咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h123-22」で検索した結果

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  • h123-22
    京ちゃんin白糸台@咲 咲「ここが麻雀部……お姉ちゃんに最初なんて言えばいいか」 京太郎「そんなん『久しぶり』でいいだろ。ちわー、失礼します」 ゴッ 淡「痛ーーっ! 誰!? この完璧美少女の私の頭が! 頭が!」 京太郎「あ、すまん」 淡「すまんですんだら警察はいらないの! ぼーこーざい、ぼーこーざいで檻に入ってよ!」 咲「ひぅっ、檻じゃなくて牢じゃあ」 京太郎「咲、お前は俺を前に出して隠れようとすんな。全責任を俺匂わせるつもりなのか、うん?」 咲「扉を開けたの京ちゃんじゃん」 淡「なぬー!? この馬鹿面した男の彼氏? そっちのビクビクしてんの」 咲・京太郎「「ないです」」 淡「んー、じろじろ、じろじろ」 京太郎「『じろじろ』って声に出すやつ初めて見たぞおい」 淡「背は高い、体は結構丈...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 123
    ...23-21 京淡 h123-22 京・白糸台 h123-23 京淡 h123-24 京淡 h123-25 京咲 h123-26 京淡 h123-27 京和 h123-28 京優和 h123-29 不明 h123-30 京・阿知賀 h123-31 京咲 h123-32 京豊 h123-33 京淡 h123-34 京咲 h123-35 不明 h123-36 京淡 h123-37 京和 h123-38 京玄 h123-39 京久 h123-40 京和・アナ h123-41 京照・清澄 h123-42 京和 h123-43 京怜 h123-44 京・永水 h123-45 京和 h123-46 不明 h123-47 京和 h123-48 京淡 h123-49 京玄憧 h123-50 京・清澄 h123-51 京宥 h123-52 京...
  • カップリング別SS7
    ...22-38 白糸台 h123-22 白糸台 h125-02 白糸台 h125-82 白糸台 h126-43 白糸台 h126-94 白糸台 京太郎が黒髪にしてみたら・白糸台編 白糸台 京太郎、部室で熟睡 白糸台Ver 白糸台 京太郎、部室で熟睡2週目 白糸台編 白糸台 Kちゃんぬいぐるみ、東京にて 白糸台・臨海 てるてる会議 白糸台 寮長さんは金髪学生 白糸台編 白糸台 日本一ネタ 多数 照 02 照・菫 05 照・美穂子・清澄 06 05の続き 19 照・菫 40 照・咲 51 照・咲 57 照・咲 67 照・咲・優希・久 71 照・池田・清澄 h3-25 照・久・ゆみ h4-3 照 h4-5 照・咲・純 h4-7 照・玄 h4-9 照・淡・咲 h4-11 照・咲 h4-14 照 h4-26 照 h5-11 照・咲・久・小蒔・豊音 h7-3 照 h7-41 照・菫 h7-44 ...
  • カップリング別SS1
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 清澄久 優希 和 まこ ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 清澄 05 清澄・照・美穂子 06 05の続き 07 清澄・智紀・透華・小池・池田 08 清澄 12 07の別バージョン 47 清澄 49 清澄 65 清澄 66 清澄 71 清澄・照・池田 85 清澄 89 清澄 105 清澄・鶴賀・龍門渕・風越 113 清澄 h3-6 清澄 h3-8 清澄 h3-11 清澄 h3-16 清澄・鶴賀 h3-27 清澄 h4-19 清澄・咏 h4-19a h4-19...
  • カップリング別SS2
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 阿知賀穏乃 憧 玄 宥 灼 晴絵 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 阿知賀 h7-4 阿知賀 h11-29 阿知賀 h11-31 阿知賀 h15-6 阿知賀 h16-55 阿知賀 h17-75 阿知賀 h18-22 阿知賀 h21-71 阿知賀 h27-25 阿知賀・咲・和・久 h29-27 阿知賀 h31-38 阿知賀・清澄 h32-49 阿知賀 h33-27 阿知賀 h33-33 阿知賀 h34-78 阿知賀 h35-65 阿知賀 h36-57 阿知賀 ...
  • カップリング別SS4
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 劔谷美幸 友香 澄子 莉子 梢 越谷ソフィア 花子 史織 玉子 景子 プロ雀士健夜 咏 はやり 良子 理沙 靖子 大沼 アナウンサー恒子 えり その他複数 分類不明 カプ無し 数絵 マホ 裕子 やえ 初瀬 憩 いちご もこ 松実母 望 綾 彩乃 池田三姉妹 みなも 牌 立 慕 閑無 エトペン 真佑子 聡 ミカ 絃 利仙 善野 真深 みさき トシ ひな 桜子 凛 嫁田 一太 美月 明星 由華 界 恵 葵 朱里 旧白糸台 カピー ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷 h3...
