咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「おもち少女2-2.5」で検索した結果

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  • 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力か…」
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  • おもち少女2-2.5
    漫「須賀君ってイケメンやんな」 京太郎「何ですか。いきなり」 漫「いや、顔見てたらふとそんな事思うて」 京太郎「嬉しいですけど、その割にはモテた事ないんですよねぇ…」 漫「こうがっつきすぎなんちゃう?」 漫「未だにうち相手でもおっぱい見とるしなぁ」ニヤッ 京太郎「し、仕方ないじゃないですか」 京太郎「実際、こればっかりは男の性なんです」 漫「須賀くんのは行き過ぎやと思うけど…かなり露骨やし」 京太郎「うっ…」 漫「もうちょっと紳士的に行けば、モテると思うよ」 漫「そや。経験積めばええんちゃう?」 京太郎「んな経験つませてもらえるような相手居ませんって」 漫「うちがおるやん」 京太郎「…え?」 漫「うちが色々と経験させてあげんで?」 京太郎「は、はぁ!?」 ...
  • おもち少女2-2
    前話 次話 ~京太郎~ 俺達が旅館について一時間ほど経った頃には、もう姫松麻雀部との顔合わせは殆ど終わっていた。 調整試合ついでと言った代行さん ―― 確か名前は赤坂郁乃さん…だったっけ ―― に偽りはなかったらしく、一部の選手しか連れてきてはいない。 お陰で奇異や好奇心、或いは警戒心まみれの目で見られる事は思ったよりも少なかった。 とは言っても、それはあくまで思ったよりというだけの話。 女だけの合宿の中、一人混じった男に対するそれは結構、遠慮がなかい。 肌を差すようなそれに内心、気圧される中、代行さんと部長から俺たちに指示が飛ばされた。 それぞれの弱点補強や長所を伸ばす為のそれは様々であり、中には本当に効果があるのかと思うようなものさえある。 そんな中、俺に伝えられたそれはある麻雀卓でひたすら打ち続け、少しでも経験を積むという真っ当なものだった。 ...
  • おもち少女2-1
    前話 次話 ~京太郎~ まこ「残念じゃが、和の事ばっかりにも構ってはいられない」 そう宣告する染谷先輩の顔は苦渋に満ちていた。 きっと染谷先輩…いや、部長だって本当はこんな事言いたくはないのだろう。 しかし、今年インターハイ優勝校を預かった身としてはどうしても言わざるを得ない。 それが分かるからだろう。 部長の重い言葉に咲や優希も何も言わず、麻雀卓につきながら項垂れていた。 京太郎「(もう…和が学校に来なくなって一週間もなるんだ。無理もねぇよ…)」 俺が過ちを犯してしまったあの日から既に一週間近く。 その間、俺達は手をつくしたものの、和が再び麻雀部に顔を見せる事はなかった。 勿論、染谷先輩だって和を大事な仲間だと思っているし、連れ戻したいと考えているのだろう。 しかし、大きな大会を2つ目前に控えた状態で、そうしていられる余裕と言うの...
  • おもち少女2-3
    前話 次話 漫「(もっと…甘えたい…っ♥)」ギュゥ そんな考えが滲みでたかのようにうちの手が須賀君の浴衣を掴んだ。 自然、須賀君の浴衣が歪み、崩れてしまう。 それを間近で見てしまったうちの胸がドキリと反応し、お腹の奥に熱を灯した。 渇き続け、不満を訴えていた下腹部で蠢くようなそれにうちは何時の間にかそっと唇を開いていた。 漫「須賀君…」 京太郎「な、何です?」 漫「抱っこ…して…♥」 漫「(う…うちは何を言うとるん…?)」 流石にこの年にもなって抱っこはない。 しかも、相手は年下の男の子なのだ。 これまで少なからず先輩ぶってきたうちが言って良いセリフやない。 けれど、それでもうちの口から訂正や冗談の文字が飛び出さへんかった。 寧ろ、強請るようにして須賀君を見上げ、彼の反応を待っとる。 京太郎「わ、分かりました」 漫「ふ...
  • おもち少女12-2
    前話  次話 小蒔が俺に対して望んだのは一日中、独占させて欲しいというものだった。 随分と可愛らしいお願いなので、もうちょっと何かないかと聞いても、それだけで良いのだと言う。 『デートもお金が掛かるので必要ありません』なんて口にする小蒔に俺は一体、何を言うべきであったのか。 勿論、有難いのは確かだが、漫さんとの逢瀬と知られているようで何ともこそばゆい。 京太郎「(だからせめて思う存分、甘やかせてやろうと思ったんだけれど…)」 最近、こっちに引っ越してきた石戸さんたちは小蒔と一緒のマンション ―― オートロック付きの高級な奴だ ―― に住んでいる。 お陰で二人っきりになれる場所が少なくなったという小蒔の為に俺は両親に頼み込んで、家を空けて貰った訳である。 その際、『泊まり』と聞いて、何故かうきうきで出かけていった両親の事をあまり深く考えないようにしな...
  • おもち少女1-2
    前話 次話 ……… …… … 京太郎「お、お邪魔しまーす…」 和「ど、どう…ぞ…」 和「(つ、ついにお、男の…男の人が私の家に…!)」 和「(ど、どうすれば…え、えっと…ま、まま…まずは…)」 和「しゅ、しゅりっぱをどうぞ!」 京太郎「お、おう。ありがとう」 和「(ま…また噛んじゃったぁ…恥ずかしい…)」カァ 京太郎「(しかし…一体、何がどうなってるんだ…)」スタスタ 京太郎「(体調悪い和を送って行ったら部屋にあがらせて貰えるようになったとか…)」 京太郎「(そんなオカルトあり得ないってレベルじゃねぇぞ…)」 京太郎「(これが咲辺りなら分からないでもないけれど…)」 京太郎「(つーか…これ夢じゃねぇの?マジ現実?)」 京太郎「(なんか現実感沸かなさすぎて...
