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京太郎「七夕っていいですね~、笹の葉さ~らさら~♪」
成香「…七夕なんて嫌いです」
京太郎「あれ、意外っすね…こういう風情あるの好きだと思ってたんですけど」
成香「嫌いったら嫌いなんですっ」
京太郎「…?」
誓子「ふふふ…ねえ京太郎君、私達の地方ではね子供達が七夕になると町を歩くんだよ」
京太郎「え…はい」
成香「!! ちっ、ちかちゃんっ!」
誓子「それでね家々を周って、歌を唄いながらお菓子を貰うの」
京太郎「あ、なんか話が見えてきました」
成香「京太郎君!見えなくていいですぅっ!」ジタバタ
誓子「それでなるかが、ちょっと買い物をしに商店街へいったんだけど、
その時、ちょうど子供達がお菓子を貰いにやってきていて…」
成香「ちーかーちゃーん!!」
京太郎「ほほう、それでそれで」
誓子「お店の人に『おや、もうひとりお友達がいたんだね…はい、おちびちゃんも』って…」
京太郎「ははは、微笑ましいじゃないですか」
成香「~~~ッ!!////」
誓子「貰ったのは確かうま○棒とフィ○ックスガムだったっけ…?」
成香「知りませんっ!!」プンプン
誓子「もう、可愛いんだから~……
たけ~にたんざく たなばたまつり~
おおいにいわお ろうそくいっぽんちょうだいな~♪」
成香「~~~~~~~ッ!!
うわぁぁぁ~~~んっ!きょうたろうく~~~ん!!」ダキッ
京太郎「おっと、よしよし………誓子さんもからかい過ぎですよ?」
誓子「だって、可愛いんだもん」
成香「うわぁぁ~~ん!私こどもじゃないのにぃぃ~~!!」グリグリ
京太郎「…確かに」
ろうそく貰いは函館の素晴らしい風習です
カンッ