咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h53-10」で検索した結果

検索 :
  • h53-10
    白望「とうとう見つけた……    これが宮守高校の図書館に隠されていたという幻の変身魔法が書かれた本……    早速読もう…」 用意するもの まず、変身するという意志 なりたい物の写真 葉っぱ 白望「…………大丈夫かな、これ」 20分後… 白望「じゃあ、始めよう……葉っぱを頭の上に乗せて、写真をみながら…    オドロンドロロンデロデロバア バランガバランガアクマクン    『猫』になれますよーに」 ボンッ♪ 白望(猫)「にゃーお(やったぜ。)」 …… 京太郎ハウス 白望(猫)「(ダル……        ここまで歩いてきたけど、毛皮が暑い上に肉球がダルい…        猫も案外ダルい動物だったんだ……        まあいい、庭に侵入し...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 53
    ... 京和 きっかけ h53-10 京白 変化 h53-11 京・宮守 こっくりさん h53-12 京まこ h53-13 京淡 h53-14 京一 h53-15 京貴 h53-16 京・千里山 h53-17 京咲照 h53-18 京憧望 NTR h53-19 京憧望 h53-20 京怜 h53-21 京由暉 事後 h53-22 京由暉 事後 h53-23 京憧 h53-24 京憧宥 h53-25 京恭 h53-26 京和 h53-27 京宥 h53-28 京蒔 h53-29 京咲 h53-30 京白 h53-06の続き h53-31 カプ無し 京太郎更生 h53-32 京咲・哩姫 h53-33 京・白糸台 肝試し h53-34 京淡 h53-35 京憧 h53-36 京怜 h53-37 京初 h53-38 京・清澄 h53-39...
  • h53-30
    h53-06の連作的な位置づけで 「……お待たせ、京太郎」  夕暮れ時、玄関に座り込んでスマホを弄りながら白望を待っていた京太郎は、彼女の声 に振り向くと、思わず手からスマホを取り落としそうになった。 「え、シロ姉、浴衣着ていくの?」 「うん、……何かおかしい?」  あのダルがりの従姉から夏祭りに誘われたのも意外だったけれど、それよりなにより浴 衣なんて彼女から一番遠くにあるような服装だと思っていた。同じ和服なら――乙女には 失礼かもしれないが――甚平や作務衣のほうが白望のイメージに合っているような気さえ する。  それなのに目の前の従姉は藍色の浴衣に紅色の帯。その藍色の海には様々な花びらが浮 かんでいた。 「いや、おかしくはないけどさ……。何か意外だな、と思って。あんまりそういうの好き そうじゃないからさ、シロ姉は。というか着付けとか大丈夫だった?」 ...
  • h53-15
    貴子「須賀とか言ったな、強くなりたいんだって…?」 京太郎「ハイッ!どんな事にも耐えます!お願いします!俺を鍛えてください!!」 貴子「悪ぃけど、私も忙しい身だ…そんな教えてやれる時間はねぇ」 京太郎「…っ!」 貴子「……だが、野郎が女に頭下げて頼みこんでんだ…いいだろう、その少ない時間で出来るだけやってやる」 京太郎「本当ですか!!」 貴子「だが!私の指導はただでさえキツい!それを短い間で叩き込んでやろうってんだ、半端じゃ耐えられねーぞ!!」 京太郎「覚悟の上です」 貴子「わぁーったよ、須賀ァ……今日からアンタも私の教え子だ!」 京太郎「ありがとうございます!!」 ………… 京太郎「1988…!1989…!1990…!!」 貴子「オラァッ!ラスト10回だ!腰を入れて打ち込めェ!!」 ...
  • h53-19
    京太郎「うっ…」 望「んっ…はぁぁ…」ビビクン 京太郎「もっ…もう一回……」 望「ダメだぞ、もうそろそろ憧が…」 憧「…私がどうかしたの?」 京太郎「~~ッッ!?」 望「早いね、今日は初瀬ちゃんと夜まで遊ぶんじゃなかったの?」 憧「初瀬は急に用事が出来て帰っちゃったの…ところでこれは何?」 望「安心しなさい、京太郎くんとはただのセフレだから別に盗ったりはしないから、ね?」 京太郎「おっ…おれは憧一筋だ…ぞ……」 憧「こんなことしておいて何を言うか!!」 京太郎「スンマセン…」 憧「…も…………る……」 望「えっ…何か言った?」 憧「私も京太郎とエッチするーーーっ!!」ウガー 京太郎「ええぇぇぇえぇ!?」 憧「見てなさい! お姉ちゃんなんかより気持ちよくしてあ...
  • h53-18
    憧「~~♪」 望「あれ…今日って京太郎くんとデートの日だっけ?」 憧「うん、ちょっと新しい洋服買うのに付き合ってもらうんだー」 望「いいなー私も彼氏欲しいなー」 憧「京太郎はあげないからねっ!」 望「だってさー、京太郎くん愛されてるわねー」 京太郎「愛されちゃってますねー」 憧「ふきゅ!? 京太郎なんで家にいるの!?」 京太郎「11時に迎えにいくって言った、そして今11時、OK?」 憧「うわっ!? ほんとだいつの間に!?」 望「まあ京太郎くんの相手は私がしておいてあげるから早く準備しちゃいなさいよー」 京太郎「早くしてくれよー」 憧「ごめん! 出来るだけ急ぐからもうちょっとだけ待ってて!!」 望「外暑かったでしょ、はい冷えた麦茶だよ」 京太郎「あっ、どうもすいません」 ...
