咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h54-22」で検索した結果

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  • h54-22
    まぶしい、太陽みたいだった。 京太郎「宥さん、俺が編んだマフラー使ってくれてるんですね!」 宥「うん、京くんがくれたから」ニコッ 優しくて、強くて、私をいつも守ってくれて、温かくしてくれる。 私の太陽。 玄「京太郎君!学校までレッツおもちなのです!」 京太郎「開口一番がわけわかんねぇ!?」 仲のいい玄ちゃんと京くんを見てると、自然と温かくなって笑っちゃう。 すると二人も私に笑顔を浮かべてくれる。 守られてばかりの私が、京くん……太陽に近づいてもきっとどうにもできない。 なのに……。 京太郎「行きましょう宥さん!」ギュッ 温かい手を差し伸べて、私を温かいところに連れて行ってくれる。 宥「……うん」 だから、温かすぎて……焦がれてる。 玄「……」シュン 寂しそうな表...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 54
    ...54-21 京灼 h54-22 京宥 h54-23 京淡 h54-24 京玄 h54-25 京菫カピ h54-26 京咲 紅葉狩り h54-27 京一哩姫・清澄 h54-28 京まこ h54-29 カプ無し ループもの h54-30 京まこ h54-31 京まこ h54-32 京咲 猥談 ※京太郎出番無し h54-33 京まこ h54-34 京まこ h54-35 京揺 h54-36 京まこ h54-37 京透 ダダッダー h54-38 京憧 h54-39 京・清澄 タコス h54-40 京まこ h54-41 京憧 h54-42 京照咲 h54-43 京咲 h54-44 京咲 ※微エロ h54-45 京淡 h54-46 京尭深 h54-47 京はや h54-48 京和 誕生日 h54-49 京淡 h54-50 京和 事後 h5...
  • h54-27
    清澄 部室 咲「……」 優希「……」 久「……」 まこ「……」 和(部室の空気が悪すぎる……それもこれも) 一「ねえ京太郎君、ボクのこの格好似合ってるかな?」 京太郎「ああ、似合ってるよ。最高に可愛い」 一「言い過ぎだよ……嬉しいけど……」 和(この二人が甘い空間を作り出してるからですね……しかも龍門渕の方は犬耳に犬尻尾に首輪にリードまで着けて……) 和(私もいじめられるのとか好きなので気持ちはわか……いえそうではなくて) 久「ねえ須賀君、ちょっと強豪校の様子見に行ってくれないかしら。旅費は出すから」 京太郎「あ、分かりました」 久(これで少し空気が収まるわね) 後日 京太郎「ういーす」ガチャ 久「ああ、今日帰ってきたのね。おかえりなさ……い……」 哩「...
  • h54-23
    「キョータローからのメールは…と、来てる来てる♪」 私は自分で言うのもなんだけど結構さびしがりだ だから彼氏のキョータローには毎日最低3通はメールか電話をするように言っている まあ、彼氏と言っても実際にキョータローが「好き!」って言ってくれたわけでもないし、 私が言ったわけでもないけど、私には分かるんだ キョータローとこの淡ちゃんは愛し合ってるって だって、東京に遊びに来てくれた時のキョータローはすっごい楽しそうだもん 私に会えるのが嬉しくて嬉しくてしょうがない証拠だよ だから間違いなし! キョータローも同じ事考えてるよ、絶対ね! 今は長野と東京で辛い遠距離恋愛だけど、でもいいんだ いつか結ばれる二人なんだから焦ることもないし でも、それでもさびしいものはさびしい 向こうだって同じ気持...
  • h54-26
    咲「京ちゃん、この辺でご飯食べよーよ」 京太郎「だな…けどこの辺、芝生が結構痛いぞ? スカートだと厳しくないか」 咲「えー…でもここより遠くだと、紅葉が見えないよ?」 京太郎「まあそもそも色づいてないけどな。どーせ紅くなったらまた見に来るっつーのに」 咲「もー、見比べておこうって言ったの、京ちゃんだよ? せっかくだからご飯も、って言ってたから作ったのに…」 京太郎「そうだっけか…ま、いいや。さっさと食べようぜ」 咲「仕方ないなあ、もう…京ちゃん、膝貸して」 京太郎「へいへい。なんかちょっと重くなってないか?」 咲「そ、そんなこと無いよ! そりゃ色々サイズは変わってないけど…」 京太郎「軽くもならないし重くもならないわけか…プラマイゼロだな」 咲「うるさいよ! 京ちゃんのばか! もうお弁当あげない!」 京...
  • h54-29
    なぜか知らないが、俺は今追われている。 誰にかって言うと、咲を筆頭に龍門渕の透華さんとか鶴賀のモモとか、まぁいろんな人だ。 理由はって?知らん、そんなものは俺の管轄外だ。 だけど追われてたら逃げるっていうのが、人の性ってもんだ、うん! すげぇ鬼気迫る表情で俺を追ってきてる人たちから逃げないという選択肢は、ない! 咲「京ちゃぁぁぁん~」コケッ 和「もっ、む、りっ……」ドサッ 透華「くっ、は、ハギッ、ハギッ……」バタリッ さすがにハンドボールをやり続けてはいねぇってもんよ、俺は徐々に振り切るがまだ振り切れていない面子がいる。 洋榎「逃がさへんでぇぇ!」 絹恵「まだ終わらへんよ!」 バカな、姫松の麻雀部員は化け物か! 理沙「こっち!」プンスコ はやり「はやくしないと京ちゃんの精神が燃え尽...
