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京太郎「俺たちの絆パワーでお前を倒す!」4 - (2015/08/17 (月) 23:37:46) のソース

京太郎「ちょっと愛宕さん!」ユッサユッサ

雅枝「雅枝って呼びーやぁ」ヒック

京太郎「ま、雅枝さん……」

京太郎(よ、酔ってる、完全に出来上がってる……くそ、会計は俺が……できる!)デンピョウ


-外-


京太郎(出たは良いけど、雅枝さん背負ってると背中の感触で俺がやられる……)ググッ

京太郎(落ち着け、マイサン……これが人妻って奴か!)

雅枝「うぅ、アホぉ……それちゃうやろぉ……」

京太郎「ぐっ……ど、どこかに行かないと……」

京太郎(家に奥って行くか?いや、しかし洋榎さんたちにこの雅枝さんを受け渡すと雅枝さんがどう思うか……いや難しい……)







京太郎「いや、やっぱり家に送って行こう」ヨット


-愛宕家-

 ピンポーン

絹恵「はいはい」

京太郎「ど、どうも……」

絹恵「京太郎君!?と、オカン!」

雅枝「むにゃー……」zzz

京太郎(結婚しよ……)

絹恵「とりあえず入って!」

 オジャマシマース

洋榎「ん、ガースーどないしたん……ってオカンなにやっとんの?」

京太郎「すみません、布団出してあげてもらいますか?」

絹恵「うん、待っててな」

 ドタバタ ドタバタ




京太郎「ふぅ」

絹恵「これお茶な」コトッ

京太郎「ああ、ありがとうございます」

洋榎「それにしても迷惑かけたなぁ」

京太郎「いえいえ、色々食べさせてもらいましたし……」

京太郎(実際払ったの俺になったけど)

絹恵「それにしてもオカンもオカンやわ、飲み過ぎやろ」

京太郎「まぁ明日に響かなかったら良いんじゃないですか」

洋榎「そうやなーでもガースーはオカンと二人でなにやってたん?色々食べさせてもらったってどこ行ってたん?」キッ

京太郎(酔ってるお母さん連れて帰ってきたらそう思うか……)シュン

京太郎「いえ、ほんとちょっと居酒屋に寄ってみただけですよ、それ以外は何もないし」ワハハ

洋榎「そっか、それならええけど」

絹恵「うん、それならええ……間違いとかあったら超怒ってるわ」

京太郎(なくて良かった)

 ガラッ

雅枝「うぁ~なんで家におるんや」

洋榎「ちょ、オカン!」

京太郎(シャツと下着だけ)ツー

雅枝「ッ!」

絹恵「み、見ちゃダメや京太郎君!」グワシ

京太郎「ぐおっ、アイアンクロー!」

 ワタワタ バタバタ







雅枝「ご、ごめんな須賀君」

京太郎「だ、大丈夫です」

京太郎(ジーンズとシャツになってる、ちょっと残念だ)


-事情説明中-


京太郎「と、言うことです」

雅枝「……」

絹恵「オカン……」

洋榎「オカン……」

雅枝「ご、ごめんな須賀君、飲み過ぎたみたいで……」

洋榎「ホンマや、こんなオカン放っておいて良かったんちゃうん」

・恋愛力70以上のためミニイベント

京太郎「ダメですよ、雅枝さんみたいに綺麗な人放っておいたら襲われますよ」

雅枝(ま、また綺麗ってッ)カァァッ

絹恵「へぇ、京太郎君は襲うん?」

京太郎「そりゃ、いや襲うかどうかはともかくとしても下心ありで近づきはするでしょう」

洋榎「」ムッ

洋榎「こんな賞味期限切れのババァの何がええねん」ボソッ

雅枝「い、言い過ぎやろうが洋榎!」クワッ

洋榎「うおっ、聞こえとった!」ビクッ

京太郎「いや、雅枝さんはまだ現役でしょう」

雅絹洋「え?」

京太郎(やべ、口に出しちまった)

雅枝「あ、アホなこと言いなやっ」カァァッ







京太郎「じゃあ、もうそろそろ帰ります11時過ぎそうですし」

雅枝「え、そんな時間か?」バッ

・恋愛力90以上のためミニイベント

京太郎「まぁ、でも愛宕家にいると楽しくて良いです、それこそずっと居たいぐらいに」ニコッ

雅枝(ず、ずっと……)カァァッ

洋榎(居たいぐらい……)カァァッ

絹恵(い、一番話してたのは私やしっ!)カァァッ

京太郎「それでは!」






絹恵「送っていかせてえな!」

京太郎「え、絹恵さんが、ですか?」

絹恵「お姉ちゃんは、少し不安やし、オカンもあかんからな……私が行くのが妥当やろ!」

京太郎「じゃあ、途中までお願いします」

絹恵「ということでちょっと行ってくるわ」

京太郎「それじゃあ洋榎さん、雅枝さん、またこっちに来たらお願いします」ニコッ

雅枝(あ、あかん)ジュンッ

洋榎(が、ガースー、いつでも歓迎するでっ)カァァッ

絹恵「ほな、行こうか!」グイッ

京太郎「うわっ、はい!」







絹恵「ほんまゴメンな京太郎君……」

京太郎「いえいえ、役得ですよ」ニコッ

絹恵「最後の最後に迷惑かけたわ」ハァッ

京太郎「迷惑なんて思ってませんよ、せっかく出会ったんですから大事にしたいじゃないですか、こういう関係」

絹恵「そう言ってもらえると助かるわ」

絹恵(もしかしたら、これで最後かも知れんのかぁ)