  • h53-13
    カチャ パタン 淡「おじゃましま~す」ボソ 京太郎「Zzz」スー スー 淡「うふふ、寝てる寝てる」ニマ 淡「そ~っと、そ~っと……とうっ!」ドサッ 京太郎「ぐえっ!」 淡「おっはよー!キョータロー、もう朝だよ!」 京太郎「ゲホッ、ゲホッ!あ、淡、起こしに来てくれるのはいいんだが、その起こし方はやめてくれって言ってるだろ……」 淡「まあまあ、細かいことは気にしな~い」 京太郎「いや、気にしろよ……で?お前がここにいるってことは、今日の淡のとこのゼミは休講にでもなったのか?」 淡「うん!自主休講!」 京太郎「それは休講じゃねぇ!はぁ、全く、単位だけは落とさんようにしとけよ?」 淡「大丈夫大丈夫!いざとなったら大学辞めてプロになるから!」 京太郎「……大学入って半年経った今でも不思議だわ。何で...
  • h53-14
    京太郎「一さん!これプレゼントです!受け取ってください!!」 一「京太郎君、どうしたの急に?ボク今日誕生日じゃないよ?」 京太郎「俺の気持ちってことで。一生懸命選びました」 一「へぇ~嬉しいな。ありがとね。どれどれ……」 プレゼントの内容(白パンツ) 一「……」 京太郎「一さんいっつも履いてない気がしたんで。似合いそうなのを」 一「へぇ……」 一「じゃあ早速履いてみるよ。後ろ向いてて」 京太郎「はい!」 一「よいしょ……うん、こっち向いていいよー」 一「さて、ボクは今メイド服を着てるわけだけどさ」 一「こういうこと……させたかったんでしょ……?」 (メイド服+白パンツ+たくし上げ) 京太郎「い、いやぁ……なんの事だか……」 一「ボク知ってるんだよ。京太郎君がこういうシチュ...
  • h53-11
    塞「ねえみんな!こっくりさんやろ!こっくりさん!」 京太郎「いきなりですね」 白望「ダルいからいい…」 胡桃「高校生にもなってこっくりさんって…」 塞「な、なに?この想像以上のノリの悪さ…」」 豊音「こっくりさん?」 エイスリン「?」 京太郎「あー、こっくりさんっていうのはっすね………」 豊音「幽霊さんを呼ぶ!?怖いよー!」ブルブル エイスリン「Witch board……コワイ!」ガタガタ 塞「んもー大丈夫だって!ちゃんと対処すれば何も起きないから……じゃ、準備できたし皆指そえて」 胡桃「しょうがないなぁ、もう…」 京太郎「(なんだかんだで付き合ってあげるんだな、この人)」 白望「………やっぱやる」 豊音「あ…そういえばみんなで硬貨を押さえるんだよね?」 ...
  • h53-16
    竜華「あ、京くん、ちょっとお願いが」 京太郎「来週の練習試合相手の牌譜でしたらあちらの机に纏めて置きましたよ」 竜華「お~、おーきに♪」 ~~~~ 浩子「お、京太郎、丁度ええとこに」 京太郎「あ、去年のIH決勝校のデータは個人毎に纏めておきました。ただ、立直率と和了率だけですので、     それ以外はちょっと牌譜で確認してください」 浩子「いやいや、十分や。あんがとさん」 ~~~~ セーラ「お~い、京太郎~。ちょっと相談が」 京太郎「昨日綻んだ学ランですか?取り敢えず縫製に掛かってみますけど、出来るか分からないので……     はい、これ。俺の中学のヤツですけど、暫くはそれでもいいですか?」 セーラ「おお!さっすが京太郎!十分やで!サンキュー!」 ~~~~ 泉「あ、須賀くん。明日の」 ...
  • h53-12
    京太郎「染谷先輩、この荷物はこのへんでいいんすかね」 まこ「ああ、その辺で構わん。しかし悪いのー、こんな猛暑日に来てもらって…」 京太郎「大丈夫ですよ、このくらいなら。やっぱ男手も必要になりますからね」 まこ「そういって貰えるとありがたいんじゃがの…。礼もしたいけぇ、ちぃと休憩していきんさい」 京太郎「んじゃ、お言葉に甘えますね。…しかしここまで暑いと、客足も減りそうですね」 まこ「まあその辺は仕方ないところもあるけえな…ほれ、お茶入ったぞ」 京太郎「うお、ありがたい……ふぅ。働いた後だから、ちょっと眠いな」 まこ「もし眠いようなら、勝手にベッドで寝てくれて構わんよ」 京太郎「う、いいんですか?女の子のベッドで寝るのはちょっとな」 まこ「別にわしだけが使っとる訳じゃないけぇな、遠慮せずに」 京太郎「じゃあ、ちょ...
