咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h93-31」で検索した結果

検索 :
  • h93-31
    とある山に京太郎という猟師がおったそうな。 ある日の事、京太郎が山の中を歩いていると罠にかかった鶴がおった。 京太郎「可愛そうに、罠にかかってしまったのか。どれ…(ガチャン)ほら、外れたぞ。    もう罠にかかるんじゃないぞ。元気でな~」 助けられた鶴は嬉しそうに飛び立つ…事もなく ボ ボ ン !! 京太郎「うおっ!?な、なんだぁ!?」 白望「………」ダルーン 京太郎「ん?あれ、君は…っていうかさっきまで居た鶴は?」 白望「私が鶴。正体隠すのダルいからこの姿で恩返しさせて貰う」 京太郎「序盤でネタバレしすぎだろ!?」 白望「というわけで家まで連れてって」 京太郎「何がというわけなんだ…まぁいいか。そろそろ吹雪いてきそうだし帰るか」 白望「ダルいからおんぶ」 ...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 93
    ...93-30 京咲 h93-31 京白 h93-32 京穏晴 h93-33 京照菫淡 h93-34 京・宮守 h93-35 京照淡 h93-36 京・白糸台 h93-37 京咲まこ h93-38 京久 h93-39 不明 h93-40 京淡 h93-41 複数 h93-42 京エイ h93-43 京咲はやり h93-44 京咲 h93-45 京純代 h93-46 京健 h93-47 京美穂子 h93-48 京怜 h93-49 京マホ郁 h93-50 不明 h93-51 京衣 h93-52 京照 h93-53 京咲和優マホムロ
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • カップリング別SS4
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 劔谷美幸 友香 澄子 莉子 梢 越谷ソフィア 花子 史織 玉子 景子 プロ雀士健夜 咏 はやり 良子 理沙 靖子 大沼 アナウンサー恒子 えり その他複数 分類不明 カプ無し 数絵 マホ 裕子 やえ 初瀬 憩 いちご もこ 松実母 望 綾 彩乃 池田三姉妹 みなも 牌 立 慕 閑無 エトペン 真佑子 聡 ミカ 絃 利仙 善野 真深 みさき トシ ひな 桜子 凛 嫁田 一太 美月 明星 由華 界 恵 葵 朱里 旧白糸台 カピー ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷 h3...
  • カップリング別SS7
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 白糸台照 菫 淡 尭深 誠子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 白糸台 36 白糸台 38 36の続き 48 38の続き h4-35 白糸台 h5-23 白糸台・咲 h12-37 白糸台(尭深メイン) h12-43 白糸台 h15-64 白糸台 h22-16 白糸台 h26-46 白糸台(淡メイン) h26-65 白糸台 h27-50 白糸台 h28-04 白糸台 h28-16 白糸台 h28-34 白糸台 h28-70 白糸台 h29-26 白糸台 h30...
  • カップリング別SS1
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 清澄久 優希 和 まこ ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 清澄 05 清澄・照・美穂子 06 05の続き 07 清澄・智紀・透華・小池・池田 08 清澄 12 07の別バージョン 47 清澄 49 清澄 65 清澄 66 清澄 71 清澄・照・池田 85 清澄 89 清澄 105 清澄・鶴賀・龍門渕・風越 113 清澄 h3-6 清澄 h3-8 清澄 h3-11 清澄 h3-16 清澄・鶴賀 h3-27 清澄 h4-19 清澄・咏 h4-19a h4-19...
  • h93-38
    京太郎「ボタンとかスイッチって、見たら何となく押したくならないっすか?」 久「んー、確かにね」 京太郎「特に非常用みたいに押したらいけないって分かるものほど益々押したくなりますよね」 久「よく分かるわ。それで?」 京太郎「つまり、その、まだ残暑も厳しい中ボーっとしてつい目の前にあるボタンを押してもそれは不可抗力ということになるのではないかと」 久「ふむふむ、なるほど。それで指導しようと近寄ってきた先輩のポッチを突いちゃっても仕方ないと」 京太郎「ええ、その、つまり…すいませんっしたぁ!」 久「逆に聞くけれど、須賀君は許すと思う?」 京太郎「はい!こうなったら備品を買いにひとっ走り」 久「私は許すか許さないか聞いてるんだけど?」 京太郎「ひぃ~~!?」 優希「何やってんだじぇ」 ...
  • h93-33
    ピロリーン 照「ん…京ちゃん」ニヘ 菫「…京ちゃん?」 淡「んー? 誰それ!」 照「……メルメル」ニヘニヘ 菫「いつになくニヤつきながらメールしている…」 淡「むー…テルー! きょーちゃんってだれー!」 照「……ほら」 淡「!?」 菫「お、男!?」 照「バレてしまってはしょうがない。……この、カッコよくて素敵な男の子は須賀京太郎。私の彼氏!」デーン 菫「かっ」 淡「か!?」 照「彼氏!!」デデーン 『嘘ぉー!?』 その後尋問が行われ、菫によるチェックと淡による襲撃が京太郎を襲うこととなった! カン!