・恋愛力90以上、対応力80以上のためミニイベント

京太郎「また、一緒にサッカーもしましょうね」ニッ

絹恵「ッ……うん!」ニコッ

京太郎「それじゃここらへんで、また!」ダッ

絹恵「うん、またなー!」フリフリ

 ダッダッタッタッ

絹恵「京太郎君、またな……」






-旅館-


京太郎「ただいまでーす」ソーッ

咏「遅いよ、知らんけど」

京太郎「いやぁ……すみません」

咏「別に、なにも無いなら良いんじゃね?わかんねーけど」

京太郎「あはは、さて寝ますか!」

咏「うん」





京太郎「さて」パチン

布団に入る。

咏「……」スッ ギュッ

京太郎(だ、抱き着かれて……そう言えば咏さん、俺のこと好きって……)

咏「返事なんかしなくていーけどさ、私は京ちゃんのこと好き、それだけ……ほんと、返事は求めてないから……」フルフル

京太郎(ホントは、するべきなんだろうけどなぁ)

咏「フフッ、これでも京ちゃんのこと何年も見て来たんだからわかってるよ、ゆっくり待ってるから、良いにしろダメにしろ、返事をね……知らんけど」

京太郎「咏さん」

京太郎「明日、楽しみましょうね」ギュッ

咏「わわっ……う、うんっ」マッカ


-11日目終了-












-12日目-


京太郎「ん、咏さんを抱きしめて寝てた……最近の幸せっぷりは俺の運どっか行ってるな、間違いない」

そっと起き上る。

京太郎「さて、朝御飯までに時間がありそうだな……」

京太郎「……昨日と同じでメール来るだろ」

私服に着替えて出ていく。

京太郎「さて、どうするかな」




京太郎「飲み物でも買いに行くかぁ」

 ウィーン

京太郎「ふぅ、さて……どうすっかな」

??「あれ、須賀君やん」

京太郎「末原さん!?」

恭子「ん、朝っぱらからどないしたん?」

京太郎「いえ、なんとなくですよ」

恭子「そか、でも昨日別れる言うたのにこうして会うのはシュールやなぁ」

京太郎「良いじゃないですか、会えたのは嬉しいですよ」

恭子「平然とそんなこと言うなや」コツッ

京太郎「アイタッ」

恭子「まぁ、嬉しいけどな」ニコッ

京太郎「」ゾクッ

京太郎(なんだ、今の?)

恭子「すぐ聞こえるようになるよ、須賀君……先輩なんやから早くこっちこんとあかんで?」ニコニコ

京太郎「え、え?」

恭子「またな……先輩」ボソッ

 ウィーン

京太郎「な、なんだったんだ……?」







-旅館-


京太郎「おっと」トントン

咏「どうぞー」

京太郎「今日は着替え中じゃなくて安心しました」ホッ

咏「別に、良いけどね、知らんけど」

京太郎「そうですか、じゃあいつかお願いするかもしれません」

咏「ちょっ!バカっ、変態っ!」カァァッ

京太郎(からかいがいあったんだな、この人……)




京太郎「さて、これでこの旅館ともお別れですねー」

咏「気に入ってた?わかんねーけど」

京太郎「そりゃ、結構気に入ってましたよ」

咏「また、来ようね」ニッ

京太郎「……はい!」

京太郎(さて……)








京太郎「どこに行きましょうか!」

咏「ん~色々考えてみたけどわかんねー、すべてがわかんねー」

京太郎「せっかくだから……」








京太郎「大阪城とかどうです?」

咏「城か、良いね風情があって」ウン

京太郎「じゃあ行きましょうか」

京太郎(荷物重いなー)

咏「うん、行こ行こ!」キャッキャッ

京太郎(可愛い)






-大阪城-


京太郎「さすが通天閣、景色が違いますね」

咏「そうだねぇ」

京太郎「似合いますね、着物に扇子とは」

咏「ふふん、京ちゃんも和服似合いそうだよね、わからんけど」

京太郎「ははっ、ありがとうございます」

咏「よしっ、あっちからも見てみよ!」ギュッ

京太郎(手、繋いできた……)

咏(ちょっとは恋人っぽくなったかな?)

京太郎(兄妹に見えるんだろうなぁ~)