  • h53-17
    咲「お姉ちゃんが京ちゃんを虐めていると聞いて」 京太郎「何言ってんだいきなり」 照「咲・・・何を言っているの?、むしろ京ちゃんが私を虐めている」 京太郎「ちょっ!?照さん!?」 咲「京ちゃん・・・?」 京太郎「咲までそんな目で見るな!」 照「いつもベッドの上で(ry」 咲「お姉ちゃん?、いくらなんでもその冗談は笑えないよ」 京太郎「照さん!、咲の前でそれは・・・」 咲「え?」 照「私は事実を言っているだけ」 京太郎「場所をわきまえてくださいよ・・・」 咲「えっ・・・え?」 この後滅茶苦茶問い詰められた カンッ
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • カップリング別SS3
    ...h53-06 白望 h53-10 白望 h53-30 白望 h53-06の続き h56-14 白望 h56-17 白望 h56-51 白望 h56-60 白望 h57-30 白望・穏乃・一 h64-12 白望 h67-31 白望 h67-35 白望 h67-37 白望 h67-38 白望 h67-40 白望 h67-41 白望 h67-42 白望 h68-07 白望 h69-18 白望 h73-19 憧・もこ・白望 h74-59 白望 h75-17 白望 h77-16 白望 h77-29 淡・小蒔・白望・美穂子 h82-32 白望 h82-57 白望 h84-18 白望 h84-20 白望 h86-74 白望 h90-03 白望 h90-05 豊音・白望 h91-61 白望・塞 h92-22 白望 h92-29 白望 h93-27 白望 h93-28 白望 h93-31 白望 h9...
  • カップリング別SS1
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 清澄久 優希 和 まこ ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 清澄 05 清澄・照・美穂子 06 05の続き 07 清澄・智紀・透華・小池・池田 08 清澄 12 07の別バージョン 47 清澄 49 清澄 65 清澄 66 清澄 71 清澄・照・池田 85 清澄 89 清澄 105 清澄・鶴賀・龍門渕・風越 113 清澄 h3-6 清澄 h3-8 清澄 h3-11 清澄 h3-16 清澄・鶴賀 h3-27 清澄 h4-19 清澄・咏 h4-19a h4-19...
  • カップリング別SS2
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 阿知賀穏乃 憧 玄 宥 灼 晴絵 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 阿知賀 h7-4 阿知賀 h11-29 阿知賀 h11-31 阿知賀 h15-6 阿知賀 h16-55 阿知賀 h17-75 阿知賀 h18-22 阿知賀 h21-71 阿知賀 h27-25 阿知賀・咲・和・久 h29-27 阿知賀 h31-38 阿知賀・清澄 h32-49 阿知賀 h33-27 阿知賀 h33-33 阿知賀 h34-78 阿知賀 h35-65 阿知賀 h36-57 阿知賀 ...
  • カップリング別SS7
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 白糸台照 菫 淡 尭深 誠子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 白糸台 36 白糸台 38 36の続き 48 38の続き h4-35 白糸台 h5-23 白糸台・咲 h12-37 白糸台(尭深メイン) h12-43 白糸台 h15-64 白糸台 h22-16 白糸台 h26-46 白糸台(淡メイン) h26-65 白糸台 h27-50 白糸台 h28-04 白糸台 h28-16 白糸台 h28-34 白糸台 h28-70 白糸台 h29-26 白糸台 h30...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • カップリング別SS4
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 劔谷美幸 友香 澄子 莉子 梢 越谷ソフィア 花子 史織 玉子 景子 プロ雀士健夜 咏 はやり 良子 理沙 靖子 大沼 アナウンサー恒子 えり その他複数 分類不明 カプ無し 数絵 マホ 裕子 やえ 初瀬 憩 いちご もこ 松実母 望 綾 彩乃 池田三姉妹 みなも 牌 立 慕 閑無 エトペン 真佑子 聡 ミカ 絃 利仙 善野 真深 みさき トシ ひな 桜子 凛 嫁田 一太 美月 明星 由華 界 恵 葵 朱里 旧白糸台 カピー ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷 h3...
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • h53-53
    京太郎「…」タンッ 咲「…」タンッ 和「…」タンッ 優希「…」タンッ 京太郎「…たけのこたけのこニョッキッキ!」 優希「1ニョキ!」 京太郎「2ニョキ!」 和「…」サッ 咲「!?」ビクッ 和「3ニョキ」 咲「あっ…!あぁぁ~…」 京太郎「はい咲の負けー」 優希「ふっ、やはり 先手必勝だじぇ!」 和「このゲームの場合は道連れ覚悟で行くしかないですからね。確かにそれはあります」 京太郎「ただその考えは皆真っ先に思いつくから身内以外とやると負けるという」タンッ 咲「そもそも身内以外とやる機会なんて…」タンッ 京太郎「え?あるだろ?」 和「ありますね」タンッ 優希「あるなー」タンッ 咲「えっ」 「「「えっ」」」 咲「…えっ?」 ...
