良子「んんぅ……」 京太郎「あ、起きましたか?」 良子「……あー、キョウタロウ?」 京太郎「はい。おはようございます」 良子「グッドモーニングですー。どうやら寝坊してしまったようですね……ソーリー」 京太郎「いえ、全然大丈夫ですよ。いま朝食作ってるところですから」 良子「そういえばそこはかとなく食欲をそそる良いスメルが……」 京太郎「すぐ食べますか?」 良子「そうですね。ふぁああぁぁ……えーと、何かドリンクないかなぁ……と」 京太郎「おっと、そのウイスキーのボトルから手を離してください?」 良子「ノープロブレム。迎え酒というやつです」 京太郎「駄目ですよ、それ結局酔って誤魔化してるだけじゃないですか。まだ飲むには早いですよ」 良子「アーリータイムズだけにアーリータイム、というわけですね……これは一本取られました」 京太郎「いや、別にそういうつもりじゃないですけど……」 京太郎「やっぱりお疲れなんですか?」 良子「いえ全然……」 京太郎「今年の仕事ハイペースで終わらせたらしいじゃないですか」 京太郎「これから年末年始は霧島神鏡でお手伝いもするんでしょ?」 良子「いえす。ちょっと今年は忙しいようですね」 京太郎「あんまり無理しないで下さいよ」 良子「だって……」 京太郎「うん?」 良子「だって、クリスマスくらいはアナタと……恋人と二人っきりで過ごしたいです」 京太郎「良子さん、そのために……?」 良子「これでも人並みにロマンチックなんですよ?似合いませんか?」 京太郎「いえ、可愛いですよ」 良子「おっと、随分ストレートですね」 京太郎「だって俺も嬉しいですもん。てっきり良子さんはこういうの関心ないのかと……」 良子「私のキャラクターだと、そう思われますね」 京太郎「ルーg……英語交じりの喋り方ですけど実際シャーマニズム溢れてますからね」 良子「ノーウェイノーウェイ」 京太郎「それじゃ、朝食済ませちゃいましょう。もう出来上がりますよ」 良子「グッド。では食べながら今日のプランを決めちゃいましょう」 良子「それにしてもラッキーでした、うまいこと休みとクリスマスが重なって……」 良子「ムム、なんだか素敵な日になりそうな予感です」 京太郎「しましょうよ。俺も手伝いますから」 良子「フフッそうですね」 良子「MAKE MY DAY……してくださいね!」 カン!