  • おもち少女8
    前話 次話 【休み時間】 小蒔「京太郎様~♪」 京太郎「こ、小蒔…次の準備とか大丈夫なのか?」 小蒔「えへ…♪そんな事よりも…私、京太郎様に会いたくって…」 小蒔「ここまで…一生懸命に走ってきちゃいました…っ」グッ 京太郎「つっても会えるのなんて数分もないぞ?」 小蒔「それでも構いません。私は京太郎様のお顔が見れるだけで…また一時間頑張れるようになるんですから」グッ 小蒔「その為ならちょっと走るくらい何でもないです…!」 京太郎「あー…もう…ホント、可愛いな、小蒔は」ナデナデ 京太郎「でも、廊下は走っちゃダメだぞ。危ないからさ」 小蒔「えへ…はぁい…♪」 京太郎「後…そんなに我慢出来ないんなら、俺からも会いに行くから」 小蒔「え…?良い…んですか…?」キュン ...
  • おもち少女3
    前話 次話 ~京太郎~ 結果から言えば、俺達の作戦は成功に終わった。 何度か危ない場面こそあったものの、俺達はなんとか誰にも会わずに大浴場へと駆け込み、その汚れを落とせたのだから。 途中、俺が上重さんの着替えを持ってきてもらえるよう、モブさんたちに伝えた時は、ニヤニヤとした目を向けられたが特に追求される事はなかった。 誤解しているのは確かだろうが、やっている事がやっている事だけに否定は出来ない。 結果、俺は曖昧な笑みを浮かべながら、その場を後にし、自分の部屋の後始末に終始していた。 京太郎「(まさかこんなところで磨きあげた雑用スキルが役に立つとは思わなかったが…)」 芸が身を助けるという言葉の意味を実感しながらのそれは大変だった。 何せ、俺や上重さんが眠っていた布団はお互いの体液でベタベタになり、匂いも染み込んでいるのだから。 もってきたタ...
  • おもち少女9
    前話 次話 ―― 三人での買い出しから数日が経った。 アレから小蒔は少しずつ積極的になったらしい。 俺相手だけではなく、他の皆にも話しかける姿を少しだが見かけるようになった。 勿論、俺にべったりなのはそれほど変わっていないが、部内の雰囲気は大幅に改善されている。 お陰で部長の心労も減ったらしく、最近はその表情も晴れやかだ。 特に小蒔と話している時は嬉しそうで、長年の友人らしい掛け合いも見せるようになっている。 そんな部長に対して、小蒔は最近、『染谷さん』と言うようになった。 京太郎「(結局のところ、小蒔は怖かっただけなんだろう)」 今まで自分だけの力で、小蒔は友達を作った事がない。 ずっと受動的で、与えられるだけの立場だったのだ。 そんな小蒔が新天地で、自分から積極的に友達を作る気になるかと言えば、答えは否だろう。 俺に対してあんなに...
  • おもち少女5-2
    前話 次話 京太郎「(永水の人たちの食事ってこう精進料理なイメージが強かったけれど…)」 京太郎「(普通の食事で良かった…本当に良かった…)」 京太郎「(精進料理は腹に溜まらないし、味付けも薄いから苦手だからなぁ…)」 京太郎「(流石に洋食って訳じゃなかったけれど、純和風の美味しい食事だったのが本当に有難い)」 京太郎「(お風呂も近くから温泉を引いてるからか、すげぇ良かったぜ…)」 京太郎「(しかも、露天で広々としてて…ぶっちゃけこの前の温泉合宿と同じくらい身体がポカポカしてる)」 京太郎「(唯一の懸念はお風呂がひとつしかない事だったけど、何事もなく終わったしな)」 京太郎「(ラッキースケベイベントなんて二次元の中だけなんだよ…)」 京太郎「(いや…別に期待してた訳じゃないけれど…って)」 京太郎「(...
  • おもち少女4
    前話 次話 咲「ん~っ」ノビ 咲「地元の駅まで来ると帰ってきたって気がするよね」 優希「タコスの香ばしい匂いがするじょ」 まこ「はは。優希はそればっかりじゃな」 まこ「まぁ、優希がすぐさまタコスを買いに行きたそうな顔をしてるし、もうここで解散するか」 優希「さっすが染谷先輩は話が分かるぅ~♪」 優希「ほら、京太郎!一緒にタコス買いに行くじょ!」 京太郎「あ、悪い。俺、先に寄らなきゃいけないところがあるんだ」 優希「えー…最近、付き合い悪いなぁ…」 京太郎「はは…悪いな」 京太郎「でも…あっちの方が先約って言うか…そんな感じだからさ」 京太郎「これが片付いたら、俺から誘わせて貰うよ」 優希「その時は奢りだじょ?」 京太郎「あぁ。分かってる」 京太郎「それじゃ、皆。ま...
  • おもち少女5-1
    前話 次話 ……… …… … 京太郎「あ、代行さん。良かった…。ここに居たんですか」 郁乃「あれ?須賀君?」 郁乃「私を探してたん?何?もしかしてデートのお誘い?」 郁乃「そういうの嬉しいけど、流石にちょっと上重ちゃんのオトコを取る訳にはなぁ…」 郁乃「上重ちゃんに振られたらまたおいで」 京太郎「そうですか。残念ですけど、そういうのはまた今度にします。で、本題なんですが…」 郁乃「うあ…軽く流されてもうた…」 郁乃「私、そんなに魅力ない?」 京太郎「はいはい。もう見てるだけで惚れちゃいそうなくらいフェロモンむんむんですから安心して下さい」 京太郎「それより、今回は一つお願いがあってきました?」 郁乃「お願い?え?もう、上重ちゃんとそこまで行ったん?」 ...