  • h53-20
    京太郎「あの、竜華さん。少しいいですか?怜さんのことで相談が……」 竜華「怜の?どうしたん?」 京太郎「怜さんの未来視の能力、あれって絶対代償ありますよね?普段はそんなようには見えないですけど、     前に姫松高校と練習試合した時……」 竜華「……ちょっとフラついて帰って来たな、確かに。うん、せや。怜の能力には代償が存在しとる」 京太郎「それって一体何ですか!?まさか、危険なものじゃ……!」 竜華「……怜にとってはちょっと危険かも知れん……あれな、使うと体力持ってかれるらしいねん」 京太郎「そんな……だったら!」 竜華「うん、ウチらもそれ知ってから止めたんよ。でも、怜は部のみんなの為にってやめへんねん。やから、    せめて『ときシフト』敷いて、ってなってんねんよ」 京太郎「……聞く限り、1巡先を読む、ってこ...
  • h53-08
    京太郎「俺さ、ずっと思ってたんだよ」タンッ 咲「何を?」タンッ 京太郎「自動卓のサイコロでやるチンチロって世界で一番贅沢な遊びじゃね?」 優希「ほう…それはなかなか興味深いな!」タンッ 和「落ち着いてくださいゆーき。そもそもチンチロリンは三個必要です」タンッ 京太郎「そこはほら、もういっこサイコロを用意してだな」タンッ 和「その時点で自動卓でやる意味が失せてしまうのですが」 京太郎「ぬぅ…」チラッ 咲「手助けしてといわんばかりにこっち見ないでよ京ちゃん」タンッ 優希「まったく、駄犬はタコスでも食って出直すがいいじぇ!」スッ タンッ 京太郎「はからおへはひぬじゃねえっていってんじゃもぐもぐもぐ」 咲「食べることは食べるんだ…」 京太郎「はらへっへはんはからひょうはないはろんぐんぐんぐ」 和...
  • h53-60
    全国大会Aブロック2回戦先鋒戦終了後 怜「京太郎~、いつもの!」 京太郎「あの、怜さん?ここ、控え室じゃなくて普通の廊下ですよ?」 怜「んなもん分かっとるわ。なんなん?疲れとるウチをそのまま放っとく気なん?」 京太郎「だからせめて控え室までは……」 怜「……」ジーッ 京太郎「……はぁ、分かりました。但し、変なことになっても責任は持てませんよ?忠告はしたんですから」 怜「そんなんええねんええねん。ほな、お邪魔しまー♪」ゴロン 怜「んは~……この安心感がウチの疲れを癒す一時やで~」 泉「あ、いたいた。お~い、須賀k……ああ、清水谷先輩の言ってはった通りですね……」 京太郎「この状況を読んでいたと?……さすが」 泉「ええ、全くです」 洋榎「…………」ジーッ 怜「ん?」 京太郎「あ...
  • h53-28
    「よいしょっ…」 今日は時間があるので、少しお家の中を片付けようと思いました 始めてみればこれが中々に楽しくて、つけていたラジオが三時を過ぎた事を教えてくれるまで、 私は時間が経つのも忘れて没頭していました 「これなら京太郎さんも綺麗になったと褒めてくださいますね……うふふ  『でも、もっと綺麗なのがあるな…』  『あら、それは何でしょうか?』  『お前だよ小ま……』   …キャー!もう、京太郎さんったら~!昔からそうやって私を喜ばせる事ばかり……あら?」 それは片付け忘れて、出したままになっているアルバムたちでした 私のうっかりはいくつになっても治りそうにありません… ですが、折角なので思い出にひたってみようと、一冊手にとり中身を見ることにしました 「あ……」 開いてすぐ一枚の写真が目に飛び込んできました それは忘...
  • h53-59
    【和side】 「彼女欲しいなー」 夕暮れの部室に居残って雑務をしていると、突然彼が口を開いた。 誰に言うでもない台詞で無視しても良いのだけれど、あいにく今は残って仕事をする部長である私と 副部長である彼の二人しかいない。 「一度しかない学生時代。青春の謳歌ってのをしたいんだよなー」 …仕方ないですね。 「作ればいいじゃないですか、彼女」 トントンと牌譜の束をそろえながら、私は返事をする。 「作れないから言ってるんだよ、部長」 「そうですかね…須賀君わりと人気あるじゃないですか」 事実だ。 かつて先輩たちが『麻雀部の須賀君って可愛くない?』と噂話をしているのを聞くこと2回。 同級生たちから『彼、付き合っているひといるの?』と聞かれること3回。 後輩たちから『須賀副部長の彼女って誰なんですか?』と聞かれること4...
  • h53-05
    怜「最近暑いな~」ゴロゴロ 京太郎「ですね~」 怜「やろ?せやから……」 京太郎「はいはい。どうぞ」 怜「ん、おーきに」ゴロン 京太郎「相変わらず文脈繋がらない頼み方ですね~」ナデナデ 怜「ウチの中では繋がっとるからええねん」 京太郎「ちなみにどんな?」ナデナデ 怜「ウチ病弱やん?せやからこの暑さでポックリ逝ってまうかもしれんやん?せめて最期の時は愛する男の膝の上で死にたいわ」 京太郎「敢えて一つずつ突っ込ませて貰いますね。病弱アピールやめ。縁起でもない事言いな。     膝の上やなくて普通は腕の中やろ」ナデナデ 怜「お~、関西弁が様になってきとるやん。けどまだちょい足らんな~」 京太郎「そうですか?う~ん……」 怜「そんな京太郎の為に特別教師呼んだるわ」 京太郎「特...