-夕方-


京太郎「さて、そろそろ帰りますか」

咏「そうだねー」

二人は新幹線に乗る。

京太郎「疲れましたね」

咏「そうだね、わからんけど……」ウツラウツラ

京太郎「寝てても良いですよ?」

咏「ん……ごめんね」zzz

京太郎「はしゃいでたもんなぁ、それに途中で東京に行くのと長野に行くので別れるだろうし」フゥ

京太郎「どうすっかな……」



京太郎「誰にメールか何人に送るか……」

京太郎「一人にしとくか」


京太郎「とりあえず透華だな」
本文『しばらく連絡いれずに悪かった。ちょっと麻雀修行の旅に行ってた』

ブブブッ

差出人:透華
本文『まったく、なんの連絡も入れないで! 心配しましたのよ!』


京太郎「あちゃぁ」
本文『しばらくしたら駅につくから』

ブブブッ

差出人:透華
本文『わかりました、迎えに行ってそのまま送ってあげてよ!』


京太郎「……まぁ、ありがたい、か?次は福路さんに送ろう」
本文『お久しぶりです』


京太郎「帰ってくるまで、少し寝てるかな」

ブブブッ

京太郎「ぬおっ!」


差出人:福路美穂子
本文『おひさしぶりです すがさんはきゅうじつ、どのようにすごしていましたか』


京太郎「おお、ひらがな」
本文『また強くなったんで、麻雀しましょうね』



ブブブッ

差出人:福路美穂子
本文『かなもやるきをだしているので、またさそってくださいね』


京太郎「終わった……少し寝るか」








-長野駅-


京太郎「よし、咏さんとも別れたし、帰って来たぞ!」

??「京太郎!」

京太郎「おぉ、透華久しぶり!」

透華「久しぶり!じゃありませんわ、私たちがどんなに心配したことか!」

京太郎「おう、悪かったな……透華一人か?」

透華「駐車場にハギヨシがいますわ!」

京太郎「そうか、なら行こうか、ありがとうな」ニッ

透華「べ、別に構いませんわっ!」プイッ







-自宅・自室-


京太郎「ぐおごごごごっ」バタン

京太郎「晩飯食べて風呂入った瞬間疲れが……しかし今日は麻雀をしていない、なぜかしなくてはならない呪いに掛かっている気がする……」





一人目 どらごん
二人目 のどっち
三人目 まこりん


京太郎「よし、行くぞぉ!」

どらごん:よろしくお願いするのです!

のどっち:よろしくお願いします

まこりん:今回は勝たせてもらいますよ、キョータロさん

キョータロ:まこりんさん久しぶりです、残りお二方ははじめてですね、よろしくお願いします

京太郎「よし、一位もらうぞッ!」ゴッ






トップ キョータロ
 二着 のどっち
 三着 どらごん
 ラス まこりん

まこりん:見えんのじゃ、表情が

のどっち:リアルとネットじゃ違いますから

どらごん:集まんない……

キョータロ:ありがとうございました


京太郎「さては能力持ちだな」

京太郎「あれ、誰かからウィスが飛んできてる?」






京太郎「ん、どらごんさんか……それにしても妙にドラ集めてたなぁ」

どらごん:凄かったですね、そんな麻雀どこで習ったんですか?

キョータロ:身内に麻雀が凄い上手い人がいて、それで教えてもらいました。そちらも特殊な戦い方ですね

どらごん:いつもならドラが集まるんだけど全然あつまらないのです

キョータロ:あぁ、ネトマと現実じゃだいぶ違いますからね

どらごん:長野じゃ奈良から遠いし、いつか一緒に打ってほしいです

京太郎「奈良か、もう少し早く知り合ってれば別だったんだろうけどな」

キョータロ:そうですね、またいつか一緒に

どらごん:はい!

京太郎「お、ログアウトした……楽しそうな人だな」ウンッ

京太郎「さて、明日は学校だな」

カピー「カピー」ヒサシブリダナ

京太郎「おやすみな、カピー」パチンッ

カピー「カピカピ」イイカゲンカマエ

-12日目終了-










-13日目・朝-

京太郎「さて、なんだか久しぶりの学校だな」

テクテクテク

京太郎「ん、あれ……」

京太郎「一だ……おい一!」

一「京太郎だ、久しぶりだね」

京太郎「おう、武者修行に行ってたからな」

一「そんなこと言って女遊びにうつつを抜かしてたとか?」

京太郎(うつつは抜かしてないよな、女遊びもしてないし)

京太郎「そんなことしてるわけないだろ」

一「ボクも麻雀ちょっとは上達したからね、負けないよ!」

京太郎「ふーん」

一「ちゃんと聞けぇ!」ボカッ






-授業-

京太郎「アレ」

歩「はい」ジカンワリ

京太郎「サンキュ」

京太郎「ふはははっ!フランベだ!」ボワッ

教師「か、家庭科の授業でフランベ」シロメ

歩「家庭科の授業には魔物が住む……ゴクリンコ」







-昼-

京太郎「さて、今日はどうするかな」

京太郎「おお、中庭に来れば」

透華「あら京太郎、珍しいですのね」

衣「京太郎だー!」

一「衣、あまり暴れない方が良いよ」

京太郎「ほら、一に言われてるぞ」

衣「うむ、衣は子供と違って聞き分けが良いからな、座るぞ!」ストン

京太郎「ふぅ、中庭のレジャーシートの上なんて、良いな」ストン

一「京太郎が一緒なんて珍しいしね、ボクらも新鮮だよ」

京太郎「そうか」パカッ

衣「そのお弁当は?」

京太郎「自分で作ったんだよ」

衣「一口くれ!」

京太郎「良いぞー」

透華「わ、私も!」

京太郎「おう、少し待ってろ」

一(モテモテだねー)






-放課後-

京太郎「今日はどうするかな、偵察に行くってのもありなんだよなー」


-部室-


 ガチャッ

京太郎「よう!」

透華「だから、もうちょっとまともな風に言えないんですの!?」

京太郎「まともな風ってなんだよ」

純「久しぶりだな!」タッチ

京太郎「よう!」パァンッ

智紀「京太郎、久しぶり」

京太郎「智紀も久しぶりだな」

京太郎(ちょっとバストアップしたか?)ムムッ

京太郎「さて、今日はどうするか」






京太郎「麻雀するかな……さて、今回のメンバーは誰にするかなぁ」





京太郎「じゃあ、衣と純と智紀、三人でやろうぜこの組み合わせはまだだしな!」

衣「うむ、蹴散らしてやるぞ!」ワーイ

純「おっ、久しぶりに腕がなるぜ!」

智紀「京太郎の打ち方は研究積み!」

京太郎「よしっ!」








京太郎「今日も勝たせてもらうぜ!」ニッ

衣「前のようにはいかんぞ!」

純「俺も忘れんなよ!」

智紀(漁夫の利を得る)







