ω=.)「……」
男「……(いい匂いだな、コイツ)」
(=ω=.)「いい匂いだな、コイツ」
男「心を読むなよ馬鹿。これがエロゲだったら、台無しだぞ」
(=ω=.)「私は攻略非対象キャラです」
男「そういうキャラに限って人気が出るもんだよな」
(=ω=.)「そうだね。ファンディスクでストーリーが追加されたりね」
男「……」
(=ω=.)「……」
男「こなた……」
(=ω=.)「ん……なに……?」
男「その……」
(=ω=.*)「……」
バーン!
黒井「なにをやっとるんや、お前らはーっ!」
つかさ「あ、こなちゃん。遅かったねー」
みゆき「遅刻はだめですよ?」
(#=ω=.#)「ぷんかぷんか」
つかさ(こなちゃんの機嫌が悪い……男くんになにかされたんだ……。許すまじ)
みのる「おい、ハルヒ」
男「黙ってろ屑が」
つかさ「……よし。今日こそ、男くんをなんとかするぞ」
かがみ「ん? つかさ、なにガッツポーズなんかしてんの?」
つかさ「なんでもないよー」
そして、その帰り道。
男「……でさ、やっぱあの職業は厳しいのか?」
(=ω=.)「やってみればいいじゃん。オススメはしないよ。さすがに竜さんは……」
つかさ(今日もこなちゃんと男くんは、仲良さそうに帰っている。でも私は知っている)
男「……でも名前カッコいいじゃん」
(=ω=.)「見掛けのいいものほど、中身は駄目なもんよ。そういえばアニメのケロロ軍曹が……」
つかさ(こなちゃんが騙されていることを。今日は見つかる心配もない。ダンボールがあるからだ)
男「……なぁこなた」
(=ω=.)「なに?」
ダンボール「ガタガタ」
男「……変なのがついてきてるんだが」
(=ω=.)「つかさでしょ? やらせてあげなよ、暇なんだよ」
男「じゃあな、こなた」
(=ω=.)「うぃうぃ」
つかさ(あ! 別れた! よし、追跡だ!)
ガタガタ。
(=ω=.)「やぁつかさ」
ガタガタ。
(=ω=.;)「どこ行くの?」
ガタガタ。
(=ω=.)「……面白そうだからついてってみるか」
つかさ(ふー。危なかったよー。こなちゃんに見つかるところだった)
つかさ(でもなんとかやり過ごせたし、これで男くんに集中できるな)
男「……まだついてきてるよ……」
男「……」
ダンボール「……」
男「……まさか、部屋まで入ってくるとはな」
ダンボール「……」
男「……」
スポッ(ダンボールをはがした)。
つかさ「うあっ。まぶしっ」
男「馬鹿だろお前……」
つかさ「ひどい……。気付かれてたんだ……罠だったんだ……」
男「罠?」
つかさ「おとーさん、おかーさん、ごめんなさい。つかさは今日、強引に大人にされます」
男「な――」
つかさ「い、痛くしないで。セーラー服ももってかないで。わ、わわ、私……自分で……脱ぐから……」
しゅるしゅる……。
男「なっ! なななななななッッ!」
つかさ「……こ、これ以上は……」
男「ば、馬鹿! 服を着ろっ!」
ガチャ!
(=ω=.)「こなた参上! つかさはもうバレたのか……」
男「……」
つかさ「……」
(=ω=.)「な」
(=ω=.)
(=ω=.#)
(#=ω=.#)
男「お、落ち着け、こなた。俺はまだなにもしてない!」
(#=ω=.#)「 ま だ ? 」
男「こ、言葉の彩子さんだッ!」
つかさ「こなちゃぁぁぁん! 怖かったよぉー!」
男「なななななななに言ってんだテメェーッ!」
(#=ω=.#)「よぉくわかったよ。結局、誰でもいいんだ」
男「そんなわけ――」
つかさ「【禁則事項】されるとこだったのーっ」
男「違うだろ!? 俺の話を――」
(#=ω=.#)「もういい。帰ろう、つかさ」
つかさ「うん……」
男「だから――」
(#=ω=.#)「返して、つかさのニーソックス」
次の日。
男「こなたさん?」
(ω=. )「……」
男「こなた様?」
(ω=. )「……」
男「こなた姫?」
(ω=. )「……」
男「……はぁ……ダメか……。今度こそ終わったかなぁ……」
生徒A「どうしたんだよ、ハルヒ」
男「……なんでもないよ」
生徒B「泉と喧嘩したのか?」
男「……そんな感じ」
みのる「なんでも相談しろよ?」
男「……気がむいたらな」
かがみ「おーす、こなたー……って、また男と喧嘩か」
(=ω=.)「ふ。私はね、悟ったのだよ。三次元の愚かしさをね」
かがみ「はぁ? まぁいいけど、早く仲直りしないとマズいんじゃない?」
(=ω=.)「なんで」
かがみ「だって、男にももう友達いるみたいじゃん。あんたと一緒にいたのは、友達が出来なかったからでしょ?」
(=ω=.;)「あ……」
(=ω=.;)「でもあの男、つかさに手を出そうとしたんだよ?」
かがみ「どうせまた勘違いでしょ?」
(=ω=.;)「私はこの目でしかと見たのだよ!」
かがみ「ふーん。どうあっても仲直りしない気なわけだ」
(=ω=.;)「そのとおり。私はこれから、ルルーシュと生きていく」
かがみ「いいわよ、あんたがそれでいいなら。……私にもチャンスだし(ボソッ)」
(=ω=.;)「え……」
かがみ「な、なんでもないわよ! とにかく、ちゃんと話してみたら?」
(=ω=.)「……」
男「はぁ……」
みのる「ハルヒ、暇なら一緒に帰らな――」
(=ω=.)「マッハパンチ!」
バキッ!
みのる「ひぐうっ!」
(=ω=.)「男ー」
男「……こ、こなた!?」
(=ω=.)「一緒に帰らないか、って聞いて」
男「は?……一緒に帰らないか?」
(=ω=.)「友達とかに噂されると恥ずかしいから……」
男「詩織!?」
(=ω=.)「あは。これが通じるほど、男も高みにきたかー」
男「高みっつーか落ちてるような……」
(=ω=.)「気にしない気にしない」
男「で、帰ってくれるのか?」
(=ω=.)「あたぼうよ。……男、私しか友達いないもんね」
男「おう、お前のせいでな!」
(=ω=.*)「……だよね」
(=ω=.)「つまりつかさから脱ぎだしたわけかー」
男「驚いたってレベルじゃなかったぞ……」
(=ω=.)「つかさ、いつもはそんなことする子じゃないのになー」
男「俺にあんなことこんなこといっぱいされる、と思ったかららしいな」
(=ω=.)「不思議なポッケから飛び出す【禁則事項】でか」
男「お前はダイレクトすぎる。もっとオブラートに包もうぜ!」
(=ω=.)「あはは……あ」
男「なんだ?」
『お祭のお知らせ』
男「こんな時期に祭りとな?」
(=ω=.)「いんにゃ。もうしばらく後の話じゃないかな。まだ浴衣を着るには肌寒いし」
男「……」
(=ω=.)「……」
男「……一緒にいくか?」
(=ω=.)「友達とかに噂されると恥ずかしい……」
男「 ま た そ れ か 」
最終更新:2009年06月20日 14:36