  • h53-40
    京太郎「昼飯どうすっかなぁ?」 京太郎「咲は和と中庭で一緒に食べてるからな」 京太郎「正直今あいつらに会いたくないんだよな」 京太郎(特に和には絶対に会いたくねぇ) 京太郎「仕方ない、カロリーメイトでも買うか」 京太郎(どうしてこんなことになったのかねぇ) あれはインハイ中だった 和が寝ている咲に抱き付いているのを知った 以前から咲を見る目がどこか他と違っているのはわかっていた 京太郎(優希から送られてきたメールで確信したんだよな) それから自然と和に近づくことがなくなっていった 京太郎(優希が和に気を付けるように言っていた意味がようやくわかった) ギィ 京太郎(部室も行きにくくなっちゃったんだよなぁ) 京太郎「どうしたもんかねぇ」 ?「何がどうかしたんですか?」 ...
  • h53-44
    一「京太郎君、パンツ当てクイズしようよ」 京太郎「……もう一度言ってください」 一「パンツ当てクイズしようってば」 京太郎「なんですかそれは……」 一「皆のパンツ持ってきたから誰のか当ててね」 京太郎「じゃ俺帰りますんで」 一「当てれたら本人を好きにしていいってさ、ボクも含めて」 京太郎「やります」キリッ 一「こっちの思い通りに動いてくれてありがとね」 一「はい、これ。頑張ってね」 『赤 黒紐パン エトペンバックプリント 絆創膏 金色』 京太郎(一つ最早パンツじゃないのに突っ込むべきか……) 一「じゃ当ててねー」 京太郎「まずエトペンバックプリントは衣さんですね。サイズ的にも」 一「当たりーハギヨシさんが作ったんだよそれ」 京太郎「金は透華さんですね間違いなく」 ...
  • h53-07
    ガララッ 京太郎「ただいま帰りました~。今必要なものありますか?」 菫「すまないな、また買い出しを頼んでしまって。早急に必要なものは……牌譜用の用紙くらいかな」 京太郎「わかりました。えっと……あったあった、はい、どうぞ」 菫「ああ、すまない」 淡「あ、キョータロー!私が頼んだお菓子は!?」 京太郎「あ~、お前が言ってた奴な、売り切れだったんだわ」 淡「え~っ!そんな~……」 京太郎「そんかわり……ほれ、これ買っといてやった。このシリーズの新作らしいぞ」 淡「新作!?やった、ありがと、キョータロー!」 照「京ちゃ」 京太郎「はい、どうぞ、照さん。きっと欲しがると思ってもう一つ買ってきてありますよ」 照「ありがとう」 菫「…………」 京太郎「ふぅ。あれ?どうかしましたか、菫さん?...
  • h53-23
    憧「それじゃ次は~」 京太郎「おーい、ちょっと休もうぜ…」 憧「なーに?だらしないわね」 京太郎「荷物全部持たせといてかける言葉がそれか」 憧「次は京太郎に下着を選んでもらいたい――」 京太郎「さぁ行こう!すぐ行こう!!」 憧「――なんてことは思ってないんだけど」 京太郎「よくも騙した!騙してくれたなぁぁぁ!」 憧「あんたと下着買いになんて行くわけないでしょヘンタイ」 憧「そういうのは和といっしょに行くわよ」 京太郎「…和と?」ジー 憧「…どうしてあたしの胸を凝視してるのかしら?」ピキッ 京太郎「現実は非情である…」ハァ 憧「サイテー!バカ!スケベ!!」ウガー 京太郎「そんな大きな声出すなよ………ん?」 幼女「♪~」テッテレー 憧「……だいたいねぇ!って、ち...
  • h53-52
    京太郎「あぁ…暑い…溶けるわ……」 玄「京太郎くん! 夏休みだからってだらけてちゃだめだよ!」 京太郎「玄お姉ちゃんこんな暑いのによく平気だよね…」 玄「お姉ちゃんのお世話で暑いのには慣れているのです!」ドヤッ 京太郎「宥お姉ちゃんの世話はしなくてもいいの?」 玄「今日は友達と宿題やるからって出かけてるんだ。ところで京太郎くんは宿題終わった?」 京太郎「……」 玄「じゃあ今日は玄お姉ちゃんが京太郎くんの宿題を見てあげるね」 京太郎「えーっ、ちょっと遊ぼうよー」 玄「遊ぶのは宿題終わったらね?」 京太郎「あっ! その前に洗濯物溜まってるから洗濯しないと…」 玄「それはもうしておいたよ」 京太郎「部屋の掃除もしておかないと…」 玄「それもお姉ちゃんがしてあげたのよ」 京太郎「ちょっ...