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • h123-23
    京太郎「♪」 淡「あれ、キョータロー?鼻歌なんか歌ってどうしたのさ?」 京太郎「おー、淡か。何、ゴールデンウィーク含めた10連休中泊まり込みで働けることになってな。これで色々買えるってもんだ」 淡「えー?ずっといないのー?」 京太郎「いたってお前はほぼほぼ終日部活だろが。俺は夜に仕事終わったらデートとか出来るかもしれないしなー」 淡「ずっこい!第一キョータローとデートする人なんて殆どいないじゃん!」 京太郎「いるんだな、これが。──まぁ、至高のおも……至高のマッチングはまだまだ先になりそうだけどな。向こうが俺をどう好きかもまだわからない訳だし」 淡「むー!じゃあ、キョータローがこっちにいてくれたら私を好きにしていいって言ったら?」 京太郎「速攻バレて、二人揃って一日説教されるのに賭けても?」 淡「バレるか試してみる?」...
  • h123-28
    優希「のどちゃんは早く京太郎に告白するべきだじぇ」 和「告白なんてそんな!それに万一フラれちゃったら、部活の間ギスギスしちゃうでしょう!?」 優希「八割成功すると思うじぇ」 和「二割は失敗するんじゃないですか」 優希「元々十割成功出来てたじぇ。それを、のどちゃんがビビって後回し後回しにしたら、京太郎は別の学校の女の子と仲良くなっちゃったんだじょ」 和「うっ」 優希「元々コミュ力オバケの上、見た目もふつーにカッコイイからなー。さっさと恋人にならないと、成功率は一分一秒単位で減ってくじぇ」 和「───それは嫌です!」 優希「じゃあ今から告白するんだじょ。明日は学校も部活も休み、京太郎は家でペットと遊んでるらしいじぇ」 和「で、でも……だめだったら…」 優希「情けないじぇ…」
  • h123-20
    この度、私須賀京太郎が滝見春さんに略奪行為ともとれる行動をしてしまった事を、深くお詫び致します。 今回の一件は「春はいつも黒糖食べてるな」という自身の固定観念に問題がありました。 しかしながら、滝見春といえば黒糖に興味津々だというのは紛れもない事実。 しかも先日、春が黒糖通販サイトに出たり入ったりしているのを目撃し、 「あっ、そういう事か。春にとって黒糖が雀力の源なんだ」と思ってしまい、 「じゃあ俺も食べたら強くなるのかな」と春の黒糖を盗み食いするに至ってしまったのであります。 しかし結果的に「私の黒糖を勝手に食べた京太郎を食…」 今後はこのような事がないように固くお約束し謝罪の念と誕生日プレゼントとして黒糖ドーナツを送りたいと思います。 大変申し訳ございませんでした。  須賀京太郎 初美「…はるる?」 春「おいしかった…」 霞「え、えっ...
  • h123-24
    京太郎(お、すげー可愛い娘じゃん!) 京太郎「ねぇ君、もしよかったらお………ちゃ………」 淡「あー!キョータロー!何やってんの!」 京太郎「うわぁ………まぁそうだよな、金髪とかで察するべきだったか…!」 淡「その『うわぁ………』って何?」 京太郎「ナンパやってるとたまにある、顔見知りを顔見知りと気付かずにナンパしちまったって葛藤」 淡「えー、京太郎は私に気付かなかったって酷くない?」 京太郎「地雷引かされた俺のほうが辛いわ」 淡「でもー、ナンパしたってことは私が可愛いからだもんね!」 京太郎「外面はレベル高いからな」 淡「外面って何よー、私は心も清らかな美人なんだからね!」 京太郎「あー、もううるさい。俺はナンパするんだ、お前がいると出来ないだろーが」 淡「ナンパするだけしてほったらかしにすると...
  • カップリング別SS3
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 永水小蒔 初美 霞 春 巴 宮守豊音 白望 エイスリン 胡桃 塞 姫松洋榎 絹恵 恭子 漫 由子 郁乃 臨海智葉 明華 ネリー ハオ ダヴァン アレクサンドラ 有珠山爽 由暉子 揺杏 成香 誓子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 永水 h4-38 永水 h4-41 永水 h7-44 永水・照・良子・和・淡・桃子・憩 h16-58 永水 h25-46 永水 h26-35 永水 h26-38 永水(春メイン) h28-51 永水・清澄 h33-25 永水 h36-05 永水 h36-5...
  • h123-21
    淡(あ、キョータローじゃん!……あれ?) 京太郎「いやー、やっぱり最高ですね!あのおもちを間近で見られる玄さんが羨ましいてわすよ!」 淡(クロ……決勝で戦った先鋒の子?なんでキョータローがあの娘と電話してんの?) 京太郎「そうですね、大型連休の時にまた行きますから!その時は……玄さんのおもちに溺れさせてくださいね!」 淡(大型連休って……え、キョータローと遊べないの?キョータローが他の女の子といちゃいちゃしてるのを待ってるの?) 京太郎「大好きですよ!ではまた!」 淡(──────っっ!!!!) 淡「キョータロー!」 京太郎「なんだよ淡」 淡「キョータローっておもち好きなんでしょ?好きなんだよね?」 京太郎「好きだけどさ」 淡「そんなキョータローに、なんとおもちのプレゼントだー!」 京太郎「や...
