咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h52-24」で検索した結果

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  • h52-24
    京太郎「魔物とデートして、デレさせる?」 久「その通りよ!」 識別名《ベルセルク》 「あんた、何? 何が目的で私に近づくの? ほかの人間みたいに……殺すため?」 「またあんた? デートだとかワケ分かんないこと言って、混乱させようったって無駄だからね」 「お弁当ねぇ、私は食べ物なんてなくても生きていけるんだけど……あ、このから揚げ美味しい」 「須賀キョータロー、だったっけ。また美味しいものつくってくれるんでしょ?」 「デートねえ、美味しいものもついてくるなら行ってあげるわよ。でも変な気をちょっとでも起こしたら殺すからね」 「……綺麗な光景。私今まで、こんな綺麗なところを、壊してたんだ。あはは、そりゃあんたたちだって必死になるわね」 「ねえ須賀。私のこと殺したいんじゃないの? ――殺しなさいよ」 「……なんで...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 52
    ...3 京玄? 誤爆 h52-24 京淡 h52-25 京尭深 h52-26 京憧 h52-27 京誠 女子力 h52-28 京蒔 h52-29 京シロ ヤンデレ h52-30 京・清澄 変態麻雀部 h52-31 京咲 追いつけ h52-32 京怜竜 修羅場 h52-33 京咲和 流れ星 h52-34 京蒔 喧嘩 h52-35 京咲 事後 h52-36 京玄宥 修羅場 h52-37 京豊・洋 痴話喧嘩 h52-38 京蒔 h52-39 京久 雨宿り h52-40 京和 ツンデレ京ちゃん h52-41 京健 h52-42 京・清澄? 見た目年齢 h52-43 京久 h52-44 京咲和 魔王ガード h52-45 京由暉 h52-46 京衣 h52-47 京憧 通い妻アコチャー h52-48 京・清澄 タコスカミングアウト h52-49 京...
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • h52-26
    憧ちゃんち@一人暮らし 京太郎「あっちぃな…」 憧「そんなこと言うくらいなら離れてよ…暑いから」 京太郎「クーラーつけてんのになぁ」 憧「…そんなこと言うくらいなら離れてよ」 京太郎「憧はこうやって俺とくっついてるの嫌なのか?」 憧「時と場合によるわね。少なくともいまは嫌、なぜならば暑いから」 京太郎「あーきずついた。ショックでもう動けん」 憧「もう…しかしこう暑いとお風呂入りたくなるわね」 京太郎「風呂?熱いだろ」 憧「お湯じゃなくて水を張って入るのよ」 憧「気持ちいいわよ?実家にいたときはよくやってたな~」 京太郎「水風呂か、いいな。早速やろうぜ」 憧「はぃ?」 京太郎「だから、いっしょに水風呂入ろうぜ、って」 憧「いっしょに!?」 京太郎「え、そういうお誘...
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • h52-23
    キョータロー「まってくれークロさーん」 クロ「もうキョータローくんは私のことなんてどうでもいいんだー」 キョータロー「そんなことないぞークロさーん」 クロ「えー」 キョータロー「あなたのことがずっと好きでしたー」 クロ「うれしいー」 キョータロー「付き合ってくださいー」 クロ「うんっこれからもよろしくねー」 完 …… 玄「で、出来た…これはスタンダールを超えてる、間違いないよ   ……自分の才能が恐ろしい   早速、小説サイトに投稿しようっと♪」カタタッ カチッ 玄「で、ちょっと待つ…と、反応が楽しみっ♪」 五分後 玄「もうそろそろいいかな?   ………………あれ?   投稿されてなかったのかな?   それじゃあもう一回……ん?」 ...
  • h52-25
    京太郎「はぁ……はぁ……尭深先輩……もっとキス……」 尭深「んっ……どう?」 京太郎「頭溶けそうで……すっげーヤバいです……」 尭深「私も……須賀君の手すごく気持ち良くておかしくなりそう……」 京太郎「無意識でやってるんですけどね……」 尭深「須賀君ってさ……下着の上からお尻撫でるの好きだよね」 京太郎「……はい」 尭深「このパンツさ、新しく買ったんだけど似合うかな?」 京太郎「すっげー似合ってます……先輩にはやっぱ白が似合いますね……」 尭深「私も……もっと触って欲しいから……」 京太郎「先輩……」 尭深「いっぱいキスするから……いっぱい触ってね……」 菫「お前ら帰れ」 カンッ
  • h52-21
    私と彼が出会ったのは新緑の芽吹く季節のことでした 爽「おーっす」 揺杏「おっすぅ~……って、爽、後ろの男誰よ」 爽「ん? あぁ、駅前で拾ってきた」メキラリ 揺杏「拾って!?」 京太郎「…………」  いつも通りの放課後、いつも通りの部活動の中に  金髪の目立つ彼は突然飛び込んできたのです 爽「なーんか放っとけなくってさ、つい」  爽先輩がそう言うのも、今考えてみれば納得できることでした  この時の彼は、まるで何かを追うことに疲れ切った  哀しそうな、それでいて寂しそうな目をしていたのですから 揺杏「これまで散々あんたとつるんで色々やってきたけど」 揺杏「今回ばかりは予想の斜め上だわ……」 爽「いやぁ」テレテレ 誓子「そこは照れるところじゃないと思うの、爽」 爽「そう...