  • h53-29
    ごめんね、咲ちゃんと幼なじみの母親に謝られながら  宮永咲は玄関で靴を脱ぎ、揃えてから上がりかまちを越える。  幼なじみ――須賀京太郎の家は一般的な住宅よりも立派である。  飼っているペットが特殊なこともあり庭も広く、フローリングや壁もぴかぴかだ。  サラリーマンならこういう家を買えれば同窓会ではヒーローなのではないかと  思うが、実のところ咲はあまりぴんときていない。咲の性別は女だったし、  歳もまだ十六を過ぎたところだからだ。  咲がなぜ京太郎の家にあがっているかというと、その幼なじみが風邪を引いて  連絡事項や宿題などのプリントを届けるためである。  京太郎と登下校をすることはここ三ヶ月で極端に減っており、ちょっと緊張したのは  咲だけの秘密だ。  体力には自信があると豪語する京太郎が風邪をひく事自体珍しかったが、  もう三日も学校を休んでいたので、咲は...
  • h53-27
    宥「京くん、今日はありがとね」 京太郎「お礼なんていいですよ、旅館の仕事をお手伝いしただけなんですから」 宥「ううん、すごく助かったよ、ありがとう」 京太郎「……結局プレゼントも思いつきませんでしたし、男の俺が出来るのもこれぐらいかなって」 京太郎「……あんまりいいアイディアじゃなかったかも」 宥「そうかな?私はとっても良いプレゼントだと思うけど。京くんは、とってもあったかいし」 京太郎「どういうことです?」 宥「あっ、今のはえっと…」 宥「京くんが一生懸命働いてるおかげで、旅館がなんだかあったかい気がして…」 宥「それに私も玄ちゃんも、あったかーくなるから…これからもお手伝いしてほしいなって。だめ、かな」 京太郎「……敵わないなぁ」 宥「?今何か言ってたかな?聞こえなかった…」 京太郎「いえ何...
  • h53-21
    やっちまった――  須賀京太郎の頭の中を支配する言葉はそれに尽きた  レースのカーテンからやや漏れる朝日に顔を顰めつつ  彼はベッドから上半身を起こし隣を見遣る  一糸纏わぬ姿で横たわり穏やかな寝息を立てる少女の顔は  先程までの痴態がまるで嘘のように安らかであった 京太郎「…………」  京太郎くん、と自分を何度も呼びかける嬌声が思い出され  気持ちを昂ぶらせる本能と裏腹に  理性は酷く冷たく、己の所業を詰る  ただ求められるがまま、欲望に身を任せ  獣のように少女の身体を貪る自分自身に  諦念にも似た息が一気に吐き出され  京太郎は再びベッドに寝転んだ  どうしてこんなことになってしまったんだろう?  そう、疑問を持つことは許されなかった  全て彼女が望んだこと...
  • h53-43
    京太郎成人後ということで。 京太郎「義父さん、どうぞ」ビール 原村父(恵)「うむ」トクトク 恵「まさか、貴様とこうして酒を酌み交わす日が来るとはな」 京太郎「まあ、第一印象は最悪でしたからね」 恵「大会で優勝という約束を果たせなかったら転校。それを聞いて部員全員が家に押しかけて来た時、   いの一番に声を荒げたのはお前だ」 京太郎「そりゃ、ふざけるなって感じでしたからね」 京太郎「そんな約束を黙ってた和も和でしたけど、そんな約束をさせたアンタにも、愕然としましたから」 京太郎「和、泣いて話してましたから。怒りで一杯になるのは当然でしたよ」 恵「……私は今でも、胸倉を絞め上げられた痛みは覚えている」* 京太郎「今でも許してませんよ、和を泣かしたこと」 恵「……それでいい。許すな」 恵「和の隣に...
  • h53-61
    京太郎「ほら照さんしっかり捕まってください」 照「京ちゃん眠い」ウトウト 京太郎「いい加減一人で起きれるようになって下さいよ」 照「私には京ちゃんがいるからいい」 京太郎「何が良いんですか」 菫「須賀君毎週すまない」 京太郎「いえ、気にしないでください」 照「そうだぞ、菫気にしたらダメだぞ」 京太郎菫「あんた(お前)のことを言ってるんです(だ)!」 照「二人とも朝から元気だね」 京太郎「はぁ、それじゃあ俺は行きますね」 菫「ああ、間に合うか?」 京太郎「走れば何とか」 菫「そうか」 京太郎「二時限目の始まりには間に合うと思います」 照「京ちゃんサボったり、遅刻はダメだよ」 菫「お前のせいで須賀君が困っているんだろうが!」 京太郎「いいですよ、菫さんもう諦め...
  • h53-47
    ―それでですね。今日は… ―へえ、そんなことがあったんですか? ―じゃあ今日は遅いのでこの辺で…                      ―あっ、待ってください。 ―どうかしましたか? ―その…会いませんか? ―えっ!? ―悪い人ではなさそうですし…いつまでも待たせておくのも申し訳ないですし。 ―ほんとですか…? ―急で申し訳ないのですが…明日か明後日なら時間が取れるのですが… ―ずいぶんと急ですね。でもえりさんと会うためなら急だろうと問題なしです! ―そういってもらえるとうれしいです。では…… 京太郎「……マジで?」  いやさ、”今年の夏に童貞卒業してやる”とか思っていたよ。  だからって昔登録していた出会い系からメールが来てこんなうまく話し進むとかいまだに信じられん。 ...
