咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h86-03」で検索した結果

検索 :
  • h86-03
    京太郎「ふぅ・・・・頼まれたもの、運んできましたよ部長」 久「お疲れ様、須賀君。温泉にでもつかってゆっくり休みなさい」 京太郎「ええ、そうします。朝から色々と大変でしたからね・・・」コキコキ まこ「この旅館の温泉は疲労回復に効くと有名じゃからのう」 京太郎「それは楽しみですね。んじゃあ、行ってきます」 咲「行ってらっしゃい京ちゃん」 京太郎「さーて、風呂だ風呂だ~♪」 ガラッ・・・ 健夜「お先に失礼してるよ~」アラサーン 咏「さあさあ、少年も温泉ですっきりしていきねい」ウタターン 理沙「熱烈歓迎!」ノヨリーン はやり「こっちこっち☆私の隣が空いているから遠慮なく来てね☆」ハヤリーン 良子「いえ、こっちですよボーイ。私の胸の中へワンチャンダイブです」ノーウェーイ ...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 86
    h86-01 京怜竜 h86-02 京咲衣 h86-03 複数 h86-04 京咲和 h86-05 京淡 h86-06 京玄 h86-07 京咲恒 h86-08 京咲 h86-09 京咲 h86-10 京咲 h86-11 京咲 h86-12 京和憧 h86-13 京小春霞 h86-14 京玄 h86-15 京咲和 h86-16 京咲優 h86-17 京久 h86-18 京久咲 h86-19 久まこ h86-20 京・清澄 h86-21 京和 h86-22 京咲優 h86-23 京憧 h86-24 京咲照 h86-25 京・清澄 h86-26 京玄 h86-27 京・阿知賀 h86-28 京咲和優 h86-29 京憧穏晴 h86-30 京咲和優 h86-31 京咲和優 h86-32 京・清澄 h86-33 京久 h86-34 ...
  • カップリング別SS1
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 清澄久 優希 和 まこ ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 清澄 05 清澄・照・美穂子 06 05の続き 07 清澄・智紀・透華・小池・池田 08 清澄 12 07の別バージョン 47 清澄 49 清澄 65 清澄 66 清澄 71 清澄・照・池田 85 清澄 89 清澄 105 清澄・鶴賀・龍門渕・風越 113 清澄 h3-6 清澄 h3-8 清澄 h3-11 清澄 h3-16 清澄・鶴賀 h3-27 清澄 h4-19 清澄・咏 h4-19a h4-19...
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • h86-01
    京太郎「部長の命令で千里山のお手伝いに来たものの・・・」 怜「なんや京太郎?なんか不満そうな声をしとるけど・・・」 京太郎「いえ、どうして怜さんが1時間も前から俺の事を後ろから抱き締めているのか・・・」 怜「そりゃあ京太郎を怖い人から守る為に決まっとるやん。先輩として客人である京太郎を守るのは当然の事やで!」スリスリ 京太郎「なら、どうして身体を俺に擦り付けてくるんでしょうか?」 怜「あ~、なんだか眠くなってきたわ~。誰かさんの膝枕で一眠りしたい気分やわ~」ゴロゴロ… 京太郎「人の話を聞いてくださいよ」 竜華「うちのトキをよくもうちのトキをよくもうちのトキをよくも・・・・」ブツブツ 京太郎「ほら、竜華さんも物陰からブラックオーラを出してますし、そろそろ離れた方が・・・」 怜「やや!こんな所に素...
  • h86-04
    咲「京ちゃん、京ちゃん」 京太郎「何だよ咲?」 咲「京ちゃんって大きな胸が好きだよね」 京太郎「まあな、男なら普通だろう?」 咲「私は女の子だから分からないよ。あんな脂肪の塊、何が良いの? 大きいと将来間違いなく垂れるよ」 京太郎「そうなのか?」 咲「和ちゃんなんて絶対に直ぐだらしない胸になるね」 和「酷いですね。僻みですか?」 咲「事実だからね。あの私服を着てるときとか絶対にブラしてないよね? そういう慢心が垂れる原因なんだよ」 和「……咲さんはそもそも垂れる心配がなくて羨ましいですね。肩凝りとかにも無縁そうですし」 咲「あ? 見苦しいよりマシだよね。永水の大将だった石戸さんってよく見ると垂れてないかな? あれ? 比べてみると和ちゃんも……」 和「SOA!!! 目が腐ってるんです...
  • h86-09
    咲「京ちゃん」 京太郎「どうした?」 咲「須賀くん」 京太郎「うん?」 咲「き、京太郎」 京太郎「お、おう?」 咲「京太郎…さん」 京太郎「…」 咲「あ…あな、た」 京太郎「…おう」 咲「…やっぱり京ちゃんは京ちゃんだね!」 京太郎「はいはい、京ちゃんですよ」 カン!