  • h123-26
    淡「突然ですが淡ちゃんクイーズ!」 京太郎「は?」 淡「問題!!」 京太郎(あー、これ絶対面倒なパターンだ。こういうときはわざと間違えて終わらせよう) 京太郎「俺」 淡「正解!」 京太郎「え゛っ?」 淡「と言うわけで賞品は淡ちゃんとベッドイン!!」スッポーン 京太郎「ちょっ!」 ~激しい夜の対局中~ 京太郎「はっ! ……ゆ、夢か……ん?」 淡「ん……んちゅ……ぷぁ……むー、キョータローのキョータローおっきすぎ……」 京太郎「……マジで?」 姦っ!じゃなくてカン!!
  • h123-29
    京太郎「くそっ」シュート 誠「荒れてんな。」 京太郎「誠か…」シュート 誠「付き合うぜ。キーパーすっから投げてこいよ」 京太郎「さんきゅ」シュート 誠「よっ…と、何時もよりボールのコントロール雑になってんぞ」キャッチ 誠「…原村の事が原因か?」キャッチ 京太郎「やっぱり分かっちゃうか」シュート 誠「まーな。何年お前と一緒に居ると思ってんだ」キャッチ 京太郎「俺さ…やっぱり和が大好きでさ」シュート 京太郎「勇気出して告って付き合えたのがすっげー嬉しくて」シュート 京太郎「でもさ…付き合いだしたら全然かみ合わなくてさ」シュート 京太郎「好みや、やってきた事の違いもあったんだろうな。俺はハンド一筋で和は麻雀」シュート 京太郎「麻雀なんてやったことないから滅茶苦茶弱くてさ…これでも弱いなりに必死...
  • h123-27
    和「私をすこってください、須賀く……京太郎様」 京太郎「……和…また変なものを食べたのか…?」 和「やむ!やみますよ!ひどいこと言われたらやみますからね、京太郎様!」 京太郎「………」 和「……」 京太郎「じゃあすころうか?」 和「……えっと、須賀く……京太郎様?」 京太郎「和が泣いて許しを乞うても終わらない、延々と和が狂うぐらいにすこるぜ?」 和「それって……もしかして……」 京太郎「和の膝も胸も顔も何もかも、俺だけのものになるぐらいすこるぞ?」 和「……京太郎様のことをすこるだけになるんですか?」 京太郎「自称少し大きいだけの胸に詰まった愛の全てを俺に捧げてもらうからな?」 和「……はい♪」
  • h123-25
    咲「宝くじが当たったら?」 京太郎「咲なら何に使うかなと」 咲「うーん……やっぱり普段は買えない高い本買うかなぁ」 京太郎「そんなに高いのあるか?」 咲「古本だと意外とね」 京太郎「ほー」 咲「どうしてもお小遣いだと手が出なかったりするんだよ、で京ちゃんは?」 京太郎「俺か?カピーの餌代」 咲「ですよねー」 カン
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • h123-12
    憧「しず、京太郎からプレゼント貰った?」 穏乃「うん…まぁ貰ったというよりは強引というか無理矢理というか…」 穏乃「その、京太郎のが大きくてね…ゴムも買い忘れてたし…///」 憧「ふきゅ!?」 穏乃「でもせっかく私のためにって思ったら嬉しくて頑張ってみたけど、やっぱり違和感があるというか…」モジモジ 憧「ふきゅうううううううう!?」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 憧「京太郎!アンタしずに何してんのよ!///」 京太郎「そ、そこまで怒るほどか?いやまぁ穿かせたほうがいいのかなぁって」 憧「…何の話?」 京太郎「ジャージの話じゃないのか?まぁサイズが少し大きかったしゴム紐も買い忘れてたんだけど」 憧「」 京太郎「……憧、大丈夫か?」 穏乃「京太郎どうしたの?」 ...
  • h122-22
    「あんな、たしかになんでもいうことを聞くいうたんは私や」 「はい……」 目の前の少年がか細い返事とともに頷く 普段は見上げるほどに大きくても今こうして正座をしているのをみるとかわいいと思ってしまうのだから不思議だ 「だからってパンツを見せて欲しいってどうなんや……」 「すいません……」 何度目かわからない謝罪の声が聞こえる そろそろ正座の感覚がなくなるだろうくらい繰り返してきたやりとりだ 『誕生日やし普段のお礼も兼ねてなんでもひとつお願いを聞いたげるで』 きっかけはそんな私の一言だった 『パンツを見せてください!』 間髪を容れずそんな答えが返ってきた 「たしかに怜のこととかお世話になってるしちょっとくらいならえっちぃお願いでもええよ?」 「え、それって……」 「せやけど親しき中にも礼儀...