  • おもち少女1-1
    次話 ―この世の中にはオカルトと呼ばれる特殊な能力がある。 例えば、無名校であった清澄で大将を務め、同校を全国大会優勝へと導いた宮永咲の嶺上開花。 カンをすれば、必ず有効牌を引くその能力はジンクスでは説明し尽くす事が出来ない。 例えば、清澄に敗れはしたものの、長野が魔境と呼ばれるようになった一因でもある天江衣。 聴牌時に他家の和了を抑制し、必ず海底摸月を決めるその能力を運の良さと言う事は出来ないだろう。 例えば、かつて死の淵を覗きこんだ少女、園城寺怜が持つ未来視。 麻雀と言う競技に置いて、一巡先を捉えるそれは現代科学では到底、追いつくことの出来ない領域だ。 他にもドラゴンロードと呼ばれる松実玄や龍門渕透華など、確率の偏りなどではその一端も説明出来ない者たちが全国には数多く存在する。 そんな世界に住まう一人の少年。 彼の名前は須賀...
  • おもち少女7-2
    前話 次話 京太郎「う゛あー…」 和「きゃふっ♪」 そう俺が声をあげて飛び込んだのは桃色のベッドだった。 随分とカラフルなそこからは微かに甘い匂いがする。 甘ったるくなくふんわり香るそれは高級な柔軟剤以上の何かを感じさせる。 恐らく前の客の匂いなどを少しでも感じたりしないように、という工夫なのだろう。 それを嬉しいと思う反面、俺はそこから顔を動かす事が出来なかった。 京太郎「(腕は死んだ…っ!!)」 龍門渕から外へ出て、三十分。 公然といちゃつくバカップルを見るような目に耐えかねた俺はついにタクシーと言う禁じ手を使った訳である。 結果、大幅に時間は短縮され、こうして和と共に無事にラブホテルへと入る事が出来たのだ。 しかし、タクシーに乗っている間も、ずっと和を抱きかかえ続けていた腕はさっきからプルプルし続けている。 流石に何度か...
  • おもち少女小ネタ7
    咲「ねぇ…京ちゃん」 咲「京ちゃんは最近、勘違いしすぎだよ」 咲「私、前から言ってるよね?京ちゃんには何の魅力もないって」 咲「スケベでだらしなくて気が多くておもちが好きで…惚れっぽい男の子なんだもん」 咲「女の子からすれば軽蔑の対象以外の何物でもないよ」 咲「それでも皆が京ちゃんと仲良くしてくれてるのは、京ちゃんがホイホイ言うこと聞いてくれるから」 咲「後は家が立派でお金持ちだからだよ」 咲「京ちゃん自身には何の魅力もない…ただの雑用道具の一種としか見られてないんだよ?」 咲「否定出来る?出来ないよね?」 咲「だって、京ちゃんはずっとずっと雑用ばっかりだもん」 咲「染谷先輩だって、口では色々と言いつつも止めたりなんかしない」 咲「和ちゃんだってそうだし、優希ちゃんなんて進んで雑用やらせようとするじゃな...
  • おもち少女小ネタ1
    咲「和ちゃんって…酷いよね」 咲「私が京ちゃんの事知ってるよね?」 咲「それなのに…京ちゃんの事誘惑したんだ…」 和「んんっ♪」ブブブ 咲「あはぁ♪またイっちゃったんだ…」 咲「和ちゃんってホント、変態だよね…」 咲「ピンク髪は淫乱って言うけれど、その通りじゃない」 和「ひゅうぅっ♪」 咲「何を言いたいのかまったく分からないよ、和ちゃん」 咲「まぁ…ポールギャグ越しじゃ、ろくに言えないよね」 咲「淫乱な和ちゃんには相応しい姿だと思うけど」クスッ 咲「でも…まさか清純そうな和ちゃんがバイブでイキッパナシになるだなんて…」 咲「私…幻滅しちゃったな」 咲「ねぇ… 京ちゃんもそうでしょ?」 京太郎「さ、咲…」 咲「京ちゃんはおもち好きだから、和ちゃんの事を気にしてたのは知ってたよ」 咲「でも…京ちゃ...
  • おもち少女小ネタ6
    【ふくじさんとろっかー】 美穂子「お、お邪魔しまぁす」 京太郎「どうぞ。と言っても休みなんで誰もいないんですけど」 美穂子「ふふっ♪休みだからって他校の人間を入れるだなんて須賀君は悪い子ですね」 京太郎「他校の人間と言っても、福路さんには清澄麻雀部全体でお世話になっていますし」 京太郎「それに既に何度も合宿で一緒になってるんですから今更じゃないですか」 美穂子「でも、心変わりして今の私は悪い福路美穂子かもしれませんよ?」 京太郎「ほほう。そんな悪い福路さんは何をするんですか?」 美穂子「えっと…く、クッションをブーブークッションに変えたりとか…」 京太郎「(ここで笑える悪戯レベルのものを選ぶ辺り、本当に人畜無害な人だよなぁ…)」 京太郎「(部長の事は尊敬してるけど、人のことをからかって遊ぶ事が多々あるし…)」 ...
  • おもち少女6-2
    前話 次話  ― やばい…よな…。 そう思うのは別に特訓の成果が三日も経つのに出ないからなどではない。 そもそも、三日程度で和のいる領域に達する事が出来るだなんて俺は欠片も思っていなかったのだから。 和が一体、どれほどの時間を掛けてあれほどの境地に達したかは分からないが、凡人である俺は和の二倍は掛かると思っていた方が良いだろう。 故に俺にはまだ特訓に対する焦りはなく…寧ろ、特訓を手伝ってくれる皆との交流を楽しんでいた。  ― 寧ろ…それがやばいというか…。 そうやって俺の傍に誰かしらが居てくれると言うのは別に特訓の時に限った事じゃなかった。 自室に居る時を除けば、殆ど俺の傍に誰かが居て、話や世話をしてくれるくらいなのだから。 最初こそ、そんな状況に喜んでいたものの、三日も経てば、大体の意図は察する事が出来る。  ― これ…明...
