アットウィキロゴ


翌朝。

ガチャ。

(=ω=.)「私だ」
男「……ぐぅ」
(=ω=.*)「…………相変わらず寝顔は可愛いなぁ」
男「むにゃ……」

(=ω=.)「あ、よだれが布団に落ちる!」
男「……」
つぅ……。
(=ω=.#)「危なぁぁぁい!」

……ペロッ。

男「ふぁん……」
(=ω=.*)「ふぅ。私がいなければどうなっていたことか」
男「……ぐぅー」
(=ω=.)「……まぁ。長年の経験からして、この程度でこの男が起きるはずがないよね」
男「ううん……」
(=ω=.)「どうしてくれようか」
男「……ぐぅ」
(=ω=.*)「あ」
男「……」
(=ω=.*)「そういえば『男』って変な名ま」





男「 世 界 の 法 則 が 乱 れ る ! 」





(=ω=.*)「おはよ」
男「…………その起こし方は二度と認めない」
(=ω=.*)「怒らないでよー」
男「ぷんぷん!」
(=ω=.*)「あ。こっちも怒ってる! ぱくんちょ!」
男「ああん!」


かがみ「……(そわそわ)」

男「おーい、かがみー」

かがみ「……あ!」

男「待たせて悪いな。中にいればよかったのに」
かがみ「お、遅いわよ! あんた達は毎日毎日……」
(=ω=.*)「むっふっふ」
かがみ「……なによ」
(=ω=.*)「いやぁ。可愛いな、かがみんは」

かがみ「八月蝉い!」

Σ(=ω=.)「で、出たっ!」
かがみ「し、しまった!」
(=ω=.)「八月蝉いって、なんて読むのさ…………」
かがみ「……」
(=ω=.)「教え」
かがみ「だからうるさいって言ってんじゃん」
(=ω=.;)「…………そっすね」
男「……お前ら、そういうわけのわかんない話はやめろよな……」

(=ω=.)「でもなんでかがみんまで、八月蝉いって言葉を知ってんの?」
かがみ「男に感染させられた」

(=ω=.)「…………」

男「……(遠くを見ている)」
(=ω=.)「おい貴様、答えろ」
男「……」
(=ω=.)「知ってたな?」
男「……」
(=ω=.#)「手紙を読んだとき、既に読み方を知ってたな?」
男「……」
(=ω=.#)「私が泣く横で、既に知ってたんだな?」
男「……」
(=ω=.#)「初めてですよ、この私をここまでコケにしたお馬鹿さんは……」
男「……」
(=ω=.#)「ゆ、ゆるさん……」
男「……」
(#=ω=.#)「絶対に許さんぞ虫」
かがみ「あー! そんなことしてる場合じゃない! 遅刻よ!」
男「本当だ!」
かがみ「走るわよ!」
男「了解した!」
(=ω=.;)「せめて最後まで言わせてよーっ!」

昼休み。
(=ω=.*)「男! 今日のお弁当の中身を当ててみそ!」
男「みそか!」
(=ω=.*)「せいかーい。さすが男。こういう卑怯くさい問題に強いね」
男「……」
(=ω=.*)「……では、ハッチオープン!」

カポッ。

男「ひゃあ! うまそう!」
(=ω=.*)「でしょー! 頑張ったんだよ!」
男「でも白飯の上に海苔でギアスマークはやめてくれ!」
(=ω=.*)「私を好きになれー」
男「同じ相手には効かないんだろ?」
(=ω=.;)「くっ……なぜ私が一度かけたことを知っている!」
男「やっぱりか……あ。オレンジもちゃんと入ってる」
(=ω=.*)「当然の配慮だよ」

(=ω=.*)「男、なにみてんの?」
男「いや、あーんってしないのかなってさ」
(=ω=.;)「ここでそれをして、かがみんとかがタイミングよく入ってきたらどうすんのさ」

かがみ「ふーん」

(=ω=.;)「ほら! こんな風に……って、か、かがみん!」
かがみ「いいけどねー。別に気を遣ってくれなくてもー」
(=ω=.;)「……また腹黒くなるくせに」
かがみ「お前のそれの方がブラック過ぎるだろ」
(=ω=.*)「……そうかなー。かがみ越えかなー」
かがみ「いや、やっぱりお前に私は超えられない」
(=ω=.*)「そうかも」
男(な、なんという……なんという……)

男「ごちそうさまでした」
(=ω=.*)「はいよ」
かがみ「ちょっと食べ過ぎた……」
男「こっちのまでつまむからだろ」
(=ω=.*)「みんなで食べると食欲も進むんだよね」
かがみ「そういうことにしといたげる」
(=ω=.*)「あは。よーし……お片付け、お片付け」


ゴソゴソ…………ひらっ。

かがみ「ん? こなた、なにか落ちたわよ?」

ペラッ……。

男「……っ! おおっとォ!」

シュバ!