  • h123-04
    春になり、二年生になった ここ最近は桜が満開で、心地よい陽気である 区切りの時期だ、そう考えるとあのことを思い出す 去年の夏の終わり、部活をやめようとしたこと 結果としては、部活をやめなくて本当に良かったと思う この半年強で麻雀はかなり上手くなったし、なにより仲良くなれた 優希とは一緒に遊びに行ったり、バカみたいなことで笑いあったりした 和とも一緒に遊ぶようになり、ラーメン屋に連れて行ったりした まこさんとは色々と相談に乗ってくれて、辛い時には支えてくれた ぶちょ…久さんは推薦で早めに受験が終わったらしいので、麻雀の勉強に付き合ってくれた 咲はよく一緒にいてくれた、教えるのが苦手なのにも関わらず、必死に教えようとしてくれて嬉しかった あのときのような感覚はもうない、俺も部活の一員だ 麻雀に関しては、なんと一位を取れるようになった! ま...
  • h123-59
    霞は襖のほうを見ながら立ち竦んだ。 着替えの最中なら、いっそ甲高い声も出せただろう。 だが、着替えは済んでいる。 問題は、そこになくて。 明らかに丈の合わない体操服、むちむちとした太腿が邪魔をして上がりきらないブルマ。 口が悪い中年などがいれば、コスプレだの言われそうな出で立ちである。 だが独特の色気があって、襖を開けた張本人──須賀京太郎は視線を外せずにいた。 沈黙の時が幾らか続き。 「霞さんッッッッ!!」 割と穏やかな少年だという評価を覆しそうな勢いで、京太郎が霞に詰め寄る。 襖を閉めるのは丁寧なのが、らしいといえばらしいか。 「あの、京太郎くん?これは違うのよ?」 「素晴らしいですっ!巫女装束の霞さんも素敵ですけど!体操服とブルマの霞さんも素敵です!あぁっ、でもお務めもあるから普段は巫女装束なんですよね…」 霞が体操服とブ...
  • h123-60
    部室のテーブルに置かれた、一枚の手紙。 雑めの字を、それでも必死に丁寧に書こうとしたのが分かるそれを前に、竹井久は目の前が真っ白になった錯覚を覚えた。 ──否、真っ白なのだろう。 「たいぶ……とどけ……」 夏の大会を終え、栄冠を勝ち取り、引き継ぎさえ終えてしまえば、久は輝かしい記録を携えて引退と相成るはずなのに。 引退してしまえば、影なる功労者を大いに労うことも出来るし、彼が望むならマンツーマンで麻雀を教えてあげることも出来ると──年甲斐もなく、嬉々としていたのに。 パソコンで書くこともできたろうに、丁寧にボールペンで綴られた文字列が、久の心を抉るようで。 ただの後輩では語り尽くせない想いが、傷心を焼き尽くしにかかるようで。 くしゃりと音を立てて、手紙が久の胸に押し付けられる。 それは、余りに悪辣な思いつき。 余りに卑怯で、卑劣で、残酷な思いつき...
  • h123-38
    (──なんで) (──なんで) (──なんでなのかな…?) 矮躯と童顔に似合わぬ胸を抱えながら、声にならない慟哭が脳裏に響く。 同じ趣味を持ち、同じ嗜好を語り合い、是非にと姉を紹介した男に──何の因果か姉と二人で同時に慕ってしまった。 自分だけの笑顔が、二人の為の笑顔になり。 自分だけの語らう時は、半分に減り。 彼が幾度も胸に送っていた視線は、姉だけのモノになってしまい。 (──いやだ) (──いやだ) (お姉ちゃんも、京太郎君も、どちらも失くしたくないよ……) 叶わぬだろう願いが、より切なさを増して、遂に少女は涙を流した。 耐えよう、耐えようと歯を食いしばったが、一滴が枕を濡らしたのを引き金に、それは雨のように溢れ続けた。 「玄さん?」 枕に顔を押し付けて、嗚咽を隠していた少女に掛けられる声。 ...
  • h123-43
    京太郎「……」 怜「……」 京太郎「……あの」 怜「……うん?」 京太郎「……なぜ膝枕してくれているんでしょう?」 怜「……うーん……しやすそうな頭やったから?」 京太郎「……初対面、ですよね?」 怜「せやね」 京太郎「……良いんですか?」 怜「かまへんよ?」 京太郎「……では甘えさせてもらいます」 怜「後でうちにしてな?」 京太郎「……はい」 誕生日オメシャス!