  • h93-30
    幼馴染と呼んでね 京ちゃん 京ちゃんと私の仲でしょ? 宥利(ぜんせ)からずっと 一緒(の高校)になるって決まってたんだもん FATALIZER(ぜんせ)から 再び逢う約束してたの 京ちゃんどこ行くの? その憧は魔女なんだよ!? 京ちゃんそんな奴に点棒をあげないで! 京ちゃんどいて!そいつ飛ばせない!! 咲「んー…『そいつ潰せない!!』の方が良いかなぁ?」 京太郎「新子さんに何か恨みでもあんのお前?」 咲「そういうわけじゃないけど語感的に…って、きゃあああっ!!?」 京太郎「(ビクッ)うおおおっ!?何だよびっくりするなぁ!!」 咲「み、みみミ、見た!?」 京太郎「見たけど…駄目だったか?」 咲「だ、駄目だよ!!だって…」 京太郎「だって?」 咲「まだ一番し...
  • h93-34
    トシ「今日は自由時間として、皆で交流を深めようと思うんだけど……何かやりたいことはないかい?」 京太郎「……皆さん、秋と言えば?」 白望「……怠惰の秋」ゴロッ 京太郎「(然り気無く膝枕……)貴女は年がら年中それじゃないですか、次!」 エイスリン「……ゲイ♂ジュツ!」カキカキ バッ 京太郎「……ギリギリ許容範囲ですけど、出来れば俺には見せないでください……次!」 胡桃「読書の秋!……まさかいかがわしい本隠してないよね!?」 京太郎「……つ、次!」 塞「スポーツの秋、久しぶりに走るのきっつぅ……」ハァハァ 京太郎「(あ、汗でシャツが身体に張り付いて扇情的に……っていかんいかん!)い、いいっすねぇ!次!」 豊音「食欲の秋!お鍋とか皆でつつくとちょ~おいしいよ~」ニコニコ 京白エ胡塞「...
  • h93-37
    「行くんか? 」 問いかけではなく、確認に近い声音が響く。 「はい、約束なんで」 「そうか」 短い遣り取りではあったが、彼女は納得した面持ちで彼を見つめる。 ――否、納得ではなく諦めているのだ。 彼は、須賀京太郎という男は、最早止められないと理解している。 彼女を止められるのは、彼だけだと理解している。 ――染谷まこという女が、舞台に立つには役者が足りないことを……理解している。 「先輩、有難う御座いました」 「やめぇ、儂は何もしとらん」 無力だった。 無様だった。 部の先輩として、女として、人として、彼を止める事も、守ることもできない。 「染谷先輩」 そっと、彼の大きな手が頬に触れる。 「顔を上げてください」 彼の瞳が、憂いのない真っ直ぐな視線が注が...
  • h93-36
    淡「んっ、ぁんっ……ダメだよキョータローひゃうっ」 京太郎(淡のおっぱいは相変わらず美味しいなあ。さくらんぼもコリコリしててベネ。       ……明日のおやつはチェリーパイにしよう) ~翌日~ 京太郎「というわけで本日のおやつ、チェリーパイです」 照「美味しい」 誠子「何がどういうわけか分からないけど、うん、美味しいよ」 尭深「(淡の胸をじっと見てから)――――京太郎君、今日夜空いてる?」 淡「キョータローはお菓子作りの才能があるね! 100年生の淡ちゃんが保証したげる♪」 菫「淡と同意なのは癪だが……美味いな、食べ過ぎてしまいそうだ」 京太郎「弘世先輩お昼おかわりしてましたよね? それ以上食べると太りますよ」 菫「あ゛!?」 照「京ちゃん、さすがにそれはデリカシー無い」 ...
  • h93-39
    ここ数ヶ月、雑用だけやると帰っちゃう京太郎。気になった咲が後をつけてみると、見知らぬ雀荘で可愛い女の子に付きっきりで教えられていた。 後で京太郎に訊ねると、「やめたいと思ってたときにその子から”麻雀のいいところ、たくさん知ってもらえたら嬉しいです”と言ってもらえたから続けられたんだ」と返された。 「俺は彼女と一緒に麻雀のいいところを見つけたいんだ」と続いたことに、咲は何の文句も言えなかった。 その子に勝つことは容易くても、京太郎に打ち方を教えることは感覚派の咲にはできない。一方的な実力差があるから楽しさを伝えることもできない。 でも、何もしなければ京太郎とその子は麻雀以外で一緒にいる理由を見つけてしまう。 悲観に暮れる咲の視界に入った教本。買ったのに読むこともなかったそれを見て咲はひらめく。 ――一緒に打ち方を学んでいけばいいんだ 咲は京太郎に教える...
