咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h92-50」で検索した結果

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  • h92-50
     インターハイの個人戦も終了し、俺たち清澄麻雀部は一日だけ東京を満喫する自由時間を得た。 「はあ……咲は照さんと一緒、和もお母さんと家族団欒、優希は朝から東京のタコス屋行楽、染谷先輩や部長は仲良くなった他校の人たちと過ごすみたいだしな」  大都市に唯一人。  東京の土産は既に購入済み、初めての上京ってわけでもないから行きたい所も特に思い浮かばない。  こっちに親しい友人がいるはずもなく、俺自身が卓を交えたわけでもないから殆ど他校の生徒と交流もなし。  和の縁で親しくなった阿知賀の玄さんは既に帰路へとついている。 「優希のタコス屋巡りにでも付き合えば良かったかな?」  平日の朝から公園で黄昏る高校生ってどうかとは思うが少々暇を持て余していた。  雑用からも解き放たれ、自由を謳歌できるのにしたいことが思い浮かばない。定年退職した人の気持ち...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 92
    ...-49 京・清澄 h92-50 京小 h92-51 京・清澄 h92-52 京・永水 h92-53 京霞
  • カップリング別SS3
    ...2-43 小蒔・霞 h92-50 小蒔 h93-08 小蒔 h95-24 小蒔 h102-09 小蒔 h104-63 小蒔 h105-29 小蒔 h105-34 小蒔 h108-74 霞・小蒔 h111-13 咲・小蒔・霞 h112-23 小蒔 h113-09 小蒔 h116-48 小蒔 h121-28 小蒔 h121-68 小蒔・霞 h121-86 小蒔 h121-103 小蒔 h121-121 小蒔・霞 h121-126 小蒔・霞 h122-09 小蒔 h122-51 小蒔 h123-53 小蒔 h124-06 小蒔 h126-05 小蒔・霞 h126-16 小蒔・霞 h126-26 小蒔 h126-27 小蒔 お姫様 咲・小蒔 学年別選抜チーム 多数 2年生集合させてみた その1 2年生 2年生集合させてみた その2 2年生 2年生集合させてみた その3 2年生 チャット・2年...
  • h92-51
    咲「実写化だよ、京ちゃん!」 京太郎「だな!すげえ!」 咲「学園ドラマ特有の意味があるのかよく分からない恋愛要素とかあったりするかもね!   やったね京ちゃん!出番が増えるよ!!」 京太郎「余計なお世話だよ!!」 咲「ストーリーも気になるけどやっぱり一番はキャストだよね!」 京太郎「和のおっぱいとか誰が再現するんだろうな?」 咲「それよりもまずは主人公である私だよ!誰がいいかなぁ~?   私ショートヘアだし能年玲奈ちゃんとか良いんじゃないかな?   それとも広瀬すずちゃんとかもありかも!!   いっそ変化球…『咲』繋がりで武井咲ちゃんとかどうかな?」 京太郎「高望みしすぎだろ…最近深夜ドラマよく出てるし剛力綾女とかどうよ?ショートだぜ?」 咲「ええ…」 ※ 能年玲奈…いわずとし...
  • カップリング別SS1
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 清澄久 優希 和 まこ ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 清澄 05 清澄・照・美穂子 06 05の続き 07 清澄・智紀・透華・小池・池田 08 清澄 12 07の別バージョン 47 清澄 49 清澄 65 清澄 66 清澄 71 清澄・照・池田 85 清澄 89 清澄 105 清澄・鶴賀・龍門渕・風越 113 清澄 h3-6 清澄 h3-8 清澄 h3-11 清澄 h3-16 清澄・鶴賀 h3-27 清澄 h4-19 清澄・咏 h4-19a h4-19...
  • h92-52
    京太郎「はぁ…全く部長たちも、その命令にほいほい従ってる俺も…なにやってんだか」(女装中) 京太郎「ホテルも追い出されちゃったし適当に時間つぶすか……ん?」 小蒔「――それでですね。その後初美ちゃんが……」 初美「うわぁぁぁぁ!?姫様!?それ秘密って言ったですよー!」 霞「あらあら、全く初美ちゃんったら」 京太郎「あのマーヴェラスでグレートなおもちをお持ちの巫女様は明日の対戦相手の永水女子!早速接触するか?いや、ここは少し様子見を…」 初美「まったく…。姫様酷いですよー。こうなったらこっちも姫様の秘密をばらすしか…」 小蒔「ふぇぇ!?」 霞「小蒔ちゃんの秘密ねぇ…何かしら?」 初美「えっとですね…」 小蒔「だめです!話しちゃダメですよ初美ちゃん!」ブンッ 初美「捕まらないのですよ...