トップ 純
 二着 智紀
 三着 京太郎
 ラス 衣

純「いやー京太郎がいると衣の支配も及ばないし」

智紀「フッ、周りが見えてない」

京太郎「」シロメ

衣「」シロメ

一「衣、透華に似て来たね」

透華「あんな目してますの!?」

アンテナ「」ブルンブルン

一「してるよね」

透華「」シロメ







-放課後2-


京太郎(さて、次はどうするか)

京太郎(純と一と衣と智紀は麻雀してるし……)

京太郎「なぁ透華」

透華「どうしましたの?」

京太郎「ネトマしてたのか?」

透華「ええ……」

京太郎「お、のどっちか、昨日勝ったぜ」

透華「な、なんですって!?」クワッ

京太郎「うおっ」

透華「わ、私でも勝てないのどっちに勝った!?ゆ、許せませんわ!」

京太郎「どういうことだよ!」

透華「きぃー!」

京太郎「め、めんどくせぇ!」

透華「……」

京太郎「……ん?」

透華「めんどくさいって」ウルウル

京太郎「!?」ギョッ

透華「め、めんどくさいってぇ……」ウルウル

京太郎「だ、大丈夫だって!な、透華、俺はお前のこと大好きだぞ!」

透華「え」カァァッ

京太郎「ほら、だから泣くなよ……な?」ナデナデ

透華「べ、別に泣いてませんわっ」フイッ

アンテナ「」グオングオン







-下校中-

京太郎「ふぅ~今日は不味かった、透華が泣きそうになるなんて……気を付けよう」

京太郎(それにしても、なんで透華のやつ……まぁいいか)

京太郎「さて、今日は遅くなったし、このまま帰るか!」ダッ


-夜-
-自宅・自室-


京太郎「どうすっかな……」





京太郎「ここはネトマだな、さて今日は誰が相手になるか……」


一人目 とよねー
二人目 ピーチ姫
三人目 どらごん


京太郎「よし、行くぞぉ!」

とよねー:ひさしぶりーよろしくねー

ピーチ姫:お、またっすね、今度こそもらいますよ

どらごん:二日連続とは、今日こそ勝つのです!

キョータロ:今度もトップはもらいますよ!

京太郎「よし、振り切るぜ!」ゴッ



トップ キョータロ
 二着 ピーチ姫
 三着 どらごん
 ラス とよねー

とよねー:負けちゃったよー

どらごん:今日は、なんとか勝てたのです!

ピーチ姫:特殊な打ち方っすねみんな

キョータロ:ネトマ慣れしてない感すごいですね、特にどらごんさん、ありがとうございました!

京太郎「能力に頼りすぎだろ……俺なんて相手依存だからほとんど役にたたずに……」ガックシ

京太郎「あれ、誰かからウィスが飛んできてる?」




ピーチ姫:あれからどうっすか?

京太郎「はは、覚えててくれてるか……」

キョータロ:風越にはいなさそうですね

ピーチ姫:ばれたのは意外っす、まぁ私が風越にいたところで見つかりますかねー

キョータロ:必ず見つけますよ

ピーチ姫:じゃあ、鶴賀ってことだけ教えてあげます 貴方がどんな人でも、私がみつける方が早いと思うんで

京太郎「あ、ログアウトした……たく、どうなってんだよ」

京太郎「まぁ良いか……」






京太郎「む、メールだな」キュピーンッ

京太郎「二人からか、誰だ?」



京太郎「お、咲と末原さんからか」


差出人:咲
本文『京ちゃんの家に一昨日行ったら旅行だったんだって?』


京太郎「タイミング悪かったなぁ」
本文『咏さんと一緒に大阪の姫松高校に武者修行に行ってた、女の子たちと仲良くなったぜ!』


京太郎「よし、これで」

ブブブッ

差出人:咲
本文『そっか、楽しそうで良かった。姫松高校だね、全国常連校だから良い修行になったね、おやすみ』


京太郎「おうおやすみっと……末原さんは」


差出人:末原さん
本文『それで、喰う能力……そっちはどう?』 


京太郎「おお、なんかベテランっぽい!」
本文『喰う能力って、あれってなんかあるんですか?』


ブブブ

差出人:末原
本文『まぁ、強化し続けた方がええと思う 損はせぇへんよ おやすみ』


京太郎「ん?良くわからないな、おやすみなさい」









-宮永家・咲部屋-

咲「……京ちゃん、また女の子と仲良くなって」プンスカ

京太郎の写真を見て笑う

咲「よし、打倒姫松!」ゴッ


-末原家・恭子部屋-

恭子「もっと強くなってぇや須賀君、須賀君のおかげで私はこの力を手に入れたんやから」ゴッ

恭子「それにしても羨ましいなぁ主将たち、私より須賀君といた時間多いやん……あぁ、羨ましいなぁ、メゲるわぁ」








-14日目・朝-

京太郎「さて、昨日のピーチ姫が言ってたことも気になるんだよなぁ」

テクテクテク

京太郎「偵察するとしたら鶴賀か……ん、あれ」

京太郎「子供!」

衣「子供じゃない衣だ!」クワッ

京太郎「おう、わかってるって」

衣「お前よりも年上なんだからな!わかってるのか!」

京太郎「わかってるよ、肩車してやろうか?」

衣「本当か!やった!わーい!」ピョン

京太郎「軽いな」ヒョイ

京太郎(子供だなぁ)