  • カップリング別SS2
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 阿知賀穏乃 憧 玄 宥 灼 晴絵 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 阿知賀 h7-4 阿知賀 h11-29 阿知賀 h11-31 阿知賀 h15-6 阿知賀 h16-55 阿知賀 h17-75 阿知賀 h18-22 阿知賀 h21-71 阿知賀 h27-25 阿知賀・咲・和・久 h29-27 阿知賀 h31-38 阿知賀・清澄 h32-49 阿知賀 h33-27 阿知賀 h33-33 阿知賀 h34-78 阿知賀 h35-65 阿知賀 h36-57 阿知賀 ...
  • カップリング別SS1
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 清澄久 優希 和 まこ ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 清澄 05 清澄・照・美穂子 06 05の続き 07 清澄・智紀・透華・小池・池田 08 清澄 12 07の別バージョン 47 清澄 49 清澄 65 清澄 66 清澄 71 清澄・照・池田 85 清澄 89 清澄 105 清澄・鶴賀・龍門渕・風越 113 清澄 h3-6 清澄 h3-8 清澄 h3-11 清澄 h3-16 清澄・鶴賀 h3-27 清澄 h4-19 清澄・咏 h4-19a h4-19...
  • h52-28
    京太郎「神代先輩、こっちの掃除終わりました」 小蒔「ありがとう京太郎くん」 小蒔「手伝ってもらっちゃってごめんね」 京太郎「いえ、こういうのは普通1年がやるものなんで気にしないでください」 京太郎「それで話って」 小蒔「京太郎くんに言いたいことがあります」 小蒔「私はそのことについて怒っています」 京太郎「はぁ」(俺何か怒られるようなことしたかな) 京太郎(まぁ、とにかく謝ろう) 小蒔「わかりますか京太郎くん」 京太郎「すいません、わかりません神代先輩」 小蒔「それです」ビシッ 京太郎「どれですか、あと人に指を向けてはいけません」 小蒔「ごめんなさいってそうじゃないの」 京太郎「っち」 小蒔「京太郎くん?」ニコッ 京太郎「なんでもないですはい」 小蒔「そ...
  • h52-20
    久「ねえ須賀君」 京太郎「なんですか部長」 久「なんで須賀君は部室の出入口に仰向けで寝てるのかしら?」 京太郎「こうやってるとですね、部室に入ってくる女子のパンツが見れるんですよ」 久「今日の部活はお休みになりました~……よし、一斉送信完了っと」 京太郎「部長!何俺の完璧な計画をぶっ壊してるんですか!」 久「私は後輩の非行を止めただけよ。むしろお礼を言って欲しいわ」 京太郎「今日こそ和のパンツが見られると思ったのに……」 久「あら、他の皆のは?」 京太郎「咲はガード緩いから毎日のように見てるし優希と染谷先輩のは特に……って感じで」 久「何気に酷いこと言ってるわね。じゃ私のは?」 京太郎「はい?」 久「私のは見たいの?見たくないの?」 京太郎「そりゃ見たいですけど……」 久「別に良...
  • h52-27
    誠子「はっ!」 京太郎「……」 誠子「よーし、着水は静かだったな!来い来い…!」 京太郎「……」 誠子「きたっ!うおぉぉ…!」 京太郎「……」 誠子「フィーーッシュ!……これはセイゴか、まあまあかな」 京太郎「……」 誠子「どうした京太郎?釣れてないようだな、あーっはっはっは!」 京太郎「…先輩」 誠子「んー?」 京太郎「俺、今日は先輩が『私の女子力見せてやるぞ!』って呼び出したから、何だろうなーと思って来たんすよ…」 誠子「うんうん…あ、クーラーボックス開けて」 京太郎「はい…     で、着いてきた場所が釣堀じゃないっすか、しかも行きつけの     肝心の女子力はいつ見せていただけるのかと……」 誠子「ふっふっふ、甘いな京太郎!観察力がないぞ!だからお前は振り込む...
  • h52-29
    「京太郎」  親戚の相手は面倒くさい。特に普段から俺が介護――もとい面倒を見ているこの従姉とかは、本当に俺がいなくなったら生活できないんじゃないかっていうぐらい俺に面倒を見させる。  まあこの人なら一人でも飄々と生きていけそうな気がするけど。 「この人、誰?」  彼女が差し出したスマホの画面には、俺になれなれしく腕を絡ませている巨乳の女性が写っている。  背景はネオンの光が眩しい夜の繁華街で、女性の紅潮した頬、金髪の俺という組み合わせが最高に(同時に最悪に)淫靡な雰囲気を醸し出していた。  かの牌のおねえさんと知り合いになれるとは思っていなかったが、できれば泥酔状態でない普段の彼女が良かった。数時間もぶっ通しで愚痴を聞かされるのは精神にクるぜ。迎えに来た 三尋木プロがガチで天使に見えたぐらいだ。  まあ『はやりのはじめてあげるから、京太郎君のはじめてをちょう...