  • おもち少女小ネタ3
    咲「京ちゃん京ちゃん!!」 京太郎「なんだよ、咲。って、その手に持ってるのは何だ?」 咲「今日、身体測定だったでしょ?その結果!」 京太郎「へぇ…体重は増えてなかったのか?」 咲「う…さ、三キロだけ…」 咲「って違うよ!ほら!ここ見てよ!!」 京太郎「ん…?」 咲「ほら、バストのとこ!1cm増えてる!!」 咲「これでもうちんちくりん体型だなんて言わせないよ」ムフー 咲「私だってちゃんと成長してるんだもんね!」 京太郎「…」 咲「ふふん!日頃、私の事を馬鹿にしてきた京ちゃんはぐぅの音も出ないかな?」 京太郎「いや、所詮、1cmだろ?計測ミスかもしれないじゃん」 京太郎「もしくは脇に肉がついたとかさ」 咲「な…!そ、そんな事ないもん!」 京太郎「わっかんねぇぞ?三キロも体重増...
  • おもち少女6-1
    前話 次話 ~京太郎~ ―― 永水の朝は早い…なんて下らない事を考えるくらい、冗談抜きで早かった。 京太郎「あー」 パタパタと何かが動く足音で俺が目を覚ましたのはまだ五時半だった。 今の時期じゃ日の出があるかどうかさえ定かではないその時間にこの屋敷はもう目覚めている。 それに少なくない驚きと共に納得を覚えた。 京太郎「(巫女さんだものなぁ…)」 別に巫女に対して何かしら強い愛着があったりする訳ではないが、やっぱり巫女さんには朝が早いイメージがある。 禊や朝の掃除などを毎日、欠かさずやっているような…そんな偶像が。 勿論、それが正しいとは俺自身、思っていなかったものの、こうして屋敷が動く様を感じるとやっぱり正しかったのだと思う。 京太郎「(まぁ…何時までもそうやってぼーっとしてられないか…)」 まだ流石に身体...
  • おもち少女7-1
    前話 次話 衣「ノノカ。お前…弱くなったな」 ~京太郎~ その日は龍門渕高校との対外試合の日だった。 秋季大会前の調整を兼ねているとは言え、同じ予選地域の龍門渕との試合って良いのだろうか、と思わなくもない。 だが、既にこっちの手の内は殆どバレきっているし、逆も同じだ。 今更、対外試合の一つや二つ程度で、大きくバランスが崩れる事はない。 特に今回は永水女子が躍進した理由でもある小蒔が入部しているのだ。 こちらの手の内がバレてしまうよりも、麻雀部に入部した小蒔を何処に置けば良いかを考える方が先決だと染谷先輩も考えたのだろう。 京太郎「(まぁ…それに俺がついていけてるのが不思議なのだけれど)」 龍門渕は見事な女子高だ。 その内部で行われる対外試合は普通、男子禁制だろう。 しかし、染谷先輩は一年目に俺を雑...
  • おもち少女12-1
    前話  次話 【清澄麻雀部室】 まこ「もう少しで秋季大会じゃが…今日から清澄麻雀部に入ってくれる滝見さんじゃ」 春「滝見春。よろしく。皆の邪魔をするつもりはないから…」 まこ「まぁ、滝見さんはそう言っとるが、秋季大会はオーダーを途中で変える事も可能じゃ」 まこ「実力そのものは直接当たったわしらが知っとるし、まずは色々とオーダーを試してみたいんじゃが…」 優希「異論はないじぇ」 咲「うん。私もそれで良いと思う」 和「えぇ。部長さんなら任せられます」 小蒔「私もまこちゃんなら安心です」 まこ「うんうん。皆ならそう言ってくれると思っとった」 まこ「という訳で…こっちとしては滝見さんにも参加して貰った方が嬉しいんじゃが…」チラッ 春「そう言われると断れない…」 まこ「はは。すまんな」 ...
  • おもち少女小ネタ5
    IFルート 漫「んぁ…ぁっ♪きょぉくん・…っ♥きょぉくぅ…ぅぅん♥♥」ブルッ 京太郎「漫…俺…もう…!!」 漫「ええよぉっ♥らしてぇっ♪うちの中出してぇっ♥♥」 漫「京君のざあめんで孕ましれっ♥お腹の中いっぱい…ぃぃぃっ♥♥」 京太郎「ぐぅ…ううう…っ」 漫「んあ゛あああぁぁぁっ♥♥♥」 ……… …… … 漫「~♪」 京太郎「ん…漫どうした?」 漫「いや…幸せやなぁって思って…♥」 京太郎「…ごめんな」 漫「もう…なんで謝るん?」 漫「うちはこの関係にそこそこ満足しとるんやで?」 漫「まぁ…ちょっと普通やないかもしれへんけど…」 漫「でも、ちゃんと京君はうちらの事愛してくれてるやん?」 漫「それでうちは幸せ…♥だから、謝らんとって」チュッ...
  • おもち少女10-2
    前話 次話 ~漫~ それからの事はうち自身、良く覚えてへん。 そもそもライトダウンされてからのうちは、もう頭の中、京太郎君で一杯やったんやから。 色んな事を話した事くらいは覚えとるけど、実際にどんな会話をしたかまでは思い返せへん。 当時、楽しかった事だけは脳へと焼き付いているものの、実際の場面を再生する事は不可能やった。 漫「(でも…そんな事…今のうちにはどうでも良い…っ♥)」 うちが予約をとったホテルは大阪港駅から、それほど遠くないものや。 ちょっとした食事がサービスの中に含まれていて、チェックイン時に頼んでおけば後で部屋まで持ってきてくれる。 その上、部屋には指定した時間に食事を差し入れてくれる小窓があって、最中でも顔を合わせる事もほぼあらへん。 何時、タガが外れるか分からへんうちにとって、それらはとても有難い事やった。 その上、食...