-授業-

京太郎「歩」

歩「はいはい」ジカンワリ

京太郎「おう」




-授業-


課題:サッカー


京太郎「体育の授業には魔物が住む……ゴクリンコ」

??「うおぉぉぉ!皇帝ペンギン5号!」

京太郎「ペンギンと一緒にサッカーボールが飛んできた」

歩「須賀君だから取れない!」

京太郎「ごぱぁっ!」






-昼-

京太郎「さて、今日はどうするよ」

京太郎「電話してみるか」プルルル

透華『もしもし?』

京太郎「昼って誰かと行くつもりか?」

透華『別にその予定はありませんわ』

京太郎「一緒に食堂行こうぜ、レディースセット頼んでくれ」

透華『……わかりましたわ、せっかくのお誘いですものね、行きますわよ』

京太郎「よしっ!」






-放課後-

京太郎「今日はどうするか、偵察なら……鶴賀だよな」

京太郎「……今日は行かなくていいな、偵察行くかな」

京太郎「さて、鶴賀か風越か……」

京太郎(風越でかのピーチ姫を探すか?いや男だったらショックだぞかなり……)









―――じゃあ、鶴賀ってことだけ教えてあげます 貴方がどんな人でも、私がみつける方が早いと思うんで


京太郎「……鶴賀に行くか」









-鶴賀-


京太郎「ここが鶴賀か……」

京太郎(でもピーチ姫を俺が見つけられるか……でもピーチ姫に振り回された回数は尋常じゃないぞ)

??「……」ジー

・オカルト70以上、食欲70以上のためイベント発動

京太郎(俺を妙に見てる女の子がいるな……良いオモチだ)チラッ

??「……」フッ

京太郎(諦めた……ッ!?)ゾクッ

京太郎「今の、あぁ……オカルトの匂い、しかも嗅いだことが無いタイプだ」スッ

 テクテクテク

京太郎「なぁ」

??「……え?」

京太郎(匂うな、美味そうな匂いだ)グッ

??「私が、見えるッすか?」

京太郎「は?」








-近場の公園-


京太郎「普通は見えない?東横さんのことが?」

モモ「そうっす、普通は見えないんっすよ……だから私は見つけられたらって言ったんっす」ウルウル

京太郎(おぼろげに見えて匂いで確実になったとは言えないな……)

モモ「あははっ、なんでこんなに嬉しいんだろ」ポロポロッ

京太郎「辛かったんですか……」

モモ「まぁ、はい」

京太郎(麻雀で喰えれば、少しの間だけど能力は使えなくなるんだよなぁ)

モモ「でも一人だけでも、私のことを見れる人がいて良かったっす……まだ、私は誰かに必要とされてる気がして」

京太郎「俺は東横さんとあえて良かったですよ、本当に……」

モモ「ははっ、まだあって30分もしてないのに口説いてるんっすか?」

・恋愛力が80以上のためミニイベント発生。

京太郎「まぁ東横さんぐらい可愛い人だったら口説いちゃいますけど」

モモ「な、なに言ってるっすか」フイッ

モモ(そう言えばナンパも口説かれることも全くなかったすね)

京太郎「自信もってくださいよ……」

京太郎「俺は東横さんのこと、必要としますよ」

モモ「え?」

京太郎「きっと、だから見えたんですよ。あのネトマで出会ったのもそうです、きっと俺は東横さんを見つける運命だったんです」

モモ「必要ってしてると、言えないっすよそんなの……偶然の重なりっす」

京太郎「……んなもん関係ねぇよ、現に俺は東横さんを見つけて、それで会えたんだからさ、今日は遅いけど今度は麻雀とかしようぜ。一緒に遊ぶ相手としても俺にとって東横さんは必要だよ」

・恋愛力90以上のためミニイベント。

京太郎「それにこんな可愛い人、あんまり見つかりすぎても良く無いだろ」ニッ

モモ「―――ッ」カァァッ

京太郎(台詞臭すぎた?)

モモ「えへへ、ありがとうっす……ほんと、須賀君が一緒の学校じゃないことだけが残念っすよ」アハハッ

京太郎「でも、たぶんいますよ。モモさんを必要とする人が同じ学校に……あんな麻雀が上手いんだから当然です」

モモ「須賀君に言われても嫌味っぽいっす」ジー

京太郎「あ!いや、そんなつもりは!」アタフタ

モモ「でも、ありがとう……」

モモ(でもやっぱり一番に私のことを見つけてくれた須賀君、須賀君に私は必要とされたいっす)






-夕方-


京太郎「それじゃあさ、これ俺の電話番号とメールアドレスだからさ」

桃子「え?」

京太郎「いつでもメールとか電話してくれ、それに同学年だから名前呼びにしてくれよ、な?」

桃子「あぁっ」

 ダッダッダッダッ

桃子「……京さん」カァァッ






-夜-
-自宅・自室-


京太郎「それにしても東横さん、良いおもちだった……」 ゴクリンコ

京太郎「ここはネトマだな、さて今日は誰が相手になるか……」


一人目 まこりん
二人目 リックドム
三人目 シロ


京太郎「お、初めての人だ」

まこりん:今日こそ勝たせてもらいます

リックドム:再戦というなら私もですよ

シロ:よろしく

キョータロ:シロさんは初めてですね、よろしくお願いします!

京太郎「さぁ、ショータイムだ!」ゴッ


トップ キョータロ
 二着 まこりん
 三着 シロ
 ラス リックドム

まこりん:キョータロはなんじゃ!強すぎじゃろ!