  • h23-22
    京太郎「...zzZ」スヤスヤ 淡「おっきろー!」ドーン!! 京太郎「ぉえぶら!?」 淡「きょーたろー、朝ご飯!」 京太郎「ちょ、ま……お前っ、腹はやめろと……!」プルプル 淡「だいじょーぶ、このくらいじゃきょーたろーは死なない!」 京太郎「今まさに瀕死だよ……!」 淡「そんなことよりご飯だよ!」 京太郎「ちょっとは反省してくれてもいいんじゃないですかねぇ……」 淡「だってお腹空いたんだもん。ご飯まだー?」 京太郎「たまには自分で作ろうとか思わないのか」 淡「できると思う?」 京太郎「ですよねー」
  • h123-39
    京太郎「弘世さんって黒タイツ派なんっすね」 久「あら、今気づいたの?」 京太郎「あんまりイメージなくて」 久「まあ黒タイツ同盟の私としてはもっと増えて欲しいとは思うわ」 京太郎「例えば?」 久「新道寺の白水さんとか、有珠山の獅子原さん、永水の狩宿さんに宮守の臼沢さんとか黒タイツ似合うと思うのよ」 京太郎「あー」 久「まあ、須賀くんは私の黒タイツがあれば良いでしょ?」 京太郎「今日もお願いしやっす」 久「ふふ、じゃベッドに行きましょ?」 カン
  • h123-47
    (京太郎くん……ずるいよ……) 仕事終わりに耳が痒いと言っていた少年に耳かきをしてやると、途端に寝息を立てて眠りだしたのだ。 危なっかしくて耳掃除なんてやれないのに、少年は知るかとばかりに甘えるような仕草を繰り返して。 (あ、そうだ) かつて二人で読んだおもち本に、耳を舐めて清めるという行為が書かれていたのを思い出した。 あれなら耳を傷つけずに済む、と考えてからは早かった。 そっと布団に寝かせて、耳掃除途中の耳が上になるように横向きにして。 とあるおもち少女が耳舐めなる行為に夢中になり、青年の耳を舐め浄めることに無類の悦びを見出すようになるまで、間もなく。 「zzz……」 (参ったな…) 自分の太腿を枕に眠る少女を見ながら、京太郎は幾度目かの嘆息を吐く。 手慰みに桃色の長髪を梳いては、シャンプーの匂いと汗の臭いが混じり、京太郎...
  • h123-17
    京太郎「待て、シズ、話せばわかぁぁぁっ!?」 穏乃「頑張っても、結局駄目だったわね……」 京太郎(い、一瞬で組敷かれて……!?) 穏乃「大丈夫、新たな形になれるから……」 京太郎(な、なんだこの……普段とは真逆の……それに……い、色気が……!) 京太郎「し、シズ……!」 憧「ちょーっとまったぁぁぁぁぁぁ!」 穏乃「憧!邪魔しないって約束したじゃん!」 憧「肩もみだっつってたでしょあんた!」 このあとぎゃーこらやってる間にクロチャーと良い感じになってるのを見つかって穏乃に死ぬがよいされたそうです、カン
  • h123-36
    「かーまーえー!」 「休みの時ぐらいゆっくりさせろよ…」 「いっつもゆっくりしてるじゃん!」 「あー、もう……俺は電話しないといけないの!分かるか?」 「ぶー!」 小さな子供のようにゴネる稀代の美少女を尻目に、京太郎は完全に手慣れた扱いでスマートフォンから発信。 数秒ほどで会話を始めた辺り、相手も着信を待っていたようだ。 京太郎の口から出た相手の名に、美少女は覚えがあった。 彼女が直接鉾を交えた訳ではないが、団体とはいえ全国の頂上に王手を掛けた五人の中の一人に名を連ねていた。 どこでどう縁を結んだかは、考えないことにした。 考えると頭が痛くなるし、京太郎はそういうやつなのだと思っておくことにしている。 美少女を放ったらかしにして、電話は盛り上がる一途のようだ。 滅多に見られない、心の底から嬉しそうで、楽しそうで、焦がれているような...
  • h123-13
    目の前にいるのは誰だ そう、自問自答を繰り返す 高鴨穏乃 咲やネリー、淡と共に一年生でありながら、全国大会の決勝戦大将卓のメンバーであり、和の旧友 その縁もあり、山登りなどのアウトドアな趣味が男の俺と彼女を繋ぎ、友人関係を築くことが出来た そう、思っていた 目の前の少女は、自分に馬乗りになり蠱惑的な表情で自分の顔を撫でる少女は、自分の知る彼女の印象とは全く違っていた 野山を駆け回る足、ぶんぶんと振り回されていた手、少年のような笑顔を浮かべる顔、元気よく自分に話しかけていた口 その足は自分の腰をきゅっと挟み込み、その手は自分の顔から首、胸をしゅるしゅるとなで回し、その顔はとろりと蕩けるような熱をおび、その口は三日月のような裂け目となっていた 「ねぇ京太郎。油断しすぎだよ?」 「女の子が、こんな山奥に、人の来ないような山奥に男の子と二人で来るな...
