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久「つまり、全員スタートラインは同じという意味ね」
優希「咲ちゃんの幼馴染みアドバンテージは効果を失ったんだじぇ!」
久「確かに咲は須賀君の幼馴染み……けれど、それ以上の可能性がゼロとなったわ」
優希「すなわち、一番絡みの多い私が最有力候補だじょ!京太郎もタコス好きだし、ほぼ確定だな!」
久「あら、私だって須賀君に甘えてるって事がバレちゃったのよ?須賀君を酷使してるなんていう妙な汚名も返上出来たし、大きく前進ね。」
優希「最大の障害は部長ということかっ……!」
久「咲の壁が取り払われた今、最大の難所は優希みたいね……」
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咲「部長と優希ちゃん、何の話してるんだろう……?」
和「咲さんが気にする事は無いですよ。」
和(あの人達は、重要な事を見落としてますからね……)
和(須賀君に想われていて、須賀君の好みの全てを満たし、尚且つ身近にいられる存在……それは、私を置いて他にありません)
和(咲さんが優位を失った瞬間、勝利は自然と私の手に収まったんですよ……)
和「ふふっ……ふふふふふ……」
咲「な、何か怖いよ和ちゃん……? でも、みんな変なの……」
咲(幼馴染み以上じゃなくなっただけで、幼馴染みのアドバンテージが無くなった訳じゃないのに……)
咲(未だに京ちゃんと一番距離が近いのは私……そこは何も変わらないんだよ)
咲(そう、勝者はこの宮永咲っ!依然変わりなくっ!)
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京太郎「な、何だか皆が妙に怖いんですが……」
まこ「ほっときんしゃい。どーせ碌でもない企みじゃ」
京太郎「そんなもんっすかね……?」
まこ「そんなもんじゃ……ところで京太郎、ウチの店でバイトしてみんか?」
まこ(バイトは大体母親のツテの成人女性……)
まこ(そう、“大体”じゃ。全員じゃあない……まだ付け入るスキはありそうじゃけの)
カンッ