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京太郎、全国のKちゃん持った女の子の能力が使えるように - (2013/07/16 (火) 22:33:32) の1つ前との変更点

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インターハイ終了後 京太郎「それにしても、インターハイすごかったなー」 京太郎「咲のカンや優希の速攻みたいに色々な打ち方の人がいて」 京太郎「後、色んな人がKちゃんぬいぐるみ持ってるとはなー」 京太郎「俺もあんなすごい打ち方とかやってみたいぜ」 咲「もう、京ちゃん?京ちゃんはまだ基本からだよ」 和「そうですよ。あんなオカルトじみた打ち方を真似するより、しっかりとした基礎を身につけるべきです」 優希「だなー。京太郎はまだまだ弱いんだから」 京太郎「全国レベルのお前らにとっちゃ大抵は弱いだろうが……」 咲「そんなことないよ!衣ちゃんとか強いし!」 京太郎「あの人魔物レベルだろうが!」 咲「ほら!ナースの人とかポン刀の人!」 京太郎「去年の全国2位と3位じゃねぇか!」 咲「宮守のおっきい人とか永水のおっきい人とか!」 京太郎「その2人も強いわ!そしてでかいよ!!2つの意味で!!」 咲「わ、私お姉ちゃんに負けるもん!!」 京太郎「チャンピオン引っ張ってくんな!!」 和「あの、それくらいにして、打ちませんか?」 京太郎「そうだな。この調子でいったら小鍛冶プロとか出てきそうだ」 咲「な、なんで分かったの!?」 優希「咲ちゃん……」 京太郎「ほら、始めるぞ」 京太郎(んー?あ、和了るわ) 京太郎「ロン、1600、か?」 優希「な!?わ、私の親が……東場がそんな安手で……」 和「優希、失礼ですよ。後、和了りですが点数計算間違えてます」 京太郎「あ、しまった」 咲「……?」 京太郎「ツモ、500、1000」 和「へ?」 京太郎「?ミスったか?」 和「あ、いえ。なんでもないです」 優希「京太郎が2連続……こりゃ雪が降るじぇ」 咲(……まさか、ね) 京太郎「ロン!3900、でいいか?」 和「もうちょっと自信もって言いましょうよ」 京太郎「いや、親で連荘するの久しぶりで」 優希「むぅ……なーんかいやな予感だじぇ」 咲(…………) 京太郎「ロン、4800」 優希「おい、いや、ちょっと待って欲しいじぇ」 京太郎「なんだよ。途中でやめるとか言うなよ?調子いいんだから」 優希「いや、なんか決勝を思いだしてな」 和「決勝……宮永照さんすごかったですからね」 京太郎「俺が連荘してるからか?おいおい、俺は照さんじゃねーって」 咲(……確実、かな) 京太郎(おーし、これなら次は……5800か?) 咲「ツモ、600、800」 京太郎「へ?」 優希「咲ちゃん、なんでこんなに差があるのにそんなに安手なんだじぇ?」 咲「ちょっと京ちゃんの連荘は止めたいなー、なんて」 京太郎「おい、地味に酷いこと言ってね?」 和「……気持ちは分からなくも」 京太郎「和まで!?」 咲「あははは……」 京太郎「結局あれから安手2回だけで、3位か」 優希「私を蹴落しといてなんだじぇー!!」 京太郎「いやー、なんか正面のお前の打ち方が良く見えてなー」 優希「?そりゃ、いつも打ってるんだから打ち方が分かってるのは当然だじぇ?」 和「そもそも打ち方が知られたくらいで負ける優希が悪いんですよ」 優希「のどちゃん、きついじぇ」 咲「……ね、もっかい打たない?」 京太郎「お?やる気かお姫様」 咲「まあ、ちょっとね」 優希「ふっふっふ。負けっぱなしじゃ終わらないじぇ!」 和「では、用意しましょう」 京太郎(ん?なんだこりゃ?) 和(な、なんですかこれ……) 優希(こ、こいつは……) 咲(どうして!?なんでさっきと違うの!?) 咲(なんで、なんで絶一門なの!?) 和「……ロンです。終了、ですね」 優希「う……やられたじぇ~」 京太郎「?」 咲「……京ちゃん、ちょっと見せて」 京太郎「お、おう」パタン 和・優希「!?」 咲「……なんで染めなかったの?」 京太郎「いや……染め手ってよく分からないし、なんか他の牌こないんだよなー」 和「そんなオカルト……」 優希「京太郎……」 京太郎「?」 咲「そっか……先輩達遅いから、また打とうか」 京太郎「あ、ああ。ドンと来い!」 京太郎(アレ?咲、髪になんか付いてんな) 咲(え?牌が、見えない?カンできない?) 京太郎(なーんか手が進まねぇ……) 優希(うう……あの龍門渕の大将の感じだじぇ……) 京太郎「ダブルリーチ!!」 和「そ、そんなオカルト……!!」 京太郎「うーん。やっぱお前ら強いなー。ぜんっぜん勝てないわー」 優希「いや、お前……なんで勝てないんだ?」 和「……そんなオカルトは、ありえないです」 咲「……京ちゃん、なんで打ち方があんなバラバラだったの?」 