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同窓会、それは独身にとって戦場である。
咲「京ちゃん久しぶり、かっこよくなったね。ほら飲んで飲んで」
京太郎「お、おう。お前お酒注げるようになったんだな。なんつーか意外だ」
優希「ぷはーっ、聞け京太郎、私今年入った新人にマスコット扱いされるんだ、もう4年目なのに……」
京太郎「そ、そうか。ところでなんでお前俺の膝の上に載ってるんだ?」
和「ゆーきのことは気にしても無駄ですよ。それより須賀くん、杯が開いてますよ」
京太郎「おう、サンキュ。和は和でその格好まだしてるんだな」
和「普段はしませんよ、勝負服です」
京太郎「何の勝負なんだよ?」
咲「ねえ京ちゃん」
優希「京太郎」
和「須賀くん」
京太郎「さっきから思ってたんだけどお前ら妙に近くないか? というか同窓会なんだから他のやつとも話せよ」
咲「京ちゃん以外は今は興味ないんだ。私なんであの頃お姉ちゃにばっかり拘ってたのかな。もっと大事なもの傍にあったのに」
優希「そーそー、京太郎は私の話を聞け。お前がいないと寂しいんだ」
和「結婚適齢期って誰が決めたんでしょうね。それはともかく須賀くん、もう一杯どうぞ」
京太郎「いやいやいや、だから近いって。というかもう飲めないから」
咲「大丈夫だよ京ちゃん、潰れたらお世話してあげるから」
優希「うー、京太郎ー」
和「同窓会で燃え上がる恋、ありだと思います」
京太郎「……こいつら何言ってるんだ?」
翌日、須賀京太郎はベッドの上で頭を抱えたとかなんとか。
カン