  • h92-53
    ──幸せです。 石戸霞は呟いた。 少し前にいる京太郎には聞こえないほどの小さな声で。 秋めいた空に涼しげな風が吹き、こうして、二人歩くのにも心地いい季節となった。 霞はこの一時を大事に思っている。 京太郎と共にいる時間は全てが宝物だが、その中でも一際、輝いて感じられるのは今のような時だった。 なんでもない道を、当たり前のように二人で歩く。 彼はさりげなく歩幅を合わせてくれて……一緒の道を、一緒の時間を過ごしてくれる。 霞はいつも京太郎の三歩後ろを歩く。 旧き女性らしさを色濃く教えられた霞ならではだが、京太郎は少し不満なようで、たまに、霞を隣に招こうとする。 そしてその度に、柔らかく微笑む霞に、あやすように諭され、仕方なさげに鼻を擦って、また歩きだすのだ。 ──幸せです。 石戸霞は呟いた。 京太郎の背...
  • カップリング別SS2
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 阿知賀穏乃 憧 玄 宥 灼 晴絵 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 阿知賀 h7-4 阿知賀 h11-29 阿知賀 h11-31 阿知賀 h15-6 阿知賀 h16-55 阿知賀 h17-75 阿知賀 h18-22 阿知賀 h21-71 阿知賀 h27-25 阿知賀・咲・和・久 h29-27 阿知賀 h31-38 阿知賀・清澄 h32-49 阿知賀 h33-27 阿知賀 h33-33 阿知賀 h34-78 阿知賀 h35-65 阿知賀 h36-57 阿知賀 ...
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • カップリング別SS4
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 劔谷美幸 友香 澄子 莉子 梢 越谷ソフィア 花子 史織 玉子 景子 プロ雀士健夜 咏 はやり 良子 理沙 靖子 大沼 アナウンサー恒子 えり その他複数 分類不明 カプ無し 数絵 マホ 裕子 やえ 初瀬 憩 いちご もこ 松実母 望 綾 彩乃 池田三姉妹 みなも 牌 立 慕 閑無 エトペン 真佑子 聡 ミカ 絃 利仙 善野 真深 みさき トシ ひな 桜子 凛 嫁田 一太 美月 明星 由華 界 恵 葵 朱里 旧白糸台 カピー ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷 h3...
  • カップリング別SS7
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 白糸台照 菫 淡 尭深 誠子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 白糸台 36 白糸台 38 36の続き 48 38の続き h4-35 白糸台 h5-23 白糸台・咲 h12-37 白糸台(尭深メイン) h12-43 白糸台 h15-64 白糸台 h22-16 白糸台 h26-46 白糸台(淡メイン) h26-65 白糸台 h27-50 白糸台 h28-04 白糸台 h28-16 白糸台 h28-34 白糸台 h28-70 白糸台 h29-26 白糸台 h30...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • h92-31
    京太郎「あああああああああああああ゙っ!!!」 咲「京ちゃんっっ!!!」 狂ったように奇声を発しなが床の上でのた打ち回リ続ける須賀君 何故こんなことになってしまったたのだろう 今日も昨日と変わらない、いつも通りの部活だった筈なのに… ――――― ――― ― 一時間前 咲「シゲールの魔眼…?」 久「そ!龍門渕さんの所が霧島神鏡に協力してもらって作ったらしいの。で、コレが試作品」 京太郎「一見したところ普通のアクセサリーに見えますけど…」 優希「一体なんなんだじぇ?」 久「なんと!これをつけると他人の麻雀の強さを数値として読み取ることができるらしいの!」 和「SOA!」 まこ「何だかスカ○ターみたいじゃのぅ…」 久「IH優勝校であるウチで最...
  • h92-43
    神代小蒔が須賀京太郎を見つけたのは全くの偶然だった。 インターハイ会場近くの公園である。たまたま、石戸霞を連れて散策に出ていたのだが、いかんせん都会の猛暑だ。 たまらぬとばかりに自動販売機を探してうろつく羽目になり──そうした矢先の遭遇だった。 衝撃的だった。十数年生きて、初めての感覚だ。逞しい体躯に輝くような金髪、幼げな部分を残した、それでいて大人びた面も覗かせる表情。 全てが小蒔に夏の暑さを忘れさせた。全てが小蒔の情念を燃やさせた。見せることのなかった、自覚すら持たなかった女としての激烈な感情が、今、胸中に吹き荒れていた。 彼はこちらに気付かず何処かへ去ろうとしていた。たくさんの荷物を抱えて辛そうにしている。 行かなくては。彼を支え、手伝い、取り入り、仲良くなるのだ。咄嗟に身が動く。彼が近づく。彼に触れられる。もうすぐ、もうす...