  • h123-52
    玄「お姉ちゃん!大変だよ!」 宥「……どうしたの?」 玄「京太郎君が…京太郎君が!脱衣麻雀の本を読んでたのです!」 宥「……脱衣麻雀…って?」 玄「女の子と麻雀をやって、勝ったら女の子に服を脱いでもらう麻雀だよ!」 宥「……私、京太郎君に負けたけど…脱がされなかったよ?」 玄「きっと私やお姉ちゃんには言えないから、本で……どうしよう…」 宥「ね、玄ちゃん?私、今から京太郎君に注意しにいくね」 玄「注意?」 宥「そういうのが好きなら、私に言ってくれれば幾らでもやってあげるから…って。玄ちゃんはどうかな?」 玄「!…私もそうです!」 宥「それじゃあ京太郎くんのところにいこっか?」
  • h123-01
    シロ「近年私と京の関係性は姉弟説が有力かつ私もまんざらではないが、新たな可能性をあげてみようと思う…ダルいけど」                       小瀬川白望 須賀京太郎分離体説 根拠その1    シロ ナニカイテルノ? シロ「容姿が似てる…姉妹でも似てない人も多いけど分離体なら似てるはず、でもこれだけじゃ根拠として弱いので次に行く…」                   タシカニニテルケド… 根拠その2          シロ「京はおもちが好き…これは分離したときに私におもちを置いて行ったから欲しているのかもしれない…私をおんぶするときも当ててあげると喜ぶから有力…」 根拠その3          チョーダイタンダヨー// シロ「京は麻雀が弱い…おもちと同じように私に置いていったのだろうか…だから私が京に充電されながら教...
  • h123-40
    女子アナ『先頃発表されました統計データによりますと』 女子アナ『同性愛者の比率が50%を突破したとのことです――』 京太郎「ファッ!? ちょっ、マジか!?」 和「マジですよ」 京太郎「わっ、和いたのか。……もしかして和もそうなのか?」 和「はい、そうですよ。考えてもみてください」 和「私達の親世代以前は男女での結婚が普通ですよね」 和「その上で過半数に達したということは若年層のほとんどが同性愛者ということになります」 京太郎「マジか。そっか、そうだよな……って和?」 和「よいしょっと。どうかしましたか須賀君」ガラガラッ スチャッ 京太郎「おもむろに取り出したそれは何でどこに着けてんだってのと」 京太郎「そちらの台車(?)に裸で縛り付けられてるのはどちら様?」 和「ああそんなことですか。これは...
  • h123-50
    京太郎「だぁー!また最下位か」 久「須賀君また最下位なのね。とりあえず最下位の須賀君には罰ゲームをして貰いましょうか!」 京太郎「罰ゲームって!?部長一体なにやらせる気ですか…」 咲「京ちゃんドンマイww」 和「須賀君頑張って下さい!」 優紀「犬の罰ゲーム楽しみにしてるじぇ!」 まこ「京太郎頑張るんじゃぞ」 場所が変わり屋上にて… 京太郎「何が屋上で「須賀君の思いの丈を屋上で言うのが罰ゲームね!」だよ満面笑みで言いやがって…しょうがない言うしかないか」 京太郎「清澄高校一年の須賀京太郎でーーす!みんなに聞いてほしいことがありまーーす!」 全校生徒「な~~に?」 京太郎「咲~!お前の事が好きだ~~~!もし良かったら俺と付き合ってくれ~~!」 咲「///ふぇ~~!きょ京ちゃん何言ってるの!?」 ...
  • h123-07
    京太郎「竹井先輩ー?」 久「んー?」 京太郎「俺、竹井先輩のこと大好きですよ」 久「あらそう、私もよー」 京太郎「ちなみに今日ってエイプリルフールですよねー」 久「そうねー」 京太郎「俺が嘘ついてたらどうしますー」 久「散々玩ばれた挙げ句捨てられたって噂を流すわ」 京太郎「………タチ悪ぃ……」 久「タチが悪いのはお互い様よ」 久(全く……なんでこんなの好きになっちゃったのかしら……) 久(移り気で、胸が好きで、軽薄で……努力家で、優しくて…ちょっとスケベな…) 久「……大好きよ」 京太郎「?」 久「ちなみに、日本だとエイプリルフールで嘘をついていいのは正午までだったりするの」 京太郎「へぇ」 久「今は夕方よね。つまり、須賀くんが大好きって言ったのはホントになるの...
  • h123-15
    良子「エクスキューズミー」 京太郎「ん?」 良子「そうです、そこのユーです」 京太郎「え、えぇっと…なんか用ですか?」 京太郎(変わった話し方だなァ) 良子「いえ、ちょっと…良くないものが憑いているみたいでして」 京太郎「え?付いてる?」 良子「ノー、そっちの付いてるではなくて、悪霊とかの憑いてるです」 京太郎「ははぁ…」 京太郎(メチャクチャうさんくさいな!新手の詐欺か!?) 京太郎(ここはテキトーに話を切って…) 良子「ちょっとこのままでは、アンハッピーなことになりそうなので少し付いてきてくれませんか?」 京太郎「いえ、急いでいるので…では」 良子「ストップ!」グイッ! 京太郎「おわっ!?」 ガッシャーン!! 京太郎「え、て、鉄骨が頭上から…」サァァ 良子「これも憑...