  • おもち少女16-2
    前話 次話 ―― 結局、和が須賀邸へとたどり着いたのは夕方の五時を過ぎた頃だった。 家を出た時刻こそ予定通りだったものの、思わぬアクシデントに献立は決まっていないままだったのだ。 結果、スーパーへと立ち寄った和は食材を前に悩み、中々、決める事が出来なかったのである。 普段なら即断即決出来るはずのそれを胸中で少しだけ楽しみながら、レジを通った頃には既に時間は危険域に達していた。 だが、両手いっぱいに買い物袋を掲げた和が走ったり出来る訳もなく、両手に掛かる重さに苦しみながら須賀邸へと到着したのである。 和「(こんな事ならもっと早く出ればよかったです…)」 父に見つかってテンパって居たとは言え、見通しの甘かった自分。 それに自嘲混じりの言葉を浮かばせながら、和はそっと肩を落とした。 既に肩にはコリと共に疲労感が浮かび上がり、冬の外気の中で...
  • h75-02
    京太郎「ぐがあ~!雑用…!俺は雑用をしなければならない…!じゃないと俺の存在する意味が…!」 霞「……!なんて事かしら、京太郎君はすでに悪意に魂を蝕まれているわ…!」 和「須賀君!しっかりして下さい須賀君!」 絹恵「どうしてこんな事になってしまったんや…!」ポロポロ… 京太郎「雑用がしたい!雑用がしたい!雑用がしたい!」ガルルル… 美穂子「大丈夫よ京太郎…!あなたには私達がついているわ…!」 春「こうなったら…方法は一つしかない…」 霞「ええ……私達の力で京太郎君に愛情を注入してあげましょう」 桃子「愛情………なるほど、理解したっすよ!」 白望「…京太郎を救うためならダルくない…」 漫「愛情注入……つまりそれは!」 玄「私達のおもちで京太郎君に愛情注入ですのだ!」 ...
  • おもち少女11-2
    前話  次話 ~京太郎~ その日の俺は傍から見ていても落ち着いていなかったのだと思う。 何せ、小蒔に起こされた時からずっと和のご褒美が気になりっぱなしだったのだから。 流石に勃起する事じゃなくても、何度、自分の股間を弄りたくなったか分からない。 だが、それを理性でねじ伏せながら、俺はその月曜日というただでさえ憂鬱な一日を過ごした。 京太郎「(でも…それもここまでだ)」 そう思う俺が佇むのは和の家の前である。 ここ最近、急激に見慣れたその中には『ご褒美』を用意してくれている和がいるはずだ。 そう思っただけでムスコの先端がひくつき、疼きのような感覚が腰へと突き刺さる。 それを振り払うようにして俺はそっと腕を伸ばし、玄関前のインターフォンを鳴らした。 ―― ピンポーン 確かに響いたその音に家の中が微かに慌ただしくなったのが聞...
  • おもち少女14-2
    前話 次話 ……… …… … 【龍門渕家】 透華「ようこそおいでくださいましたわ!清澄高校の皆様!!」バーン 咲「こんにちはー」 小蒔「こんにちは。また宜しくお願いします」 春「…開けた瞬間でびっくり」 まこ「はは。龍門渕選手は目立つのが何よりも好きってタイプじゃけぇな」 優希「ぶっちゃけ今回が初めてじゃないし、慣れたもんだじぇ」 京太郎「小蒔や咲は一回目に随分と面白いリアクションしてたけどな」クスッ 春「なにそれきになる」 小蒔「べ、別に面白くなんかありませんよ!」 咲「そ、そうだよ!そんなの京ちゃんの思い込みもいい所なんだから!!」」 透華「むぅ…いけませんわ…お客人の皆様に飽きられています」 透華「これは新しい趣向を考える必要があり...
  • おもち少女15-2
    前話 次話 ~漫~ うちにだってそれがあかん事やってくらい分かっとった。 今まで京太郎君が護ってくれていた一線を遥かに踏み越えるリスク溢れる行為なんやから。 それに理性は警鐘を鳴らし、今すぐやめろと告げとった。 けれど、それを理解していても、うちの手は止まらへん。 一ヶ月焦らされた身体はもううちの制御を緩やかに離れ、まるで痴女そのものの手つきで京太郎君へと迫っていた。 漫「ねぇ…♪京太郎君は…うちの事弄りとぉない…?」 京太郎「そ、それは…」 そう答える京太郎君の目には逡巡の色が浮かんでいた。 何だかんだ言って、京太郎君もうちとセックスするのを期待してくれとったんやろう。 その瞳に浮かぶ欲情はうちほどではなくとも強く、メラメラと燃え上がりつつあるのを感じた。 実際、その興奮の証である肉棒はさっきからうちの手にコツコツと当たる...
  • おもち少女13-2
    前話 次話 その屋敷を見た時、意外とこじんまりとしている、というのが俺の最初の印象だった。 元々、俺は長野で龍門渕さんにもお世話になっていたのである。 勿論、目の前にそびえ立つその屋敷は一般的な家庭では到底、太刀打ち出来ないほど大きいが、驚くほどじゃない。 寧ろ、この程度で良いのか?と言う風に思うくらいだ。 京太郎「(まぁ…良く考えれば、あっちが本宅なんだもんな)」 山の上にズンと構えられた不釣り合いなほど大きなお屋敷の方が今、俺が廊下を歩いているこの屋敷より数段、大きいだろう。 だが、あちらの方が神事の中心であり、神代家にとっても中心地なのである。 それに対してこちらは神代の当主 ―― つまり小蒔の親父さんが住む屋敷に過ぎない。 勿論、重要度で引けをとる訳ではないが、大きさを誇る必要などないのだろう。 京太郎「(あー…緊張で心臓が喉...
  • おもち少女15-1
    前話 次話 京太郎「(大阪来訪も二回目になると色々慣れるわなぁ…)」 京太郎「(一回目は緊張して眠れなかったのに今回はぐっすりスヤスヤタイムだぜ)」 京太郎「(つっても…お陰で肩とか首とかがちょっと凝りを訴えてるんだけれど)」 京太郎「(でも、こればっかりは仕方ないよな)」 京太郎「(思ったより椅子も柔らかくって緊張さえしてなきゃ割りと簡単に眠れただけでも御の字だ)」 京太郎「(実は一回目は結構、眠かったからなぁ)」ハハッ 京太郎「(親父が言うにはそう言うのも慣れるみたいだし…)」 京太郎「(大阪訪問は別にこれからだってするんだから、別に急いでどうこうってのを考えなくて良いだろ)」 京太郎「(それより…今日はちょっと早めに着いたけど漫さんはもういるかな?)」 漫「京太郎君!」 京太郎「...