  • h92-08
    穏乃「玄さん、京太郎って夜強すぎじゃないですか?」 玄「穏乃ちゃんもそう思う? 私も愛では負けてなはずなのにいつも先にギブアップだよ」 穏乃「ですよねー。私も体力には自信があったのに、京太郎はそれ以上だから」 玄「私達だけじゃ人数不足なのかな、やっぱり」 穏乃「うーん、誰か誘います?」 玄「お姉ちゃんは夜だめだから、憧ちゃんとかどうかな?」 穏乃「憧かー。うーん、寝不足は肌に悪いとか言いそう」 玄「むむ、確かに」 憧「あ、あんたら、部室で何話してるのよ!? あと混ぜなさいよ!」 穏乃「あれ、憧いつからいたの?」 玄「おー、憧ちゃんが追加なのです。これで京太郎くんと夜ラインで話す時も困らないね」 憧「へ? ライン?」 穏乃「ん? 京太郎が夜にたくさん話振ってくるって話だけど...
  • h92-46
    和「常識に囚われてはいけないのでしょうか……」 京太郎「その思考は良くない」 一「大丈夫、キミの私服は十分常識に囚われてはいないよ」 和「国広さんに言われたくは無かったのですが」 京太郎「どうでもいいが喧嘩するなら離れてくれ」 和 一『お断り(します)』 京太郎「なんでや……」 カン
  • h92-04
    瑞原はやりは国民的アイドル兼プロ雀士であり、その仕事は多岐にわたる。 半引退した某アラフォー雀士とは異なり、忙し過ぎてプライベートの時間がろくに取れない。 だから、下卑た視線をよこすスポンサーこそいても心を許せる男性と逢瀬のひと時を、なんてのは夢に近い。 子供の頃はみんなを幸せにする牌のお姉さんに憧れていた。今だって仕事に誇りはある。 でも、時々寂しくなるのだ。等身大の、弱さもある本当の自分に寄り添って支えてくれる人は少ない。 ファンの笑顔を励ましにしながら、同時に女としての自分は本当にこれでいいのかと悩んでいた。 だから、あの子を見つけられたのは奇跡に近かった。 きっと彼の本当の価値は小娘たちには分からない。 自分を後回しにして周囲のためを思い動き、強者に囲まれているにも拘らず心も折れない。 さらには家事もできて体つきもよ...
  • h92-47
    京太郎「はっちゃーん…はっちゃーん…」スリスリ 初美「もー…本当に甘えたですねー京太郎はー! もー!」テレテレギューッ 京太郎「へへー」スリスリ 春「ぐぬぬ」ポリポリ 小蒔「仲良しさんですねー」ホワホワ 巴「仲良しというか…なんというか…」 霞「……ズルい……」 巴「えっ」 霞「初美ちゃんズルいわ! 私だって京太郎さんを甘やかしたいわ!」 初美「えー? ズルいですかぁー?」ニヤニヤ 霞「ああっ勝ち誇ってる!」 巴「スッゴいドヤ顔」 初美「いやーそうしたいのは? やまやまですがぁ?」 京太郎「はっちゃーん」デレデレ 初美「こぉーんなに求められちゃうとぉ、応えたくなっちゃいますからねぇー」ニター 小蒔「あんなに顔の緩んだとこ見たことないで...
  • h92-26
    久「須賀君に色々と質問をして、その答えを当てるゲームよ」 久「質問内容は紙にいくつかとりあえず書いてあるから…」 まこ「まあわかった。ところでおんしは参加せんのか?」 久「いやいや。参加するまでもないわよ」 久「出たら全員飛ばしちゃうでしょ」 咲・優希「聞き捨てなりません(ならないじぇ)!」 まこ(そもそも飛ばすゲームじゃないじゃろうに) 京太郎「しっかし俺の事をクイズにして面白いですかね?」 まこ(絶対皆面白いと思うけどのお) まこ「分かった。じゃあ商品をワシが出してあげるわ」 まこ「京太郎の執事服の写真じゃ」 京太郎「ちょっ!いつ撮ったんですか!?」 久「さっさと始めるわよ」 咲「始めましょう染谷先…部長」 優希「やるじぇ」 和「はい」 ...
  • h92-28
    京太郎「ち、ちわーっす…」 咲「あ、京ちゃん。おはよ…」 もこ「…」ギュ… 京太郎「ハ、ハハハハハ…」 咲「京ちゃん」 京太郎「はい」 咲「誰その子」 京太郎「知らない…」 咲「何でひっついてるの」 京太郎「わかんない…」 咲「…いくら面倒見が良いとは言え人を拾ってくるのはどうかと思うよ」 京太郎「拾ったんじゃねーって!勝手についてきたんだって!」 咲「嘘だぁ」 京太郎「そもそも何で俺が拾ってくる前提なんだよ!」 咲「優希ちゃん餌付けしたよね?」 京太郎「あれはアイツが食いたいって騒ぐから」 咲「衣ちゃん懐いてるよね?」 京太郎「あれは麻雀でボコボコにされても挫けなかったらいつの間にか…」 咲「そこの子は?」 ...
