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哩「…ん、ツモ!これでラストやね」パタタタ 煌「すばらっ!?ま、捲くられました~…」 仁美「なんもかんも政治が悪い……」 美子「…お疲れ様です」 姫子「お~っ!さっすが部長、相変わらず強かです!」 哩「ありがとね、姫子。次、姫子入りんしゃい」 姫子「はい!…って、部長、なんしよんしゃっと?」 哩「ん?あぁ、気にせんでよかよ。ちょっと知り合いとメールしよるだけやけん」 姫子「はぁ。まあよかです。では、始めましょう!」 哩「……よし、これで良か。入口からは近いけん、すぐに来よるやろ」 ・・・・・ 京太郎「おじゃましま~す(小声)」コソッ 哩「おお、来よったか。まあソファにでも座っときんしゃい」 京太郎「えっと、あの話、本当なんですよね?」 哩「私を誰やと思っとーと?そげなつまらん嘘はつかんたい。ほれ、見とってみ?」 京太郎「え?」 煌「……すばら!ツモ!6000、3000!これで逆転です!」 姫子「う…ばってん、まだオーラスが残っとーと!」 京太郎「おぉ……いい…いいですね、やっぱり!」 哩「…そんなにも聞きたかったと?」 京太郎「ええ。だって姫子さん、俺の前だと頑なに方言使ってくれないもんですから」 哩「田舎くさいっち思われるんが嫌やったとやろ」 京太郎「みたいですね。そんなこと思わないのになぁ」 哩「京太郎がそがんこと思っとーと、結局は姫子の問題やけん」 京太郎「そうなんですよね…あ、対局終わったみたいですね」 哩「おっと…退散退散」 姫子「ぶちょ~!勝ちまし…きょ、京太郎!?」 京太郎「お久しぶりです、姫子さん」 姫子「え、え!?……い、いつからいたの?」 京太郎「ちょうど南場に入ったあたりからですね」 姫子「ということは……」 京太郎「ええ、ばっちり聞かせて頂きました!」 姫子「~~~~っ!!/////」 京太郎「やっぱり思っていた通りです。とっても可愛かったですよ」 姫子「うぅぅぅ…ひ、酷いよ、京太郎!こっそり来て勝手に聞くなんて!」 京太郎「だって、いくら言っても姫子さんが聞かせてくれないものですから」 姫子「しょんなかろーもん!あっ、い、今の無し!今の無し!!」 京太郎「姫子さん、前にも言いましたけど、俺も長野の田舎出身です」 京太郎「ですから、姫子さんの方言が可愛いっていうのはお世辞とかそんなんじゃなくて本当に本心からなんです」 京太郎「信じてもらえませんか?」ジーッ 姫子「う、うぅ…そ、そがん見つめんで!こ、これでよかと?」 京太郎「っ!ええ、最高です!ありがとうございます、姫子さん!」 姫子「そいで、なして京太郎ばここにおっと?」 京太郎「ああ、そうでした。えっと…」ゴソゴソ 姫子「??」 京太郎「あ、あったあった!はい、姫子さん、お誕生日おめでとうございます!」 姫子「え…え?きょ、京太郎、知っとったと?」 京太郎「ええ、勿論!…って言いたいんですけど、すいません、数日前まで知りませんでした。ですが、哩さんに教えてもらったので」 姫子「そっか、ぶちょーが…開けてみてもよか?」 京太郎「ええ、どうぞ」 カサカサ 姫子「わ~っ!ばり可愛か!ありがとね、京太郎!」 京太郎「喜んでもらえて良かったです。あ、それで次の日曜、って言っても明後日ですけど、空いてます?」 姫子「えっと、それは…」チラ 哩「ん?どげん…ああ、明後日か。ええよ、明後日は部活休みにするつもりやったし」 姫子「!!ありがとうございます、ぶちょー!」 京太郎「すいません、ありがとうございます。あ、それじゃあ、姫子さん、ちょっと明後日の予定を…」 京&姫 キャイキャイ 哩「初々しかね」 美子「姫子ちゃんも本当に嬉しそう」 仁美「なんもかんも京太郎のせい」 煌「すばら!愛とは素晴らしいものです!」 カン!

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