  • h93-35
    淡『みんなー淡のパーフェクト麻雀教室はーじまーるよー!』 京太郎「まさか淡が牌のお姉さんになるとはなぁ……」 照「解りやすいしみてて楽しいって評判」 京太郎「ですね、俺が働いてる保育所でも、これが放送されてる時間は皆テレビに釘付けですし」 照「この娘が色々理解出来るようになる歳までやってくれないかな?」 京太郎「先代が3xまでやってましたからね、大丈夫でしょう」 照「ふふ、そうだね」 カン
  • h93-32
    京太郎「桃の匂いがする猿に桃貰った?」 穏乃「うん、不思議なおさるさんだったよ」 晴絵「……で、その桃食った?」 穏乃「はいっ美味しかったです!」 晴絵(吉野の山にまだ居るかな……) 京太郎(止めとけアラフォー) 晴絵「ああん!?」 カン
  • カップリング別SS3
    ...h93-28 白望 h93-31 白望 h96-55 白望・春・照 h97-51 白望 h99-15 白望 h99-16 白望 h101-15 白望 h105-11 白望 h105-12 白望 h105-14 白望 h118-10 白望 h123-01 白望 3年生集合させてみた その3 3年生 ぷちさき!~だるー~ 白望 エイスリン h6-5 エイスリン h6-6 h6-5の続き h7-11 エイスリン・塞・清澄 h7-12 エイスリン h7-85 エイスリン h17-3 エイスリン h19-54 エイスリン h22-52 エイスリン h27-60 エイスリン h29-30 エイスリン h30-12 エイスリン h33-46 エイスリン h34-72 エイスリン h36-29 エイスリン h36-36 エイスリン h36-55 エイスリン h37-03 エイスリン h37-04...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • カップリング別SS2
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 阿知賀穏乃 憧 玄 宥 灼 晴絵 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 阿知賀 h7-4 阿知賀 h11-29 阿知賀 h11-31 阿知賀 h15-6 阿知賀 h16-55 阿知賀 h17-75 阿知賀 h18-22 阿知賀 h21-71 阿知賀 h27-25 阿知賀・咲・和・久 h29-27 阿知賀 h31-38 阿知賀・清澄 h32-49 阿知賀 h33-27 阿知賀 h33-33 阿知賀 h34-78 阿知賀 h35-65 阿知賀 h36-57 阿知賀 ...
  • h93-46
    大魔王に作り替えられる一ヶ月 健夜編 「一日目IH会場」 健夜「ん~?誰なのかな?えっ...私のファンなの? うわぁ~嬉しいなぁ。見たところまだ学生さんかな? えっ?まだ高校生なの?ふ~ん、君も好きだね~ ね?お名前は?へ~京太郎君っていうんだ~ これ、私の携帯電話番号だから好きなときにかけてね。 いいよいいよ。君はなんだか素直そうだし... そうだ。京太郎君の電話番号も教えてよ...」 「五日目」 健夜「やっほ。京太郎君こんばんは~。 健夜だよ~。うん、この前会った本物。 お仕事で中々時間がとれなくて電話できなかったんだ えっ?この前の試合長野から応援に来てくれたの? うれしいなぁ~。すっごく嬉しいよ、京太郎君。 ...あの試合、最後私のチーム負けちゃったんだけど...
  • h93-11
    遠い昔に縁を切られた筈の、須賀家が神境に舞い戻り半年になる。 同時に、その須賀家の倅、京太郎が鹿児島にて、六女仙であるところの石戸霞のご近所となり、親しく接している事については、同じく六女仙の滝見春も知っていた。 はっきり言ってしまえばいけすかない男だ。容姿も言動も軽薄で、努力もせず、才能もなく、しかも欲望を隠すことすらしない。 春は普段、表に出すことはないが……霞を慕っている。尊敬に値する六女仙であり先輩であり、姉のようにすら思っている。 しかし、最近、そんな素晴らしい霞の周りを、京太郎がうろついているのだ。 しかも、馴れ馴れしく近づき、薄っぺらい愛の言葉を吐き──それがなぜか、受け入れられている。 そう、受け入れられている。少なくとも春の目には、信じがたいことだが、そう見えている。 京太郎の戯言を受けとる霞の顔は常に...
  • h93-09
    和「はあ」 京太郎「ため息なんてついてどうしたんだ?」 和「須賀くん……いえ、何でもありませんよ」 京太郎「嘘つけ、如何にも困ってますって顔してるぞ。俺でよければ相談に乗るけど?」 和(話しても良いんでしょうか……) 京太郎「俺じゃあちょっと話しにくい内容なら優希や咲にでも言ってみた方が楽になるんじゃないか?」 和「そうですね。私では良い解決策が思い浮かびませんし、須賀くん聞いてもらえますか?」 京太郎「おう」 和「実はモテ過ぎて困ってます」 京太郎「ん? ……はっ!?」 和「インターハイで優勝した後、以前よりもたくさんの男性から告白されるようになって困ってるんです」 京太郎「…………」 和「告白されることは嫌ではないんですが、中には強引に迫ってくる方や、断ってもぐいぐい...
