淡「ねえ、テルー。どうしてあんなん相手にしてんの? あいつ弱いじゃんっ」 淡「私、あいつ相手だったら、100回やって100回勝てる自信があるんだけど」 照「そうだね。京ちゃん相手なら100連勝もできるかも」 照「99連敗して心が折れずに卓につける人が弱いと思う?」 照「もしも私が、本気で飛ばしにかかったら、淡は何連敗まで我慢できる?」 淡「…そんなんわかんないっ。だって私、テルくらいにしか敗けないし」 照「誠子に山を丸くされて和了れなくて泣いてたのは」 淡「ノーカン! あんなんズルだもんっ、誠子ずるいっ」 照「ね、あわい。あなた、誠子のこと大好きでしょう」 照「誠子も、尭深も、菫も。私たちとずっと一緒にいてくれる」 照「私にとっては、京ちゃんも同じ」 照「技術もなければ運もないけど。京ちゃんは、何度飛ばしても私たちから逃げないよ」 淡「ふーん。それ、ほんと? 試してもいい? テルまで嫌われたって知らないよっ」 淡「よーしっ。須賀京太郎、100回倒す!」