  • h52-22
    「では新郎の京太郎様と新婦の和様の共通の友人である片岡優希様から二人の馴れ初めを語って頂きます」 パチパチパチパチ (大丈夫、大丈夫だ。優希の認識では高校からのはずだ。本当の事は知らないはず・・・) (ゆーきに本当のことを話したことはありますけど、流石にこの場では言わないでしょう) 「ご紹介に預かりました片岡優希です。京太郎とのどちゃんの二人の馴れ初めは高校の麻雀部で・・・  ではなく実は中学生の頃から縁がありました。  京太郎は当時、ハンドボール部に所属しており、県大会の決勝まで勝ち進んでおりました。  京太郎はその部の中でもエース的な存在で普段の生活でも熱心に練習を努めていました。  大会の前日でも運動公園で練習をしており、ボールがコート外へ飛んでしまい、  転がってきたボールを拾ったのがのどちゃんでした」 (うおおぉぉぉい!なんで知...
  • カップリング別SS3
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 永水小蒔 初美 霞 春 巴 宮守豊音 白望 エイスリン 胡桃 塞 姫松洋榎 絹恵 恭子 漫 由子 郁乃 臨海智葉 明華 ネリー ハオ ダヴァン アレクサンドラ 有珠山爽 由暉子 揺杏 成香 誓子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 永水 h4-38 永水 h4-41 永水 h7-44 永水・照・良子・和・淡・桃子・憩 h16-58 永水 h25-46 永水 h26-35 永水 h26-38 永水(春メイン) h28-51 永水・清澄 h33-25 永水 h36-05 永水 h36-5...
  • カップリング別SS7
    ...4 淡・照・咲・菫 h52-24 淡 h52-49 淡・菫 h52-62 淡・咲 h53-13 淡 h53-34 淡 h53-50 淡・照・菫・尭深・誠子 h54-01 淡 h54-23 淡 h54-45 淡 h54-49 淡・照・菫・尭深・誠子 h55-69 淡 h56-07 淡・照 h56-10 淡・照 h57-04 淡 h57-06 淡・照・菫 h57-07 淡・尭深・誠子 h57-24 淡 h57-27 淡 h57-28 淡・尭深・誠子 h57-60 淡・咲・優希 h58-17 淡 h58-43 淡・白糸台 h59-24 淡 h60-02 淡・憧 h60-14 淡 h60-51 淡 h61-08 照・淡・咲 h61-20 淡 h61-21 淡 h61-23 淡・菫・誠子 h62-03 淡 h63-13 淡・白糸台 h63-14 淡 h64-13 淡・小蒔・憧 h66-12 憧...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • h52-52
    絹恵「う~ん……」ペラ…ペラ… 恭子「絹ちゃん、頑張ってんな~。対局してへん時はずっと牌譜見てんで」 洋榎「今年もレギュラー選ばれたんがそんだけ嬉しかったんやろなぁ」 漫「ウ、ウチは緊張で何も出来ません……」ガタガタ 由子「漫ちゃん、まだ震えてるのよー。大丈夫、爆発したら漫ちゃん大活躍間違い無しなのよー」 漫「それが試合で出せないんですぅ~!」 絹恵「あの、末原先輩。この局面ではどう打つのが正解だと思いますか?」 恭子「ん?え~っと……せやね、リーチ入っとるけど落ち目の親やし強気でいったらええんちゃう?     この牌姿から変に曲げたらこの後の流れ悪くなりそうやし」 絹恵「うっ……やっぱりそうなんですね。すいません、ありがとうございます」 洋榎「何でウチに聞かへんねん~、絹ぅ~」 恭子「主将は攻...
  • h52-19
    竜華「今日は母乳の日やで!」 京太郎「……えっ?」キョトン 竜華「せやから母乳の…」 京太郎「いや、聞こえなかったとかじゃなくていきなりすぎて反応に困るというか…」 竜華「というわけで京くんにうち母乳を飲ませようと思います!」 京太郎「ツッコムところは色々とありますけど竜華さんは母乳なんて出ないでしょう」 竜華「まあそれはうちのおっぱい吸ってみてということで…」モゾモゾ 京太郎「こんなところで服を脱ぐのはやめてください見つかったら俺が社会的に死んでしまいます…」 竜華「…でもそこまでいったらR18になってまうからここではできんよね」 京太郎「よかったぁ…」ホッ 竜華「せやから見えないところで母乳絞っておいたで!」ドン 京太郎「うわー全然良くなかったわー」 竜華「さあさあ! 暖かいうちに味わ...
  • h52-05
    何も着ていない二人が絡み合うのを見た瞬間、彼女は何かが自分の中から込み上げてくる事を感じた。 それは京太郎への恋心。 姉への姉妹愛。 姉を彼に盗られたという嫉妬。 彼を姉に盗られたという嫉妬。 そんなもののような気がするし、ただの生理現象のような気もするもの。 喉の奥が少しツーンとして、喉が内側の皮膚から緩やかに焼かれるような感覚をおぼえてから、彼女は 元の形を失くした、昼に彼に作ってもらった昼食のパスタだったものを吐く。 心がグチャグチャで。 それでも吐いたとき特有の疲労感と、誰かが吐いたとき特有の生臭いような、酸っぱいような臭いは鮮明に感じ取れて。 もう一度二人の方を見ると、そんな自分には全く気付かずに続ける二人がいて。 いつの間にか自分が気づかない内に瞳から何かがこぼれていて。 欠片も思考が纏まらない状態...