  • h86-02
    京太郎「ううう・・・」クラッ 咲「ど、どうしたの京ちゃん!?かなり体調が悪そうだよ?」 京太郎「実はハギヨシさんの紹介で、天江衣さんの付き人のアルバイトをしているんだが・・・昨晩はずっと天江さんに付きっきりで一晩中休ませてもらえなかったんだ・・・」クラクラ 咲「ひ、一晩中付きっきりだって!?」ドキン 京太郎「俺も休ませてくれって頼んだんだが、衣さんは何度も何度も俺に・・・」 咲「ゆ・・・許せない・・!私の京ちゃんにそんなひどい事を・・・!」ゴゴゴ・・・ その晩 衣「次はシンデレラを読んでくれきょーたろー!」ニコニコ 京太郎「ま、またですか衣様・・・そろそろ眠らないと・・・」 衣「うう・・・きょーたろーは衣に本を読むのが嫌なのか?」ウルウル 京太郎「ぐっ・・・・!わ、分かりました衣様・...
  • h86-06
    M「同志、春は短しと言うようにおもちの旬も決して長くはないのです」 S「つまり、座して見ている暇はないというわけですね」 M「その通りなのです!」 S「やはり大きなおもち主ほど輝きは短いと?」 M「自重によっておもちが崩れていくのです。もちろん早い段階から万全のケアを行っていれば違うのですが……」 S「自意識が大切なんですね」 M「ずぼらな子はせっかくのおもちを台無しにするから許せないのです。まあ、きっちりしていようと危ない子もいるのですが……」 S「ほう、例えば誰ですか?」 M「姫松の愛宕絹恵は危ないかもしれないのです……」 S「それはまたどうしてですか?」 M「激しい運動はおもちの敵! 彼女のようなスポーツ少女はおもちを支えるクーパー帯が傷ついている可能性があるのです」 S「靭...
  • h86-07
    咲「どうしてすこやんは京ちゃん家のペットのカピパラの名前を知ってるの?」 恒子「それはね、すこやんが若い燕の情報を血眼に集めているからさ!」 咲「どうしてすこやんは若い男性の情報を集めているの?」 恒子「それはね、婚姻適齢期が迫り焦っているからさ!」 咲「どうしてすこやんには恋人がいないの?」 恒子「それはね、実家住まいのジャージで家事も母親任せのダメな女性だからさ!」 咲「どうしてすこやんはそんな風なの?」 恒子「それはね、アラフォーだからさ!」 咲「どうしてすこやんは怖い顔で私たちを見てるの?」 恒子「それはね、私たちを怒るた……げっ!?」 健夜「ふふ、覚悟は良いかな?」 カンッ!
  • h86-05
    京太郎「あれー?」ゴソゴソ 淡「どったのキョータロー?」ゴロゴロ 京太郎「や、俺の棒アイスが無くてなぁ…」 淡「棒アイス?」 京太郎「うん」 淡「あー…ごめん、さっき食べちった」 京太郎「えぇ、マジかー…」 淡「代わりにカップアイスあげるから許してくれめんすー」ゴロゴロ 京太郎「全然謝る態度じゃねえよな…もらっとくけど…おぉ、シャビィじゃん。懐かしい」 淡「昨日スーパーで偶々見つけたんだー。レモンとオレンジ好きなの食べて良いよー」 京太郎「んじゃありがたく…ここは王道のレモンだな」 淡「そー言えばさー」 京太郎「んー?」シャクシャク 淡「何かそれと似たアイスなかったっけ?名前忘れちゃったけど」 京太郎「サクレか?」 淡「あー、そう...
  • h86-08
    咲「雨だね京ちゃん」 京太郎「梅雨だしなあ。ジメジメして鬱陶しいわ」 咲「…でも、私は結構好きかな」 京太郎「奇特なやつだな…」 咲「あはは…だって…」 咲(こんな風に、していられるから)相合傘 京太郎「?」 カン!
  • カップリング別SS2
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 阿知賀穏乃 憧 玄 宥 灼 晴絵 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 阿知賀 h7-4 阿知賀 h11-29 阿知賀 h11-31 阿知賀 h15-6 阿知賀 h16-55 阿知賀 h17-75 阿知賀 h18-22 阿知賀 h21-71 阿知賀 h27-25 阿知賀・咲・和・久 h29-27 阿知賀 h31-38 阿知賀・清澄 h32-49 阿知賀 h33-27 阿知賀 h33-33 阿知賀 h34-78 阿知賀 h35-65 阿知賀 h36-57 阿知賀 ...
  • カップリング別SS7
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 白糸台照 菫 淡 尭深 誠子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 白糸台 36 白糸台 38 36の続き 48 38の続き h4-35 白糸台 h5-23 白糸台・咲 h12-37 白糸台(尭深メイン) h12-43 白糸台 h15-64 白糸台 h22-16 白糸台 h26-46 白糸台(淡メイン) h26-65 白糸台 h27-50 白糸台 h28-04 白糸台 h28-16 白糸台 h28-34 白糸台 h28-70 白糸台 h29-26 白糸台 h30...
