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次の日。
男「……」
(=ω=.)「うっわぁ。似合わなーっ」
男「……なにがだよ」
(=ω=.;)「図書館と男の組み合わせは、似合わなさすぎる」
男「人のこと言えるのかお前はーっ!」
(=ω=.*)「私はやれば出来る子だもん」
男「それは結局やらない子」
(=ω=.;)「……ご、ごもっとも」

男「……というかこなた。かがみは本当にいるんだろうな?」
(=ω=.#)「いるってば! 本人に聞いたもん! 片割れ不在なので、入れ替わってたりはしてないだろうし!」
男「いくら双子でも入れ替わってたら普通に気付くだろ……。まぁいいや。入るか」
(=ω=.*)「 お し ず か に ね 」

カリカリカリカリカリッ!

男「……」

カリカリカリカリカリッ!

(=ω=.;)「……」


カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリッ!


(=ω=.;)「……なんか、この雰囲気すっごい嫌だね……(ひそひそ)」
男「……ああ。全員受験生なんだろうなぁ……(こそこそ)」
(=ω=.;)「私達もそうだっていう事実に、惨めな気分になるよね……(ひそひそ)」
男「……ああ。そうだったな……(こそこそ)」
(=ω=.;)「よくよく考えてみれば、もう九月も終わろうとしてるし……(ひそひそ)」
男「……」
(=ω=.;)「……」

カリカリカリカリカリカリッ!

男「……まるでペンの乱舞だな(ひそひそ)」
(=ω=.;)「きっとかがみんはもっと凄いよ……(こそこそ)」
男「……」
(=ω=.;)「……」
男「かがみを捜すか……(ひそひそ)」
(=ω=.)「……それはバッドエンド直行便だけどね(こそこそ)」
男「今回は大丈夫なんですよ。そういう仕様なんですよ(ひそひそ)」
(=ω=.)「え」
男「え」


(=ω=.)「郷土資料室……ここかな?」
男「他は全部捜したしな」
(=ω=.)「勉強するにしては……なんというか……やけに古ぼけた場所だね」
男「宝とかありそうだな」
(=ω=.)「宝! GOLD!」
男「どけ! 財宝は俺のもんだ!」
(=ω=.)「しかしと びらには 、かぎが かかって いた。」
男「なんだとっ! じゃあキャプテンカガミーの財宝はここにはないのか!」
(=ω=.)「とてとて」

ガチャ。

(=ω=.)「ふふ。鍵がかかってたなんて、嘘です」
男「は、謀ったな!」


ギィ……。

かがみ「……ッ!」
(=ω=.)「あ。いたぁ」
男「げ。薄暗。俺、薄暗いとこ嫌いなんだよなー」
かがみ「なんだ……あんたたちか……」

(=ω=.)「こんなところで勉強? かがみんもスタンド使い?」
かがみ「はぁ? あんたなに言ってんのよ?」
(=ω=.)「だってあれやるんだよね?」
かがみ「アレ?」
(=ω=.)「男さん、やってあげなさい」

男「カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ」

かがみ「ひっ」
(=ω=.*)「おお」

男「カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ……カリーデヴェルチ!(さよらなだ)」

(=ω=.)「……」
男「あれぇっ!? 反応薄ッ!」
(=ω=.;)「よくやるんだよねー。素人はこれだから……」
男「なんだと。ちょっと俺よりオタ道が長いからって……」
(=ω=.)「男、ジョジョ読んでないんでしょ?」
男「…………そ、そんなわけないじゃないか!」

ペロッ!