  • h54-21
    いや、ふと思うわけだよ、俺ってなにかなーって。 主にどんな時かと言うと……。 京太郎「灼さん、どうしたんでしょういったい?」 灼「別に」フイッ この須賀京太郎、現在は部活の先輩である鷺森灼を膝の上に乗せている。 充電、というものを知っているだろうか?それの向かい合ってるバージョン、この呼び名を知っているが俺はあえて 考えないでおく。 ともかく、俺の膝の上にいる小さな先輩。 理由は知らないけれど放課後の部室で椅子に座って待っていたら突然膝の上に、向かい合う形で乗ってきたわけだ。 京太郎「あの灼さん、さすがにこの体勢はまずいんじゃないでしょうか?」 灼「知らない……」 なんだか、妙なことでもしただろうか? 京太郎「あ、灼さん……ほんとどうしたんですか?」 不機嫌なのはわかるが、その割に膝に座るだな...
  • h54-25
    京太郎「すいません折角の休みなのに付き合ってもらって」 菫「須賀には普段色々と助けられているから休日に個人指導くらいなら問題ないさ」 二時間後 菫「―とハノーヴァーにある研究所がまとめたレポートによるとt」カリカリカリ 菫「ん?何だこの音は」 京太郎「弘世部長ちょっと失礼しますね。どうしたカピー?」ガチャリ カピー「キュ~」スリスリ 京太郎「もうお昼の時間か。弘世部長教えてもらってる立場で申し訳ないんですが一時中断してもいいですか?」 菫「そうだな区切りもいいし一旦お昼にするか。それでレンジを借りたいのだが」 京太郎「それなら俺が温めてきますよ。カピーも今ご飯の準備するから少し待っててくれるか?」ナデナデ カピー「キュー」メヲホソメー 菫(照から話には聞いていたが本当に大きいんだな)ジー カピ...
  • h54-20
    憧「別にね?私以外一切の女を見るな、とかそういうのじゃないのよ?」 憧「そりゃ私だってすっごいイケメンとか、テレビでよく見るような有名人がいたら見ちゃうだろうしね?」 憧「でも、さぁ……アンタは胸大きい娘見すぎなのよ!!」 京太郎「…………はい、おっしゃる通りです」正座 憧「前々から気になってたから今日は数えてみたけど何!?クラスの娘だけでも7回、授業中は先生の胸を5回!!」 憧「宥姉や玄に至っては10回超えた時点で数える気すら失せたわ!!」 京太郎「ちょっと待て、他のクラスの体育の時間も6回は見てたぞ。後クラスの娘は9回、先生のは7回だ」 憧「そこじゃないわ!!」 憧「そんなに胸がいいの!?大きい胸が好きなの!?」 京太郎「大好きだとも!!男はな、遺伝子に刻まれているレベルで大きなおもちが好きなんだよ!!一部例外もい...
  • h54-24
    玄「やっぱりどのおもちを見てもお姉ちゃんが一番なのです!」 京太郎「そうか、なるほどな」ウム 今日、玄さんは俺の家に来ていた。 まぁ俺の部屋ではなく居間だ。 親もいないし、見せれないものとかあるからなぁ。 玄「やっぱり大きさだけじゃ……赤土さんのおもちも良いけど」 京太郎「あぁーレジェンドのおもち……」 いかん、少し意識してしまいそうだ。 さっさと思考を変える。 玄「やっぱり京太郎くんとはおもちマイスターの仲間としてもっと燃えてほしいわけなのです!」 京太郎「……」 玄「京太郎くん?」 俺は立ち上がって玄さんの手を掴むと俺の部屋へと連れて行く。 驚いている玄さんをよそに俺は部屋へと連れて行くと、本棚の奥から本を出す。 京太郎「玄さん!」バッ 俺の開いたその本を見て、玄さ...
  • h54-28
    この須賀京太郎は研究に研究を重ねるタイプだ。 ということでさっさと着いた部室で一人、俺は俺なりに分析を果たす。 京太郎「清澄は身体で言ったら和、雰囲気は部長で……風越は両方とも福路さんだろぉ」デヘヘ いやぁ、長野ってすごい……あらためてそう思った。 京太郎「っと、こんなもんかな!」 「なにが?」 京太郎「清澄、龍門渕、鶴賀、風越のエロさ……って?」ギギギ まこ「ほう」 京太郎「うわわわっ、こここ、これは違うわけでして!」 まこ「まぁええんじゃないかのう?」ニコニコ 京太郎「そ、そのですね……えっと、お、怒ってます?」 まこ「別におこっとらんぞ」ニコニコ 嘘だ、絶対怒ってるときの顔してる。 京太郎「えっと、まこさん?」 まこ「まだみんなが来るまで時間があるしのう、膝借りるぞ...
  • カップリング別SS7
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 白糸台照 菫 淡 尭深 誠子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 白糸台 36 白糸台 38 36の続き 48 38の続き h4-35 白糸台 h5-23 白糸台・咲 h12-37 白糸台(尭深メイン) h12-43 白糸台 h15-64 白糸台 h22-16 白糸台 h26-46 白糸台(淡メイン) h26-65 白糸台 h27-50 白糸台 h28-04 白糸台 h28-16 白糸台 h28-34 白糸台 h28-70 白糸台 h29-26 白糸台 h30...
