京太郎「なぁ春…」 春「…私じゃない…」 京太郎「まだ何も言ってないんだけど?」 春「…」 京太郎「…おれが買っておいた、かりんとう饅頭半分食ったのお前だろ?」 春「…違う」 京太郎「…口に餡子ついてるぞ?」 春「はっ!?ど、どこ」ゴシゴシ 京太郎「…ごめん、嘘」 春「…ずるい、京太郎にはめられた」 京太郎「いや、勝手に食うお前も大概だけどな」 春「…ごめんなさい…」 京太郎「…はぁ…まぁ春にあげるために買って来たから良いんだけどさ」 春「なんで?」 京太郎「なんでって今日誕生日だろ?」 春「そうだけど…」 京太郎「気に入らなかったか?」 春「ううん、うれしいよ…でも」 京太郎「でも?」 春「私は京太郎と一緒に食べたいな」 京太郎「?…まぁそれぐらいなら」 春「ふふっ、じゃあ縁側で食べよう!」 京太郎「OK、お茶入れてくるよ」 春「渋めでね」 京太郎「お任せあれ!」 カンッ