  • おもち少女13-1
    前話 次話 二度目の鹿児島来訪は思ったより楽だった。 そう思うのは今回が飛行機や新幹線と言った交通手段をふんだんに使えたお陰だろう。 以前はほぼ移動だけで一日潰したというのに、霧島駅についた状態でもまだ夕方だ。 流石に季節も季節なので日が高いとは言えないが、それでも以前とは比べ物にならない速さだ。 京太郎「(まぁ…それが俺のお金じゃないってのが心苦しいんだけどさ…)」 勿論、そんな高速移動手段を使いまくった旅が、ただの学生に過ぎない俺に出来るはずがない。 寧ろ、今回の鹿児島来訪はまったく身銭を切っていないのだ。 それがちょっとばかり情けないけれど、しかし、今回ばかりは仕方ないだろう。 何せ、今回の鹿児島来訪は元々、俺が予定していたものではなく、急遽差し込まれたもので… ―― 小蒔「ふぅ…やっぱりちょっと疲れますね」 春「疲れには糖分。...
  • おもち少女16-6
    前話 次話 漫「よいしょっと…ここで良いん?」 小蒔「もうちょっと右…いえ…左でしょうか…」ウーン 和「とりあえず…下ろしませんか?」 小蒔「そうですね…では…んしょ…」ドサ 京太郎「うー…ん…」 漫「えへ…♪京君の寝顔可愛い…♥」 和「寝顔というより…失神してそのままなんですけれどね」ハァ 小蒔「あはは…や、やりすぎちゃいました…」 漫「幾ら京君でも三人相手はきつい言う事やねぇ…」 和「まぁ…もう八時間くらいぶっ通しでしたし…」メソラシ 小蒔「寧ろ、ここまで頑張ってくれた事を感謝するべきですよね…♥」ウンウン 漫「…そう言いながら神代さんの目が股間に向いとるんやけど…」 小蒔「う…だ、だって仕方ないじゃないですか…ぁ♪」 和「…なんでまだ勃ってるんでしょうね…...
  • おもち少女小ネタ2
    宥さんはとても寒がりだ。 夏でもマフラーは手放さないし、カイロも常備している。 そんな宥さんが最近、もう一つ、離さなくなったものがある。 宥「あったかぁい…♪」 京太郎「…」 ぎゅっと俺の胸に抱きつくその顔はとても幸せそうだった。 思わず俺の腕も宥さんの背中に回ってしまいそうなほどのそれに思わず俺の頬も綻ぶ。 勿論、真夏、しかも、クーラーも何もない部室でこうして抱きつかれて暑くないはずがない。 しかし、それも宥さんの笑顔と引き換えながら、余裕で我慢出来るものだ。 宥「きょぉたろぉくん…♥」 京太郎「はいはい。俺はここにいますよ」 甘えるような声で俺の名前を呼ぶ宥さんに答えながら、俺はそっと頭を撫でた。 俺より2つ年上とは言え、宥さんは意外と甘えん坊である。 妹に対してはしっかりしている面を見せるものの、こうして気を抜くとふにゃふにゃになって...
  • おもち少女6-3
    前話 次話 京太郎「え?」 小蒔「もう指の腫れも完全に収まったみたいですし…左手なら麻雀出来るんじゃないでしょうか?」 京太郎「いや…そうかもしれないけど…」 小蒔「大丈夫ですよ」 心の中はまだ迷っているのにも関わらず、スラスラと飛び出す私の言葉。 それに言い淀むのは京太郎君が麻雀で二人の女性を傷つけたと思っているからなのでしょう。 しかし…私にとってはそれこそが目的なのです。 上重さんに負けない為に…同じ領域に立つ為に…私もまた京太郎君の被害者にならなければいけない。 そう思う私は口篭る京太郎君に向けて、ゆっくりと口を開きました。 小蒔「私は『巫女』で、ここは神様のお膝元なんですから、京太郎君の力は私には通用しません」 京太郎「そう…なのか?」 小蒔「はい」 勿論、そう言い切る私の言葉に何か確信があった訳ではありません。 いえ、...
  • おもち少女16-1
    前話 次話 ―― 上重漫が長野に降り立った時、そこは既に雪景色だった。 漫「(クリスマスまで後一ヶ月もちょっとやもんなぁ…)」 12月25日。 日本では恋人の為のイベントと化しているそれを目前にした時期に、日本有数の豪雪地帯である長野は既に雪を降らし始めていた。 その勢いは決して激しくはないものの、まだそんな気配を感じさせない大阪在住の漫にとっては不思議な光景に映る。 周りの景色が自分のよく知る日本のものであるが故に、まるで時間を飛び越えてしまったようにも思えるのだ。 漫「(まぁ、勿論、錯覚やねんけれど)」 ところ変われば、気候も変わる。 例え狭い島国である日本の中でもそれは同じなのだろう。 そう漫は判断しながら、タラップから降りきった。 瞬間、雪を含んだ冷たい風がスルリと漫の身体を撫でていく。 その殆どを防寒具が防い...
  • おもち少女16-5
    前話 次話 和「は…あぁぁ…っ♪♪」 勿論、その蠢きを京太郎の顔に秘所を押し付けている和は分からない。 しかし、小蒔の言葉にようやく自分の番が回ってきた事を知った彼女の女陰がキュっと締まる。 まるで早くここにオチンポを咥え込みたいとそう訴えるようなそれに膣肉を泳ぐ京太郎の舌が窮屈さを訴えた。 だが、キュンキュンと唸るような彼女の締め付けはまったく収まる事がなく、柔らかな彼の舌を締め上げていく。 和「良い…ですか…?」 京太郎「ぷぁ…っ当たり前…だろ」 その気持ち良さにうっとりしながらも和がそう尋ねてしまうのは彼女だけが能力を受けていないからだ。 結局、アレから逃げ切ってしまえた彼女の欲情はもう激しく燃え盛っているものの、それはあくまでも普段の領域を超えないものである。 そんな自分よりも明らかに様子がおかしい小蒔の方を構ってあげた方...