  • h123-49
    玄「今晩は京太郎くんと一緒に寝るのです!二人でのおもちトーク、胸が熱くなるよ!」 憧「京太郎とねぇ……見た目だけは良いんだから、気をつけなさいよ?」 玄「ふっふ…私は絶対に屈しないのです!」 憧「あっ」 翌日 玄「うぅぅ……」 憧「京太郎の手に掛かったんでしょ?大丈夫なの?」 玄「恋人になってからって言われたのです…」 憧「………恋人でもないのに一緒に寝るのね…?」
  • h123-41
    久「あら、宮永照? インターハイ以来ね。どうして清澄に?」 照「えっと」 久「もしかして、咲に会いに来たのかしら?」 照「うん」 久「そうだったのね! よし、私が部室に案内してあげる……と言いたいところだけど、これから生徒議会なのよね」 京太郎「部長? って、咲のお姉さん!?」 照(誰?) 久「須賀君、いいところに! 照さん、わざわざ咲に会いに来たんですって。部室まで案内してあげて」 京太郎「いいですよ。俺もこれから行くところでしたし、ちょうど良かったです」 照「えっと、須賀……君? お願いします」 京太郎「はい。麻雀部の部室って旧校舎にあるんで、すこし歩きますよ」 照「分かった」 ―――― ―― 京太郎「へえ、白糸台ではそんな感じなんですね。うちは部員少ないからなぁ」 ...
  • h123-58
    須賀京太郎が風邪を引いた。 なるほど確かに珍しいことかも知れなかったが、菫はそれ程大事とは思わなかった。 須賀京太郎とて人の子、風邪の一つも引くだろうと。 だが、後輩の様子がおかしい。 視線は定まらず、とにかく目立つ髪色と体躯の少年を求めている。 普段はからかってばかりの相手を求めるのもどうかと思いもしたが、気が散っている状態で部活をされると、ひいては他の部員たちにも多大に影響がある。 名指しで呼び、須賀京太郎の世話を頼むと言うや否や、慌てて走っていった。 後輩にも春が来たか、と感慨深げに思っていたが、どうやら影響は思った以上に大きかったらしい。 部内でも随一の肉鞠を揺らして走るさまを見て、多くの男子生徒たちは悶々とする羽目になるのだが、それはまた別の話。 京太郎の世話と言っても、彼は人一倍しっかりしている面があって、自分の事はある程度自分で熟すようにしていて。 ...
  • h123-54
    咲「私も今度京ちゃんに何か作ってもらおうかな」 京太郎「いいぜー」 和「……えぇと、もしかして私より料理が上手いなんてことは……」 咲「………残念だけど……」 和「………!」 咲「………!」 和「須賀君は私の料理を食べたこと、無かったですよね…!」 京太郎「お、おう…まぁそうだな」 和「なら、一度互いにお弁当を持ち寄って交換しませんか?」 咲「(その手があったか!という顔)」 京太郎「構わないけど……和はいいのか?」 和「構いません!むしろ!是非!」
  • h123-46
    京太郎母「今日は恋人を連れてくるのよね」 京太郎「女友達だって、恋人じゃない」 京太郎母「あんたが女友達ねえ…」 京太郎「……なんだよ」 京太郎母「母さんたちは夜まで帰らないから、少しぐらいうるさくしても大丈夫よ!」 京太郎「余計なお世話だよ」 京太郎母「ああ、でも母さんたちに挨拶はさせて欲しいわね!義娘になるかも知れない相手だもの、見てみたいわ」 京太郎「義娘になるとか有り得ないって」 京太郎母「……ちなみに、咲ちゃんや照ちゃんじゃ…」 京太郎「はっ」 京太郎母「あの二人だったら畏まるようなこともないわよね」 京太郎「あ、そうだ」 京太郎母「何?」 京太郎「母の日のやつ、玄関に置いてるから」 京太郎母「ありがとうね」
  • h123-03
    教室 咲(今日は水曜日か…レディースランチ割引の日だから…) 咲「きょ」 クラスの女子「須賀君須賀君!今日私たちとお昼食べようよ」 京太郎「おおいいぜ 今日学食のレディースランチ安いんだよ」 クラスの女子「須賀君レディースランチ頼むのー?変なのー」キャッキャッ 咲「………」  …ススス 部室 咲「はぁぁぁぁ…」 久「やっほーってまだ咲一人だけ?えらい元気ないわね 大丈夫?」 咲「部長…実は今日これこれこういうことがありまして…」 久「そんなことで落ち込んでるの?」 咲「そんなことって…私にとっては大ダメージですよ…」 久「だって咲まだ何もしてないじゃない 結論急ぎ過ぎよ」 久「麻雀じゃないんだから行動せずにベタオリしたら負けるだけよ 押せ押せで行かないと!」 咲「ううん………」 ...
  • h123-44
    ──あの日。 小蒔と霞は、加減も知らずに人々を照らす日光の元、道に迷っていた。 帰るべきホテルへの路さえ覚えておらず、ただただ氾濫するビルたちが二人を惑わせる。 かといって、都会の真ん中で巫女装束の美少女が二人で、見知らぬ人に道を尋ねるなど怪しまれるどころの話ではない。 奇異の視線と、好奇の視線と、幾分か濁った欲望に晒され続けるのも好ましくないが、解決の策は無く。 頼りのスマートフォンや携帯電話の類も、生憎とホテルに充電と称して取り残されていて。 『永水の人ですよね』 心臓を鷲掴みにされるような錯覚。 其処にいたのは、端的に──軽薄そうな外面の青年。 警戒を強める霞に反し、小蒔はあっさりと迷っていることを告げてしまい。 『そこでしたら、こっちじゃないですよ。──ああ、俺は須賀京太郎って言います。清澄高校の雑用係です』 こちらですよ、と案内される...