  • h93-13
     晴天渡る葉月の末日、清澄に神の末子降臨す-- 「えへへ、京太郎さんお会いしたかったです」  インターハイも無事に閉幕し、新学期も既に始まった長野。一方、日本の南方鹿児島の地では未だ夏休みが続いていた。  夏期休暇中ともあれば学生は遠征し易いものであり、遠方の強豪高校から乞われた練習の申し出を拒絶する理由は特にない。  むしろオカルトが猛威を振るう女子の中でもその分野に深い造詣を持ち、特化している永水女子との鍛練は得るものが大きいと判断した。  来年や秋の国麻を見据えるならば強者との戦いは望む所であり、機会を有効利用すべきである。 (そう思ったんだけどね、う~ん、判断を間違えちゃったかしら?)  夏のインハイを征した部長の久は己の下した判の結果、繰り広げられた目の前の光景に苦笑いが自然と浮かんだ。 「ちょっ、神代さん放して下さい...
  • h93-07
    咲「お姉ちゃん。...太ったんじゃない?」 照「ぎくっ」 咲「私言ったよね?二週間お菓子を我慢しようって」 咲「来週の雑誌の撮影終わったら食べ放題に連れて行くって」 照「お菓子には...勝てなかったよ」 咲「そんなプヨプヨのお腹で?ん~?誰を誘惑するのかな?」  照「お、お願い咲。一週間で体重落とす方法教えて」  咲「人の組んだ段取りを無視する姉なんて知りません」 咲「ま、お姉ちゃんには良い薬だよ」 咲「一週間後の雑誌のグラビア撮影で恥をかくんだね」ガチャッ 照「ど、どうしよう?この、お...お腹のお肉」 照「そうだ!こんな時は困ったときの京太郎!」 京太郎「で?咲の忠告無視して5kgも太った訳ですか」 照「おっぱいが悪い。あれだけ食べたのに全然おっきくならない...
  • h93-17
    優希「咲ちゃんはなんとなく闇って感じだな」 京太郎「あー、確かに何故かしっくりくるな。魔王だし」 優希「のどちゃんはやっぱり光だな」 京太郎「のどっちのアバターから連想するとそう思うよな、天使っぽいから」 優希「部長も闇っぽく思うじぇ」 京太郎「分かる分かる、悪待ちや卓上でのマナーの悪さとか如何にもだ」 優希「染谷先輩は火風水土の四大属性や光闇って感じじゃないじょ」 京太郎「無属性、あるいはマイナー属性って所か?」 優希「確かにそんな感じだな。私はなんだと思う?」 京太郎「優希は火じゃないか?」 優希「何でだ?」 京太郎「タコス力とか、東場で燃え尽き南場では風前の灯火みたいな、それにホットで熱いイメージもあるからさ」 優希「なるほど、優希様は火か!」 京太郎「俺...
  • h93-42
    『バイクの免許が欲しい』  両親にそう告げれば危険だからと反対された。それでもどうしても欲しいのだと頼み込めば、金は一切ださないから勝手にしろと許可された。  俺の家はそれなりに裕福だ。  しかし、俺自身が自由に出来るお金が多いわけじゃない。お年玉も、毎月の小遣いも友人たちよりもちょっと多く貰っているみたいなんだが、もうそんなに残っちゃいない。  だから、お金を稼ぐためにアルバイトをすることを決心した。 「お金が必要でお仕事を探しているそうですね京太郎くん」  何処から聞きつけられたのか分からない。龍門渕の執事は優秀過ぎる。 「そうですけど、何で知ってるんですかハギヨシさん?」 「んふ、まあ良いじゃないですか」  いやいやいや、それってプライバシーもなにもあったもんじゃないですよ。 「それでですね、実は京太郎...
  • h93-43
    露伴パロで はやり「ねぇ君…須賀くんっていうんだっけ?あの咲って子に助けてって言ってくれない?    そうすれば君は助けてあげるよ?」 京太郎「さ、咲に助けを…?」 はやり「うん、そう。君よりあの子の方が雀力も若さもあるし。    君に代わりにあの子から雀力を吸い取る事にするから☆」 咲「京ちゃん…そこで何やってるの?誰か、後ろにいるの?」 はやり「ほら~早くしなって。さっきからキミが黙ってるからあの子不審がって近づいてこないし。    別に君達愛し合ってるわけじゃないんでしょ?それによく見たらキミってイケメンだし    もし頼みを聞いてくれたら…このおもちで色々サービスもしちゃうよ?」たゆんっ 京太郎「(ゴクッ)………本当に、咲を差し出せば…オレを助けてくれるんですか?」 はやり「………」 ...