かがみ「なっ!」
男「うわっ!」
(=ω=.#)「この『味』は……嘘をついている味だぜ……オョトコ・オョトーコ!」
男「オョオョの奇妙な冒険!?」
(=ω=.*)「良い子のみんなも大きいお友達も、正しくはカリーヴェデルチ(さよならだ)だよー」

かがみ「お前らアホなことやりに来ただけなら今すぐ帰れ」
男「またまたぁ。俺が帰ったらすぐ煮え煮えになるくせにぃ」
かがみ「……くっ!」
男「え」
(=ω=.;)「私達二人を籠絡して楽しんでやがる! 鬼! 悪魔!」
男「え」
かがみ「人でなし!」

男「……」

(=ω=.)「で、ここでなにしてんの?」
かがみ「ん……それは……その……」
(=ω=.;)「に、煮えるっ!」
かがみ「は?」
(=ω=.;)「隠し事よくないよ! 煮えるよ!」
かがみ「あ、そ、そうね!……まったく! この馬鹿のせいだ! なんでこんなやつを……」
男「むきーっ! 俺をいじめてないで早く話せよーっ! ここ暗いんだよーっ!」
(=ω=.*)「 こ ど も 」


かがみ「…………ちょっと調べてた」
(=ω=.)「なにを?」
かがみ「昨日、つかさからの手紙……貸りたわよね?」
男「俺から奪ってな」
かがみ「…………それには、理由があってね」
(=ω=.*)「はいはい!」
かがみ「はい、こなたさん」
(=ω=.*)「寂しいからですね?」
かがみ「違います」
(=ω=.*)「もやっと」
かがみ「…………いや、それもちょっとはあったかな……」
(=ω=.*)「スッキリー」
男「じゃ、大きな理由は?」
かがみ「…………私の家族には、一通もそんな手紙が来てないから……かな」

(=ω=.)「え……」
かがみ「手書きの手紙とか、誰も貰ってない」
男「そ、そんな馬鹿な……」
かがみ「馬鹿な、といえば、まだあるわよ?」
男「え……」
かがみ「そうねー……私達はつかさが捕まってる間、一度もあの子に面会出来なかった、とか」
(=ω=.;)「か、家族なのに!?」
かがみ「うん。『医師と患者の判断です』の一点張りでつっぱねられた」
男「そんな……」
かがみ「何度行っても無駄でさ。そのうちに精神病院へ入院する、そんな事務的な手紙が来た」
男「……なんでだ?……なんでこなたにだけ……?」
かがみ「私もそう思った。だから、無理言って借りちゃったのよ。ごめん、こなた」
(=ω=.;)「いやいや謝るのはこちらの方で……」


かがみ「…………でも、なんでこなたにだけ送られてきたのか、それはわかんないけど……一つだけ、わかった」
男「……」
かがみ「つかさは、あのときの私みたいなことになっちゃったんだね……」
(=ω=.)「……」
かがみ「そして…………私と同じように、あんたを…………」

(=ω=.#)「ブッスシ!」

かがみ「……」
(=ω=.*)「気にしてないけどねー」
かがみ「……でも……」
男「……かがみ。つかさが、なんであんなことをしたのかは、わからないけど」
かがみ「……」
男「最後は、普通だったよ。今の俺やお前、こなたと同じように」
かがみ「……っ」
男「…………おかしいだろ? なのに一人だけ隔離されて……」

かがみ「……うん……」
男「もう一回、手紙読もう。そんなつかさが唯一出した手紙なんだ。つかさがなにを伝えたいのか……知らなくちゃ」
かがみ「……うん」
(=ω=.*)「よーし。じゃあ気合いいれて……」
かがみ「あ。待って!」
(=ω=.;)「ガクンチョ」
かがみ「私はもう何回も読んだ。だから、こっちを調べてみるわ」
男「こっち?」
かがみ「……つかさが入院してる病院のことを、ね」
(=ω=.)「あーそれで郷土資料室なのかー」
男「……暗いよー」


(=ω=.)「うーん……」


男「うーん……」


(=ω=.)「うーん……」


男「うーん……」


(=ω=.;)「…………男。つかさが何を伝えたいか、わかった?」
男「……ただ、お前に申し訳なくて送ったようにしか……」
(=ω=.;)「だよね……」
男「うーん……」
(=ω=.)「うーん……」
男「……」
(=ω=.)「……」