  • h123-48
    「キョータロー! 部室までおんぶー!」 「おああ!?」  放課後の掃除が終わり、さぁ麻雀部へ向かおうという時。  真後ろから俺の背へ跳びかかってきたのは、俺のクラスメイト。  先月のインターハイでは女子麻雀団体戦大将を務め、チームを見事逆転優勝へと導いた。  元からスーパールーキーとして名高かったが、2学期が始まった今もこうして俺なんかと変わらずに付き合ってくれる。気の置けない良い奴ではあるのだが………そんなコイツにも、夏の前後で大きく変わったことがあった。  むにょん 「ま、待て淡! ストップ、一旦降りろ!?」 「むー、なんでー?」  むにょんむにょん 「いいから、降りてくれ! 後生だから!」 「ごしょー? なにそれ?」  むにょんむにょんむにょん (のおおおおおおおおおお耐えろ俺の理性えええええええええ!!!) ...
  • h123-30
    穏乃「いやー、まさか清澄に男の子がいるなんてね」 憧「私男苦手なんだけど、和が保証するならまあ」 灼「ハルちゃんに近づくなら許さな」 和「紹介しますね、こちらが同じ部の須賀――」 玄「京太郎くん、久しぶり!」 宥「はぁ~あったかいよぉ」 憧「ちょちょ、玄も有ねえも! なんで抱きついてるわけ!?」 和「」 穏乃「和が固まっちゃってる。あの玄さん、その人は?」 玄「前にうちの旅館に泊まってくれた人で、私の弟子なんだ!」 灼「弟子? 麻雀の?」 玄「もちろんおもち探究者としてだよ」 穏乃・憧・灼・和「」 宥「最近会ってなかったから寂しかったよ~」 玄「ついでに将来は松実家に婿入り予定なんだ。お姉ちゃんか私かは決まってないんだけど」 その日、阿知賀と清澄を含めて爆弾が破裂した。 ...
  • h123-19
    京太郎「どうしたんだ淡、今日は部活に行かないのか?」 誠「珍しいな。いつもならチャイムがなったらすぐ部室に走っていくのに」 淡「朝一の授業で帰ってきたテストで赤点取ったからテスト範囲の補習レポート出さなきゃいけないの!てかなんでキョウタロー達は帰る準備してんのさ」 誠「なんでって俺達は赤点とってないし」ホレ 淡「あわっ!?キョウタローは全部90点台!?ずっこい!」 京太郎「だって赤点なんか取ったらカピーをかまう時間が減るだろ」 淡「うわぁ~キョウタロー流石にソレはキモいって」 京太郎「ほほぅ…そういう事を言う奴には今回のテスト範囲を纏めたノート貸さなくてもいいよな」 淡「ぐぬぬっ!キョウタロー、そのノート見せて」 京太郎「お願いします、は?」 淡「なんでさ!別に見せてくれたっていいじゃん減るもんじゃないし」 ...
  • h123-42
    和「須賀くん、どうしてそう女性の胸ばかりを注視するんですか」 京太郎「いや、その……和の胸のとこ、汗で透けてるんだけど…」 和「それぐらい分かっていますよ。放課後の部室に二人きり、というのも偶然ではありませんからね」 京太郎「偶然じゃない…のか?」 和「こんなシチュエーションが偶然の元に出来ると思いますか?」 京太郎「えぇ……なんでまた回りくどいことを…」 和「こういうことを素直に言うのも恥ずかしいんですよ?……須賀くん、私の胸の汗を拭いてもらえますか?」  京太郎「喜んで!(和はいいのか?)」 和「♪」
  • h123-51
    ずっと一緒だった、幼馴染の少年。 いつまでも、友達でいられると思っていた。 なのに、なのに── 幼馴染の少年は、妹と酷く親密な関係にあった。 実家の旅館の一室、妹の私室に二人で入り浸り、同じ趣味を楽しんでいる。 ──ズルい。羨ましい。 ネガティヴな感情だけが、ただ心を苛む。 女性の胸に並ならぬ興味があるなら、私の胸を好きにしていいから。 幸いなことに、自分の胸は彼の嗜好の真ん中を打ち抜くものだったらしく、風呂上がりなどに注視されることもある。 ──そんなに見るなら、幾らでも見せてあげるから。 ──そんなに好きなら、幾らでも好きにしていいから。 昂ぶる想いを、抑えきれない。 酷いことをされてもいい。 何をされても好きでい続けるから。 だから、だから。 その日、須賀京太郎は松実館で臨時のアルバイトとして助けに入り、幼馴染で同志の松実玄と二人で同じ趣味...
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