  • カップリング別SS4
    ...h85-18 多数 h86-03 多数 h86-42 多数 h86-44 多数 h86-49 多数 h86-55 多数 h86-106 多数 h87-03 多数 h87-12 多数 h87-23 多数 h87-52 多数 h87-78 多数 h87-103 多数 h87-106 多数 h87-113 多数 h88-11 多数 h88-41 多数 h88-54 多数 h88-55 多数 h88-66 多数 h88-80 多数 h89-10 多数 h89-19 多数 h89-20 多数 h89-40 多数 h89-45 多数 h91-20 多数 h91-35 多数 h91-39 多数 h91-40 多数 h92-16 多数 h93-02 多数 h93-25 多数 h93-41 多数 h94-11 多数 h94-40 多数 h95-09 多数 h96-24 多数 h96-40 多数 h96...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • カップリング別SS3
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 永水小蒔 初美 霞 春 巴 宮守豊音 白望 エイスリン 胡桃 塞 姫松洋榎 絹恵 恭子 漫 由子 郁乃 臨海智葉 明華 ネリー ハオ ダヴァン アレクサンドラ 有珠山爽 由暉子 揺杏 成香 誓子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 永水 h4-38 永水 h4-41 永水 h7-44 永水・照・良子・和・淡・桃子・憩 h16-58 永水 h25-46 永水 h26-35 永水 h26-38 永水(春メイン) h28-51 永水・清澄 h33-25 永水 h36-05 永水 h36-5...
  • h86-103
    ハギヨシ「京太郎くん、次は玄関口の掃除をお願いします」 京太郎「了解しました、師匠!」 ハギヨシ「ですから私は師匠ではなくただの同僚ですよ、京太郎くん」 純「ちーっす、ヨッシー昼食のメインは何にする?   透華はステーキ、衣がハンバーグで争ってるんだけど」 京太郎「あ、純さんおはようございます」 純「よ、慣れたか京太郎? なんならオレがいろいろ手ほどきしてやるぜ」 京太郎「それはまた今度で、これから俺は掃除ですんで」 純「あー、チャンス逃しちまったな」 ハギヨシ「井上さん、あまり同僚に粉をかけるのはどうかと」 純「それなら国広君や智紀にも言ってくれよ、ぶっちゃけうちの全員が狙ってるだろ?」 ハギヨシ「言っているんですが聞かないんですよ、困ったものです」 一「京太郎くんお掃除...
  • h86-86
    某有名四コマ漫画からネタを拝借 みんな大学生になってると思いねぇ ピンポーン 咲「京ちゃん、入れて欲しいな……」 京太郎「おい。今何時だと……まぁいいや。どうしたんだよ」 咲「いやね。みんなで麻雀やってたら終電なくなっちゃって、泊めてほしいなって」 京太郎「おい。ったく、しゃーねぇな。まあ布団もお前用があるし別にいいけどさ」 咲「あのね、だからね京ちゃん、『みんなで』麻雀してたんだ」 ネリー「京太郎いいアパートに住んでるね!広い上に防犯や防音もばっちりそう!節約もかねて同棲しない?」 淡「きょーたろー!はやくいれろー!」 シズ「ねーねー、京太郎!カップ麺とかある?」 京太郎「……おい」 咲「……えへっ」 カンッ
  • h86-29
    京太郎「て、転校生の須賀京子です、よろしくお願いします」(裏声 憧「ぷふっ」 憧てめえ、あとで覚えてろよ! 穏乃「きょうた、じゃなかった、京子がんばれ!」 今まさに頑張ってるところだよ! スカートなんか着て女子高で頑張りを強いられてるよ! 京太郎「しゅ、趣味は麻雀です」(裏声 憧「雑用じゃないの? 麻雀弱いじゃん」(ボソ 聞こえてるからな! 下手の横好きなんだよ、悪かったな! 京太郎「中学はハンドボールをやってました」(裏声 晴絵「それで背が高いんだな、うんうん、女の子からモテるでしょ?」(笑 レジェンド、てめえが担任とはどういうことだ!? しかも話を広げようとすんな! 京太郎「そんなことないですよ」(裏声 晴絵「えー、どうかなー、旅館の子とか和菓子店の子とか神社の...
  • h86-98
    清澄高校麻雀部がなぜ全国優勝できたのか その答えに多くは大将宮永咲とインターミドルチャンプ原村和 そして采配をした竹井久の名があげられることが多い しかし筆者はここで陰の功労者である一人の男子部員に着目した 彼の名は須賀京太郎、雑務・雑用を一手に引き受け、出場メンバーが麻雀に集中できる環境を用意した それだけではない、影に日向にと部長の竹井久を支えていたのだ そして最後に外部にはあまり知られていないことだが、麻雀部員のモチベーションを上げる切欠でもあった 清澄麻雀部では日常的に賭け麻雀が行われていたのである、賭けと言っても金銭的なものではない 少女Yは帰りを共にし好物を共に食べる権利を求めた、少女Mは実家の手伝いとして家で共に過ごす時間を求めた 少女Hは名前を呼んで手をつなぐ権利を求めた、少女Nは麻雀指導と称して密着授業の権利を求めた ...
