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豊音(うぅ…あんな時間にグルメ番組なんてチョーずるいよー。あんな美味しそうな料理見ちゃうとこっちまで食べたくなっちゃうし
台所に何かないかな?)
豊音「あ、京くん。まだ起きてたんだねー」
京太郎「ちょっと喉が渇いたので水を飲んでたんですよ。豊音さんもですか?」
豊音「ううん。さっきテレビでグルメ番組やっててね、それを見てたらお腹がすいてきちゃったんだー」クー
京太郎「それなら俺が何か作りますよ」
豊音「いいの?」
京太郎「こんな時間にグルメ番組はお腹に堪えますからね。簡単なものでもいいですか?」
豊音「うん」
京太郎(えーっと確か冷蔵庫に豚ばら肉が残ってたよな…あとは玉ねぎか……)ガサゴソ
京太郎(まずは油をしいた小鍋にぶつ切りにした玉ねぎを炒めて)ジュー
京太郎(玉ねぎに色がついてきたら豚バラ肉を放り込んで更に色がつくまで炒める)ジュージュー
京太郎(さて、豚肉に火が通る前に麺つゆを少し水で薄めてっと)
京太郎(色が付いてきたな…それじゃあ少し水で薄めた麺つゆを入れてっと)ドバー
数分後
京太郎(煮立ってきたら灰汁をすくって火を弱火にして少しの間放置)
京太郎(冷蔵庫から卵を取り出して…少し水を入れたお椀に入れて黄身をフォークで刺してっと)
京太郎(冷えてたからレンジで卵を温めるのは40秒くらいでいいかな?)スイッチオン
チン
京太郎(お、出来てる出来てる。後は水を捨ててっと)
数分後
京太郎(よし。後はご飯をよそって、その上に豚肉とかを盛ってっと)
京太郎「豚丼お待たせしました」
豊音「さっきから良い匂いがしてて待ちきれなかったんだー。こっちは半熟卵かな?」
京太郎「半熟卵は味付けしてないので好みで味付けしてくださいね。豚丼の方は出来たばかりで肉に味があまり滲みてないと思うので汁だくにしました」
豊音「ありがとー京くん。それじゃあいただきます」パク
豊音(豚肉と汁の塩気がご飯に絡まって…それに半熟卵と一緒に食べたら黄身の濃厚な味が…)モグモグ
豊音「京くん、これ凄く美味しーよー」
シロ「…トヨネ何食べてるの?」
豊音「あ、シロ。今ね京くんに夜食作ってもらったんだけどこれがちょー美味しいんだー。シロも食べる?」
シロ「…京太郎私の分もお願いしていい?」
京太郎「あー、今豊音さんに出した分でご飯が無くなっちゃったんですけどシロさんはうどんでも大丈夫ですか?」
シロ「うん。大丈夫」
京太郎「それじゃあすぐ準備しますね」
茹でるだけなんで略
京太郎「はい、肉うどんお待たせしました」
シロ「ありがとう…いただきます」チュルチュル
シロ「京太郎これ美味しい」
京太郎「麺つゆで味付けしてますからね。本当は一日置いたほうが味がよくなるんですけど」
シロ「京太郎…まだコレ残ってる?」
京太郎「少し多めに作ったのでまだありますよ」
シロ「それじゃあ明日もお願いしていい?」
豊音「…私もいいかな?」
京太郎「こんなので良いなら喜んで作りますよ」
豊シ「ありがとう京くん(京太郎)」
カン