(=ω=.)「あ」





男「なんだ!? ついにヒロインの本領発揮か!?」
(=ω=.)「……いや、なにかわかったわけじゃないんだけどさ」
男「それじゃあお前はやっぱり攻略非対象キャラだよ」
(=ω=.*)「いいもん! PS2でも買えってことだよ。じゃ、ちょっと下行ってくるね」
男「え?」
(=ω=.)「つかさはさ、カウンセリングとか受けたわけんでしょ? だったら、その関係の本でも読もうかなって」
男「医師の判断とか、かがみんが言ってたしな………………」
(=ω=.)「じゃ、ちょっと行って……」


男「あ」


(=ω=.#)「真似しないでよ。つまんない」
男「…………」
(=ω=.;)「男?」


『それはなぜかというと、どうやら私は精神病院に連れて
 いかれるらしいからです。閉鎖病棟だって!
 誰とも会えないけど、心の病気を治すためには仕方ない
 んだってさ。うーん。』


男「おいこなた」
(=ω=.*)「なに!?」
男「うーんって言ってみろ」
(=ω=.*)「うぐぅ」
男「うぐぅじゃねぇ! うーんだ!」
(=ω=.*)「がお……」
男「……ゴゴゴ(男渾身の怒りのオーラ)」
(=ω=.;)「うーん」
男「ワンモアセッ」
(=ω=.#)「うーん!」
男「……」
(=ω=.;)「はぁはぁ。軍曹、これで、なにがわかるの?」
男「俺たち、さっきうーんって言いまくってただろ?」
(=ω=.)「うーん」
男「これ、困ってるから使うんだよな?」
(=ω=.)「うーん」


『誰とも会えないけど、心の病気を治すためには仕方ないんだってさ。うーん』


男「…………つかささぁ……困ってね?」

(=ω=.;)「……そりゃ困るでしょ。誰だって寂しいのはやだよ」
男「まて。早まるな。かがみんのセリフも思い出せ」
(=ω=.;)「どの?」
男「ついさっき。面会がどうの、のとこ」
(=ω=.;)「うーん」


『そうねー……私達はつかさが捕まってる間、一度もあの子に面会出来なかった、とか』
――

『うん。医師と患者の判断です、の一点張りでつっぱねられた』


(=ω=.)「……思い出したけど……」
男「……じゃ、問題。かがみのセリフじゃないのを探せー」
(=ω=.)「かがみ以外の?」
男「……」
(=ω=.)「…………」
男「……」
(=ω=.;)「………………っ!」









『医師と患者の判断です』









(=ω=.;)「……男! これ、嘘だ!」
男「…………つかさの手紙を信じるなら、だけどな」
(=ω=.#)「当たり前だよ!」
男「あぁ。当たり前だ!」
(=ω=.)「…………つまり……つまり…………」




(=ω=.;)「誰かが、つかさを誰とも会わせないようにした?」

男「……やっぱ……そうなるよな」
(=ω=.;)「……そんな!」
かがみ「もう! お前らちょっとは静かにしろ! こっちに集中できないだろ!」
(=ω=.;)「かがみん」
かがみ「なによ?」



かがみ「……」
(=ω=.;)「……」
かがみ「……ど……どうして、そんな……」
男「……」
(=ω=.;)「……」
かがみ「ねぇ…………どういうことなの……?」
男「…………わからない」
かがみ「……っ!」
男「誰が、そんなことをしたのかはわからない。だけど……」
かがみ「……」
男「……理由はいくつか想像できるよな」
(=ω=.;)「……」
男「つかさに話されるとマズいことがあったから、とかな」
かがみ「……」
男「……」
(=ω=.)「……関係ないよ」
男「……」
(=ω=.)「私達からすればつかさがそうされた理由は関係ない」
かがみ「こなた……」
(=ω=.)「……やろう」
かがみ「……」
(=ω=.)「私達で、つかさを助けよう」







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最終更新:2009年07月02日 22:42