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次の日。
かがみ「男、急に呼び出したりして、どうしたのよ。なんでつかさじゃなくて、わ、私なわけ?」
男「好きだからだ。姉妹丼だ」
かがみ「なぁっ!?」
男「嘘だ」
かがみ「お前、マジでむかつく」
男「むっふっふ。かがみんは可愛いなぁ」
かがみ「……その台詞、ちょっと勘弁してほしい……笑えないって……」
男「……こなただ」
かがみ「わかってるから言ってんのよ!」
男「違う、あそこ見ろ。赤いベンチに座ってんの、こなただろ?」
かがみ「え……」

(=ω=.)「……」

かがみ「こなた……」
男「……こっちには気付いてないみたいだな」
かがみ「そうね……。ごめん、私……ちょっと……」
男「……俺も付いてっていいか?」
かがみ「……っ! さっきからなんなのよ!? 無神経すぎるだろっ!」
男「…………わかった。帰るよ」
かがみ「あ……。ご、ごめん……」
男「気にすんな。じゃあな」

かがみ「よぉこなた!」
(=ω=.)「……」
かがみ「珍しいわね、こんなとこにいるなんて」
(=ω=.)「……」
かがみ「あんた完全インドア派のくせに。……横、座っていい?」
(=ω=.)「……」
かがみ「というか座る。よっこいせ」
(=ω=.)「……」
かがみ「……なに持ってんの? その、膝の上にある紙袋」
(=ω=.)「……」
かがみ「サイズからして、DSかPSPのソフトだろ」
(=ω=.)「……」
かがみ「まったく。ちょっとはお洒落してみなさいよね。元はいいんだから」
(=ω=.)「……」
かがみ「……」
(=ω=.)「……ピクッ」
かがみ「ん? どしたの……?」
男「よ」
かがみ「……」
男「やっぱり戻ってきちまった」

(=ω=.)「ふるふる……」
かがみ「……なんのつもりよ」
男「なんのって、やっぱりデートの続きがしたいな、と」
かがみ「……」
男「まぁ許してチョンマゲなんちって!」
かがみ「……」
男「……よ、こなた。久し振りだな」
(=ω=.)「うう……」
男「元気か?」
かがみ「……っっっ!」

ドゴッ!

男「…………ってぇー」
かがみ「あんた、最低よっ! 見損なった!」
男「……」
かがみ「まさかこんなときにまでふざけるなんてっ! よりによって、こなたに元気かだと!?」
男「……」
かがみ「なんで!? どうしてそんなことが出来るのっ!? それで人間のつもり!?」
男「……」
かがみ「信じてたのに!」
男「あ、あのー……」
かがみ「行け! 消えろ! 早く帰れ! 帰れェーッ!」
(=ω=.;)「そ、それぐらいにしてあげなよ、かがみん……」
かがみ「まだ足りないわよ! あんたをこんなになったのに、こいつが……」

かがみ「……」
(=ω=.;)「……」
男「……」
かがみ「今……なんて……」
(=ω=.;)「こ、こんなに怒ってくれるなんて思わなかったんだよ」
かがみ「……え?」
男「あいってーっ! グーが来るとは思わなかった! あいたたたたたた!」
ゴロゴロ(男がのたうち回る音)。
かがみ「……」
(=ω=.;)「いやぁー。本当にびっくりしたなぁ」
かがみ「……」
(=ω=.;)「音を置き去りにするほどの正拳だったよ」
かがみ「……」
(=ω=.;)「怒ってる? 怒ってるよね。で、でもでも! 言い訳させてよ!」
かがみ「……」
(=ω=.;)「男の『元気か?』に私が『もちろんさーっ!』って返す予定だったんだよ!」
かがみ「……った」
(=ω=.;)「決してかがみんを傷付けたかったわけじゃ――」
かがみ「よかった……よかったね、こなた……」
(=ω=.)「……」
かがみ「よかっ……私っ。私……ほんとに……っ」
(=ω=.)「……」
かがみ「私……」
(=ω=.)「……ただいま。かがみん」

かがみ「お前らは二度と信じない」
(=ω=.;)「さっきと態度がまったく変わってるし」
かがみ「特に男。まだ殴り足りない」
男「ずびばぜん゛でじだァーっ!」
(=ω=.;)「こんだけボッコボコにしといて……」
かがみ「うるさい」
(=ω=.*)「……ま。この方がかがみらしいけどね」
かがみ「どういう意味よ」
(=ω=.*)「そのまんまの意味」
男「なぁこなた。それよりさぁ……」
(=ω=.)「ああー! 忘れてたぁー」
かがみ「またくだらないこと企んでんじゃないでしょうね」
(=ω=.)「ほい、かがみん」