  • h52-31
    じっとりとシャツが汗ばみ、肌にまとわりつく。手に持ったスマホの画面には幼なじみにあてた、「合宿がんばれ」なんて一言を飾り付けて数十倍に水増ししたメールの文面。  送信が完了したのを見て、俺はふうと息を漏らした。  清澄の名前を知らない人はいない。彗星の如く現れ、IHを好き放題に荒らし優勝杯をかっさらっていった無名校。  雑誌にも取り上げられ、俺の幼なじみが見開き1ベージも使って取り上げられていた。日本を牽引いていく逸材という見出しが目に焼き付いている。  少し前まではすぐ隣にいるのが当然だったはずの存在がひどく遠い。手を伸ばしても届かない。そこにいるはずなのに。 「まるで月だな」  自分で呟いておきながら、詩人気取りの言葉に吐き気が出た。これは諦めだ。すっぱいぶどうだ。手が届かないことに理屈をつけて自己解釈して、その話を勝手に終わらせてしまう。  何も……何...
  • h52-16
    京太郎と晴絵は同級生で 体育館 晴絵「ったく、なによ望のやつ誘っといて遅れるって」ガラッ 京太郎「俺が切り込んで相手を引き付けてパスを出すそれから」 モブ「シュートを決めてくれだろ」 京太郎「ああ、頼む」 ハンド部長「あいよ、お前ら須賀がケガ覚悟で行くんだ何がなんでも勝つぞ!!」 部員「おう!!」 晴絵「ハンドボールの試合だったんだ」 望「そうだよ」ヒョコ 晴絵「望あんたどこ行ってたのよ」 望「それより、ほら再開するよ」 モブ1「また、あいつだ来るぞ」 モブ2「全力で当たれ!」ガツン! 須賀「っ!おらっ」シュッ ハンド部長「ナイス」パシッシュッ ゴール 晴絵「すごいね、京太郎は」 晴絵「どんなにケガをしても強い相手と戦ってもめげずにいるんだか...
  • h52-53
    「和ちゃんと、エッチしたんだってね」  高校を出て東京で一人暮らしを始めて、俺の住むアパートが知り合いのホテルと化したのはある意味想定内だった。  長野の知り合いは――ハギヨシさんすら一人で泊まりに来て、二人でDVDを見ながら飲み明かしたことがある――もちろん、全国から多種多様なゲストを招いている。  岩手に福岡に関西地区に北海道となんでもござれだ。正直そろそろ使用料をとってもいいんじゃないだろうかってレベル。  だからこそ、長野の大学に通う幼馴染の咲が泊まるのなんて何も不自然なところはなかった。 「……本人から聞いたのか」  同じ東京の大学にやって来た和の家にはあまり人が寄り付かないらしい。まあ全国での知り合いとなると俺の方が多いからなあ。  心外なことに俺はそこまで頭が良くないと思われていたらしい。和と志望校が同じであることを言うと久先輩らに思いっきりバ...
  • h52-36
    露天風呂。混浴風呂。阿知賀のみんなと行って、あわよくば誰か…なんてことを考えなかったわけじゃない。 ガラガラと戸を開く音が聞こえた時に、岩の影に隠れてしまったのは…理由は分からない。罪悪感、羞恥心、スケベ心? もしあの時飛び出していたら、俺は、知らなくて済んだんだろうか。 湯気の向こうに二人の影。柔らかいシルエットは女性のもので、薄い靄の向こうでも、特徴的な色合いの髪。 そんな二人を判定できる極めつけは……やっぱり、声だろう。 「おねーちゃん! 見て、貸切だよ!」 「うん…すっごくあったかそうなお風呂…」 元気な声の妹と、落ち着いた声の姉。温泉に縁深い二人がここに来たことに、なんだか少し笑いそうになる。 しっかし…見えそうで、見えないってのがいいよな。心の瞳で未来を見てみようってなもんだ。 ここで二人の行動が分かれる...
  • h52-15
    ゼロ「……」コーフォーコーフォー 咲「」 和「」 優希「」 咲「な 、なんか部室に黒ずくめの変態がいるんだけど」 和「落ち着いてください咲さん。あれはゼロ。コードギアスの主人公の衣装です」 優希「いや、元のネタが分かったところでなんの解決にもならねぇじぇ」 咲「元のネタを知らない人から見たら変態以外の何者でもないよ!?」 京太郎「…お前ら、なにしてんだ?部室の前で」 咲「助けて京ちゃん!!」 和「待ってました須賀くん!!」 優希「お前が来るのをまってたじぇ!!」 京太郎「なにこれ俺超帰りたい」 ゼロ「……」コーフォーコーフォー 京太郎「」 京太郎「部室にルルーシュいんだけど。マスクとマント着けてスタンバってるんですけど」 咲「頑張って京ちゃん!!」 ...
  • h52-39
    空から一滴の雨粒が落ちる。その一粒が雨雲の堰を切ったように、水音はすぐに轟音になっていく。 「…須賀君、どうする? 走って帰ってもいいけど」 「そしたらもっと濡れちゃいませんか…風邪、引いちゃいますよ?」 「今更って気もするけどね。髪の毛、もうグッショグショだもの」 そう言って髪を撫でる部長の姿はどこか艶やかで。見れば見るほど冷えた体が熱を帯びそうで、そっと目を逸らした。 「あーあ…須賀君、髪留めとかゴムとか持ってない? 髪が首や背中にかかるとすっごい気持ち悪いのよ」 「んなこと言われても」 言わんとすることは分かる。俺も水を吸った前髪が重くて、今すぐ切りたいくらいだけど…それを部長にいう訳にはいかないよなあ。 「仕方ないわねえ…よっと」 「もしかして、ずっと手で掻き上げとくつもりですか?」 「だってこれしか無...
