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h82-51 - (2016/07/23 (土) 02:38:04) のソース

「……私と結婚してください!」 

「……お断りする」 

「ーーーーッ! そんなっ、なんで……っ!?」 

「俺はもう決めたんだ、恋愛はしないって……悪いな、そう言う事だから」 

「……分かったよ……じゃあ、私と結婚しよう!」 

「……はっ!?おい、俺の言ってる事聞いてたか!?」 

「聞いてた上であえてお願いしてるんだよ!」 

「いやいや、そこであえての意味が分からねぇよ!」 

「私と結婚した方が楽しいのは確定的に明らか!さぁ、結婚しよっ!」 

「その自信の源がどこから来てるのか知らんが、とにかくダメだっつーの!」 

「なぁんでだよーーーー!!」 

翌日……。 

京太郎「……まぁそんなこんなで、俺に嫁が出来ました」 

玄「それって、所謂ネトゲ嫁!?」 

灼「最初断り気味だったのにおかし……」 

京太郎「押しきられて負けました……」グデー 

憧「よっわ~、男として大丈夫なのそれ?」 

宥「よっぽどその子に好かれてたんだね、あったか~い……」ポヤー 

京太郎「いえいえ、つってもネトゲで知り合った奴ですよ? もしかしたらネカマかも……」

ガラガラガラッ! 

穏乃「おっくれましたぁ!」 

灼「ん、じゃあ練習を始めよ……」 

ワイワイワイ  

京太郎「さて俺は牌譜とりでも……」 

クイクイッ 

京太郎「ん、なんだよシズ」 

穏乃「……京太郎、安心して良いよ」 

京太郎「え?」 

穏乃「女の子だから……ね?」ニコッ 

京太郎「……はっ!?」ガタッ 

穏乃「んふふ~、今日ログイン待ってるからね♪」スタスタ 

京太郎「(そ、そんな……俺のネトゲ嫁はシズだったのか……ん?だが待てよ……あんな風に言うって事は、シズは俺のアバターの正体が分かってながら結婚を申し込んだって事じゃ……)」チラッ 

穏乃「……////」フフッ 

京太郎「(お、俺はこれからシズにどんな風に接すれば良いんだ……? 今まであいつを異性として意識したことなんて無かったのに……何だこの胸の高鳴りは!?////)」ドクンドクン 

穏乃「(ネットでも、リアルでも……私は京太郎の事、大好きだからね?////)」 

カンッ!