リックドム:慣れた

シロ:ダル

キョータロ:あはは、買いかぶり過ぎですよ

京太郎「能力持ちだな、打ち方を見ればわかる……」

京太郎「あれ、誰かからウィスが飛んできてる?」






シロ:すごかったね

キョータロ:それほどでもないですよ、周りにはとんだ化物がいましたから

シロ:まだ化物じゃないの?

キョータロ:どういうことですか?

シロ:まだなんだ、ネトマで感じるぐらいだから相当成長済みかと思ったけど……早くこっちにおいで

京太郎「電波?」

シロ:岩手来たら宮守高校に来ると良いよ

京太郎「ろ、ログアウト……なんだ!超気になるぞ!」







京太郎「ん、メールか!」キュピーンッ

京太郎「誰からだ?」


京太郎「さっそく東横さんからか」


差出人:東横桃子
本文『今日は本当にありがとうっす 京さんのおかげで元気百倍っすよ!』


京太郎「京さん、って俺か?」
本文『東横さんみたいな可愛い人が暗い顔してるのが嫌ですから』

 ブブブッ

差出人:東横桃子
本文『口が上手ですね京さん、誰にでもそんなこと言っちゃだめっすよ? おやすみなさい!』


京太郎「……なるほど」

京太郎(かわいい)












-東横家・桃子部屋-

モモ「えへへ、京さん……見つからない私を、見つけてくれた人……」カァァッ

モモ「また会いたいっすね~」


-自宅・自室-

京太郎「さて、明日はどうするかなー」

カピー「カピー」ソロソロカマエ

京太郎「また明日な」パチンッ

カピー「カピカピ」ウォイッ!

-14日目終了-











-15日目・朝-

京太郎「さて、今日はどうするかな」

テクテクテク

京太郎「麻雀もずいぶん強くなってきたしな、咲に勝てる日も遠くないか?」

京太郎「純だ」

純「おう京太郎、最近オレに構わねぇじゃんかよ」バシッ

京太郎「いてぇよ、男らしすぎだろ!」

純「オレは女だ!」

京太郎「わかってるっての」ハハッ

純「そういや、昨日の体育お前吹っ飛ばされてただろ、クラスから見えたぞ」

京太郎「いや、あいつらは化物だからな」

純「麻雀って意味じゃお前もかわんねぇよ」

京太郎「ひでぇ」

純「いやひどくねぇだろ」ハァ







-授業-

京太郎「おう、次の時間アレだよな」

歩「ようやく覚えた?」

男子A「なんでアレでわかるんだ?」

京太郎「お好み焼きだ!」ドン

歩「お好み焼き!」ドン

京太郎「おい、それ焼きそば入ってるってことは広島焼きじゃねぇかよ」ピキピキ

歩「最近のお祭りではこれが主流でしょ?だいたいお腹にたまるし」ハァ?

京太郎「邪道じゃねぇか」

歩「邪道もなにもないでしょ?」

京太郎「お前とは結婚できんな」ピキピキ

歩「私もそう思ったところ」ニコニコ








-昼-

京太郎「さて、どうすっかなぁ」

京太郎「衣って機械音痴じゃないよな、今度携帯買ってあげろって透華に言ってみよう」

衣「京太郎ー!」ガバッ

京太郎「ぬおっ1?」

衣「一緒にお昼食べよう!」

京太郎「あ、ああ良いぞ!今日はどこにするかぁ」

衣「京太郎のクラス!」

京太郎「……お、おう」アセッ







-放課後-

京太郎「今日はどうするかなぁ、鶴賀に行ったら東横さんがいるけど……」


-部室-


 ガチャッ

京太郎「おいーす」

透華「京太郎、もうちょっとエレガントにしなさいまし!」

京太郎「おいっすでございます」

透華「きぃー!」

智紀「京太郎、あっちの方はどう?」

京太郎「あまり良い情報はないなぁ」ハハッ


京太郎「さて、今日はどうするか」



京太郎「麻雀だな、さて誰とやるか……」



京太郎「歩、衣、智紀、麻雀しようぜー」

歩「ふふん、前は衣様と京太郎二人とも負けたらしいし、負けないよ」

衣「今日の衣は負けんぞ」ゴッ

歩「お、お手柔らかにお願いしますね?」

智紀「前と同じようにすれば……」

京太郎「よしっ!」







京太郎(今日はもらう!)タンッ

歩(はじめて京太郎とやるけど……私だって遊んできたわけじゃない)








京太郎(衣が支配してるわけじゃないんだよな?)タンッ

歩(これ、かなり不味いなぁ……)タンッ

衣(支配した方が早い場合もあるが、今回はこれが堅実な選択だ)タンッ

智紀(悪くない!)タンッ








『冷やしモード』


歩(なんだろう、牌が……)タンッ

衣(くるか京太郎!)タンッ

智紀(不味い、でも成功確率なんてたかが知れてるはず)タンッ

京太郎(透華……!)タンッ
・能力『冷やしモード』発動









京太郎(くっ、ダメか……)タンッ

歩(元に戻った?)タンッ

衣(制御が上手くいっていないのか?)タンッ

智紀(ふぅ、安心した)タンッ

京太郎(失敗かっ!)









衣「ツモ、8000オールだ」ダンッ

京太郎「なっ」

京太郎(不味いな、純粋に衣に負けてる……能力使ってないのに良くやる!)

歩(うわぁ、レベルが違う……京太郎ってこんなに強かったんだ)

智紀(まずい、捨て牌を見ても京太郎の手牌が悪かったはずなのに……)







衣(笑止!)

京太郎(こなくそっ!今度こそは!)