  • h93-48
    「それとってくれー!」 「……」 夏休み、ふらふらと散歩に出かけていれば、怜の足元にボールが転がってきた。 そのボールを少しばかり見て拾った後、怜は声の主へと顔を向ける。 顔を向ければ少し先のほうに何かのユニホームを着た少年が両手を上げて待っていた。 「……ていっ」 「……ぷっ」 「むっ」 ボールを構え、上から綺麗に投げるもボールはそのまま手を滑り落ち怜の頭へと落ちる。 見事な空振り、しかもギャグ漫画張りの頭で受ける行動に少年は少し笑う。 そんな少年に対して怜は恥ずかしさと悔しさで頬を染め膨らませるとボールを蹴り飛ばす。 そもそも怜は運動が苦手だ。 ボールを思いっきり蹴るもころころと転がり、到底少年には届かない距離で止まる。 「っ~~~~!!」 「悪い、悪い。 上から投げるのは難しいからしょうがないよ」 「...
  • h93-20
    咲「京ちゃん♪」 京太郎「ん?」 咲「呼んでみただけ」 京太郎「?」 咲「あはは♪」 和(インターハイ以降、何やら部室の空気が甘すぎてやってられません) 優希(箍外れすぎだじぇ咲ちゃん) まこ(気付いとらん京太郎も京太郎じゃ……) 咲「♪」 京太郎「どーしたよ……ずっとこっち見て」 咲「なーんでーもないって」 京太郎「んー?」 咲「ふふ♪ きょーうーちゃん?」 京太郎「変な咲だなあ」 久(誰かどうにかしてー!) カン!
  • h93-47
    嫉妬深い部長と過ごす一ヶ月 美穂子編  「一日目 スーパー」 美穂子「あら?貴方は確か清澄高校の男子部員の、須賀君? ああ、良かった。間違えて呼んでしまわないかと...つい えっ?そんなこと気にしないで? 貴女みたいな綺麗な人に呼んでもらえるだけ光栄です...って もう、そんなこと言われてもなにも出ませんよ..../// 私がここで何をしているかって?備品の買い出しですよ。 部員達が目一杯麻雀に打ち込めるようにするのは当然です。 部長としてって...あら?なにか悪いこと言ってしまったかしら? いえ、その...なんていうか貴方が苦しそうに笑ってたから、つい なんでもない?...口を挟むのも図々しいかもしれないけど そんなに重苦しい顔をさせたまま別れるのも何か悪いわ そうだ!一旦荷物を置いて...
  • h93-22
    ええ、マジです。清澄に、須賀くんのいる長野に住み続けられる以上は麻雀は必要ではなくなりました。 元々個人戦で出るつもりでしたしね。 ですので、優希や咲さんとのスキンシップや隠れたあれこれを盗撮して編集、PTOに送りました。 清澄麻雀部は須賀京太郎のハーレムとの噂が流れ、須賀くんは居場所をなくして退学。 ああ、なんてかわいそうな須賀くん。でも私は須賀くんを守る気のないあなたたちは信用できない! と言って即座に後を追ったんです。 そこから私と須賀くんの距離は縮まる、と思っていたのですが……事はそううまく運ばないものですね。 優希と咲さんが私を裏切り者扱いして執拗に狙ってくるんです。須賀くんが諦められないとはいえ私を狙うとは……いえ、発想を変えましょう。 私は二人の呼び出しにあえて応え、後ろ手に携帯を持って二人に対峙します。 咲「和ち...
  • h93-28
    こういうのも悪くない。 目の前で、手料理にがっつく京太郎を見て、私は内心そんなことを考えている。 京太郎「うめえ、うめえ! 本当に、美味しい!」ガツガツ 白望「……」 何の変哲もないお弁当だ。ただ少しばかり早起きして、作ってみただけの。 だというのに。 母は大喜びで、父は不機嫌そうに、友人たちは騒ぐ。 京太郎のクラスメイトは遠巻きに私たちを見るし、さっき廊下を歩いていた先生ですら、なにか、とてつもないモノを見たような顔をしていた。 白望(そんなに大事なんだ……?) 分からなくもない。私は、いつもダルいダルい言っている。そんな私だから、この光景は、さぞかし滑稽に見えているのだろう。 関係ない。 京太郎が目の前で食べている。私の作った、私の手料理を。 それだけで何もかもが報われたし、彼の嬉...
  • h93-18
    京太郎「あの……その……和……ちょっと……聞きたい事が……」 和「申し訳ありません須賀君。これから咲さんと一緒に染谷先輩の店に行かなければなりませんので……」 京太郎「………そ、そうか…分かった。じゃあ俺は買い出しに行ってくるよ……またな」タッタッ… 和「…………ふう」 京太郎「はぁ………やっぱり俺なんかじゃあ和に相手にされないのかなぁ…泣きたくなってきたぜ」 まこ「どうしたんじゃ京太郎?溜め息なんか吐いておんしらしくないじゃないか」 京太郎「ああ…染谷先輩…実はですね────これこれ、あんな訳なんですよ」 まこ「なるほど…これこれ、あんな訳か…理解したわ。それならば回りくどい事なんかしないで和に対してストレートに好きだって告白してしまえばいいんじゃ」 京太郎「こ、告白ぅ!?俺が和にぃ!?そんなの成功する...