  • おもち少女小ネタ22
    ―― 松実館は意外と忙しい。 丁寧なサービスと雰囲気の良さからあまり目立たなくても根強い人気を持っている。 コアなファンも少なくない松実館はシーズン中は予約でいっぱいになる事もそれほど珍しくない。 しかし、経営が苦しいというほどではなくても、シーズンオフにはあまりがちになる従業員を増やせはしなかった。 結果、シーズン中にはバイトを急遽、募集し、足りない人手を何とか確保しているのが現状である。 京太郎「(んで、このバイトが意外と人気だったりする)」 シーズン中で忙しい所為か、松実館のバイトは結構な時給が貰える。 その上、色々な意味で名物である美人姉妹ともお近づきになれる機会があるともなれば、そりゃあ競争率も高いだろう。 その分、忙しくてキツいと言われているが、それでも噂では倍率が10を切った事はないらしい。 京太郎「(俺も玄さんからの伝手じゃなかった...
  • おもち少女15-4
    前話 次話 漫「どう?楽しかった?」 京太郎「えぇ。かなり」 そううちが尋ねるのは夜中のバスターミナルやった。 煌めくネオンで照らされるそこは色こそ違えど、昼とそれほど変わらへん明るさや。 しかし、どれだけ明るくても、そろそろ京太郎君が帰らへんかったらあかん時間ってのは変わらへん。 悲しいかな…また今月も別れの時間が来てしまったんや。 漫「(こればっかりは…どうにもならんなぁ…)」 力強く頷いてくれる京太郎君に笑みを返しながら、うちの内心は寂しさに溢れとった。 この前もそうやったけれど…やっぱりこの別れる瞬間はどうにも胸が痛い。 また一ヶ月近く会う事が出来ひんようになるんやから、それも当然やろう。 勿論、その間も密に連絡を取りあっているけれども、だからと言ってこの寂しさは誤魔化せるものやない。 何とかして別れる時間を引き伸ば...
  • おもち少女小ネタ4
    小瀬川白望は決して自分の事を活発的なタイプだとは思っていない。 面倒な事は大嫌いだし、身体は出来るだけ動かしたくはないと本気で思っている。 人に負ぶさって貰って移動する事など日常茶飯事だ。 それでも、白望が自分から積極的に動く時がある。 それは大事な友人たちが困っている時と…そしてもう一つ。 「ダルい…」 白望がぽつりと呟いたのは小さな部屋だった。 辺りにマンガやゲーム機などが置いてあるそこは典型的な男の部屋であることを感じさせる。 実際、その部屋の主は男子高校生であり、白望が所属する宮守麻雀部唯一の男子部員であり、そして… ―― 「きょー…」 白望が唯一、愛称で呼ぶ彼の姿はそこにはない。 彼は今、下にお茶やお菓子を取りに行っている真っ最中なのだから。 しかし、それが彼のベッドに横たわる白望にとって、若干の不満であった。 幼馴染であり、恋人...
  • おもち少女11-1
    前話 次話 ~京太郎~ ―― 特訓そのものはわりかし順調だった。 小蒔の参入というのは思いの外、良い影響をあったようだ。 そう思うのは、特訓に参加している全員がグングンと良い方向へと変化していっているからだろう。 元々、それなりに経験を重ねていた小蒔は見間違えるほどミスが減り、ちゃんとしたデジタル打ちが出来るようになった。 俺自身も二人の協力のお陰で、集中力が向上し、擬似的ではあるものの『ゾーン』に入れる時間が長くなっている。 京太郎「(そして…和は…)」 和「ロン。タンヤオのみ」 小蒔「ひゃうっ」 特訓終わり際の三人麻雀。 その中でトップを取るのは大抵、和だった。 元々、自力という意味では俺たちの中で頭一つ分飛び抜けているので当然なのだろう。 実際、今だって最後の親を見事な速攻で流し、トップのまま終えている。 正直、これ...
  • おもち少女16-3
    前話 次話 漫「……」トン 小蒔「……」トン 京太郎「……」トン 和「……」トン それからの数分は無言の時間が続いた。 そして、まるで話す時間さえも惜しいと言うように全員が早打ちを繰り返す。 けれども、それは決して全員が何も考えていない訳ではない。 特に京太郎は能力込みで打つという経験に感慨深いものを感じていた。 京太郎「(能力ありで打って良い…なんてかなり久しぶりだよな)」 これまで特訓と称し二人と打っていた時には常に能力を封じるように立ちまわってきた。 出来ない時はわざと和了を見逃した事も、口にはした事はないが何回かある。 そんな彼にとって能力とは厄介者で、小蒔に当てて以来、使う事はなかったのだ。 しかし、今はそれを和に当てる事を求められ、その為に全力を尽くさなければいけない。 厄介者であったそれに頼らざるをえない自分...
  • おもち少女13-5
    前話 次話 ……… …… … ―― その日の私はきっと緊張していたのでしょう。 久しぶりの里帰り ―― しかも、滅多にないお父様からの呼び出し。 それに、私は少し…期待を抱いてしまっていたのです。 もしかしたら…お父様に会えるかもしれないって…頑張ってる私を褒めて下さるんじゃないかって…そう期待していたのでした。 けれど…実際、部屋へと呼び出されたのは京太郎様だけで、私たちは待機を命じられたのです。 ―― それが退屈だと思わなかったのは…きっと皆が居てくれていたからなのでしょう。 私だけが先に長野へと転校してしまった関係で…正直、少し不安でした。 もしかしたらぎくしゃくしてしまうんじゃないかって…そう不安に思ってしまったのです。 そんな自分を情けないと思いますが…今まで霞ちゃんたちとこんなに...