  • h86-55
    父親はマゾの敏腕刑事、母は元SMクラブの女王様 その二人の正義感と変態性を受け継いだ青年京太郎 普段の彼は麻雀部に属していながらも未だに麻雀の腕は未熟、 やってる事は雑用という冴えない日々を送っていた。 そんなある日、銀行強盗に襲われた幼馴染の咲を助ける為に 変装するつもりでマスクを被ったつもりがパンティーを被ってしまった京太郎。 だがその瞬間、京太郎は今まで経験した事も無いエクスタシーとエモーションを感じ 変態の血が覚醒した彼は無敵のヒーロー変態仮面へと変態…もとい変身したのであるッ!! 一「ぎゃーーー!!へ、変態だぁー!!!」 京太郎「君にだけは言われたくないな」 宥「わわわわ…さ、寒そう……」カタカタカタ 京太郎「問題は無い。私は見られて火照るタイプさ」 ハ...
  • h86-64
    愛宕母「お前らええか。ウチらは男女交流原則厳禁や。交際なんて以ての外。地元関西では町の何処に目があるか分からん」 愛宕母「でもな、流石に東京までには監視の目は届かん! お前ら! チャンスやぞ! 東京で、青春のアバンチュールを体験する絶好の機会や!」 女子ども「うおおおおおおおおおお!!」 愛宕母「よしよし。落ち着け飢えた獣ども。……しかもや。今回はな、長野代表に男子部員がおって、しかも大会に帯同するっちゅう話や!」 女子ども「!?」 トキ「おのれ共学ぅ……貴重な資源(男子)を独り占めしおって」 りゅーか「だけど男子が大会に来るんやってトキ! ウチめっちゃ嬉しいわ」 愛宕母「しかも分かってるかお前らァ……全国来るレベルの高校やぞ。つまりな」 愛宕母「麻雀バケモノ連中に慣れとるって訳や! 喜べぇ! お前らが本気で打...
  • h86-32
    久「ねえ咲、あなた最近調子に乗ってない?」 咲「は? いきなりなんですか部長」 久「確かに、確かにうちで一番強いのはあなただと認めているわよ   勝率も点数調整能力でもあなたに敵う子はうちにはいないわ、だからこその大将だし   でも、ちょ~っと須賀くんを独占しすぎじゃないかしら?」 優希「異議なしだじぇ部長!」 和「咲さんと同じくらい須賀くんに手間をかけさせている優希が言っても説得力は……」 まこ「それに久も京太郎をこき使っとるじゃろ?」 久「ちっちっち、それは違うわ、私が言いつけているのは部の用事であり全員のため   優希はテンションがそのまま成績に直結するから仕方のない部分はある   で~も、咲は別に須賀くんである必要はないわよね? 迷子防止ならだれか一人ついていればいいんだし」 和「一理はあるかもしれませんが」 ...
  • h86-46
    玄さんと憧は露骨すぎ 玄さんは『家が大変なのでお手伝いさんが欲しいよー』(チラチラ とか言って京太郎を家によく泊まらせてる 『バイトくんにお客さんの部屋は使わさせられないからね』 なんて言って布団を横に敷いて寝てるらしい 私にはない胸であわよくば京太郎を誘惑するつもりなんだ! 憧は中学になってから明らかにオシャレに気を使って女子らしくなった 京太郎の傍にいるために阿太中なんて聞いてない、麻雀のためって言ってたのに嘘つき すっかり騙されて私は何も考えず阿知賀に行っちゃったじゃん! 親友をだますのが計算なわけ? そういうことで怒った私は憧とあんまり連絡とってない 一方、女の子らしさの欠片もない私は山で京太郎を連れまわすことしかできない 楽しいよ? 変わらず一緒に遊んでくれるのはとっても嬉しいよ? でも、これ完全に友達のノリじ...
  • h86-65
    「京ちゃん、子供が出来たの。認知してくれる?」  彼の表情が驚きに染まり、困惑に変わる。  早々と回転し出す思考が答えを出すよりも早く、私は牽制するように次の言葉を告げる。 「大丈夫、奥さんと別れてなんて言わないよ。それにすぐじゃなくていい。いつか、子供の父親だって正式に認めて欲しいだけだから……ダメかな?」  既婚者だと知りながら、私は彼に近づいた。  そして、お酒の力で判断力を鈍らせて身体を重ねた。一度、一線を越えてからはずるずると関係が続いている。  小さな頃から彼が好きだった。  初恋を忘れられない愚かな女。  ずっと、ずっと、離れていていても何時までも彼が好き、愛していた。たとえ彼が他の女と結婚していようとも諦められない程、どうしようもなく…… 「彼女が亡くなってからか、京ちゃんが死んじゃったらか、私が死んでからで...
