585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:36:23 ID:sL53Dv5y0 これから京×和SSを投下しますがこのSSには以下の注意点があります。 1途中からオリキャラが出てくる 2長編であるという事 以上この二つがあっても大丈夫だという方のみ 読んでください 586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:37:31 ID:sL53Dv5y0 京太郎「あっち~・・・今日も暑いな・・・」 ガチャン 和「こんにちは須賀君」 京太郎「あれ?他のみんなは?」 和「他のみんなは来ませんよ。」 京太郎「なんで?」 和「部長は生徒会のボランティア活動、染谷先輩は店の手伝い 優希は追試、宮永さんは所用で欠席だそうです。」 京太郎「そうか・・・」(ラッキー和と二人っきりだぜ!!) 和「ですので今日は私と須賀君の二人だけで活動することになります。」 京太郎(今は夏だから女子の制服が薄くていいぜ~ 今日和のヤツ今日はピンクの下着つけてるな・・・ ハァ~本当に夏はいい季・・・) 和「須賀君!!さっきから何をジロジロ見てるんですか!!!」 京太郎「いや・・・ごめん・・・」 和「まったく・・・」 京太郎(ヤベ~見てたのバレちまったか・・・なんか悪い雰囲気になっちまったな・・・ どうしようかな~そっそうだ!!!)「なあ和・・・」 和「なんですか?」 京太郎「今からネット麻雀やろうと思うんだけど、良かったら教えてくれないか?」 和「ええかまいませんよ。」 京太郎(よしここでなんとかさっきの悪い雰囲気を払拭するぞ!!) 587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:39:07 ID:sL53Dv5y0 1時間後 プレイヤーA「リーチ!」 京太郎「クソッ・・・リーチかだったらこれを・・・」 和「須賀君それはダメです!!」 京太郎「えっ?」 プレイヤーA「ロン!リーチ、一発、清一色、ドラ3、3倍満です!!」 京太郎「マジかよ・・・また負けちまったぜ~・・・」 和「須賀君!愚痴を言ってる暇はないです!なんで負けたのかを一緒に研究しましょう!!」 京太郎「おい和顔真っ赤だぞ・・・」 和「えっそんな事はないです。」 京太郎「どれ・・・ちょっと失礼(ピト)熱っお前凄い熱だぞ!早く家に帰って・・・」 和「大丈夫です!!さあ早くさっきの続きを・・・」 京太郎「大丈夫じゃねえよ!!早く家帰って休め!!こじらせたりしたらどうするんだ!!!」 和「わっ分かりました・・・じゃあ帰らせて頂きます。」 トットットットット 京太郎「おい待てよ」 和「なんですか?須賀君?」 京太郎「俺の自転車後ろに乗れよ・・・家まで送ってやるからさ・・・」 和「いえ・・・結構です!須賀君にそこまで迷惑かけたくありません!」 京太郎「いいってこうゆう時くらい甘えちまえよ!!それに俺自転車の運転には結構自信あるんだぜ!!」 和「でも・・・」 京太郎「大丈夫だってほら・・・早く来いよ」 和「・・・じゃあよろしくお願いします」 京太郎「それではお姫様お足元にご注意下さい。」 和「こんな時にフザけないでください。」 京太郎「ハハッじゃあ行くぞ」 588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:40:23 ID:sL53Dv5y0 数十分後 和「ここです・・・」 京太郎「思ったよりも近かったな・・・」 和「それではこれで・・・」 京太郎「車が無いみたいだけどご両親は?」 和「はい両親は毎晩夜遅くにしか帰って来ません」 京太郎「それじゃあ今日の晩メシとか和の身の回りの世話は俺がやってやるよ!!」 和「須賀君にそこまでして頂くわけには・・・」 京太郎「大丈夫だよ俺料理とかもある程度出来るからさ それに今和は風邪だろあんまり無理しちゃダメだよ・・・ 俺も和が風邪だと心配だしさ・・・」 和「分かりました・・・それではお願いします。」 京太郎「よしまかせろ!!」 和「ここが私の部屋です・・・」 京太郎「へぇ~ここが和の部屋か・・・」 和「あんまりジロジロ見ないでください///」 京太郎「じゃあ和俺は下でいろいろ準備してるからその間に着替えとけよ」 和「はい・・・分かりました」 ガチャン 589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:41:11 ID:sL53Dv5y0 一時間後 京太郎「おーい和メシ出来たぞ。あれ返事がないな・・・じゃあ入るぞいいな?」 ガチャ 京太郎「あれ・・・和の奴寝てるな・・・ へぇ~和の部屋って俺の部屋と違って 漫画とかゲームとか全然ないな・・・ あるのは学校の参考書や麻雀関係の本ばかりだな・・・ まぁアイツらしいといっちゃアイツらしいけどな・・・ ん・・・?なんだこのノート・・・(ピラピラ) まさかこれ和の日記帳か!!! 読んじゃいけないのは分かってるけど・・・ ゴメン和読ませて頂きます!!」 ○月×日 今日麻雀部に新しく男性部員の方が入って来てくれました。 ちょっと身体の方をジロジロ見られてたのが気になりましたが、 話してみたらあんまり悪そうな方ではなかったので これからも共に協力し合って麻雀部を盛り上げていきたいと思います。 