  • h93-41
    咲「あ、やっと起きた。 おはよう京ちゃん!」 ある日、目を覚ますと……幼馴染が、お隣さんになっていた。そして…… 咲「麻雀部……? 何言ってるの京ちゃん、そんな部活動無いよ?」 京太郎「……は?」 世界で、麻雀が流行ってなどいなかった。 ――隣の席のクラスメート 和「ハンドボール部での活躍、とても目覚しいものですね須賀君? ……麻雀ですか? そんな不健康な遊びに興じるなんて、ありえません。」 ――才色兼備の生徒議会長 久「私は麻雀なんてやってないわよ? それより、須賀君が生徒議会に入ってくれると助かると思ってるんだけど……考えてみてくれない?」 ――明朗快活な元気っ子 優希「京太郎! 今日はカラオケ行って遊ぶじぇ! ……麻雀? 新しいタコス屋台か?」 ――実家が喫茶店の先輩 まこ「メイド雀荘…...
  • h93-12
    「むう」 ポリポリと、滝見春が好物の黒糖をかじりながら、眼前を見やっている。 一組の男女──須賀京太郎と石戸霞が、仲睦まじく談笑している。 京太郎は時折、霞の胸に視線を遣りながら、緩んだ顔で話しかけ。 霞はその様に蕩けたような笑顔を浮かべて応じる。 (私から見ても見てもお似合いだけど……あれでまだ交際していないなんて……) 内心の呆れも程々に、春は無表情で黒糖をかじった。 穏やかな瞳には、かつての憎悪の煌めきはない。 ──結論から言えば、春もまた、京太郎に流された。 いっそ情けないほどに普通でしかなかった彼の末裔は、当たり前のように距離を詰め、当たり前のように蟠りを解かし、当たり前のように友宜を結んでいった。 あの、異様なまでの人心掌握の手練手管。あれこそが須賀京太郎の最大の才だったのだ。──春のように、当初...
  • h93-27
    白望「だる」 京太郎「あーもう、いつまでも布団に引きこもってないで下さいよ!」 白望「京太郎、今は秋」 京太郎「唐突になんです? まだ木も色づいてないですけどね」 白望「睡眠の秋」 京太郎「あんたいつでもぐうたらしてるでしょ! ほら、学校行きますよ     なんだこれ、どんな力でベッドにかじりついてんの!?」 引きはがそうとするも、逆にベッドの上にポフッと落ちる京太郎。白望の顔が触れそうなほど近くにあって。 白望「ちょいたんま……。一緒に寝る?」 京太郎「な、ななな、なに言って!?」 白望「色づいた。可愛い」 白望からわずかな距離を詰め、チュッと唇が触れ合って。 白望「一緒に寝よ?」 京太郎「……はい」 どういう意味で寝たかは、余人の知るところではない。 ...
  • h93-14
    京太郎「最近カピーの様子がおかしいんだ……」 咲「前会ったときは元気だったのに……」 京太郎「いや、元気なのは元気なんだよ、ただ……」 咲「ただ?」 京太郎「ある仏具にえらく執着するようになってなぁ……」 咲「はぃ?」 落ちなど無い、カン
  • h93-49
    マホ「あ、あの、こ、これ効果あるんですか?」 そこにはNAGANOスタイルよりも過激なNANIWAスタイルに包まれた少女の姿があった。 具体的には、虎縞の服とも言えない布切れで局部だけを慎ましく隠しているだけという、破廉恥極まりない格好である。 郁乃「あるよ~う。マホちゃんは、自分を強く保てないからチョンボをしてしまうんよ~。    だから、羞恥心で自分を強く意識すれば欠点も消える~、はずやよ~」 マホ「『はず』って何ですか!? 『はず』って!?」 郁乃「それに~、尊敬する先輩も似たようなぴらぴら着てるんやし~、コピーの性能も上がる気がせえへんかな~?」 マホ「しません! 全くしません! そんなオカルトありえません!」 郁乃「ほら~、真似が日常でもできるようになったやん~。    それに~、大好きな先輩の気を惹いたりも...
  • h93-05
    きっかけは部長経由で「うちがカピバラを飼っている」と聞いた鶴賀の面子がうちに来た事だった。 匂いか野生の本能なのかしらんが、うちのカピが後ろにいたモモに寄って来たのを見て 「私の事が見えるんスか!?」とモモがえらく感激。 さらにその声に残りのカピ軍団が寄ってきてモモさんヘヴン状態。 すっかりうちのカピ共が気に入って今じゃ週末にもなればうちに遊びに来る様になった。 モモ「ほらほらーいっぱい食べるッスよカピ五郎~」 「きゅーきゅー」 モモ「はいはいこっちにもあげるッスからねぇ~」 「きゅーきゅー」 モモ「もぉ~ダメっすよぉ~カピ吉はさっきあげたんスからぁ~」デレデレ キューキューキュー アッハハハクスグッタイスヨォ~ 京太郎「おーい。もうそろそろ夕方だぞ?帰らなくて大丈夫なのか?」 モモ「帰ら...