  • h53-63
    咲「…………」 京太郎「あー、咲」 咲「…………ふんだ」 京太郎「なんで俺、朝からいきなり呼び出されて、お前の部屋の模様替えさせられてるんだっけ?」 咲「……嫌?」 京太郎「や、別にそういうわけじゃないが」 咲「ならいいよね」 京太郎「いいっちゃいいんだけど。まあ、高校時代の部活で雑用は慣れてるしな」 咲「…………」 京太郎「ハァ……後は、この本を本棚に戻して終わりか」 咲「……お疲れ様」 京太郎「どういたしましてっと」 咲「……」 京太郎「……」 咲「京ちゃん、私今日は何もしたくない気分なの」 京太郎「……」 咲「……」 京太郎「……それで?」 咲「わたし、なにも、したくないの」 京太郎「……了解。時間的に昼飯か……夏だし涼しいやつで...
  • h53-50
    照「……」タン 菫「……」タン 尭深「……」タン 誠子「……そう言えば、京太郎はどうしたんですか?」タン 照「遅れるらしい。日直で(早く来ないかな~?)」タン 菫「ちなみに淡もだ。こっちは教師から呼び出しだそうだ。全く…… (京太郎が淡に勉強を教えるとか……羨ましいぞ、淡)」タン 尭深「淡ちゃん、勉強は嫌いだ、って豪語してますからね(淡ちゃんの勉強会にかこつけて京太郎くんに あんなことやこんなことを教えてあげたい)」タン 誠子「ポン!淡の勉強嫌いはどうかした方がいいんじゃないでs 「ロン」 あぁっ!?」 照「12600」 誠子「はい……」 菫「まあ、攻めていればそういう事もあるさ」 ガララッ 部員A「お疲れ様で~す」 部員B「お疲れ様です」 菫「ああ、お疲れ。C班に3麻卓が2つ立っ...
  • h53-22
    京太郎「(由暉子といっしょに風呂入ってるの、端から見たらすごい光景なんだろうなぁ)」 由暉子「ふぅ…少しはしゃぎすぎましたね」 京太郎「なー」 由暉子「…なんか淡白な返事ですね」 京太郎「男ってそんなもんだよ。出すもん出すと、なんかすごい落ち着く」 由暉子「俗にいう賢者というやつですね」 京太郎「30過ぎまで純潔守ったら魔法使いになるらしいけどな。賢者の方がランク高そうだな」 京太郎「由暉子、魔法使いのコスとか似合いそうだよな」 由暉子「ヒラヒラしたやつですか?」 京太郎「いや、黒いローブととんがり帽子の方」 京太郎「THE・魔法使いだろ?」 由暉子「京太郎くんが望むなら、先輩に相談してみましょうか?」 京太郎「いや、適当に言っただけだしそこまでしなくてもいいや」 由暉子「そうですか」 ...
  • h53-48
    記者A「三尋木プロ、今年の横浜ロードスターズは、ズバリ誰を指名されるのでしょう?」 咏「ん~、誰なんだろうねぃ?そういうのは全部ウチのマネージャーに任せっきりなんで、詳しいことは知らんし?」 記者B「三尋木プロ、そのマネージャーとは三尋木プロが選手兼任監督になられた4年前から雇われたという、あの?」 咏「そそ。いや~、あいつはホント優秀だからねぃ」 記者C「確か、マネージャー兼スカウトに就任され、2年目に今やロードスターズの主力となった松実プロ、加治木プロの スカウトに、3年目にウィッシュアートプロのスカウトと雀プロの移籍交渉に成功した敏腕マネージャー……」 咏「おーう、よく調べてるねぃ。宥ちゃんもゆみちゃんもエイちゃんも大学行ってて普通に就職しようとしていた らしいんけどねぃ。あいつはあの3人が内心ではまだまだ麻雀をやりたがっているのを感じ取っ...
  • h53-02
    生まれてこのかた、迷子になるということには慣れたつもりだった。 皆と同じように歩いていたつもりでもいつの間にかひとり知らぬ場所へ。 勿論寂しいし心細かったが、自分に与えられた宿命なのだと。 だから、あの日。 中学の校外学習で登山に行ったとき。 一人班からから逸れてしまって。 もうどうしようのないと途方に暮れて泣いていた時に。 聞こえた声に。 『お~い!宮永~!』 私は、夢かと思ったの。 聞こえるはずもない救いの声が聞こえたんだって。 でも…。 『よかった…。探したんだぜ?急にいなくなるから』 髪を乱し息を荒げながらそう答える貴方に、嬉しくって、でもとっても申し訳ない気持ちになって。 私は泣いてしまった。 そんな私に貴方は優しく笑って頭を撫でてくれた。 とにかく無事でよかったとほほ笑んでくれた。 その時、私は私が恋に落ちる...