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • カップリング別SS2
    ... h53-27 宥 h54-22 宥 h55-19 宥 h55-20 宥 h55-53 宥 h56-22 宥・玄 h56-36 宥・玄・憧 h56-40 宥 h60-10 宥 h60-69 宥・玄 h61-04 宥 h61-07 宥 h61-51 宥 h64-20 宥・玄 h69-14 玄・宥・灼 h70-40 玄・宥 h73-10 玄・宥 h74-46 玄・宥 h75-27 玄・宥・穏乃・咲・和・優希 h76-14 玄・宥 h77-22 玄・宥 h78-18 玄・宥 h82-40 宥 h86-47 玄・宥 h87-76 宥 h89-27 玄・宥 h91-23 宥 h91-58 宥 h91-63 宥 h97-36 玄・宥 h98-13 宥 h99-21 玄・宥 h99-32 宥 h109-56 宥・晴絵・憧 h109-61 宥・憧 h110-16 宥 h112-18 玄・宥 h114...
  • カップリング別SS1
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 清澄久 優希 和 まこ ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 清澄 05 清澄・照・美穂子 06 05の続き 07 清澄・智紀・透華・小池・池田 08 清澄 12 07の別バージョン 47 清澄 49 清澄 65 清澄 66 清澄 71 清澄・照・池田 85 清澄 89 清澄 105 清澄・鶴賀・龍門渕・風越 113 清澄 h3-6 清澄 h3-8 清澄 h3-11 清澄 h3-16 清澄・鶴賀 h3-27 清澄 h4-19 清澄・咏 h4-19a h4-19...
  • カップリング別SS4
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 劔谷美幸 友香 澄子 莉子 梢 越谷ソフィア 花子 史織 玉子 景子 プロ雀士健夜 咏 はやり 良子 理沙 靖子 大沼 アナウンサー恒子 えり その他複数 分類不明 カプ無し 数絵 マホ 裕子 やえ 初瀬 憩 いちご もこ 松実母 望 綾 彩乃 池田三姉妹 みなも 牌 立 慕 閑無 エトペン 真佑子 聡 ミカ 絃 利仙 善野 真深 みさき トシ ひな 桜子 凛 嫁田 一太 美月 明星 由華 界 恵 葵 朱里 旧白糸台 カピー ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷 h3...
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • カップリング別SS3
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 永水小蒔 初美 霞 春 巴 宮守豊音 白望 エイスリン 胡桃 塞 姫松洋榎 絹恵 恭子 漫 由子 郁乃 臨海智葉 明華 ネリー ハオ ダヴァン アレクサンドラ 有珠山爽 由暉子 揺杏 成香 誓子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 永水 h4-38 永水 h4-41 永水 h7-44 永水・照・良子・和・淡・桃子・憩 h16-58 永水 h25-46 永水 h26-35 永水 h26-38 永水(春メイン) h28-51 永水・清澄 h33-25 永水 h36-05 永水 h36-5...
  • h54-01
    最近ご主人様の家によく女の子が遊びに来る。 ご主人様のにおいに包まれたベッドでお昼寝していると、 どたどたという足音がしてその女の子が飛び込んできた。 「カピーちゃん、こんにちわ! 今日も元気かい?」 これまでうちに来ていた「サキ」と違って遠慮なしに僕の体を持ち上げてくる。 『やめてよ、離して!』 「そうかそうか。良かったね―」 全然わかってくれない。 これが「サキ」だったらわかってくれるのに、女の子は僕を更に強く抱きしめる。 「コラ。カピーが嫌がってるじゃないか」 「えーそんなことないよ。カピーちゃんと私は仲良しこよしだもんねー!」 『違うよ。お前なんか嫌いだもん』 見かねたご主人が女の子の襟首をつかんで僕から引き離してくれた。 僕は部屋の隅にトコトコ逃げる。 「あーもう、京太郎のせいだよ!」 ...
  • h54-08
    京太郎「……」ドキドキ 竜華「……」ドキドキ 京太郎「そっ…それじゃあまずシャワー浴びましょうか…」 竜華「そっ、そうやね! まずは汗を流さんと!」 京太郎「竜華さんからどうぞ先に浴びちゃってください!」 竜華「よかったら…一緒に浴びる…?」 京太郎「えっ…いや……その…」 竜華「恥ずかしいけど京太郎と一緒がええんやけど……ダメ?」 京太郎「……」ジーッ 竜華「そんな見られたら恥ずかしいで…//」 京太郎「すいません…つい見とれちゃって…」 竜華「もう…お湯かけるで…」キュッ 京太郎「冷たああぁぁ!!」ザァァァ 竜華「あっ…温度あげるの忘れてた…」 京太郎「あっ…まずっ…」ボンッ 竜華「なっ…なななっ…!?」 京太郎(パンダ)「あは…あはは…」 ...