  • h92-02
    久「須賀君、悪いけど交代ね」 京太郎「またですか……」 久「あーこの冷えた席の感じ、たまんない」 京太郎「普通温まった席に座りたがるもんでしょうに」 久「誰が冷やしても良いってものじゃないわ、須賀君だから良いのよ」 京太郎「公式戦どうするんっすか……」 久「うーん……楽屋で須賀君の膝に座るとか」 京太郎「中堅始まるまでとかむしろ拷問ですね」 久「あら、嫌なの?」 京太郎「是非お願いしまっす!」 久「ん、自分に素直な貴方が好きよ」 京太郎「部長……」 優希「濃い目の抹茶いれてきたじぇ」 咲「ありがと」 和「山葵の効いた柿の種もありますよ」 まこ「こっちは辛子明太子の煎餅じゃ」 カン
  • h92-07
    私、新子憧という人間にとって須賀京太郎の第一印象は「いかにも軽そう」だった。 そりゃまあ部活仲間や宥ねえのおっぱいに視線をチラチラ送ってたり、会って数分で玄と意気投合してりゃね。 しかも金髪でへらへら笑ってて、女子とのスキンシップに躊躇がない。 「あ-、こいつ遊んでそうだな」とか思っても仕方ないでしょ? そこ、憧が言うんだって言わない。私が男子は苦手なの知ってるでしょ。 それで連絡先聞いてきたら「体目当てだ」って警戒してフリーアドレス教えるのは当たり前でしょ。 初対面にほいほい携帯教える玄やシズが例外なのよ。 だからまあ、どうせやらしいこと聞いてくるからその時はブラックリストに入れようって思ってたのよ。 と・こ・ろ・が、全くの音沙汰なし。しかもシズや玄は頻繁に連絡とり合ってるって部活で話すわけ。 あの二人は警戒心薄い上に自分が女だって自...
  • h92-06
    京ちゃんはなんでこんなに私の世話を焼くのか、実は知ってる。 私に初恋の人の影を見てるからだって。 私の頭をくしゃくしゃにする時も、ほっぺたをツンツンする時も、本当に見てるのは私じゃないんだって。 時々遠い目でどこかを見てるとき誰のことを考えてるのか、嫌でも分かる。 私が告白すればきっと京ちゃんは付き合ってくれる。 でも、影を追う彼との仲は遠からず破綻してしまうのだろう。 だから、他人に京ちゃんとの仲をからかわれると嫌でたまらない。 咲「嫁さん違います、ただの中学の頃のクラスメートです」 京太郎「ばっさりですか」 京ちゃんの口から聞きたくないから、先に私が否定するのだ。 私の大好きで大嫌いな二人、その間に割り込めないんだって知っちゃってるから。 期待なんか持ちたくない。代わりで満足なんかできない。 ...
  • h92-18
    『灼の尊敬の対象が晴絵から京太郎になってたら』 灼「キョウちゃんのあんな姿は見たくなかった、私の知ってるキョウちゃんはハンドボールを一生懸命してる姿だったのに」 玄「え? 京太郎くんなら中学でハンドボールを再開したよ。確か福岡のエバー何とかってチームにスカウトされたって」 灼「それ本当!?」 玄「う、うん。でも京太郎くんはおもち探究が忙しいからって断ったみたい」 灼「やっぱり私の好きなキョウちゃんじゃない……」 玄「だ、大丈夫だよ! 灼ちゃんの胸も成長の余地は……あるのかな?」 灼「うわーん!」 玄「あ、灼ちゃん、麻雀部に……」 灼「帰って! もう知らない!」 玄「そ、そんな~!?」 鷺森灼、勧誘失敗。
  • h92-11
    全員『部長、大学進学おめでとうございます!』 久「推薦だけどねー。生徒議会長に全国出場、箔だけはついたからとーぜんの結果よね」 まこ「久は相変わらず要領がいいのぉ。わしは来年のプレッシャーで潰れそうなんじゃが」 久「まこはまこらしく好きにやればいいのよ。どうせ個人戦は誰かいけるでしょうし、それだけでも十分でしょ」 まこ「わりゃあ、学校からの期待を知らんからそんなこと言えるんじゃ」 久「と・こ・ろ・で、入学祝と引退ついでに、麻雀部の備品記念にもらっていい?」 和「別にいいんじゃないですか? というか私物持って帰ってください」 優希「一つと言わずいくらでも持っていけばいいじぇ」 咲「あはは、部長がいない麻雀部っていうのも想像できませんけど」 まこ「だとさ。好きにせんさい」 久「そ? じゃ、備品の...