  • h86-89
    「京ちゃんは、部活どうするの?」 「あー……ハンドボールかな」 「そうなんだ」 同じ高校に入学した京ちゃんに気になっていた質問をしてみる。 やはり、というか変わらずに運動部に入るようだ。 その事にほっとし、手を胸に置いて息を吐いた。 「お前こそ……どうするんだよ」 「えっ……私?」 「そうだよ、やりたいことないのか?」 「……えっと」 思わない言葉に面を喰らい、言葉に詰まってしまう。 それでも何とか答えようと幾つかの部活を頭に思い出す。 その中には勿論麻雀もあり、お姉ちゃんの姿が思い浮かぶ。 「……何かあったか?」 「うん、特にないかな」 私が喋るまでの間、静かに待っていてくれた京ちゃんに笑顔で言う。 お姉ちゃんとの関係をどうにかしたいと思うけど、麻雀をしたいとは思わない。 「そっか」 ...
  • h86-31
    和「須賀くん私とエッチなことしませんか?」 ((((こいついきなり何を?)))) 京太郎「……は? すまん、よく聞き取れなかったみたいだ、もう一度言ってくれ」 和「須賀くん私とセックスしましょう」 咲(この腐れビッチが!) まこ(の、和が、壊れおったぁ……) 京太郎「……えっと、冗談だよな?」 優希(え、えっ? 和ちゃん、嘘だよな?) 和「いえいえ、冗談じゃありませんよ」 京太郎「……マジで?」 和「はい。私のxxxxに須賀くんのxxxを突っ込んでxxxして、xxxxxxxxもしたりとかしませんか? xxxxxやxxxxをしても良いですよ?」 久(ちょ、ちょっと、そんな恥ずかしいことまでしたいの!?) 咲(ワタシノキョウチャンヲタブラカヂテンジャネエゾインピー) ...
  • h86-28
    優希「やったじぇ!」 和「何か良いことでもあったんですか?」 優希「暇潰しに占いをしてみたら、私と京太郎は良い感じな結果が出たんだじぇ」 和「占いですか……」 優希「むっ、その顔は信じてないなのどちゃん」 和「そんなオカルトはありえませんから」 優希「乙女なら占い位は信じれば良いのに」 咲「和ちゃんだからね」 優希「そうだな、のどちゃんだもんな」 咲「ねえ、優希ちゃん。私と京ちゃんについても占ってくれる?」 優希「分かったじぇ!」 優希「あちゃ……はい、咲ちゃん」 咲「…………!? こ、こんなの絶対おかしいよ!」 優希「残念な結果でドンマイ」 和「見せてもらっても良いですか?」 咲「ううっ……間違ってるよね?」 和(一緒にいると良さ...
  • h86-56
    「っつーかずっと貼ってたら火傷しね?」 「それもそうですね。着替えるためにどこか……あ、あそこにしましょう!」  須賀君が心配してくれました。私もちょっと心配だったのでお着替えは用意してあります。  どこか良い場所がないかと見回すと、お城のような建物が見えました。  待ち合わせ場所をここにしたのは正解でしたね。後は須賀君に抱きついて誘導すればリーチです。 「え? あれって……ラブホテルじゃ」 「ほら、行きましょう須賀君。早くしないと火傷しちゃいますから、手伝ってくださいね?」  目に迷いを浮かべた須賀君を見つめる私の顔は取り繕えているでしょうか。  カメラの準備もしっかりしないといけませんし……頬が緩みそうで大変です。 この後無茶苦茶ハメ撮りした――――                  ...
  • h86-90
    「ふふん……衣の勝ちだな」 「っ!!」 「はぁ……」 大星淡は誰も居ない廊下を一人歩く。 先ほどまであった戦意もなくなり、泣きそうになる。 憧れの照を追いかけて入った、麻雀部。 誰よりも傍に居て戦って、誰にも負けないと思っていた。 (甘かったのかな……負けるのかな) 残り半局あるが、相手の弱点もわからず、このままだと二の舞になって終わる。 そう思ってしまえば、心が折れ星の光も輝きを失った。 「っ……ひくっ」 心が折れてしまえば後は簡単だ。 気持ちが滑り落ちるように隕石のように燃えカスとなり落ちていった。 歩くごとに涙が溢れ出し、照を含め他の先輩や和、レギュラーを落ちてしまっても応援してくれた優希の顔が浮かぶ。 悔しくてたまらない、それでも泣く以外に何も出来なかった。 「……何泣いてんだよ...
  • h86-70
    京太郎「俺、最近タコスのこと好きになったんだ」 咲「え? いつから?」 私は京太郎と咲ちゃんの会話に思わず足を止め、物陰に隠れたんだ 京太郎「いつのまにか、な 最初は好きでも何でもなかったのに、今は魅力的に感じる」 咲「へえ、優希ちゃんがきいたらきっと喜ぶよ」 こ、これはそうなのか!? ついに私のアプローチが功を奏したのか!? 京太郎「今も外見がいいとは思わないんだがやっぱ中身がな」 咲「ああ、一度知っちゃうとそう思うよね、やっぱり大事なのは中身だよ」 間違いないじぇ! この私についに春が来たんだ! 京太郎「最初は必要に迫られてただけだけど、今じゃやめられないぜ、『タコス作り』」 優希「紛らわしいんだじぇ、この犬―!」 京太郎「うわ何するんだこの馬鹿! 痛いだろうが!」 ...