かがみ「わ。なんで奪うのよ! 拾ってあげようとしただけよ!」
男「……いじわるしたい気分なんだ」
かがみ「…………ふーん」
男「……ほんとだよ?」
かがみ「……」
(=ω=.)「ん? 二人とも、なにを……」



SMAAAAAAAAAAAAASH!



男「ハアッオ゛!」
かがみ「さっさと渡せばよかったのよ」
(=ω=.;)「あー! そ、それは……」
かがみ「手紙、か。さてはお前らの恥ずかしいラブレターだな? 見てやるー」
(=ω=.;)「…………つかさからの……(ボソボソ)」



かがみ「………………」

かがみ「……こなた」
(=ω=.;)「べ、別に隠してたわけじゃ……」
かがみ「これ…………私に貸してくれる?」
(=ω=.;)「へ!?」
かがみ「…………あんたへの手紙だってことはわかってる。だけど……いいかな……」
(=ω=.)「……」
かがみ「お願い……」
(=ω=.*)「……もちろん」
かがみ「こなた……」
(=ω=.*)「かがみん……」
男「ピクピク……」

帰り道。
(=ω=.)「ね、男……」
男「英語で言うと?」
(=ω=.)「Hey,my wife...」
男「蛇語で言うと?」
(=ω=.)「シャーシュッ……」
男「シュシューシャ?」
(=ω=.)「シッシューシューシュシッシャ?」
男「シュッ!」
(=ω=.)「ん……男がそういうなら、日本語で聞き直すよ。でも、なんで?」
男「……」
(=ω=.)「かがみん、なんで手紙を貸して欲しかっただろうね?」
男「んー。こなたはどう思うんだ?」
(=ω=.)「……かがみん、寂しいのかな」
男「……」
(=ω=.)「……」

てくてく……。

男「……だろうな」
(=ω=.)「だよね」
男「……」
(=ω=.)「……」

てくてく……ぎゅっ。

男「うおっ」
(=ω=.*)「あは。ゲッチュ!」
男「つーかーまっーたーっ」
(=ω=.*)「男、ゲットだぜ!」
男「やめて下さいその赤と白のカプセルは何なんですかなんで私を閉じ込めるんですかここから出し」
(=ω=.*)「やーだよー。出さないよー。お前はコインの景品として、延々と誰かを待つのだー」
男「いやあああああああああああああっ」


すたすた……。


(=ω=.)「……」
男「……」
(=ω=.)「…………つかさも、待ってるかな?」

(=ω=.)「精神病院で、普通になれる日が来るのを、待ってるのかな」
男「普通……か」

てくてく……。

男「なにが、普通なんだろうな」
(=ω=.)「……なんだろう」

てくてく……。

(=ω=.*)「寝て、起きて、ご飯を食べて、学校行って、男と【禁則事項】して、寝る!」
男「それは行動パターンだ」
(=ω=.)「……私のジャスティスなんだけどなぁ。二つのせいぎ的な意味でも」
男「……」
(=ω=.)「……」

すた……。

男「……ん?」
(=ω=.)「……ん」
男「待てよ?」
(=ω=.)「待つよ」
……。

男「変だぞ?」
(=ω=.;)「あ。バレた? 実は今日、ブラ無しで」
男「そんなことは知らん! 変なのはつかさのことだ!」
(=ω=.)「んー?」
男「今までは考えることがいっぱいで、気付けなかったけど…………」
(=ω=.)「……」
男「つかさがなんで精神病院に行かなきゃ駄目なんだ?」

(=ω=.)「なんでって……?」
男「確かにこなたを刺したのはあいつだ。でもそれも突発的な発作みたいなもんだったじゃないか?」
(=ω=.)「ん…………そうだね。かがみんも、同じだった」
男「じゃあ、今のかがみが精神病院の、それも、閉鎖病棟に送られることになったらどうだ?」
(=ω=.)「あ……」
男「おかしいだろ?」
(=ω=.)「おっかしいな!」
男「だろ!」
(=ω=.)「だ!」
男「なぜだ!」
(=ω=.)「なぜなんだ!」
男「……」
(=ω=.)「……」

男「……あの手紙をもう一度よく読んでみるか」
(=ω=.)「かがみんから取り返さないとねー!」
男「……でも明日は、土曜だったよな?」
(=ω=.;)「タイミング悪いなぁ」
男「……」
(=ω=.)「……」
男「……にや」
(=ω=.*)「……ふっふっふ。考えてることは同じのようですなー」
男「そのようですなー」
(=ω=.*)「……かがみん、呼び出しちゃう?」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年07月02日 22:39