ガサッ。

かがみ「……なによこれ」
(=ω=.)「あけてみそ」
かがみ「あんたのゲームじゃなかったの? まさか、ウンチクを語る気じゃないだろうな」
男「あー。そっちにすりゃあよかったな」
(=ω=.)「ほんとだね」
かがみ「はぁ?……もうわけわかんない。取り敢えず開けるわよ?」

ガサガサ……。

かがみ「……ネックレス?」
(=ω=.*)「ニヨニヨ」
かがみ「……私に?」
男「二ヨニヨ」
かがみ「にやにやすんな」

(=ω=.;)「あれ? こっちの方で泣くと思ったんだけどなー」
かがみ「誰が泣くか。第一意味不明。なんでネックレスなんかよこすのよ」
男「こなたと俺からのお礼」
(=ω=.*)「そゆこと。かがみんには看守してるんだよー」
かがみ「私は囚人か。感謝してる、だろ」
(=ω=.)「そぉともいう(しんちゃんっぽいボイス)」
男「うおっ! 似てるっ!」
かがみ「しまったぁ。ネタに誘導してしまったぁ」
(=ω=.*)「わかってやったくせに」
かがみ「するか。ま、そういうことなら、これは有り難く貰っとくけどね」
(=ω=.)「大事にしたまへー」
かがみ「うん、まぁ、それなりに……」
男「ん?」
かがみ「……」
(=ω=.)「……」
かがみ「……つ、つけてみようかな」
(=ω=.*)「むっふっふ」

(=ω=.*)「……とまぁそういうわけで、泉こなたは不死鳥のように甦ったのである!」
かがみ「へー」
俺「つまり俺のおかげね、俺の」
(=ω=.#)「鳳翼天翔!」
ベチーン!
俺「ひぎぃ!」
かがみ「……でも、なんか複雑ね」
(=ω=.)「どこが」
かがみ「つかさの問題も残ってるし」
(=ω=.)「そだねぇ」
かがみ「……」
(=ω=.#)「こうなったら、つかさと私が男の肉奴隷となってハーレムエンドを……!」
かがみ「に、にく!?」
(=ω=.#)「もしくはつかさをこの手で真っ赤に……!」
かがみ「ひっ!」
(=ω=.*)「なんてね」
かがみ「真面目に考えてんのか!?」
(=ω=.*)「んーん」
かがみ「はぁ!?」
(=ω=.*)「その理由は、男に聞いてみたまへー」
かがみ「どういうことよ?」
男「ん。確かに問題は複雑だけど、それは単純な理由だよ」
かがみ「単純な?」
男「俺が撒いた種だからな。自分で始末をつけるさ」
かがみ「……」
男「最良を探すよ。みんなが幸せといえる世界をつくるよ」
(=ω=.*)「ぽっ」
男「ま。お前らにも、あっちをちょこちょこ、こっちをちょこちょこ手伝って貰うと思うけどな」
かがみ「……ふーん……」
男「……なんか間違ってるか?」
かがみ「さぁね。でも、私も出来るだけ協力するから、ちゃんと声はかけてよね」
(=ω=.*)「いい子だなぁー! かがみんはぁー! かがみんは俺の嫁!」
男「嫁ってことは、セイバーみたいに首をへし折」
(=ω=.#)「鳳凰幻魔拳!」
男「らめぇ!」


突発新ジャンル『ガチホモニュース』

八月のある朝。
アナ「七時になりました。ニュースの時間です」
男「……」
アナ「昨日、東京都にある有名ハッテン場トイレで、立籠もり事件が起こりました」
男「……」
アナ「犯人は人質をとって現在もトイレ内に籠城しております」
男「……」
アナ「警察の調べによると、人質の数は二十四人。内、ノンケが二人含まれています」
男「……」
アナ「犯人についての詳しい情報は入ってきていませんが、目撃者の証言により、いい男と断定されました」
男「……」
アナ「いい男からの要求は、ハッテン場周辺の土地を、独立した国として認めさせることのようです」
男「……」
アナ「特殊部隊も活動しておりますが、任務の最中に、隊員達が次々と自ら人質になり始めたため、突入は絶望的です」
男「……」
アナ「警察はトイレを取り囲みつつ、一定のラインを保ち、さらに人質が増えないように細心の注意を払っています」
男「……」
アナ「この異例の事態に警視庁は自衛隊の派遣を要請しましたが、防衛大臣自身が人質となったため、絶望的な見込みです」
男「……」
アナ「『逞しい部隊を送り込むと、取り込まれてしまう』といった否定的な意見が目立つ中、今後の動向が注目されています」
男「……」
アナ「トイレ内での肉の宴を思うと、ゾッとしますね」
男「……」
アナ「では、次のニュースです。最近流行っている新種の――」
ピッ。
男「どんなニュースだよ……」

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最終更新:2009年06月20日 15:02