  • h54-39
    久「須賀君が作ってきてくれるタコス、どれもこれも美味しいわね」 まこ「ほうじゃのう、前に全員で作った時(ドラマCD参照)はとんでもないのを作っとったのに」 咲「京ちゃん、昔から器用で凝り性ですから。一度始めると凄いんですよ」 優希「麻雀は全然だけどな!」 和「こら優希」 京太郎「そうだな、じゃあ練習時間を増やすため、手始めにタコス作りをやめるか……」 優希「じぇ!? か、軽いジョークだじょ。気にするな京太郎」 京太郎「さいですか」 和「でもほんとに上達しましたね……もう私達より上手なんじゃないですか?」 京太郎「どうだろうなー、俺自身もうまくなったとは思うんだけど」 久「でも部活の度にタコス食べてたら太っちゃいそうよね」 咲「うっ……」 久「あら咲、何か心当たりでもあるの?」 咲「いや…...
  • h54-09
    京太郎「……で?」 怜「ん?どうしたん?」 京太郎「いえ。ですから一体これは何なんですか?」 怜「何って……見ての通りやん?」 京太郎「見ての通り、って、それが意味不明だから聞いてるんでしょうがっ!!」 怜「もう、なんやねん、京太郎。しゃあないなぁ、説明したるわ。ほれ、これがこんにゃくやろ?ほんでこれがゆで卵。   これがみかんで、これがお餅で、ほんでこれが……なんやっけ?ああ、鶏のささみ(生)や!   これがマシュマロで、ほんでから極めつけのどん兵衛のお揚げさん!」 京太郎「見事に一貫性がねぇ……」 怜「何言っとんねん!これみ~んな、あるムフフなことを擬似体験出来る優れモンなんやで!」 京太郎「はぁ。擬似体験?」 怜「せや。ものは試しや。京太郎、目瞑り」 京太郎「はいはい、これでいいですか?」...
  • h54-46
    尭深「あの…お茶淹れたんですけど…」 菫「わざわざすまんな、いただこうか」 京太郎「あっ、どうもありがとうございます」 尭深「あっ、これこの前の牌譜見てたの?」 京太郎「ええ、すごく惜しい勝負だったのでしっかり検討しようと思いまして」 菫「須賀も上達してきたがまだ甘い部分も残っているからな」 尭深「えっと…ちょっと私にも見せて…」ズイッ 京太郎「わわっ!」 菫「どうだ? なかなかよく打てたと思わないか?」 尭深「確かによく打ててますね…でもここがちょっと問題かな…」ムニュ 京太郎「~~!!」ビクッ 菫「そうだな、確かにそこはちょっと読みが甘いな」フニョン 京太郎「……」 尭深「ここではこっちを先に処理しないと……」ムニュムニュ 京太郎「そそそそうですね!」 菫「いや、...
  • h54-10
    プルルルルルル プルルルルルル ガチャ 京太郎「はい、もしもし?」 咏「お~、京太郎~。明日暇だろ?」 京太郎「明日ですか?確かに創立記念日で暇ですけど?」 咏「よっし。それじゃ、久しぶりにデートしよう、デート!明日休み取れたからさ!」 京太郎「デートですか。いいですね、行きましょう!」 咏「あんがとねぃ♪それじゃ、明日は10時に○○駅で。待ってるよ~」 京太郎「分かりました」 ~~翌日~~ 咏「~♪~~♪」 京太郎「あ、咏さん!速いですね。お待たせしてすいません」 咏「いいよいいよ、私も今来たとこだしねぃ。さって、それじゃ早速デートだ!」 京太郎「突然でしたけど、なにかプランとかあるんですか?」 咏「いや、無いよ?だって私、この辺詳しくなんて知らんし」 京太郎「さいですか...
  • h54-43
    須賀京太郎が現在通っている大学近辺のアパート。 一人暮らしのために借りた京太郎の自室。 うららかな春の陽射しが差し込んだいる、そこのベッドの上。 今正に目が覚めた京太郎は、混乱していた。 自身が置かれている状況に、である。 寝る前に掛けていた筈のタオルケットは剥がされている。 これはまあ良いだろう。些細なことだ。問題は……。 「きょ~うちゃん」 そう、最大の問題は、自身に馬乗りになり、すりすりと首筋に頬擦りしてきている咲だった。 洗髪料の爽やかな香りと咲自身のどこか甘く感じる匂いが、鼻腔を擽ってくる。 女の子は、いや、咲はどうしていつもこんなに良い匂いがするのだろうか……なんて、ふと頭の片隅にに過った。 「いやいやいや、咲、ちょっと待てって」 この体勢はまずい。非常にまずいのだ。 ...
  • h54-50
    京太郎「~~ふぁ。ん…眠っちゃってたのか…て、和?」 和「おはようございます。ふふっ、可愛い寝顔でしたよ」 京太郎「う…あんま可愛いとか言うなよ」 和「さっきは散々可愛がって貰いましたから。お返しです」 京太郎「お堅かった和お嬢様が言うようになったよな」 和「ええ、何処かの麻雀部員さんに染められてしまったんです」 京太郎「それはそれは、悪いヤツもいたもんだな。気を付けないと」 和「全くです。気を抜くとついついその人の事で頭が一杯になってしまうみたいで」 京太郎「あー…降参だ、俺の負けだよ」 和「相変わらずストレートに好意を向けられるのに馴れないですね。そんな所も可愛いですけど」 京太郎「まあ…和とこうなれるとは思わなかったし。言っちゃ何だけど原村さん家のお嬢さんはいつも俺にだけ     素っ気なかったからな…...