  • h92-38
    ちょっと前にやってた魔人ブゥとサタンネタ 都内にある雀荘の麻雀士を皆殺しにし、お菓子店を襲撃し破壊の限りを尽くすという魔人テルテル。 そんな魔人テルテルを退治すべくやってきたのがザ・妖怪ハンターの京太郎。 京太郎「あれが魔人か………」 照「」テルテル モグモグ 京太郎「………なんつーか想像してたのと大分違うな。どうみてもお菓子食ってる普通の女の子にしか見えん」 京太郎「とはいえ、こっちも仕事だ。報酬のおもちの為にもあいつには消えて貰うしかないな。さて…」 ザッ… 照「(ピクッ)……誰?」 京太郎「いやぁどうも照さん!!あ、初めまして。オレ須賀京太郎っていいます!照さんのファンです!」 照「ファン?」 京太郎「そうなんですよ!オレの地元じゃすっごい美人だって有名でしてねぇ~!...
  • h92-25
    久「クイズ!須賀京太郎の100のコト~!」 京太郎「ええ!?」 まこ「いや…いきなりどうしたんじゃ」 和「須賀君の100の事とはどういうことでしょう?」 優希「なによりクイズってどういうことだじぇ」 咲「京ちゃんの100のコト…?……えへへ///」 久「はいそこ、変な想像しない」 久「私たちの手助け…いや私たちの恩人と言っても過言ではない須賀君について、   皆どれほどのことを知っているかなと思って」 京太郎「そんな恩人だなんて…いいすぎですよ」 咲「言うまでもありません。京ちゃんのことなら何でも知っています!」 和「何でも…果たしてそうでしょうか?いくら咲さんでも、知らないことも   たくさんあると思いますよ」 優希「むしろ京太郎のことは私の方が知っているじぇ」 ...
  • h92-45
    カピチェック ver宮守 胡桃 →ちっこいな。子供かな? 白望 →ご主人様のペットかな?でもお乳も出そうだしいい番になりそう エイスリン→ご主人様と同じ髪型…ご主人様と同族かな? 塞 →いい腰をしているから元気な子供を産みそうだ。 豊音→超大型巨人だぁぁぁぁ!!!!逃げろぉぉぉぉぉ!!!!! 豊音「カピバラちゃんがみんな逃げてくよぉー;;」 京太郎「あぁ、ホラ泣かないでくださいって。急に近づくから怖がっただけですから」ナデナデ カピ(大型巨人を泣かせた上に服従までさせている…流石ご主人様!!) カンッ
  • h92-16
    照「二度と、牌を持てないようにしてあげる、あの金髪君のように」 咲「京ちゃんのこと……?」 照「……」 咲「京ちゃんの事!?」 照「……」 咲「……?」 照「……台詞忘れた」 菫「カーット!」 久「これでテイク13よ?ポッキー追加お願い」 京太郎「もう無いっすよ」 淡「あ、食べちゃまずかった?」 和「買ってきてますから……」 淡「さすがおっぱいさんだね!」 和「そう呼ぶのは一人で十分です!」 カン
  • h92-32
    良子「ということで」 健夜「奪いに」 理沙「来た!」 はやり「ぞ☆」 清澄’s「「「「「は?」」」」」 まこ「いやいやいや、どういうことでじゃ?」 優希「何が何だか意味わからないじょ……」 和「大人が何を言っているのかさっぱりです」 咲「奪うって」 久「須賀君はうちの子なんだけど……」 健夜「うちの子、ねぇ?」 はやり「半年近く経ってるのに役を覚えてる程度って、真面目に指導してるの?(真顔)」 理沙「不履行!」プンスカ 良子「いくら男子でも、インハイ上位クラスがティーチャーなら予選1回戦負けはナンセンスですね」 久「うっ、それは……」 はやり「麻雀を嫌いになってないのが奇跡的なんだよ? 牌のお姉さんとして、この状況を知っちゃったら見逃せないよ★」 優希「だから...