  • h86-49
    「須賀くん、今晩どうですか?」  顔を赤らめながら上目遣いに和は口にし、俺の手を掴み自らの太股の間に挟み込む。  むっちりとした柔らかくもスベスベとした肌の触感、押しつけられる柔らかい胸と彼女の良い香りに情欲が煽られる。 「あ、ああ、何時もの部屋で待ってるよ」 「今日は寝かせませんからね♪」 「はは、……お手柔らかに」  了承を受けて和は身を離す。彼女に誘われたら断る術を持つ男子はいないだろう。それだけ彼女は魅力的な美少女だ。  ただ、個人的にはあんなはだけた私服はもっての外だし、もう少し慎みを持って欲しいとも思う。 「のどちゃんだけずるいんだじょ! 私も参加するからな!」  俺たちの会話が聞こえていたのか、優希は強引に予定に割り込もうとする。 「はあ、優希はやるだけやって自分が満足したら寝ちゃうからな...
  • h86-68
    これは夢か、ドッキリか? 咲「京ちゃん、私たち京ちゃんのことが好きなの」 優希「でも私には咲ちゃんものどちゃんも裏切れないんだじぇ」 和「ですから話し合って決めたんです、三人で須賀くんのものになればいいと」 咲「でも平等じゃないと許さないんだからね」 優希「犬はすぐにのどちゃんにつられそうだからな、そこは監視させてもらうじょ」 和「そのために四人で一緒に暮らしましょう、親御さんの許可は既にもらってるんです」 部長、その辺の角でプラカード持ってるんでしょう!? 早く出てきてくださいよ! 和「では私たちの新居に案内しますね」 優希「ベッドはキングサイズだからみんなで寝られるじぇ」 咲「えっと、これからもよろしくね、京ちゃん」 おい、腕を三人で引っ張るな、染谷先輩、染谷先輩助けて! こい...
  • h86-92
    優希「"不幸"と"踊る"っちまったじぇ……」 京太郎「不用意に出した一筒でトリロンとかお前は俺か」 優希「京太郎っ私の気持ち解ってくれるのはお前だけだ!」 京太郎「わかったわかった、帰りにタコスくらいは奢ってやるよ」 優希「約束だからな!」ニヤリ 咲「!?」 和「!?」 久「……」ギッ まこ「おお、怖い怖い」 カン
  • h86-47
    穏乃ちゃんと憧ちゃんは露骨すぎなのです 穏乃ちゃんは学校が離れても気軽に京太郎くんを呼び出し、山に行って二人っきり 一緒に何かを成し遂げると二人の中はぐっとアップらしいのです、本に書いてた! だから穏乃ちゃんと京太郎くんは絶対昔より仲良し! 穏乃ちゃんは積極的だからとても困るのです、いつでも京太郎くんの傍に寄っていくんだから 憧ちゃんにいたっては京太郎くんと同じ中学に行くという孔明にも勝る策士っぷり! 発想で完全に負けたのです しかも、しかもぐぐんと女の子らしくなっていて皆が見とれるレベルの美少女に! 元のロリロリしい外見に完全に油断していたのです、磨けば光る原石だったなんて この松実玄の目をもってしても見抜けなかった…… 一方、私は家で都合よくバイト募集してたので京太郎くんを誘うことしかできなかったよ 勇気を出して同じお部屋で...
  • h86-48
    今にして思えば中一のときの穏乃と憧と玄さんはあまりにも露骨でしたね 須賀くんを巡る三つ巴を横から見ていて、どこがそんなにいいのかと首をかしげたものです まあ、私には関係ないのでどうぞご勝手にって思っていました 誰が勝っても友人なのですから、素直に祝福しますよ私は そんな風に思っていたのですが、私は勝者が誰なのかを知る前に長野へと引っ越してしまいました 親の転勤のせいとはいえ、やはり友人と離れるのは寂しいものです 離れてしまうのなら友人なんて最初から作らなければ……なんて一時期は考えました でも、そんなネガティブな気持ちは優希との出会いと高遠原中学の麻雀部に誘われたおかげで消えました 運もありインターミドルチャンプにもなれましたしね、団体戦は残念でしたが 今日からは優希と同じ進学先、清澄高校の1年です タコスにつられた優希についていっ...
  • h86-41
    「なあ、久。なんでおぬしは京太郎にあんな無茶をやらせるんじゃ?」  そうまこに尋ねられたとき、私は咄嗟に答えることができなかった。いつもなら飄々と口が回るはずなのに…… 「パソコンも雀卓も必要なのは分かるがのぉ、唯一の男手とは言っても限度があるじゃろ?」 「そうね、……次からは気を付けるわ」  心にもない返事だと、彼女は気づいていただろうか。  最も信頼している仲間から忠告を受けようと、私は彼を体の良いように使うことを止めなかった。  優希の我儘を諌めるどころか加速させ、本来なら自分で用意させるべき好物のタコスも彼が準備するのが当然との空気を作る。  迷子になりがちな咲への有効な対策方法を思い浮かびながらも、そ知らぬ顔で彼を奔走させる。  和やまこが指導する時間を削り、雑用として馬車馬の如く働かせた。  彼をのけ者にす...