  • h53-42
    清澄麻雀部の異常 久(須賀君は背後から近づくと、声をかける前に気がつく) 久(向かい合って話をする時は、必ず両手をフリーにする) 久(イスに座ると、距離を空ける) 久(私が声をあげて笑うと、額に汗をにじませる) 久(体に触れると、胸ポケットのボールペンに手を添える) 久(借りていたものを返すと、なにかをスプレーする) 久(以上の点を踏まえて考える、須賀君は…) 久(もしかして須賀君は…私に…特別な何かを…) 久(いや、やめておこう。きっと私の勘違いだ…) 優希「ある意味あってるじぇ!」 まこ「ある意味な」 カン
  • h53-37
    「じゃあ行きましょうかー、京太郎!」 ただ、好きになった人がロリータだっただけだ、とその筋の人は言う。 そのロリコンとやらは、俺には一生縁遠いものであろうと考えていた。 「京太郎、二人で出かけるのって、とっても久しぶりな気がしますねー」 大きなおもちを持つ年上のお姉さんが好きだった。今でもそうだ。 絶壁など、眼中に無いはずだった。今でもそう思っている。 「京太郎、この服……変じゃありませんかー?……えへへ、そうですかー」 時が過ぎる度に、認めたくない自分がいることに気づく。 そんなまさか、あり得ないと思う程に、その自分は大きくなっていた。 「京太郎、おっきなワニですね!私より大きいですよー」 水着による日焼け跡と鎖骨が、随分根強く自分の目に焼き付いている。 心地の良い元気な声が、耳の中にいつまでも...
  • h53-01
    加治木ゆみはしっかり者だ。 周りの人間はそう評価している。 けれど、私自身は決してそうは思わない。 しっかりしているように見えるのは、ただ相対的なものでしかないと思っている。 私の親友は私の目から見ても随分とのほほんとしている。 あれでいて実は友達思いでよく気がつく奴なのだが。 まあ、それは今は関係ないか。 私はただ、出来る限りのことをやっているだけにすぎないのだ。 更に、周囲の評価に反して、私は感情的に、突発的に行動を起こすことがままある。 例えば、モモを部活に誘った時なんかもそうだ。 「私は君が欲しい!!」 あんなことを教室の真ん中で、それもまだ生徒が大勢いる中で叫んでしまうくらいだ。 そそっかしいとのラベルを貼られこそすれ、しっかり者などとは程遠い。 モモが引っ張ってきた男子、京太...
  • h53-26
    最近、避けられている気がする。  原村和を悩ませるのは、部室のパソコンとにらめっこしている少年――須賀京太郎である。  異性なんてあまり興味はないけれど、それでも京太郎は他の男子に比べて背が大分高く、  よく浮かべる笑顔のまぶしさや演技っぽい気障な仕草がとても良く似合う――  ――格好の良い少年だと和は思わざるを得ない。  すこし肌寒くなった部室の窓は閉じられ、あと一時間もすれば空は夕暮れになる。  室内はPCから流れるネット麻雀のSEと  京太郎のマウスをいじるクリック音に満たされていた。  時折京太郎の、やった、とか、うし、とかいうはしゃいだ声と、  ため息やちくしょーなどというしゅんとした感情を表すアクションが  とても小さな音で和の耳朶を打つ。 (今日も、挨拶以外は声をかけてもらえません)  和は小さく肩を落とす。他の部員は所用で部室...
  • h53-56
    細かいところは気にしないでください 京太郎「...zzz」椅子に座って熟睡中 ダヴァン「ズルズル……んー、やっぱり日本のラーメンは最高です」 ガチャ ハオ「ん?2人だけ?ってまたカップ麺……」 ダヴァン「お店や屋台のラーメンもいいですけど、やはりこのカップラーメンが美味しいのがなにより素晴らしいです」 ハオ「程々にしとかないと、またサトハに怒られますよ?それより、京太郎は……寝てる?」 ダヴァン「イエス。私が来た時には部室の掃除や卓の手入れまで終わらせて寝てました」 ハオ「相変わらず麻雀以外のスキルが高い……」 ダヴァン「ふぅ、ちょっとロッカーから新しいカップラーメン取ってきますね」 ガチャ、バタン ハオ「…………」ジーッ 京太郎「...zzz」 ハオ(呑気に寝ちゃって……それにして...
  • h53-41
    清澄麻雀部の日常 京太郎「今日は……風が騒がしいな……」 咲「でも少し…この風…泣いています」 久「急ぐわよ須賀君。どうやら風が街によくないモノを運んできたようよ」 京太郎「急ごう、風が止む前に」 優希「待つじぇ!! やばいじょ、そこのコンビニ、タコス半額だじょ、いくじぇ!!」 咲「カン(物理)」 優希「なんで!?」
  • h53-51
    はやり「京太郎君!」 京太郎「のわっ!出たな牌のお姉さん…!」 はやり「ふふん!いい加減観念してはやりのお婿さんになっちゃいなよ!」 京太郎「いや流石に一回り上は…」 はやり「そんなの誤差だよ誤差!利家と松はもっとすごい年の差だったんだよ?」 京太郎「干支一周分を誤差と言い切りますかあなたは…」 ???「なら俺が12歳年下の子をペロペロしても問題あるまいな!」 京太郎「誰だ今の!?まさか副かいty」 はやり「そんなことはどうでもいいんだよ!」 京太郎「言いだしっぺアンタなのに!?」 はやり「知ってるんだよ?京太郎君はおっぱいが大好きだって」 はやり「見てよこのわがままボディ。若い子なんかに負けないよ?」 京太郎「その言い回しがすでにバブル臭いですけどね…」 はやり「もう!何が不満なの?」...
  • @wiki全体から「h53-10」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索