  • h54-06
    池田「お、京太郎!ほんとに犬になってるし!」 京太郎「あ、池田先輩…。なんでこうなっちゃったんでしょ…って」 京太郎「……尻尾」 犬尻尾 池田「??」猫尻尾 池田「あんまり違和感がないもんで気付かなかったし…なんで?」ブンブン 京太郎「この怪奇現象、留まるところを知りませんね……いつ治るんですかね」 池田「現状を嘆いてもしょうがないし、今は気にしないことが大事だし!」 京太郎「……ポジティブでいいなぁ」パタパタ 池田「ところで、京太郎」 京太郎「尻尾ですよねやっぱり、そうなりますよね」 池田「察しが良くて助かるし!では、さっそく…」ドキドキ 京太郎「く、くれぐれも優しくお願いしますよ本当に!」ブルブル 池田「…そりゃっ」ギュッ 京太郎「!?!?!?」ビクビクッ...
  • h54-42
    菫「幼馴染で初恋の男と妹とこっちに来るからかっこいいところを見せたい…?」 照「……」コクン 菫「…というか幼馴染に妹ならお前のポンコツはばれているんじゃないか?」 照「そんなことはない、京ちゃんは私のこと麻雀強くてかっこいいお姉ちゃんだと思ってる」ペラッ 菫「かっこよくするにはか……お前も私の漫画勝手に読んでないで自分で考えろ」 照「だから漫画読んで勉強してる……よしっ!」 菫「待て、一体何を理解した」 照「大変参考になった、これならいけるかもしれない」 菫(嫌な予感しかしないんだが…) 照「……」ソワソワ 咲「おーい! おねーちゃーん!」 京太郎「ちょっ! お前駅で大声出すなよ!」 照(来たっ!!) 咲「直接会うのは夏以来だね」 京太郎「てっ…照さんお久しぶりです!」カ...
  • h54-44
    「京ちゃん……」 微かに震えている小さな咲の呟き。おそらくこれは恐怖からくる震えではない、と京太郎は思う。 見ればわかる。 濃い榛色の眸は儚く揺れ、丸みを帯びた頬には朱が昇り、小さく形の良い耳が紅潮している。 それら全てから、確かな期待を見て取れるのは、京太郎の錯覚ではない筈だ。 彼女の手が抱き着くように背に回され……指先が弱々しくシャツを掴んでくる。 それに応えるように右手で咲の頬を一度撫で、髪を梳いてやると、嬉しげな微笑みが返ってきた。 薄く桜色の紅が引かれた咲の唇に、自然と視線が吸い込まれた。 あどけなさを残す面に瑞々しく色付いたそれは、可憐でしかし艶麗で、少女と女の危うい境界線を否応なく感じさせる。 目が離せぬままに、ゆっくりと流れる静けさを伴った時間。 ふと、咲を押し倒し下着姿へと剥いてから、どれ位たっただろうと、脳裏に浮かぶ。...
  • h54-51
    京太郎「ふ~、女だらけの控え室は気が滅入るぜ」すたすた 京太郎「お、ラウンジあるじゃん、入ろ」がらがら ── 明華(さ……喉の調子を整えておきましょう……) 明華「AAAA~☆☆」 がらがら 京太郎「う、うわあああ!!」がしゃがしゃがしゃん 明華「!?」びくぅっ 京太郎「耳が腐るかと思った!」 明華「……」 京太郎「ここがどこだか知らないんですか?」 京太郎「高校生の麻雀大会の会場ですよ。音楽家さんはお断りです」 明華「すいませんでした」くるっ 京太郎「!!?」 京太郎(すげー美人!) 明華「けど、許してもらえますか? 吭が疼くんです」 京太郎「あ、すいません。咎めるつもりじゃ無かったんです。俺は構いませんから、ど、どうぞ、ご自由に」 京太郎(他に人も居な...
  • h54-45
    雨が降りしきる中、淡は公園のベンチにうつむきながら座っていた。 京「淡……そんなところにいると風邪引くぞ」 淡「キョー……タロー……」 ほんの数十分前、インターハイの決勝で淡は咲に負けた。 そして、淡は会場から文字通り飛び出した。 淡「私……負けちゃった……」 京「淡……」 京太郎はそれ以上は言わず、ギュッと淡を抱きしめる。 淡「……キョータロー!」 淡は泣いた。普段は見せることのない弱さ。 京「……次こそは優勝しような」 淡「うん……」 そして二人は雨が降る中、そっと口づけを交わす……。 KISS IN THE RAIN-
  • h54-05
    京「皆さん…その耳…」 一「いやー、あははは(ウサ耳ピョコ)」 純「どう考えても俺には似合わねえだろ…(ウサ耳ピョコ)」 智「…ふふ、ぴょんぴょん(ウサ耳ピョコ)」 透「今夜は、屋敷の人間は皆このカチューシャを付けておりますわ!(ウサ耳ピョコ)」 京「そ、そうなんですか………って全員?まさか!!」 ハギ「…お嬢様がご所望したので(ウサ耳ピョコ)」 京「(照れてる…?) 一「(ほんのり頬染めてるハギヨシさん可愛い)」 純「(俺より似合ってる…)」 智「(隠しカメラで何枚か撮っておこう…)」 ハギ「ああ、それは撤去しましたので」 智「!?」 衣「おお、京太郎来ていたのか!(ウサ耳ピョコ)」 京「あ、衣さん。可愛いですねそのウサ耳」 衣「うむ。いつも着用している...