  • h93-53
    清澄、一年生組の卒業前 咲「ねぇ?マホちゃん?今のアガリってどういうことかな?」  マホ「今のアガリですか?別に普通だと思うんですけど?」  咲「あんまりさ、和ちゃんみたいなことは言いたくないんだけど」 咲「配牌時にあった暗刻をわざわざ崩して捨てて、それでだよ?」 咲「別の同じ牌をツモって鳴いて大明槓するのって効率悪くない?」 マホ「マホ、別に嶺上開花でツモるつもりはなかったんです」 マホ「最初の手牌から計算して、和了した点数が伸びないから...」 優希「違うぜ小娘。あまり先輩を舐めるもんじゃ無いぞ?」 優希「最初から暗刻の9索を捨てて、別の刻子を揃えた上での嶺上ツモ」 優希「そうなるべくして和了するつもりじゃなきゃそんなことできない」 優希「しかもその形なら聴牌時点で和ちゃんと私...
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • h93-02
    誠「うぃーっす。京太郎よぉ、次の化学教えてくれよ」 京太郎「ったく、しゃーねーなー。いいか?ここはこうしてだな…」 誠「ほうほう…。なるほど……。そういえばお前知ってるか?」 京太郎「なにが?」 誠「最近この辺ですっげえ怪しい集団が目撃されてるらしい」 京太郎「怪しい集団?」 誠「あぁ。なんでも八月を過ぎてから…。お前らが全国大会から帰ってきたくらいからな」 京太郎「そうだったのか…、全然気が付かなかったわ」 誠「その集団は黒服黒眼鏡で何かを探しているらしいんだわ」 京太郎「黒服黒眼鏡ってなんだよそれ」 誠「いろいろ聞いて回ってるらしんだが……。お前本当に心当たりないか?」 京太郎「ねえよそんなの。そんな怪しい奴らとの関わりなんてこれっぽっちも浮かばないわ」 誠「何でも聞...
  • h93-26
    咲「きょきょきょきょ、京ちゃん!」 京太郎「何度噛んでるんだよ? 少しは落ち着け。んで、なんだよ」 咲「じ、実は私、こんなのもらっちゃって……」 京太郎「おー、ラブレターじゃん。って、人に見せるなよ、相手かわいそうだろ」 咲「う、ごめん……ど、どうしよう? 私こんなの初めてだよ」 京太郎「あー、インハイで一気に目立ったからなあ。それまで完全に和が独り占めしてたし。     これからも来るんじゃないか?」 咲「そ、そんなの困るよ。私こういうのの対応なんて無理。会ったこともない人なんて怖いし」 京太郎「出た、人見知り。いい機会だからお試しに……とかいうキャラじゃないからなあ、お前」 咲「うう、どうすればいいの?」 京太郎「定番は好きな人がいるとか、お付き合いしてる人がいるとかなんだけど、お前の場合そも...
  • h93-21
    京太郎「そいっ」ぺとっ 憧「わひゃああああああっ!?」ビクーン 京太郎「わはははは、なんだその反応」 憧「い、いきなりほっぺにものくっ付けられたら誰だって驚くでしょうが!しかもなんかめちゃくちゃ冷たかったし!」 京太郎「そらそーだ。くっ付けたのアイスだし」 憧「一体何の目的があってんなことすんのよ…」 京太郎「差し入れ的サムシング」 憧「差し入れぇ?別に何もしてないんだけど…」 京太郎「だから差し入れっぽい何かっつったんだろ?いいから食えって。溶けちまう」 憧「んー…釈然としないけどもらっとく」 京太郎「おー」 憧「何味?」ペリペリ 京太郎「そっちはオレンジ、こっちソーダ」ペリペリ 憧「んー…」 京太郎「…半分こするか?」 憧「ん、...
  • h93-24
    京太郎「PS4の薄型が出るって初めて知ったわ」 咲「でも京ちゃんPS4持ってたよね?」 京太郎「ああ、薄型じゃなくてVR対応型出たら買い換えるって親父が言ってた」 咲「ああ、今あるの義父さんのだっけ」 京太郎「そう、だから自由に使わせてくれなかったんだよ……でも近く出る薄型ならバイトしなくても買えるし、買おうかなと」 咲「ダメだよー冬休み旅行に行くから貯めてるんだから」 京太郎「ぐぬぅ……」 咲「私の龍門渕でのバイトはその為何だよ?」 京太郎「いや、お前衣さんと冷えた透華さんそれに福路さんもか、で打ってるだけじゃねーか」 咲「言っとくけど、淡ちゃんも週末は居るよ?」 京太郎「ああ、居たな……」 咲「弘世さんも付き合い良いよね」 京太郎「いや、ありゃ完全に子守りだろ」 ...
