京太郎「なんだろうな……これ?」 照「京ちゃん、薬味のネギとか切りおわったよ」 京太郎「あっ、すみません。それじゃそっちのお盆においといてください」 咲「京ちゃん、つゆもいい感じになったよ」 京太郎「おう、サンキュー。んじゃ、それはそこに置いてくれ」 界「京ちゃん、酒もツマミも用意完了したぞ~」 京太郎「うっす、もう少しまってくれればもう一品追加できます」 照・咲・界「お願いしま~す」 京太郎「……なんで俺が宮永家の年越し蕎麦の準備してるんだろうな?」 界「おいおい、つれないこというなよ京ちゃん。俺ぁ将来のお義父さんだぞ、ポイント稼げって」 京太郎「いやぁ……素面のまま言われるとマジっぽくて怖いんすけど……」 界「え~? 俺ぁ本気で言ってるぞ。ついでに言えば照・咲両方京ちゃんにやってもいいと思ってるし」 京太郎「いや、あの、界さん……それだと重婚に……」 照「私たちもそれでいいんだけど」 咲「ね~お姉ちゃん」 界「とまあ、二人ともノリ気なワケよ。あ、アイツもOKだと思ってるぞ」 京太郎「どうなってるの!? 宮永家の結婚感? っつーか、おばさんもそんな案にOK出しちまってるのかよ!?」 そんなこんなで宮永家で過ごす年末の一幕