  • h92-19
    玄「好きなアイス……ふふふ、これは簡単だね! せーのっ」 玄&京太郎「「宥さん(お姉ちゃん)のおもち大福」」 憧「宥姉のおもち大福、ってなによそれ?」 宥「うぅっ、恥ずかしいんだけど京太郎くんにお願いされるとつい……」 灼「あ。玄がおもちっていうのはあれしかな……」 穏乃「え? あ、ああ! 宥さんのおっぱいってことか!」 憧「は?」 玄「お姉ちゃんはおこたに入ってないときは程よく冷たいの」 京太郎「ひんやりしてて美味しいんだぜ。しばらく吸ってるとあったかくなっちゃうから5分くらいしか味わえないけど」 憧「ふきゅっ!? ~~~~~~!!??」 宥「憧ちゃんあったかーい」 カンッ
  • h92-42
    怜「秋といえば睡眠の秋や!」 京太郎「そうですね。確かに涼しくなって寝やすくなりますね」 怜「ちゅー訳できょうたろー。枕貸してーや」 京太郎「いや、枕なんて持ち歩いてませんよ。部室にも枕なんてありませんし」 怜「あほ、しっかりええもん持ってるやん」 京太郎「え?」 怜「ほな失礼しますー」 京太郎「ちょ、ちょっと怜先輩!?な、なにを…」 怜「なにって、膝枕や!」ドヤァ 京太郎「そんなドヤ顔されても…」 怜「ほぅ…、いつも竜華の膝枕だったけどきょうたろーも私が見込んだとおりええもんやなぁ」 京太郎「いやいやいや。部室でまずいですって!他の人たち来ちゃいますから!」 怜「なんや、きょうたろーはいやなん?」 京太郎「嫌とかそういうんじゃなくって、部室でこういうことして...
  • h92-22
    白望(お盆が終わってもうしばらくになり) 白望(夏休みも終わりが近づき、いよいよダルい事になってきた) 白望(私は…もう、高校三年生。進路とかを決めなきゃいけない。ダルい) 白望(幾つかある。プロを目指してみるか、大学に進学するか、それか) 白望(そう、それか。あの子の下に、長野に行って、そのまま永久就職か) 白望(ダルい、迷う、かなり迷う) 白望(こう見えて麻雀は好きだ。こんな私でも沢山の友達ができた。皆と一緒に一つの目標に向けて、短いけど長い夏を過ごせた) 白望(全部麻雀のおかげだ) 白望(でも進学もしたい気もする。勉強はダルいけど…友達とまだ、一緒にいたい思いはある。それに両親は進学を希望している) 白望(幸い学力はそれなりにあるし、そもそも『迷えば当たる』。我ながらインチキだけど、元より授かり...
  • h92-05
    成香「今週はウッドで強めです」 京太郎「併せは無いのか……」 成香「他の女(牝馬)の尻を追い掛けるような京太郎君は単走で十分です」 京太郎「テキの尻追っても良いっすか?」 成香「よ、良くありません!」 京太郎「えー」 成香「あんまり変なこと言うと皐月から菊まで放牧なしのデスマーチ組みますよ?」 京太郎「単走強めいってきまっす!」 成香「全く……昨日あんなに激しくしたのに……」 カン
  • h92-15
    京太郎@阿知賀 インターハイ再会編 穏乃「宥さん、そろそろ行かないと」 宥「うん」 完全に付き添い状態と化した俺だが、5人の後に続く。と、急に穏乃が足を止める。 憧「シズ? どうしたの? ……あっ」 玄「あ……」 あ、あのおもちは、すばらなまでに成長したおもちは、間違いない! 一瞬で玄さんとの間にアイコンタクトが成立する。 玄(Kですのだ。間違いなく育っているのです) 京太郎(やはりですか!? 県大会からまだ時間がそんなに経っていないというのに、どこまで成長するんです!?) 玄(私にも計測不能なのです。さすがはインターミドルチャンプ!) 穏乃「なんでここにいるんだ、和……」 憧「和?」 和「え?」 穏乃と憧の声に、懐かしの巨乳美人は振り返る。 アコス?「どうし...
  • h92-34
    京太郎「学園祭・文化祭巡りの旅?」 恒子「そう、インハイ準決勝に残った各校のお祭りにすこやんとはやりさんと私の三人で行こうって企画立ってね、京ちゃんもどうよったら」 京太郎「絶対連れてこいと?」 恒子「ッィエッス!」 京太郎「そりゃまぁ学校のきょk」 恒子「取りい出したる清澄高校校長の許可書ー」 京太郎「仕事はえぇ……」 恒子「ほれほれ、生徒議会長ちゃんの許可もあるからさぁ……逃がさねぇよん?」 京太郎「わかりましたよ……」 恒子「さっすが京ちゃん」 京太郎「それで何時からです?」 恒子「うん、各校の開催順に……」 京太郎の人生の転機となるこの旅の模様は、大好評だったという、カン
  • h92-03
    「変わらないものはない」、それは誰の言葉だったか。 私は高校に入ってから大きく変わった。 嫌ってたはずの麻雀を再開して、同性の友達が増えて、インターハイではお姉ちゃんとの拗れた仲もちょっと前進して。 それなのに、彼だけは変わらないって勝手に信じてた。 和ちゃんの胸をチラ見して、優希ちゃんにからかわれて、私の手を引いてくれる。 そんな日常が続くんだって、何の根拠もなく。 だから京ちゃんが誰か女の子と付き合ってるんだって噂を聞いて「裏切られた」って思った。 なんだかんだでずっと一緒にいて、絶対自分が一番近いんだって思いあがってた。 京ちゃんはエッチでおバカさんで、でもとっても優しくて、だから誰かが好きになってもおかしくないのに。 最初に疑ったのは麻雀部の仲間たち。 思い返せばみんな京ちゃんと距離が近い。 優希ちゃん...