  • h52-12
    咲「お姉ちゃんばっかりずるい!」 照「ずるくない、私は京ちゃんとたまにしか会えないから当然の権利」 咲「ずっと、そうしてるじゃん!」 照「昨日は咲がずっと京ちゃんといっしょだった」 咲「それは、この前お姉ちゃんが京ちゃんと1日出かけてたから」 照「なら、咲も京ちゃんと買い物行った」 咲「お姉ちゃんのバカお菓子好きのポンコツ!」 照「咲の方こそまだ迷子が治らないポンコツのくせに!」 咲「でも私は3回も行ったことのある会場を間違えたりなんてしないもん」 照「私だって何回も行ってる本屋を間違えたりなんかしない」 咲照「うー」 咲「このポンコツ」ポカポカ 照「ポンコツって言った方がポンコツだポンコツ」ポカポカ 咲照「京ちゃんはどっちがポンコツだと思う!」 京太郎「俺からしたらどっ...
  • h52-14
    空気を読まずに淡京 淡(あれ? キョータローがイヤホンをしながら寝ちゃってる……) 京「ZZZ...」 淡(そういえばキョータローってどんなのを聞いているんだろう……ちょっとぐらい大丈夫、だって高校100年生だから!) http //youtu.be/tjBZhD0WpXw 淡(……キョータロー。そういえばあの時も……) 京『ぐわー! また飛ばされたー! もう一局、もう一局だ!』 京『あー、やっぱ淡は強えーな』 京『そりゃー、俺は麻雀強くないし、照さんは咲みたいにはなれないけど、それも引っくるめて麻雀が好きなんだ』 京『不安定で不完全かもしれないけど全部俺の麻雀なんだ』 淡(どんなに負けても、諦めずに打ち続ける……そんなキョータローの姿に私も勇気付けられることもあった……) 淡「キョータロー……」 ...
  • h52-17
    優希「あぁーー!暑い…暑いじぇぇぇ……さっき食べたタコスが体から汗となって出て行っているじぇぇぇ…」 和「ゆーき、おぞましい事言わないでください」 優希「そうはいっても実際問題暑いんだから仕方ないじぇぇ……」 和「ほら、自動販売機まであと少しですから」 優希「じぇぇぇ~~……アクエリ、アクエリが飲みたい…!」 京太郎「アクエリ、と」 ガシャコン 京太郎「んぐ……ふぅ、そういやこれの噛んで上下に動かすキャップってどこいったんだろうな…」 優希「じょぉぉぉ~~~…!!」 和「あ、こんにちは須賀くん」 京太郎「ん?     よう、奇遇だな」 優希「じょじょぉぉぉぉ~~~…!」 和「『挨拶はいいからどいてくれ、飲み物が買えないだろ』…だそうです」 京太郎「お、わり...
  • h52-58
    コツ コツ コツ カララララ 竜華「怜ー?起きとr……」 怜「…郎、ウチな、もうアカンみたいやわ……」 京太郎「そんなっ……!怜さん……」 怜「自分でも出来る限りのことはやっとったけど……それでも、な……」 京太郎「こんなところで……諦めるなんて、俺の知ってる怜さんじゃありません……っ!」 怜「そう言うけどな、京太郎。ウチの命、もうほんのちょっとしか残っとらんのやから……」 竜華(え……え……?ど、どういうことや……?今回、怜はただの検査入院やったはず……     やのに……怜の命が……?何か、アカンもんでも見つかった言うんか!?) 京太郎「ですけど……!怜さんがいなくなってしまったら、俺、どうしたら……」 怜「京太郎やったら大丈夫や。もう最初の頃ほど下手やない。ウチが死んでも、後を任せられるから……」 ...
  • h52-38
     8月7日。早朝の霧島神宮に一人の青年がフラリとやってきていた 京太郎「……ふぅ」  ここまで歩いてきたのか、軽く汗を拭う  スラリと高い身長に、金色の頭髪が目立つ青年を  社務所にいた当直の巫女は目敏く見つけ  建物から出でて、彼に声をかける 霞「あら、京太郎くん?」 京太郎「霞さん。お早うございます」 霞「お早うございます。……こんな早くにどうしたの?」 京太郎「ええっと、小蒔ちゃんに呼ばれまして」 霞「小蒔ちゃんが?」 京太郎「明日の朝この時間帯に来てくださいーって」  理由とかはよく分からないんですけど、と笑う京太郎に  霞は、その時の小蒔の様子が容易に想起できて僅かに笑みを漏らす  もちろん、彼女にも小蒔の真意は分からないのだが―― 京太郎「もしかして、ひと月遅...
  • h52-13
    京太郎「暑い」 京太郎「買い出しから帰ってきたら誰もいない」 京太郎「エアコンは壊れたのか使えないし、どうしたものか」 京太郎「窓開けるか」カチャン 京太郎「」カチャン 京太郎「なんで窓開けた方が暑いんだよ」 京太郎「仕方ない、さっき買った水でも飲むか」 京太郎「流石にこれじゃ、もう冷えてないか」ゴクゴクプハァ 京太郎「お湯とまではいかないが熱くなってるよ」 京太郎「服脱ぐか」 廊下 咲「部長、なんで京ちゃんに伝えてないんですか」タタタ 久「いや~、暑くてそれどころじゃなかったのよ」タタタ 和「確かにそうかもしれませんがメールなり紙に書いておくなりすればよかったのでは?」タタタ 久「確かに私も悪かったけどあなた達も忘れてたでしょう」タタタ まこ「確かにわしらも忘れて...