歩(一矢報いたいなぁ)

智紀(まだだ、まだ終わらんよ)








京太郎(きたぜ、もらう!)タンッ

歩(うわぁ、どうしよう……)タンッ

衣(支配するべきか、いや京太郎にやられる……ならばここから持ち直せば)タンッ

智紀(良い調子!)タンッ






京太郎(いけ!)タンッ

歩(レベル違いすぎだって!)タンッ

衣(しかけてこない?)タンッ

智紀(よし、これなら!)タンッ







京太郎「ツモ、5000・7000だ」ダンッ

歩「オーラスで!?」

衣「さすが、だな京太郎」

智紀(計算と違う)









トップ 京太郎 66+87=153
二着   衣     90+58=148
三着   智紀   09+68=77
ラス   歩     05+34=39








京太郎「いやぁ~危なかった」

衣「おしかったぞ!」

智紀「うん、二人の接戦だった」

歩「ほ、ほんと強かったんですね、衣様や智紀さんって」

智紀「これでも全国に行ってるから……」

京太郎「俺も今年は男子個人で全国に行ってやるぜ」

透華「まぁ京太郎なら可能ですわね、私が保障しますわ!」

京太郎「透華のお墨付きなら安心だな」ハハッ









-放課後2-


京太郎(さて、次はどうするか)

京太郎「そろそろ帰るわ」

透華「あら、早いんですのね?」

京太郎「お前らと違って一緒に住んでるわけでもないんでな」

ガチャッ

-校門前-


京太郎「やっぱりこの匂い……おーい!」

??「あっ!」

京太郎「東横さん、どうして?」

モモ「いや、その……龍門渕の生徒だなってのは昨日わかってたんで、せっかくできた友達と放課後一緒って憧れだったんすよ!」ニコッ

京太郎「じゃあ、一緒に帰るか」

モモ「はいっす!」

 テクテクテク

京太郎「鶴賀とこっちじゃそんな言うほど距離もないしな、安心したよ」

モモ「そうっすね、いつでも会いに行けるッす!」

京太郎「それは嬉しいな」ハハッ







-夜-
-自宅・自室-


京太郎「さて、東横さんともさらに仲良くなれたし……なんかニヤけるなぁ」


京太郎「よし、掃除しよう!あの音のしない掃除機も気になるしな、吸引力変わらないしな!」



京太郎「か、隠していた黒歴史ノートを見てしまった」グハッ





京太郎「ん、そこか!」キュピーンッ






京太郎「よし、メールだな!」

京太郎「お、咲からか」


差出人:咲
本文『今日、可愛い女の人と一緒にいたでしょ?』


京太郎「おぉ、喜べ東横さん!咲にも見えたぞ!」
本文『良くわかったな、鶴賀の人なんだ ネトマで友達になった』

ブブブッ

差出人:咲
本文『へぇ、好きなの?』


京太郎「おっ、聞いちゃうのか!?」
本文『そういうわけじゃないけどな、友達だし』

ブブブ

差出人:咲
本文『そっか、京ちゃんはすぐに胸の大きな女の子に手を出すから心配してたんだよ 安心した おやすみ!』


京太郎「信用ねぇな俺」ハハッ








-宮永家・咲部屋-

咲「ふぅん、鶴賀かぁ……大会出てくるかな?」フフッ

咲「一緒のポジションなら、まぁ一緒のポジションじゃなくても……全部倒すから良いっか」ニコッ









-自宅・自室-

京太郎「さて、明日どうするか……」

カピー「カピー」カマエカマエ

京太郎「……」

カピー「カピカピ」カマウ?


京太郎「よし、遊ぶか!」

カピー「カピ!」ベ、ベツニウレシクナンテ…

京太郎「うおぉぉぉっ!」モフモフモフ

カピー「か、かぴー!」ソ、ソンナトコ…


このあと滅茶苦茶モフモフした……




-15日目終了-












-16日目-


京太郎「ふぁ~」

カピー「か……かぴっ」

京太郎「いつの間にかカピーを抱いて寝ていた……ん、今……10時?か……10時!?」ギョッ

京太郎「どうすっかなー」

京太郎「いかんいかん、遅刻だったとしても行かなくては!」バッ

京太郎「なんで母さんもいないんだよ……まぁ良いか」

 ダッダッダッ ガチャッ

ハギヨシ「おや、京太郎君」

京太郎「は、ハギヨシさん!?」

ハギヨシ「透華お嬢様に迎えに行け、と言われたもので、たった今インターホンを押そうと思っていたところですよ」

車のドアを開けるハギヨシ

ハギヨシ「お送りします」

京太郎「マジですか!ありがとうございます!」



-授業-

京太郎「3限目には間に合ったな」

歩「ちょっと、京太郎ネクタイ曲がってる」クイッ

※龍門渕はブレザーという設定。

京太郎「おう悪い……ところで次の授業って?」

歩「もう……」グイッ

京太郎「ぐえっ」

京太郎「今日はバスケか」

男子A「見ろよアレ……」

京太郎「なんだあの六人組」

男子A「あれが……キセキの世代!」



京太郎「気づけばぼろ負けとか笑えねぇな」







-昼-

京太郎「さて、昼だな」




-屋上-


京太郎「お、待ってたぞ智紀ー」

智紀「透華が怒ってたよ」

京太郎「ハギヨシさんから聞いたよ……」パカッ

智紀「今日は、自分の弁当じゃないの?」

京太郎「寝坊したからな、自分で作る暇なんてなかったんだよ、ハギヨシさんが作ってくれた」トオイメ

智紀「さすが萩原さん、すさまじい」

京太郎「まったくだ、せっかくなら智紀に俺の手料理でも食わせてやろうと思ったんだけどなー」

智紀「ま、また今度……誘って」カァッ

京太郎「おう、もちろんだぜ!」





-放課後-

京太郎「今日はどうするか……」

京太郎「歩ー!」

歩「了解」

京太郎「サンキュ!」バッ

女子A「な、なんであれでわかるの……?」コンワク










-鶴賀学園前-


京太郎(前は東横さんと一緒に帰ってしまったからな、今日こそは偵察を……)

モモ「京さーん!」ガバッ

京太郎(ぬおっ、考え事してたら背後からおもちが!?)