  • h86-77
    優希や咲が羨ましい 須賀くんとの距離が近いこともそうだけれど、私にはあんなに素直になれない 和が羨ましい 誰もが羨むスタイルで須賀くんの視線を独り占め まこが羨ましい 須賀くんが困った時にまず相談するのはまこ 私はと言えばからかったり、必要もない用事を言いつけたり…… これじゃ小学生男子と大して変わらないわ だってだって、普段大人ぶって見せてるけどこれが初恋なんだもの! 須賀くんに気づいてほしい、でも気付かれたら幻滅されちゃう 最初にお姉さんぶって見せたのがこんなところで足を引っ張るなんて 実はキスなんてしたことないし、からかって見せるときだってこっちの心臓もバクバク 好き、好きよ須賀くん、私を好きになって 恋のおまじないくらいしかできない私だけど あ...
  • h86-85
    久「ふーん、須賀君って咲のお姉さんの事は名前で呼んでたの」 京太郎「えぇ、小さい頃からの付き合いで今更ってのも余所余所しいかなと」 久「それでも数年は会ってなかった訳じゃない?それなら短いとはいえ一緒に濃い時間を過ごした先輩の事も名前で呼んでくれてもいいと思うんだけど」 京太郎「一緒に…?」 久「何よ、間違ったこと言ってないでしょ?」 京太郎「少しくらいはその言葉に思うところがあってもいいと思いますけどね」 久「謝ったらそれはそれで一年だから当然です!って言うくせに」 京太郎「そら言うでしょうけど…、というかよく分かりますね」 久「それくらい分かるレベルの仲ってことなんだからもう下の名前で呼んでもいいんじゃない?」 京太郎「そんなに呼んでほしいんですか?」 久「そりゃ一年の子達は名前なのに私...
  • h86-21
    最初は、咲さんと仲良くなるためでした そのために彼女を一番知る彼に話を聞いたんです 京太郎「咲はいつも本を読んでるけどジャンルは意外と浅く広くなんだよな     だからこの辺を抑えておくと大体通用するし、分からなかったらあいつは聞けば説明したがるから」 中学時代を一緒に過ごしたというだけあって、彼の咲さんについての話は終わりがありませんでした 京太郎「人込みで十字路に出たら大体はぐれるから、手か服を持っておくと……」 仲の良さがよくわかる話ばかりで、私はいつしか嫉妬していました 京太郎「咲は辛いのがダメなんだよ、だからカレーも甘口しか食べなくて」 それも嫉妬してしまったのは、彼にではなく何故か咲さんの方にで 京太郎「小動物は好きなのに、大型のを見るとすぐに後ろに隠れてさ」 楽しそうに咲さんを語る彼の顔を...
  • h86-96
    久「今年が最後のチャンス…、是非とも団体戦に出たいわねぇ」 まこ「最低でもそこそこ腕の立つ奴が三人はいる訳じゃし、そんな上手くいくとは思えんがのう」 久「いやいや、この窮地にこそ私の悪待ちが発揮されてって可能性があると思うのよ」 まこ「はいはい、まあわしも待つのはやぶさかじゃないんじゃがな」 久「もし揃ったら毎日遅くまで練習したり合宿してみたり、やりたいことも色々あるわね」 まこ「それもこれも取らぬ狸のなんとやらにならんといいがの」 久「夢が無いわねまこ。んー、しかしそうなると」 まこ「?」 久「五人で練習するなら今まで以上に備品の消耗とか速いだろうし合宿するにしても卓の運搬なんかもネックね。いざという時は業者なんかに頼めるよう部費も多めに取っておこうかしら」 まこ「いくら学生議会長とはいえそれは職権...
  • h86-34
     幼馴染み。  幼い頃から互いのことを知っている間柄。  京ちゃんは幼馴染み。  彼はその中でも特別な、本当に特別な想いを寄せている私の大切な人。  色褪せない数々の思い出、気兼ねなく何でも話せ、困っていたら助けてくれる格好良くて優しい王子様。 「……どうして?」  ほんの少し道を違えるだけで彼は手の届かない遠くへと行ってしまう。  タコスが大好きな天真爛漫な少女と軽快な軽口を叩く息の合った恋人となる。  理想の美少女とも言える胸の大きなあの子と仲睦まじい夫婦となった。  主導権は何時だって年上の彼女に奪われながらも幸せそうに笑う未来。  落ち着いた雰囲気で妻の実家である雀荘を切り盛りして老いていく。  あるいは、両親を喪った寂しがり屋の小さな恋人、日本を代表する財閥令嬢の婿、影の薄い少女を見...