  • h52-30
    強くなりたい。  自分は弱い人間だと俺――須賀京太郎は知っている。だからこそ強くなりたい。  自分にはないものがほしい。だからこそ、それを持っている他人が羨ましくなる。  いかなる時にも集中を乱さない強靭な集中力。  めっぽう視線をあっちにやったりこっちにやったりしているから、麻雀の時にも集中しろと怒られる。  相手の顔を見て考えを読む――と言ってもまだ難しい。観察力を鍛え上げればそれも可能になるそうだが、まだその域は遠い。  強く、なりたい。  全国の場で輝く少女たちを見て。  強くなりたいと、そう思った。 「京ちゃん京ちゃん京ちゃん……スゥゥゥゥハァァァァァァ、京ちゃんに包まれてるこれすごい、すごいよぉおぉ…………」  そう――なんか俺のベッドに頭の先まで潜り込んで息を荒げてる幼なじみを見ても乱れない精神力が欲しい。SAN値がほ...
  • h52-42
    京太郎「見た目年齢が適用されるようになった?」 京太郎「ってどういうことっすかね」 和「そのままの意味じゃないですか? これからは見た目の年齢がそのまま実年齢として世間で認められるということでしょう」 久「なんかそうらしいのよね。だからほら、優希は昨日から高遠原小学校に通ってるでしょ?」 京太郎「小学校!? 普通に初耳ですけど!?」 和「ゆーきは中学にも留まれませんでしたか……残念ながら当然とはいえ、哀れですね」 京太郎「んなアホな話が……ハッ! だから今朝、咲のやつ中学の制服を着て涙目だったのか……!?」 久「あー、咲は中学生になっちゃったのね。やっぱり体型の問題なのかしら」 和「まず間違いなく体型でしょうね……あのまな板ですから」 京太郎「和、お前さっきから何気に酷いな」 京太郎「優希と咲はまぁ分かりまし...
  • h52-40
    「全く、暑い中タコス探して駆けずり回されるなんてたまったもんじゃねーよ」 「タコスなんてそうそうあるもんじゃ無いし、他人に食われるとか抜け過ぎだろ」 「……ほらよ、タコス、作ってみたから食ってみろ」 「か、勘違いすんなよ!?東京に行ってまで街中を走るのが面倒くさいだけだからな!」 「うまい?当然だろ、ちゃんと味の研究をしt……な、何でもねぇよ!」 「染谷先輩、また家の手伝いっすか?」 「そんな練習量で大会大丈夫なんですか?初心者に負けたじゃないっすか」 「家でも打てる?言っちゃ悪いっすけどそこらのおっさんと先輩じゃ地力が違うでしょ」 「ま、今日から俺がバイトに入るんで先輩は大会終わるまでお払い箱ってことで」 「べ、別に先輩の負担を少しでも軽くしようなんて思ってませんからね!丁度金が欲しかっただけっすから!」←ほぼ無給...
  • h52-08
    竜華『はぁー。気持ちええなぁ』 怜『そやねぇ…』 竜華『なんやぁ怜。疲れてもうたんか?家戻る?』 怜『大丈夫。…竜華、ちょっと先いってくれるか?』 竜華『先?どういうことや?』 怜『うん、ちょっと。…そや、その辺で待っといてもらえるか?』 竜華『?…別にええけど』 竜華『このへんでええのー?』 怜『うん、OKや。…うんしょっとっ!』 竜華『怜!アンタだいじょぶなんか!?車椅子から立って!』 怜『大丈夫大丈夫。ああ、竜華は動かんといてな?』 怜『竜華は、ゴールやから…』 竜華『そ、そーか。うちゴールか…』 怜『うん。そこで待っといて…。…っ!』 竜華『怜!』 怜『動かんといて!大丈夫やから…。なぁ?竜華?』 竜華「急がんでええで?ゆっくりな?どうしたん?怜」 ...
  • h52-51
    咲「京ちゃーん、朝だよー。いつまでも寝てたらダメだよー」ユサユサ 京太郎「zzz…」 咲「起きないなー」 咲(で、でもこれって夫婦みたいだよね!おばさんから起こしてって頼まれちゃったしこれは親公認ってことだよね!) 京太郎「zz…ん?」 咲「ハッ、京ちゃん?起きた?」 京太郎「あれ、照さんいつこっちに?」 咲「」ピシッ 京太郎「固まってないでいつもみたいに入ってくればいいじゃないですか」ギュ 咲(kkk京ちゃんが抱き着いてベッドに入れて…) 京太郎「zzz」 咲(しかもまた寝ちゃったし!というかえ?なんでお姉ちゃん?いつもみたい?) 京太郎「あーはいはい」ナデナデ 咲(しかもなんか撫でてくれた!私ここ数年してもらったことないのに!でも…) 京太郎「zzz」 咲(こ...