京太郎「バラバラって……俺なりに打ったんだが……なんとなく?」 優希「な、なんとなくって……」 久「待たせたわねー!」 まこ「遅くなってすまんの」 和「部長、染谷先輩」 久「何?久しぶりに須賀くんが打ってるの?」 京太郎「あはは……全然勝てませんけどね」 まこ「じゃ、次はわしらが相手してやるわ。誰か、1人入り」 咲「じゃ、私行きます」 優希「咲ちゃん?いいのか?」 咲「うん。和ちゃん、記録お願いしていい?」 和「は、はい!」 久「あら?須賀くんが打つのがいくら久しぶりだからって、そこまでする?……そんなに須賀くんのことが気になる?」 まこ「おいおい」 咲「そ、そんなんじゃないですよ!……記録ある方が、分かりやすいですから」 京太郎「そんなに分かりやすい打ち方してるか?」 和「分かりやすいというかなんというか……」 久「ふーん?ま、いいわ。始めるわよ」 京太郎「ポン!……裸単騎、やってみたかったんですよね」 まこ「やってみたかったって……それでそうそう和了れる訳ないぞ?」 京太郎「あ、ツモ!」 まこ「な!?」 久「リーチ!」 京太郎「そんじゃ、おっかけてリーチ!」 久「あら、珍しいことやるわね」 京太郎「岩手の人、かっこよかったですから」 久「そう簡単に和了れる訳……」 咲「ツモ!」 京太郎「……ないですよね」 和「…………」 優希「の、のどちゃん……」 久「いやー、面白い打ち方するわね。岩手の人の真似なんて」 まこ「じゃが、上手く真似しても実力がおっついとらんの。そうそう上手くいかんわ」 京太郎「う……実力不足は痛感してます」 咲「……なるほど、そっちか」 久「……咲?」 咲「……もういっかいいきましょう!」 まこ「お、おう」 京太郎「じゃ、俺変わる?」 咲「京ちゃんはそのまま!!」 京太郎「……そこまでいうなら、分かった」 久(……は?) まこ(なんじゃこれ……) 咲(今度はこれか……) 久(なんで、東一局から須賀くんが見えないの!?) 久「まこ、それロンよ」 まこ「あー、終わったか」 京太郎「うーん、やっぱ勝てないか」 咲「仕方ないよ。先輩達強いもん」 京太郎「だから、お前の強いは次元が違うんだっての!」 久「……須賀くん、買い出しお願いしていいかしら?」 京太郎「あ、はい。いいですよ?」 久「じゃあ、これとこれと、これね」 京太郎「はい。行ってきますね」 久「……行った?」 まこ「行ったな」 久「聞くわ。アレ、何?」 咲「京ちゃんです」 久「うん、すぐ答えてくれて嬉しいけど、そうじゃないわ。なんで須賀くんが、姉帯さんと東横さんの『真似』ができるの?」 優希「……違うじぇ」 まこ「優希?」 優希「……最初は、咲ちゃんのお姉ちゃんだったじぇ」 和「次は、確か永水の大将さんですね」 久「なっ!?」 まこ「そ、そりゃあ、なんじゃ!?」 咲「後、モノクルの人と、衣ちゃんと、淡ちゃんの真似もしてました」 久「……何が起きたの?」 咲「始めはお姉ちゃんみたいな感じだったんですけど……どんどん変わっていきましたよ」 和「認めたくないですけど、記録にとって見たら、本当に同じような感じでした。ただ……」 久「ただ?」 和「須賀くん、自分のことに気付いてないみたいです。それと、須賀くんの素の実力から、和了りをいくつか逃したり、ミスしたりしてます」 久「……つまり、須賀くんは色々な人の『真似』ができるけど、須賀くん自身の実力から真似しきれてないってこと?」 咲「そうです。お姉ちゃんなら、もっと隙なくやってます」 優希「確かに決勝の時みたいなものは無かったじぇ」 まこ「……久、どうする?」 久「…………」 翌日 京太郎「うわ……オーラスでこれかよ」 久「……白糸台の、渋谷尭深さんだったかしらね」 京太郎「はい?眼鏡のおもちがなんですか?」 久「……なんでもないわ」 まこ「昨日がああだったんと思えば、今の前は本気の咲や優希相手でさんっざん削られても飛ばんかったな」 咲「その前はお姉ちゃんから話聞いた千里山のエースの人でしたね。一巡先が見えるって」 まこ「その前が、1人新道寺コンビショーだったな」 和「……オカルト、というかどんな想いでしょうか」 優希「部長、これで良かったのかー?」 久「『本人が気付くまで言わず、基礎を固める』っていうの?いいわよ、これで」 久「今の須賀くんに言っても、実力が能力に追いつかないだけよ。どの能力が出るかも分からないし。それより、本人の素の実力を鍛えて、その上で能力を使うようにさせればいいわ」 和「能力って……その呼び方は認めませんけど、素の実力を鍛えるのは賛成です」 まこ「今のあいつは子供が大砲持ってるようなもんじゃからな」 優希「でも、その前に気付いたらどうするんだじぇ?」 咲「大丈夫だよ。京ちゃんは分かってくれるから」 京太郎「……駄目だー!!勝てねー!!」

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