  • h93-03
    和「私ともう一局、打ってもらえませんか!?」 原村さん、だっけ? 彼女の言葉に私の心は震えない。 だって、私が行ったのはあくまで京ちゃんの頼みだから。 咲「ごめんなさい、私麻雀、好きじゃないんです。それに、私じゃなくても京ちゃんがいるじゃないですか」 和「なに、言って……」 あれ? 気づいてないのかな? 京ちゃんも私と同じ、勝つことを放棄してる人間なのに。 咲「京ちゃん、いつもわざと振り込んでますよ。読みが当たってるか試したいだけですし。   まあ、運がないから普通に打っても京ちゃんが勝てるとは思わないですけど」 京ちゃん曰く「麻雀は運の要素が強いから読みにくくて面白い」らしい。 将棋やチェスに飽きちゃった京ちゃんにとっては、今ブームなんだろう。どうせすぐ飽きると思うけど。 咲「そういうわけなんで、すみません...
  • h93-50
     許嫁は親が勝手に将来結婚する約束を交わした相手のことだ。昔ならいざ知らず、現代では一般的に廃れてきている文化である。  俺にとってもフィクションの話であり、我が身に降りかかるなんて思いもしなかった。  そう、あれは十五の誕生日を迎え、再来月には高校へと進学することになる日の夜だ-- 「はっ!? 俺に許嫁がいるだって?」  あのクソ親父に話があると呼び出されて聞かされた話は当に寝耳に水、驚愕させられた。  彼女がいないから問題ないとか余計なお世話だ。別に彼女を作れないんじゃなく、中学には大きな胸の家庭的で可愛い女の子がいなかっただけだからな。 「……何…………だと……」  実は許嫁が一人じゃないって何の冗談だ。ふざけてやがる。  友人に子供同士を結婚させたいなと漏らしたら伝言ゲームのように伝わり、何人もの友達からほぼ同時期に申し込ま...
  • h93-40
    淡「ひゃうんっ! キョー……タロぉー!!」 京太郎「淡のパイ、いいな」 淡「そこ……らめぇ!!」 数分後 淡「あわー……」 京太郎「ふぅ……よかったぞ」 カンッ! 菫(お、落ち着け。部室前まで来たら後輩たちが……部長として注意しなければ……でも須賀の大きかった……はっ! いけない、私は何を……///) もういっこカンッ!!
  • h93-08
    --トテトテトテ  街灯も少なく、人通りは皆無な片田舎。部活帰りの夜道を歩いていると背後から音が聞こえてくる。  振り返ってみてもそこには誰もいない。  そう、いないのだ。 --トテ、トテトテ  歩く速度に合わせるように、ピタリと音が連なる。止まれば止まり、動けば動く。走れば走る。  音だけが響く。  気のせいだ、気の迷いだ、そうでなければおかしくなっているのかもしれない。 --トテ、トテ、トテ  何時からだろう。  思い返せば確かあの日、インターハイ終了後、長野に帰宅した翌日から音がしていたような気がする。姿はないのに音だけが聞こえる。  最初は小さく、本当に微かな物音に過ぎなかった。それが次第に大きくなり、段々と近づいてきている。  今では何処に行こうとも、自宅に居ようとも響いている。だけれど、その音は俺にし...
  • h93-51
    衣「……美しいな、見蕩れてしまいそうだ」 京太郎「……」 衣「ふふ……ああ、そうだろう、私とて女だ、斯様な見てくれであるが女さ、そう言われて蕩けぬ筈もない」 京太郎「……」 衣「勿論、お前も私に相応しき男子さ、十五夜は過ぎ、十六夜を越え、それでもお前は此処に居る、衣の傍に居る」 京太郎「……」 衣「……帰さぬぞ……お前はもう、私の男だ……」 京太郎「……咲……」 衣「……ふふフ……まだ、壊しきレていなかっタのか……」 京太郎「……」 衣「……壊し尽くしてやろう私、手ずから……いぇっくしっ」 京太郎「……プフッ」 衣「」 京太郎「あははははっ」 純「おま、ここでそのキャラ無視なくしゃみは反則だろ」 衣「うぅ……」ジワ 一「あ、ヤバ...
  • h93-06
    龍門渕 京太郎(天江さんの誕生日パーティにお呼ばれしたけど…) 京太郎「本当に良かったんですか?選手じゃないオレまで呼ばれちゃって」 ハギヨシ「構いませんよ。透華お嬢様を始め、大歓迎ですので」 ハギヨシ「透華お嬢様は、あなたのことが大好…」 透過「ハ、ハギヨシ!下がりなさい!」 ハギヨシ「」シュッ 京太郎(き、消えた…相変わらず凄い人だなハギヨシさん…) 透華「あなたは衣のお気に入り、いや超お気に入りなのですわ!」 透華「それに龍門渕は選手じゃないからという理由で省いたりなんかしません」 久「へっくしゅん!」 久(誰か私の悪口いってるのかしら…なんか勘違いしてそうね) 久(はー須賀君とデートしたいわ) 透華「そ、それに…わたくしも須賀さんにお会いしたかっ...
  • @wiki全体から「h93-31」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索