  • h52-06
    桃子「おはようっす!京さん!」 京太郎「おう、おはよう。朝からテンション高いな、モモ」 桃子「そりゃそうっすよ!なんだって今日は加治木先輩や京さんたちが私のために誕生日パーティを開いてくれるんすよ!」 桃子「家族以外に誕生日を祝ってもらえるなんて初めてっすから、もう楽しみでしょうがないっすよ!」 京太郎(なんだろう…嬉しそうにしてるとこに水差すようで悪いけど、その言葉に涙が出そうになる…) 桃子「皆プレゼントも用意してくれてるって言ってたっすけど、京さんももちろん用意してくれてるんすよね!?」 京太郎「あ、あぁ。もちろんだぞ」 桃子「あ~、もう待ちきれないっすよ~!」 桃子「あっそうだ、京さん!パーティのあとに京さん家にお邪魔してもいいっすか!?」 京太郎「お?別にいいけど…良いのか?遅くなるならおばさんに悪いんじゃ…...
  • h52-49
    ~~朝・部室~~ 京太郎「あ、菫さん、この牌譜なんですが……」 菫「ん?ああ、松庵女学院か。それは去年の練習試合の時のものだからあっちの方にしまっといてくれ」 京太郎「はい、わかりました。あ、それと今年の県大会の(ダダダダダ)ん?」 淡「おっはよー!」ダキッ 京太郎「うわっ!?っとと……おい、淡。急に抱きついてくんなっていつも言ってるだろ?危ないんだからさぁ」 淡「え~、いいじゃん、別に~。むしろこの淡ちゃんがこんなに近くにいるんだよ?感謝して欲しいくらいだね!」 京太郎「こんな夏場にくっつかれても暑いだけだろ?それに俺は今仕事中だ。早く退いてくれ」 淡「む~…………」 菫「須賀の言うことは尤もだ、淡。いつも言っているが、もう少しレギュラーとしての自覚を持て」 淡「へ?ちゃんと成績残してるじゃん?」...
  • h52-60
    麻雀の腕は伸びず、指導の代わりに雑用を言いつけられ、最近じゃあ皆の輪の中にも入りづらくなってきた… こんな環境はもう嫌だ… チクショウ…グレてやる… 悪落ちしてやる!! 京太郎「ククク……     そうだ、今日から俺は悪魔の化身、極悪非道、残忍冷酷の悪魔の化身……     デビル京ちゃんだ!!」 カピ「(もそもそ…)」 京太郎「あぁ、どうちたのかなぁカピーちゃん?     ん?お腹がすいたの?     よーちよち」ナデナデナデ ………… 翌日、部室にて 京太郎「ククク……まずはこの部室だ!     手始めに…     床をピカピカにしてやるわ!!     鏡のように磨きぬかれた床に自分達のスカートの中がうつれば、     さぞかし精神的ダメ...
  • h52-43
    久「はぁー、疲れたー」ポフン まこ「なんじゃ、いきなり来て」 久「会議で疲れたのよ」パタパタ まこ「おんし、京太郎もいおるんだからちょっとは気にしなさい」 京太郎「あの竹井先輩」 久「なに?須賀君」 久「ああ、ごめんね、男の子には刺激が強かったわねぇ」フフフ 京太郎「そんなことではなく、そのまま横になると制服がしわだらけになるので」 京太郎「着替えてください」 久「え~、いやよ、めんどくさい」ピコーン 久「須賀君が着替えさせてくれるならいいわよ」ニヤニヤ まこ「なにを言うとるんじゃ」ハァ  京太郎「わかりました」 久「へっ!?」 京太郎「あんまり動かないでくださいね」 久「へっ、ちょっ、まっ!?」 三分後 久「うぅぅ、もうお嫁に行けない」 ...
  • h52-59
    京太郎「俺、出会った頃はセーラのこと男子だと思ってたんですよね」 竜華「あー、だからめっちゃ気安かってんな」 怜「うちらはガースーがセーラの彼氏かと思ててんけどな」 竜華「そうそう、めっちゃスキンシップしとるし。抜け駆けされたもんかと」 セーラ「アホかお前ら」 京太郎「まぁ、男子特有の馴れ馴れしさってやつですね」 怜「ホモォ…」 京太郎「違いますよ!?というか普通にセーラ女子ですよね!?」 竜華「でも男の子やと思っとったんやろ?」 京太郎「まぁ、そっすね」 セーラ「別に俺はそっちでもええねんで?ぶっちゃけ女扱いされてもキモいし」 竜華「もう…セーラももう少し女の子としての自覚もたな」 怜「そーそー。この薄幸の病弱系儚げ美少女怜ちゃんほどとは言わんけどもうちょいなー」 セーラ「うっさいなー...
  • h52-50
    和「須賀くん、週末暇ですか?」 京太郎「えーと。一応空いてるけど。どうしたよいきなり」 和「明日、咲さんの携帯を買いに行こうと思うんです」 京太郎「そうですかい…あれ?俺必要か?」 和「ケータイショップのある街の方に行こうと思ってるんです」 京太郎「いいじゃん街。暇さえあれば本読んでそうな引きこもりガール咲ちゃんを外に連れ出しておくれ」 和「はぐれて迷子になるまでが咲さんのデフォルトですが」 京太郎「オーライまかせい」 京太郎「アイツのルーラ染みた迷子スキルはなんなんだか」 和「…須賀くん」 京太郎「あん?なんだよ」 和「なんで麻雀部にいるんですか?」 京太郎「…和が麻雀部をやめろとおっしゃる。私のハーレムに男は不要とおっしゃる」 和「い、いってませんよ!?違いますよ!?」 京...