モモ「今日は来てくれたんっすか!?嬉しいっす!」ニコニコ

京太郎(ヤバい、とてもじゃないが偵察とは言えない……)

京太郎「そ、そうだな、どっか行こうぜ!」ヒキツッタエミ

京太郎「まぁ、歩きながら話でもしますか!」

モモ「そうっすね、京さんと一緒ならなんでも良いっすよ!」

京太郎(勘違いしそうだ……)

モモ「京さんも桃子とかモモって呼んでくれても良いんっすよ?」

京太郎「あぁ~じゃ、じゃあモモで……」

モモ「はいっす!」ニコッ

京太郎(これはやばい……)







-夜-
-自宅・自室-


京太郎「さて、東横さん、少し近すぎるぞ……大丈夫か?」フンム

京太郎「まぁともかく、今日は麻雀してないしネトマするか!」






一人目 あわ
二人目 シロ
三人目 グラマス


京太郎「とんでもだな、この組み合わせ……」

あわ:キョータロだ!今度こそぶっ飛ばす!

シロ:よろしく

グラマス:これまたとんでもない所に迷い込んじゃったかもね、よろしく

キョータロ:みなさんよろしくお願いします!

京太郎「さぁ、ここからが俺のステージだ!」ゴッ






トップ グラマス
 二着 京太郎
 三着 シロ
 ラス あわ

あわ:なにこれ、能力使えないったって圧倒的すぎでしょ!

キョータロ:逆に能力使えないでこれなわけか

京太郎「能力を完全に制御できない俺にとっちゃリアルでやるにはキツイ相手だな」

シロ:ダル

グラマス:あはは、化物候補ばっかだね

京太郎「なんだここ、殺伐としすぎだろ……」

京太郎「あれ、誰かからウィスが飛んできてる?」






シロ:相変わらずだね、麻雀の腕だけは確か

キョータロ:能力の方は、そっちからわかるんですか?

シロ:多少はね、私はその手の力の先生がいるから

キョータロ:羨ましいですね

シロ:だからさ、早くこっちにおいでよ……それか岩手に来るか?

京太郎「なんとなく言うことがわかってる俺が、俺は怖いよ」

シロ:それじゃ、会えるのを楽しみにしてるから ダルいけど

京太郎「ログアウトしたか、岩手か……奈良とか大阪とかもあるんだよな、行く場所大すぎだろ」ハァ



京太郎「む、メールか」キュピーンッ

京太郎「多いな、誰からだ?」




差出人:洋榎
本文『ガースー、大阪来る機会ありそうか?』


京太郎「ううむ、まぁどうだろうか……」
本文『まだわかりませんけれど、行く機会があれば行きたいと思いますよ』

 ブブブ

差出人:洋榎
本文『うん、待っとるからな』


京太郎「……写メ付き?」

寝間着の洋榎

京太郎「……洋榎さんが、可愛い」



京太郎「次は……」


差出人:咏
本文『旅行の疲れは取れた?また旅行行こうねー』


京太郎「ふむ、また行こうか……次どこに行くんだろうか」
本文『はい、また一緒に行きましょう!咏さんとの二人旅、楽しかったです!』

 ブブブ

差出人:咏
本文『うん、私も超楽しかったつーか、はしゃぎ過ぎたっていうか まぁ、おやすみ 大好きだよ、京ちゃん』


京太郎「……可愛い」




京太郎「で、最後が透華か」


差出人:透華
本文『今日は遅刻しましたわね!今日は早く寝て明日はしっかりと来なさい!』


京太郎「ははっ……オカンかお前は」
本文『わかってるよ、今日は心配かけたな』

 ブブブ

差出人:透華
本文『本当ですわ、あと体調管理はしっかりしなくてはいけませんわよ おやすみなさい』


京太郎「歩の奴、なんて伝えたんだ……」






-愛宕家・洋榎部屋-

洋榎「ちょ、ちょっと大胆すぎたか?」カオマッカ

洋榎「べ、別に写メぐらいおかしないわな?」アセッ

洋榎「あ~もう!ガースーが大阪にすんどったらなぁっ!」バタバタ

 ヤカマシーワヒロエ!


-三尋木咏家-

咏「お、送っちまったぞー……」カァァッ

咏「おやすみって帰って来たし、別に引かれてないっつーことだよね?」マッカ

咏「よし、次はどこ行こうかな!」ニコニコ


-龍門渕家・透華部屋-

透華「まったくもう……」

透華(京太郎がいないと、なんだか胸がモヤモヤしますわ)

透華「はぁ~この私が、京太郎なんかに……って、なんかにってなんですの!」クワッ


-自宅・自室-

京太郎「さて、寝よう」

カピー「カピー」ソノ、キョウモ…

京太郎「今日は寝きゃな」パチン

カピー「カピカピ」カマワナイ…

-16日目終了-