  • h92-29
    京太郎「あの…シロさん」 白望「…?」 京太郎「熱い…んだけど、離れてくれない?」 白望「…ダルい」 京太郎「いや離れて! 熱いんだって引っ付くな! 今何月だと思ってんだこの!」 白望「折角のお盆に…久しぶりに会えた従姉にそんな態度…」 京太郎「何の関係だよ! いやほんと勘弁してよほら、周り! 分家の皆様の視線も怖い! 自覚しなよ宗家の娘様!」 白望「京くんこそ…自覚しなよ。ダルいなあ」 京太郎「何が?!」 白望「君は…お婿さん。次期宗家跡取りなんだから。言わせないで…ダル…」 京太郎「えっ」 白望「ダルい。…『 』」 京太郎(そう言ってシロさんは、しがみついている俺の胸元に顔を埋めた) 京太郎(微かに覗く顔は、明らかに朱に染まっていて…つられて体温が高まるのを...
  • h92-48
    京太郎「くっ・・・!離してください!」 菫「ふふふふ・・・・照とは経験済みと思っていたがいまだ童貞だったとはな・・・・私の為にとっておいたのか?」 京太郎「ち、違います!」 菫「お前が照と付き合っていると聞いた時は私の心を絶望が包んだよ・・・・だが、まだ私にもツキが残っていたようだな」 京太郎「な、なにを・・・!」 菫「ふふ・・・そんなおびえた顔をするな・・・これからたっぷりと気持ちいい事をするのだから・・・・」 京太郎「や・・・・止めて・・!」 菫「いいや、妊娠だけは確実にさせてもらう」 京太郎「そ・・・そんな・・・・!」 菫「さあ、いくぞ・・・・んっ!」 バァンッ! 淡「部長!仲間外れは良くないなぁ!私『にも』入れさせてくれないと!」 京太郎「あ、淡!?」 ...
  • h92-37
    京太郎「石戸さんって格闘技やってるんですね」 霞「小蒔ちゃんの護衛も兼ねてるもの」 京太郎「忍者みたいに跳んだり消えたり……」 霞「はい?」 京太郎「え、違うんですか?」 霞「一体何を……」 京太郎「石戸さんの格闘技って夢幻天……」 霞「違うわよ?」 カン
  • h92-10
    成香「京太郎君は朝日杯と弥生取りましたし、いっそ海外含むデスマーチをですね……」 京太郎「皐月→NHK→日優駿→英優駿→キングジョージ→凱旋→菊っすか……」 成香「全部勝てたら素敵です!」 京太郎「死ぬわ、つかスケジュール的に無理じゃねーの?」 成香「そこはほら、都合上」 京太郎「何のだよ……」 カン
  • h92-30
    京太郎「ちょっとずつ涼しくなってきてますねえ」 霞「ふふ、そうね、もうすぐ秋だもの」 京太郎「もう少し涼しくなったら…色んなとこ、行きましょうよ」 霞「ええ、京太郎くんとなら、どこにだって行きたいわ」 京太郎「よっし。それじゃあ…まずは、買い物いきますか」 霞「はい。…本当に、どこにだって一緒よ、京太郎くん」 カン!
  • h92-36
    京太郎「明日から9月だなあ」 咲「読書だね」 優希「食欲だじぇ」 和「行楽ですね」 まこ「スポーツじゃのう」 久「睡眠ね」 京太郎「楽しみが一杯だな! ところで咲」 咲「なに、京ちゃん」 京太郎「今の俺たちやりとりとかけまして、俺の麻雀へのやる気と解きます」 咲「その心は?」 京太郎「オチそうでオチない」 咲「微妙!」 久(笑えないジョークやめて! ごめんね須賀くん!) カン!
  • h92-09
    照「須賀京太郎、君をスカウトに来た」 京太郎「間に合ってます」 照「待って締めないで京ちゃん、京ちゃんにもいい話のはず」 京太郎「はあ……咲の姉ってことで一応聞くだけ聞きます」 照「実は高校で私の専属だった菫は大学に行ってしまう、私は女子プロ。   早急にお菓子係とマネージャーを確保する必要がある。そこで世話焼きスキルの高い君に白羽の矢が立った」 京太郎「マネージャーはともかくお菓子係必要なんですか?」 照「最重要。モチベーションがなければ試合には勝てない」 うん、咲の姉だな間違いなく。ポンコツっぷりが似てる。 照「私の契約金と年収の半分を出す。悪い話ではないはず」(キリ 京太郎「その条件なら普通に公募すればいくらでも来るでしょ、パティシエとマネージャー両方つけられますって」 照「信頼で...