  • おもち少女16-4
    前話 次話 漫「きょーぉくん…っ♥♥」 京太郎「うわっ!」 瞬間、後ろから襲いかかってきた衝撃に彼は驚きの声をあげる。 そのままぐっと足に力を入れて踏みとどまれば、胸の中に見慣れた漫の顔があった。 どうやら自分は我慢出来ずに漫に飛びかかられてしまったらしい。 そう判断しながら、京太郎はそっと彼女の背中に手を回し、その柔らかな肢体を抱きしめる。 漫「ふあ…あぁぁ…♥♥」 それだけで蕩けそうな声をあげてしまうくらいに、漫の身体は発情していた。 タガが外れた思考は能力の影響を本格的に受け始め、普段以上の敏感さで京太郎の事を感じている。 その素晴らしさについつい頬を緩ませてしまうものの、あまりそれに浸っていられないのは子宮が蠢いているからだ。 小蒔との激しくも甘いセックスを見て、嫉妬を覚えた漫の子宮はそれ以上の交わりを京太郎に対して求め...
  • おもち少女13-3
    前話 次話 京太郎「…あ…あのさ」 「……」 そう呼びかけた瞬間、小蒔の小さな身体から黒いものが放たれる。 まるでこの世の厄災全てを閉じ込めたようなそれは一直線へと俺へと向かってきた。 それが一体何なのかオカルトの知識がない俺にはまったく理解出来ない。 だが、それが『触れてはいけない』ものだと言う事だけははっきりと伝わってくるのだ。 京太郎「(やば…っ!!)」 だが、そう思った頃には俺はもうその黒いものに囲まれていた。 まるで俺の逃げ場を潰すようなその広がり方に、俺は退く事さえ出来なくなる。 恐らく一歩でも動けば、俺は周囲の景色を真っ黒に塗り替えるようなその黒色に飲まれてしまうだろう。 そう思うと俺は何も出来ず、ただただ、立ち尽くすしかなくなる。 「ニン…ゲン…」 そんな俺に対して小蒔は…いや、小蒔の身体に入った『何か』...
  • おもち少女小ネタ16
    咲「嫁さん違います。セフレです」京太郎「」モブ「」 モブ「え…?」 京太郎「ま、待て待て。咲は何か勘違いをしてるだけで…」 咲「勘違いって…昨日、お風呂でも三回したのに…」 モブ「さ、三回!?」 咲「しかも、上がった後も二回して…寝る前にはさらに四回だよ?」 モブ「合計九回!?」 咲「お陰でお昼休みに京ちゃんの垂れてきちゃった…」 咲「京ちゃん毎回、濃い上に量も多いから掻き出し切れないんだよね」 モブ「しかも、中出し前提!?」 京太郎「いや、その…まぁ…何て言うかですね…」 咲「あ、後、京ちゃん。昨日、途中からアナルいじってたでしょ」 咲「どれだけアヘアヘになってもそういうのちゃんと分かるんだからね」 咲「まぁ…気持良かったから良いけど…次はちゃんと断ってから弄ってよ」 咲「京ち...
  • おもち少女14-3
    前話 次話 ~和~ ―― その日の京太郎君は大きなバッグを担いで現れました。 昼食も終わり、両親ともに出かけた事を彼にメールして数十分。 その後、現れた京太郎君の姿に私は正直、期待を隠す事が出来ませんでした。 だって、今日は久しぶりに京太郎君と…ううん、ご主人様とエッチする日なのです。 一緒に下校したあの日から今までずっとお預けを食らっていた私は、今日という日を待ち望んでいたと言っても過言ではありません。 和「(何より…そのバッグの中身はきっとエッチなオモチャで一杯で…ぇ♥)」 あの日、京太郎君は…私と約束してくれたのです。 最後までちゃんと頑張れたらご褒美をくれるって…私の事を愛してくれるだけじゃなくて…縛り付けてくれるって…そう言ってくれました。 そんな彼が約束の日に持ってきた荷物の中に…エッチな道具が入っていない訳が...
  • おもち少女小ネタ8
    京太郎「」カリカリカリ 京太郎「んー…」ノビッ 京太郎「あー…もうこんな時間か」 京太郎「(何時から牌譜作り始めたんだっけ…えっと…確か夕方だったか…)」 京太郎「(流石にこの時間になると腹が減ったな…)」グゥ 京太郎「(そういや今日、誰もいないんだっけ…)」 京太郎「(カピーの飯も準備してやらないと)」ブルル 京太郎「ん…?あれ…メールか」 京太郎「よいしょっと…迷惑メールじゃありませんように」ポチッ From 瑞原さん Subject この携帯の女は預かった お前の愛しい瑞原はやりは俺の手にある。 返して欲しければ○○の居酒屋に30分いないに来い。 来ないとこの女のあーんなものやこーんなものは俺のものだぞ☆ フゥハハ 京太郎「……」 京太郎「…はぁ」 ― ガラ...
  • おもち少女15-3
    前話 次話 京太郎「言われなくても鍵を締めるなんて随分と期待してくれてるんですね」 漫「はぅ…♪」 そんなうちに一番最初に投げかけられたのは、揶揄するような恋人の言葉やった。 けれど、それはさっきのものよりも数段、暖かく、うちを辱める為の言葉である事を理解させてくれる。 失望も呆れもなく、愛と嗜虐性に満ちた言葉が一体、どれほど暖かく、そして嬉しいものか。 それをうちに再認識させてくれる京太郎君にうちは声をあげながら、その胸の中に飛び込んだ。 漫「ごめん…っ♪ごめんな…ぁ♥」 京太郎「もう良いですよ。俺も漫さんの事、もっと色々と気にしておくべきでした」 漫「そんな事…」 そううちが京太郎君の胸の中で謝罪するんは、さっき彼が大恥掻いたのがうちの所為やからや。 けれど、京太郎君はそれをまったく責めず、寧ろ、自分が悪かったのだとそう言っ...
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