  • h54-15
    尭深「みなさん、お茶が入りました」 菫「いつもすまないな」 照「」モグモグ 京太郎「サンキュー尭深」 照淡菫「!?」 誠子「あっ」 京太郎「……あ、やべ」 淡「ちょっとなになになになに!どーゆーこと!?」 照「なんで京ちゃんが尭深のこと…」 尭深「きょ、京くん…」 照淡菫「キョークン!!???」 誠子「あちゃ~…」 菫「えぇっと、2人はつまり…」 京太郎「あー…実は、はい」 尭深「……////」 菫「亦野は知ってたのか?」 誠子「えぇ、両方から相談されまして」 照「」モグモグモグモグモグモグ 淡「………」 菫「そうだったのか…まぁお前たちなら変な心配は必要ないか…」 京太郎「そういうことなんで、照さんと淡には今までの...
  • h54-18
    晴絵「いろいろ怠い、京太郎やっといてー」 京太郎「おい、教師おい」 憧「ハルエ、しっかりしてよ!」 京太郎「憧の言うとおりだぞレジェンド」 晴絵「わかってるわよー」ヨット 京太郎「たく……阿知賀のレジェンドだからって期待してたのに」 穏乃「あはは、京太郎は去年まで長野に住んでたから知らないんだよね」 灼「しょうがない、今日は私が夜までミッチリとハルちゃんの素晴らしさを……」スクッ 京太郎「勘弁してくれ」 玄「そんなことより京太郎君、麻雀の練習をするのです!」 京太郎「レジェンド、一番実力あるんだから手伝ってくれよ」ハァッ 晴絵「昔はお前のような雀士だったが、膝に矢を受けてしまってな」フッ 憧「衛兵か!」ビシッ 晴絵「たく、しょうがないわねぇ……お見せしよう、レジェンドの打ち筋を!」キリ...
  • h54-14
    京太郎「菫さん、お茶が入りましたよ。休憩にしましょ」 菫「あぁ、そうしよう。すまないな、気を使わせて」 京太郎「いえいえ。先輩のお世話は照さんで慣れてますから」 菫「…私と一緒に居るのに、他の女の話をするなよ」 京太郎「すんませんね、気のきかない男で」 菫「…」 菫「…なんでこんなのに惚れたのやら」 京太郎「そりゃ菫さんの前で良い格好してたからですよ」 菫「全く、お前には騙されてしまったな」 京太郎「騙される方が悪いんですよ」 京太郎「俺は好きですよ。騙されたままでいてくれる菫さんが」 菫「…」 菫「バカ者め」
  • h54-04
    ガラッ 京太郎「おはようごz……誰もいねぇ!」ガビーン 京太郎「あっれ~?早すぎたかな?でも時間は……ぁ、一時間間違えてら……」 京太郎「しゃあない、牌譜整理の続きでもして待ってるか……」 ~~30分後~~ 京太郎「ん~……セーラさんの打ち筋ってやっぱり強引、けどすごく嵌ってるんだよなぁ」ペラ… ペラ… 京太郎「…………はっ!なんで読み耽ってるんだよ、俺!ちゃんと整理しちゃわないと……ん?」 カリカリ 京太郎「何の音だ?扉か?」ガラッ 猫「んな~」スタスタ 京太郎「んね、猫?!」 猫「……」ジーッ 京太郎「なんで、ここに……って、どうかしたのか?」 猫「……」スタスタ クルッ 猫「にゃ~」 京太郎「……まるで誰かを彷彿とさせる行動……まあいいか」ボスン 京太郎「ほれ...
  • h54-34
    一年の秋、俺は今日も今日とて走って屋上へと向かう。 屋上が解放されてるってことを知ってる生徒も少ないからか、そこには俺を待っていた一人しかいなかった。 息を切らしながらその人のもとへ向かって、俺はベンチに座ってるその人の隣に座る。 京太郎「お、お待たせっ……しましたっ!」 まこ「京太郎、昼は長いんじゃからもう少し落ち着きんさい」 京太郎「せっかくの先輩との昼なんっすから、そうはいきませんよ」ハハッ まこ「お、お前はまたっ……」フイッ 顔をそむけられて、俺はまずいこと言っちゃったかななんて思う。 性格にはカッコつけすぎたというか、まぁそれで俺を引くような人ではないとは思うんだけど。 まこ「そ、そんなことよりほれ!」スッ 京太郎「毎日ありがとうございます、先輩!」 まこ「別に構わん、いつも学食とか弁当ばっか...
  • h54-38
    憧「ごめん、待った~?」 京太郎「いや、俺もいま来たとこ」 憧「それじゃ行きましょ」 京太郎「……」 憧「?」 京太郎「う~ん……」 憧「京太郎?どしたの?」 京太郎「なぁ、憧…今日の格好だけど…」 憧「へ?なんか変?似合ってない?」 京太郎「いや似合ってるよ、メチャクチャかわいい」 憧「そ、ありがとっ」 京太郎「でもなぁ、」 憧「もう、なんなのよ?」 京太郎「ちょっと出しすぎだろ」 憧「はぃ?」 京太郎「足とか肩とか」 憧「あたしは京太郎に見てもらいたいだけよ?」 京太郎「それは分かってるし嬉しいんだけど、他のやつにも見られると思うとなぁ……」 京太郎「ごめんな、これからデートだってのに変なこと言って」 憧「まったく…しょうがないなぁ京太...