  • h52-35
    ――――――――とんでもないことになった、と思った ただただ、ため息が出る。この体の火照りは夏の暑さのせいではなかった。 セミのうるさい鳴き声が朝を感じさせる。気分はあまり、優れていない。 こうなる前に、理性は全て吹き飛んで、昨夜のことは思い出したくない。 二人ベッドの中で裸……というのは、つまりそういうことなのだろうと察する。 京太郎「ほんとならさ……やっちまった、この後どうしよう……そうなるはずなのにさ」 布団で丸まって、顔を伏せている少女を見やる。茶色の髪の、端がピンと尖ったショートカット。 体はどうやら震えているようで、様子がおかしい。 おかしいは、おかしいのだが…… 京太郎「どうして、お前は……」 少女が、こちらへ顔を向ける。 京太郎「そんなに嬉しそうなんだよ馬鹿」ペシッ 咲「うっ///」ギクゥ...
  • h52-41
    恒子「またまた親満炸裂ー! 須賀選手、まったく攻撃の手を緩める様子がない!」 健夜「かなり調子が良さそうですね」 恒子「聞いたところによれば、須賀選手は小鍛治プロをはじめとした数々のプロ指導の下で修行を積んだとか?」 健夜「はい、指導とは言っても去年の秋頃に押しかけられてからなんですけど……」 恒子「でもイケメン男子高生言い寄られて満更でもなかったよね?」 健夜「それはまぁ……って何言わせるの!?」 恒子「おやや、小鍛治プロがノリツッコミしている間にも卓で何か話していますよ」 モブ『ちっ、ちくしょう……何で俺たちがお前みたいな無名選手に……』 京太郎『あんたらの打つ牌は軽いんだよ……俺なんか、俺なんかなぁ……』 京太郎『負けたら【放送禁止】とか【見せられないよ】とか【R-18】やらされる環境で打ってきたんだよ...
  • h52-48
    ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ… 京太郎「雨すげーなー」モキュモキュ 咲「ほんとだねぇ…って京ちゃん、それ私の分のツナマヨ」 京太郎「あ、すまんすまん。高菜やるから許せ」ヒョイ 咲「まったくもう…」モキュモキュ 和「二人とも、ちゃんとお茶を飲まないと喉に詰まっちゃいますよ?」とぽぽぽぽ… 「「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!」」バンバンバン 和「言ったそばからとはお約束ですね…はい、どうぞ」コトッ 京太郎「あー…死ぬかと思ったー…」 咲「最後の食事がコンビニおにぎりって嫌すぎるよ…」 優希「まったくやれやれだじぇ…人間たるものいつ死んでもいいように好きなものを食べておくのは常識だじぇ!」モッチャモッチャ 和「ちなみに今食べてるものは?」 優希「ブリトー」 京太...
  • h52-04
    ゆみ「す、すまない、待たせた」 京太郎「いえいeうおおっ」 ゆみ「どこか変か……?」ミニスカ モジモジ 桃子(そんなことないっす! 女の子してる先輩最高っす!) 京太郎「もう服はよくないですかー……」 ゆみ「いーや。私の彼氏なんだからな、格好良くいて貰わなくては」 京太郎「うあー」 桃子(先輩の言う通りっす。それにしても、あの男結構いい体してるっすね…)ドキドキ 京太郎「おぉ……」ジー ゆみ「っ」ジー 映画「【オォ、イエス!】」 桃子(け、結構激しい……って二人とも!? 何を、うわ、うわー…) 桃子(って言うか1日何をしてたんすかねぇ……虚しいっす) 桃子(けどやめられない止まらない) 桃子(ここが先輩の家、先輩の部屋) 桃子(……始まった!) ...
  • h52-57
    初美「姫様がスパ○チュにハマっちゃったんですよー」 京太郎「…はぁ」 初美「魔物退治に出かけたがってるんですよー」 京太郎「…はぁ」 初美「てなわけで、はいこれ」 京太郎「…はぁ」 初美「チェックのシャツにジーンズです」 京太郎「着ろと?」 初美「はい、んで出かけろと」 京太郎「……一ついいっすか?」 初美「私のスリーサイズですか?上からろくじゅう…」 京太郎「小蒔さん、よくあんなに人がドサドサ死ぬドラマを観れましたね」 初美「あ、そこんところは大丈夫ですよー    なにせ小蒔パp…当主様が直々に見せて大丈夫だろうと判断したシーンだけを編集して作り直してますから」 京太郎「なにその目黒のさんま…     ていうか、ス○ナチュから過激なシーン抜いたら抱き合うイケメン兄弟...
  • h52-02
    優希「おーい! 腹が減ったからタコスをよこすじぇー!」 京太郎「昼に作っておいた分があるだろ?」 優希「そんなのもう全部食べちまったじぇ」 和「はぁ…それだけ食べて太らないなんて…」ムニッ 優希「のどちゃんは全部こっちに行くから心配いらないじぇ!」モミッ 和「ひゃうんっ! 揉まないでください!」 京太郎「しかたないな…ちょっと作ってから待ってろ」 和「まったく優希は…良ければお手伝いしましょうか?」 京太郎「練習しなくていいのか?」 和「少々疲れましたから気分転換に…だめですか?」 京太郎「いや、手伝ってくれるならありがたいよ。じゃあ調理室行こうぜ」 京太郎「よし、サルサソースはどうだ?」 和「んっ…いい感じに仕上がってると思います」ペロッ 京太郎「じゃあ次は肉を炒めるぞ、フライパ...
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