  • h86-10
    咲「京ちゃん、私は今怒っています」 京太郎「はい」 咲「最近構ってくれないことにです」 京太郎「はい」 咲「説明願います」 京太郎「咲も友達増えたし、麻雀の練習で忙しそうなので」 咲「もう出る幕はないと?」 京太郎「はい」 咲「それを聞いて私は更に怒りました」 京太郎「はい」 咲「ぷんぷんです。ぷんすかです」 京太郎「はい」 咲「罰としてどこにもいかないでください」 京太郎「はい」 咲「どこにもいかないでください」 京太郎「はい」 カン!
  • h86-71
    代表者会議 「本日の議題 長野合同合宿について」 久「悪いわね今日は集まってもらって。合宿について色々決めておこうと思って」 ゆみ「何、構わないさ。こういった交流の場を持てるというのは財産になる。特に一、二年にとってはな」 美穂子「そうね、切磋琢磨出来る環境を作るというのも大事よ」 とーか「衣の遊び相手が勤まりそうなのが数多くいるのですから、是非もございませんわ」 久「皆……本当にありがとうね。……それじゃ、一応合宿に使えそうな場所を幾つかピックアップしたから見てもらえる?」 ゆみ「ふむ……いい宿だが費用はどうなんだ」 久「色々と奔走してイロ付けてもらったからそんなに高くはないと思うわよ」 美穂子「あら、本当ね。安くていいお宿」 とーか「そちらさえ宜しければ龍門渕グループの宿を手配してもよろしいの...
  • h86-82
    玄「京太郎くん! どうしてあの子と付き合ったの!? 裏切りだよ、これは裏切り!」 京太郎「すみません、玄さん」 玄「絶対許せない! 私たちのあの誓いはどうなったの!? あんなに好きだって言ってくれたのに!」 京太郎「俺だって、裏切るつもりはなかった! でも気が付いたら好きになってたんです!」 玄「どうしてよりにもよってあの子なの! 憧ちゃんとかならまだ諦めようもあったのに!」 京太郎「分からない、俺にもわからないんですよ! 今だって好きな気持ちは残ってるんです!」 玄「じゃああの子と別れて! やり直そうよ京太郎くん! そうすれば私たちは……」 京太郎「……裏切れないんです、あいつのことは」 玄「私のことは裏切ったくせに! 絶対、絶対許せない! もう終わりだよ! 私たちの関係は!」 京太郎「待ってくださ...
  • h86-84
    『家族が増えるよ』 『やったねしのちゃん』 『家族がまた増えるよ!』 『ヤッたぜシノチャーww』 咲「ふぅ~む、なるほどなるほど」 和「咲さん、何を見てるんですか?」 咲「ある女性雀師が描いた『どうしても堕としたい人を確実に堕とす方法』って本だよ」 和「どんな内容なんですか?」 咲「相手がクズじゃなければ、やっぱり既成事実が最強だからどんな手を使ってもヤッてしまえ、って内容だよ」 和「なるほど、シンプルイズベストですね」 咲(27)「という訳で、今夜京ちゃんがうちに飲みに来るんだけど、このままうちにいない?お姉ちゃんも来るけどね」 和(27)「宮永照さん(29)も来るんですか。いいですねぇ、三人ならお酒にサーッとすれば押さえ込めますよ」 京太郎「うーっす咲、ついでにそこで迷ってた照さ...
  • h86-59
    京太郎「う・・・ん・・・ここは?」 京太郎「そうだ・・・俺は咲達と一緒に奈良に旅行に来て・・・」 京太郎「飲み物を買いに咲達と離れた後、急に意識が無くなって・・・」 京太郎「ん・・・なんだこの紙切れは・・・何か書いてある・・・・」ビラッ 『お前をおもちで叩き犯す』 京太郎「ひっ・・!?なんだよこれ・・・は、早くここから逃げないと・・・」ガタガタ 京太郎「チクショウ・・・暗くて周りがよく見えない・・・一体ここは何処なんだ?どうやら旅館みたいだけど・・・」 ジリリリリ ジリリリリ 京太郎「ひっ!?な、何事!?」 ジリリリリ ジリリリリ 京太郎「で、電話が鳴っている・・・まるで俺が来るのを見計らったかのように・・・」 ジリリリリ ジリリリリ カチャッ 京太郎「も・・・もし...
  • h86-38
    咲を煽るだけ煽って、私は須賀くんの元に急ぐ これで先が凶行に出れば須賀くんの中に残っている咲への罪悪感も未練も消える そうなれば後は私だけが須賀くんを独占 考えるだけで笑みがこぼれるわ そうね、この際だし『須賀くん』なんて他人行儀だし京太郎くんって呼ぼうかしら 完全に彼女になったみたいでいいわね ウキウキ気分で部室を後にして私は須賀くんとの待ち合わせ場所の公園に向かう そこには須賀くんが犬のように待っていて、私はいたずらっぽく『京太郎くん』って呼んで …………なんで? なんでそこにあなたがいるの? 京太郎くんと抱き合ってるの? 真っ白になった思考の最中にその女は京太郎くんにキスをして離れて私の方へ まこ「なんじゃ久見とったんか、どうしたんじゃ荷物なんか落として?」 あなたがそれを言うの!? あなたが! 久「ま...
  • @wiki全体から「h86-03」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索