  • h54-31
    ふと、目を覚ますとそこは見慣れない天井だった。 なんて思いながら俺は上体を起こして、寝る前のことを思い出すと同時に顔が熱くなってくのを感じる。 ま、まぁしょうがないな、てか別に問題もないよな!いや、あるか……? まこ「おはようさん」 隣に寝ていた彼女がシーツで身体を隠しながら上体を起こす。 京太郎「お、おう!」 まこ「ん、今更緊張しとんじゃろ」クスッ 京太郎「そ、そんなことねぇぞ!」 俺がそう言っても、俺の前にいるまこは笑っているだけだった。 まこ「まぁ、わしもかなり緊張しとるんじゃぞ?」 京太郎「そんな風には見えないぞ?」 まこ「さすがにそんなに態度にはでん」 そう言って彼女は枕元にあったメガネを取る。 まこ「痛っ」 京太郎「大丈夫か?」 まこ「まぁ、まだ違和感があると...
  • h54-16
    京太郎「はい、これが今日のおやつですよ」 照「プリ○ツにポ○キー…どっちもおいしそう…」ジュルリ 尭深「これ手作りなんだよね…ちょっと女の子として自信なくなっちゃうな…」シュン 淡「ねーねー! 私のはないのーっ!」ユサユサ 京太郎「もちろん全員分用意してきたからその手を放しなさい」 誠子「しかしこんな頻繁にお菓子作ってくるなんて色々と大変じゃないのか?」 京太郎「そうですね…半分趣味みたいなうえもう習慣になっているのでなんともありませんね」 菫「だがこれだけ作っていると材料費もそれなりの額になるのではないか?」 照「そこは大丈夫、私のお母さんが京ちゃんにおかし代として払ってくれてるから」モグモグ 淡「というかさーっ! なんできょーたろーはこんな毎日のようにおかし作るようになったのー?」 京太郎「あぁ、それ...
  • h54-12
    洋榎「プレゼントは何がええかなー」キョロキョロ 絹恵「うーん…無難にお酒や花でええんとちゃう?」 洋榎「それやとつまら……って京太郎やん!」 京太郎「あっ、洋榎さんに絹恵さんじゃないですか」 絹恵「おはよー! 京太郎くんも買い物なんか?」 京太郎「はい、ちょっと敬老の日なんでプレゼントでも買ってこいと親に言われまして…」 絹恵「へー、うちらもおじいちゃん達に渡すプレゼント探しにきたんよー」 洋榎「せやけどうちらみたいなピチピチな女子高生には好みがわからんから困っとるんや」 絹恵「京太郎くんはプレゼントもう決めたんか?」 京太郎「俺は適当な花にお菓子の詰め合わせでも付けて贈ろうと考えてますね」 洋榎「なんかおもろないなー」 京太郎「プレゼントって面白さ必要ですかね?」 絹恵「うーん…これが地域差な...
  • h54-30
    インターハイも終わって部長も引退。 そして俺も結構みんなと打つようになっていたけど、相手になるわけがない……と思われたが昔よりも 上手くはなっていたらしい。 飛ぶことはなかったのは、今までの牌譜整理などでちょっとは色々と身についていたということだろう……たぶん! よってとりあえず、打ち方を覚えるために俺は部長からの特命を受けた。 京太郎「いらっしゃいませー」 まこ「良い具合じゃな」 京太郎「もう三ヶ月近くバイトしてますし」アハハ ここ、雀荘ことRoof-Topで他人の麻雀を見ることを言い渡され、俺はただひたすらに……接客をしていた(憤慨) まぁ、たまに誘われたりするから良いけど。 まこ「今日も晩御飯食べてくか?」 京太郎「あー」 一昨日も頂いたしな……。 京太郎「ご迷惑でなければ」 ま...
  • h54-13
    優希「京太郎!」 京太郎「ほれ、バースデータコス」 優希「むぐっ……よく私がタコスをご所望だとわかったな?」 京太郎「お前が俺に要求するのはまずタコスじゃねえか……それと誕生日おめでとうさん」 優希「あっはっはっ、しっかり誕生日を覚えてるのは高ポイントだじぇ!この優希ちゃんの誕生日だ、大いに讃えるがいい!」 京太郎「はいはい、おめでとうございます」 優希「ありがたみが足りないじぇ!」 京太郎「どうしろってんだ」 優希「んふふ、誕生日プレゼントとしてこれから言う私のお願いを聞いたら許してやろうではないか」 京太郎「じゃあいいや」 優希「じょ!?」 京太郎「いや、お前の事だから無理難題要求してくるのは目に見えてんじゃねえか……誕生日プレゼントだからって     出来る事と出来ない事があるぞ」 優希...