  • h92-20
    淡「キョータロー……」 京太郎「なんだー?」 淡「暑いー」 京太郎「知ってるわー」 淡「汗が止まらないー」 京太郎「それは俺もだー」 淡「あわー」シャツスケスケ 京太郎「……」【点棒】【立直】 淡「キョータロー」 京太郎「なんだー?」 淡「【点棒】が【立直】してるよー」 京太郎「マジか?」 淡「うん、テント張ってるよー」 京太郎「暑さのせいだなー」 淡「そこで淡ちゃんはいいこと考えましたー」 京太郎「なんとなく予想がつくが聞こうじゃないかー」 淡「このままだらけるぐらいならもっと汗かこうよー」 京太郎「保健室で?」 淡「部室でー。今なら誰もいないよー」 京太郎「いいのか?」 淡「淡ちゃんは我慢...
  • h92-35
    ――――9月 咲「はい、レディースランチ!」 京太郎「おおう、サンキュー」 咲「なんだか久しぶりだね、こういうの」 京太郎「だなー」ポチポチ 咲「……また麻雀やってるの?」 京太郎「いや――」 咲「――電子書籍?」 京太郎「おう、最近ハマっちゃってさ。夏目漱石って面白いのな」 咲「私…日本の近代文学あんまり詳しくない」 京太郎「え、まじかよ…海外ミステリー一本だったか…」 咲「読まないわけじゃないんだけどね」 京太郎「ふーむ、まぁ多少予定外だったけど…ちょっと付き合ってくれよ」 咲「え…」 ――――旧校舎 『文芸部』 咲「麻雀部以外にも部室ってあったんだ…」 京太郎「おう、実は俺今文芸部員なんだわ」 咲「え、そ...
  • h92-21
    京太郎(朝起きて、まず涼しさに驚いた) 京太郎(どうやら夏も、もう終わりらしい) 美穂子「ん…おはよう、ございましゅ…」 京太郎「あ、起こしちゃいました? ごめんなさい」 美穂子「いえ…んぅ」 京太郎(寝ぼけ眼の彼女が愛しくて、俺は優しく彼女を抱き締める) 美穂子「ふぁ…」 京太郎「二度寝しましょう、美穂子さん。俺、眠い」 美穂子「え、でも」 京太郎「夏も終わりなんです。…ちょっとくらい、名残惜しみましょう」 美穂子「ふふっ、よくわからないけど…そうね」 京太郎(そういうと彼女は俺の額に自分の額をくっつけた。互いの吐息がかかる。暖かい) 美穂子「ぬくぬく、ね…」 京太郎「ぬくぬく、ですね」 京太郎(彼女の目はとろんとしている。再び寝るのだろう。そういう...
  • h92-23
    京太郎が隣にいた○年間 憧ちゃん編 <小学生> 憧「あっきょーたろー。いっしょにあそぼーよ~」 京太郎「しょ~がねーなー。んじゃシズとか誘ってサッカーやるか」 憧「うん。やるやる~」 京太郎「じゃあ公園まで競争だ!」 憧「負けないからね~!あうっ」コケッ 憧「ふぇ~ん。足すりむいちゃったよぅ」 京太郎「あわわ...泣くなってば憧。うわ、凄いすりむけてる」 憧「痛いよ~。痛いよぉおおおおお!!」 京太郎「ああああ。ど、どうすりゃ良いんだよこれ~」 憧「うわああああああああああああん」 京太郎「わ、分かったから泣くなって」 京太郎「おんぶしてやるから、ほらすぐに乗れって」 憧「うん」グスグス 京太郎「俺の家近くだからさ、だからそれまで我慢し...
  • h92-49
    暗い一室で卓を囲む女が四人……部屋の奥には、椅子に拘束されぐったりとしている男が一人。 拘束された男……須賀京太郎は、微動だにも出来ないまま、目の前の光景に意識を向けるしかなかった。 優希「今度は、途中で止めたりしない。最後までよ。」 事の当事者……かつて天真爛漫を絵に描いたような少女は、その容姿も雰囲気も一変していて……もはや少女と言うにあまりに不釣合いな、女性となっていた。 マホ「先輩……何が先輩を駆り立てるんですか!」 優希「昔話をしてあげる……私がまだタコス娘と呼ばれていた頃の話よ。」 「咲ちゃんは京太郎を救いたいと思っていた。 だから、手を差し伸べた。」 「でもその度に、京太郎の周りから邪魔者が現れた。 咲ちゃんの作ろうとする理想を、壊してしまうもの。」 「咲ちゃんは困惑した。 京太郎は救われる...
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