……冬。
雪の降る日。
私は、お墓の前に、一人立っていた。
「……久しぶりだね、男。
かがみんやつかさを連れてはこれないから、中々来れなかったよ」
彼女達は記憶を失っていた。
【男が自殺したショック】から、記憶がなくなったらしい。
……変なの。私は刺されたショックでも、記憶を失わなかったのに。
「……さて、お供え物は……」
確かここに……あった。
「男なら―――これがいいよね」
☆―――
冬の、雪が積もった墓石。
そこに、幸せそうに笑う四人の女の子が写った写真が、ぽつりとあった。
END
最終更新:2009年09月05日 07:47