  • h54-49
    京太郎「おはようございま~っす!」 照「……おはよう」 誠子「お~、おはよ~」 菫「おはよう、須賀。今朝はちょっと遅かったんだな?」 京太郎「すいません、ちょっと家の用事がありまして……。あれ?淡と尭深先輩は休みですか?」 誠子「ああ、淡なら風邪で休むってさ」 京太郎「え゛!?あの淡が風邪ですか!?小学校の時からあいつだけは一度も風邪なんて引いたことなんて     無かったんですけど……」 菫「私も後輩からそう聞いていたよ。だから心配でな。尭深を見舞いに出したんだ」 京太郎「ああ、なるほど」 照「……京ちゃん、お菓子が無い」 京太郎「うぇ!?もう無くなったんですか?……菫さん、何かいるものあります?」 菫「……すまないな、須賀。インスタントでいいからコーヒーとお茶を買ってきてくれないか?」 京...
  • h54-47
    京太郎「タイトル戦優勝おめでとうございますはやりさん!」 はやり「あはっ☆ありがとね☆京太郎君☆」 はやり「今日は無礼講だから楽しんでね!☆」 京太郎「は、はい!」 …二時間後 はやり「にょんでりゅー?きょーたりょーきゅんー?」 京太郎「え、ええ。いただいでます…」 はやり「んんー?にゃんかげんきにゃいじょー?ほんとににょんでるのかにゃー?」 京太郎「だ、抱き着かないでください!程々にいただいでますよ!」 はやり「むふふー。きょーたろーくんはあったかいなー」 京太郎「胸!胸が顔に!」 はやり「……。好き。大好き!」 京太郎「ほぇ?」 はやり「きょうたろうくんをはーやーりのおーむーこー-さーんにすーるー」 京太郎「はいはい結婚しましょうねー。さ、寝ますよ?」 はやり「…...
  • h54-02
    優希「タコスタコスー♪」 京太郎「……」 優希「んー?どうした京太郎。私の顔に何かついてるかー?」 京太郎「いや……ずっと見てて思ったんだけどさ」 優希「ずっと見てた……はっ、とうとうこの優希ちゃんの美しさがわかったんだな!?」 京太郎「お前って犬っぽいよな」 優希「じょ!?」 京太郎「タコス食ってる時とか尻尾を振ってるのがすげー見える」 優希「だ、誰が雌犬だ!このエロ犬!」 京太郎「なんか変換に悪意を感じるぞ!?つうか誰が犬だ!」 優希「京太郎に決まってるじぇ!」 京太郎「こ、この野郎……」 優希「だいたいタコスを食べてる時は千歩譲ってそう見えるとしてもだ!それ以外に私に犬要素なんてどこにもないじぇ!」 京太郎「そうか?その飾り着けてる時のお前って結構犬っぽいぞ?」 優希「むっ...
  • h54-11
    桜子「麻雀もう飽きたー!!」クワッ 凛「いきなり声デカッ!」 桜子「ドラをかっこよくめくる練習しよ~」クルッ ひな「京ちゃんが弱すぎるせい」ズバァッ 京太郎「……ゴメンナサイ」 綾「そ、そんなことない!……と思いますっ!」 京太郎「ありがとう綾ちゃん!」ナデナデ 綾「あぅ、子供扱いしないで下さいよぅ……///」カァッ 凛「でもさっき京太郎お兄さんを、倍満直撃で飛ばしてたよね?」 京太郎「……さっきはよくもー!」ペシンッ 綾「えぇー!?」ガーン 京太郎「この恨み、いつかやり返すからな綾ちゃん!」 綾「い、今叩いたじゃないですかー!」 凛「もー……子供じゃないんだから」 京太郎「凛ちゃんは大人だなー」 桜子「あ゙」ビシッ! 京太郎「痛デェ!?」 ...
  • h54-03
    部室の扉を開こうとして、その手が直前で止まった 中の話し声が酷く耳に障り 私は扉の前で蹲る 最近こんなことが多い 入ったっていいのに怯えてばかり 和「では須賀くんは、本当に誰とも付き合ったことがないんですか?」 京太郎「そういう機会もないし、中途半端なのも嫌だしな」 京太郎「それに今、なんか麻雀が面白くてさ。当分は恋愛とは縁が無さそうだ」 和「そうですか……残念です」 京太郎「えっ? 和なら喜んでくれる話だと思ったんだけどな」 和「ふふ。麻雀の楽しさに気付き始めてくれたのは、もちろん嬉しいですよ」 和「初心者に楽しんでもらうのは私としても気持ちのいいコトですから」 京太郎「はやく脱初心者・したいんだけどな……はは」 和「須賀くんならすぐですよ」 和「それより、当分恋愛無し、というのは残念に思いますね」 ...
  • h54-17
    2年生になって、大会があって、必死で麻雀の練習をしても結局結果はわかりきったようなもんだった。 個人戦、県予選を突破もできずに醜態をさらした俺は、今度こそ周囲からも『清澄の面汚し』なんて言われる。 京太郎「俺、どうすりゃいいんだろ」 学校の屋上―――後頭部で柔らかな感触を確かめながら言う。 そうしたら、俺の視界一杯に映る彼女は、優しい笑顔を浮かべた。 まこ「どうせんでもええ、今まで通りでええじゃろ」 でもそれじゃ、俺はいったいこれからどうすれば良いんだろう。 後輩も俺に失望したはずだ。 まこ「ちなみに後輩たちは、誰もお前に文句は無いみたいじゃったぞ」 京太郎「そうやってすぐ俺の心を見抜く」 まこ「年上じゃからな」フフッ 俺より一つ上、なのにもっと年上の包容力があるような笑みで俺の“彼女”は笑った。 ...
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