玄「おもちパラダイス!?」ガタッ 憧「うん、京太郎はそう言って部室に向かったけど…って、ちょっとクロ!?」 玄「失敬!」ドヒューン おもちパラダイス、それはこの世の楽園 桃源郷、いや西瓜源郷、あるいはメロン源郷! 同志京太郎君ほどのおもちフリークが目をつけるなら、それはさぞかし…! そしてもしそんなエデンがあるのなら… 玄「京太郎君の独り占めにはさせないのです!」 玄「部室到着! これより内部の確認をば…ん?」 『うわっ、大きい…』 『そ、そうかな』 『それに、柔らかいですね』 『そんなにいじっちゃ…あっ、つんつんしちゃダメ…』 『す、すみません。我慢出来なくて。…でももういいですよね? ほら、さきっぽもこんなにふくらんで、色づいてるし…』 『…うん。いいよ』 『…それでは』 玄「ぬわぁーっ!!! おもちぃいいい!!!!!」ガチャッ! ストーブの上に置かれた金網&焼き餅 玄「……へ?」 京太郎「いやー、やっぱ海苔で巻いて醤油つけるのが一番ですね」 宥「私はあんこも好きかな…って玄ちゃん?」 玄「」 京太郎「ん? ああ、玄さんも食べます?」 宥「どうしたの? そんな顔して…」 玄「……オモチ…オモチ」 京太郎「ほら、今ちょうど焼けたところで」 玄「おもちー!!!」ビリィ 京太郎「イヤー! 服がー!」 宥「きゃあああああ!!」 玄「ひし餅ペロペロ! ひし餅ペロペロ!」 京太郎「助けて宥さーん!」 カン