京太郎「ヤッベ~見てるのバレてるし・・・これからはあんまりジロジロみるのを ちょっと控えた方がいいかもしれないな・・・さて他のページは・・・」 △月□日 今日お父様と少し話をしました・・・お父様はどうやら私が清澄に行くのは 反対らしく東京の進学校に通わせたいらしいです・・・ でもお父様も全国で優勝さえすれば清澄に通ってもいいとの事でした・・・ だから私は絶対に負けない!!ここで諦めたら今までなんの為に頑張ってきた事が 全て水の泡になってしまう・・・そしてみんなで絶対優勝してお父様にも 納得のいく様にしなければ・・・ 京太郎「!!!!!!!」 京太郎(和の奴こんな事があったのか・・・ それなのにあの全国大会の予選では あんなに涼しい顔しながら麻雀打ってたのか!! 俺は一体今まで和の何を見てたというんだ・・・ 俺は今まで和に随分失礼な事をしてきたんだな・・・ 起きたら和に日記見たことと今日イヤらしい目線で 見たことについてきちんと謝ろう・・・) 590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:42:08 ID:sL53Dv5y0 数十分後 京太郎「起きたか・・・和」 和「えっ私寝てたんですか・・・すみません・・・」 京太郎「いいよ和は病気なんだし・・・それよりもメシレンジで温めてくるよ あとコレスポーツドリンクと栄養ドリンクよかったら飲んでくれ」 トットットットット 和「これ須賀君が作ったんですか?」 京太郎「そうだよどうだ味の方は大丈夫か?」 和「とてもおいしく出来てます。正直驚きました。」 京太郎「ハハそうだろよく言われるよ」 和「フフフ」 京太郎「・・・和実はお前に謝らなきゃいけないことがあるんだ」 和「はい何ですか?」 京太郎「ゴメン今日お前の身体をジロジロみたりしてあの時ちゃんとしっかり 謝れなかったから今謝るゴメンなさい」 和「その事ですか・・・もう気にしてないので大丈夫です・・・」 京太郎「あともう一つ謝らなきゃいけないことがある!」 和「もう一つ?何ですか?」 京太郎「実は今日お前の日記を勝手に見ちまったんだ・・・ 本当にゴメンなさい!!!」 和「!!!!!!!!!!・・・アレを見たんですか・・・」 京太郎「本当にゴメン怒ってる?」 和「ええでも言ってくれてありがとうございます。 須賀君がいってくれたのに免じて今日の所は許します・・・ でも今日見た事は絶対に他の人には言わないでくださいね!!」 京太郎「それはもちろん分かってるよ。」 和「それならもういいです。」 591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:43:28 ID:sL53Dv5y0 京太郎「でさー優希の奴猫にタコスをあげようと半分にしようとしたら そのまま猫に全部タコス持ってかれちまってさ~」 和「フフフ優希らしいですね」 京太郎「そういえばまだご両親は帰ってこないけど明日もこんな感じなのか?」 和「いつも両親は帰ってくるのが遅いですから・・・」 京太郎「そうだ明日も来てやるよ!!」 和「それはダメです!今日もこれだけお世話になったのに 明日もしてもらうなんて・・・そんなに須賀君のご好意に 甘えるわけにはいきません!!」 京太郎「でもお前は病人なんだろ?そんな奴ずっと一人にさせとくわけには いかないだろ?もし何かあったらどうするんだ! もし和に何かあったらみんなにも申し訳ないしな・・・」 和「そこまで言うんでしたら・・・明日もよろしくお願いします・・・」 京太郎「よっしゃー明日も腕によりをかけておいしいものを食わせてやるからな!!」 和「フフ・・・楽しみにしてますよ須賀君」 ?「和入るぞ・・・」 和「はいどうぞ」 和父「ん君は一体誰だ?」 京太郎「俺は須賀京太郎といいます」 和父「それで須賀君こんな夜遅くまで娘の部屋で何をやっているのだ?」 京太郎「え~っとそれは・・・」 和「須賀君は今日熱を出した私の為にわざわざ看病してくださったんです」 和父「それは須賀君わざわざすまない・・・だがもう夜は遅い 後の事は私がするから君はもう帰りなさい・・・」 京太郎「分かりました・・・じゃあな和」 和「さよなら須賀君・・・」 592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:45:11 ID:sL53Dv5y0 ガチャン 和父「いくら看病のためとはいえ夜遅くまで男を部屋に入れるとは・・・ あまり感心しないぞ・・・和」 和「はい・・・分かっています・・・」 和父「彼とは一体どんな関係なんだ?」 和「彼は同じ部活の人です。」 和父「そうか・・・まだ熱はあるのか?」 和「はいまだあります」 和父「じゃあ今日はしっかり身体を暖めて寝るんだぞ・・・」 和「はいお父様ではお休みなさい・・・」 和父「ああお休みな・・・和」 京太郎「ただいまー」 京太郎母「あんたこんな夜遅くまで一体何やってるの?」 京太郎「いやちょっとな・・・」 京太郎母「ちょっとって何やってたのよ?」 京太郎「いや・・・あのその・・・そう嫁だなの家に行ってたんだ!!」 京太郎母「それで・・・どうして遅れたの?」 京太郎「ちょっとゲームをやってたらさ・・・ 随分盛り上がっちゃってさ・・・ それで遅れちゃったんだよ」 京太郎母「そうなの・・・」 京太郎「後明日も帰りはこのくらいになるからさ」 京太郎母「明日もその嫁だな君と遊ぶの?」 京太郎「まあそんなとこ!!」 京太郎母「あまり遅くならない様にしなさいよ」 京太郎「分かってるって」 京太郎(よし寝る前に明日和に作ってやる料理を インターネットで調べてから寝ることにしよう)