咲-Saki- 京太郎SSまとめ内検索 / 「h95-30」で検索した結果

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  • h95-30
    優希……いいか、よく聞いてくれ。 この包みの中には、俺の証言を収めたテープや証拠の品が入っている。 清澄麻雀部が、廃部運動の標的になった訳を知る限り喋った。 もし俺がトんだら、これを警察に届けてくれ。 大人が本当だと信じてくれたら、この麻雀部は救われると思う。 俺が直接警察に行こうとも思ったんだが、何て言うか……そうするのは逃げるみたいに思えて、ここで戦うのを止めると自分が自分でなくなるような…… 臨海が憎いとか、部長達の仇を討ちたいとか言うんじゃないんだ。 上手く言えないけど、アイツらと……留学生と戦ってみたくなったんだ。 俺が雀士だからなのか、理由は自分でもよくわからない。 優希、俺は多分トぶだろうが、その事で臨海の部員や留学生の雀士たちを恨んだりしないでくれ。 彼女らだって、俺と同じで...
  • 【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ総合スレ 95
    ...95-29 京和 h95-30 京優 h95-31 京照 h95-32 京淡 h95-33 京はやり h95-34 京咲照 h95-35 京咲 h95-36 京咲 h95-37 京和 h95-38 京久 h95-39 京咲 h95-40 京・清澄 h95-41 京竜 h95-42 京透 h95-43 京淡 h95-44 京咲和優 h95-45 京淡 h95-46 京憧 h95-47 京淡 h95-48 京ネリー h95-49 京穏 h95-50 京憧 h95-51 京久 h95-52 京照 h95-53 京まこ h95-54 京透 h95-55 京久洋 h95-56 京健恒 h95-57 京憧穏 h95-58 京咲和
  • カップリング別SS8
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 咲 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 咲 03 咲・優希 13 咲・池田 16 咲・和 17 咲・優希 20 咲・優希(同作者による単発) 21 咲・池田 25 咲・和 32 咲・和・優希 33 咲・優希・佳織 34 25の続き 37 咲 40 咲・照 42 咲・久 45 咲・和・優希 50 咲・和 51 咲・照 53 咲 54 咲・優希・久 57 咲・照 58 咲・久 62 咲・和 67 咲・優希・久・照 70 咲・優希 72 咲 73 咲・久 74 ...
  • h95-37
    カツカツと革靴の音を鳴らし、ビシッとスーツに身をまとった彼女は厳しい表情で間合いを詰め、冷たい目で俺を見て告げる 和「この人でお願いします」 その一声で、俺は2日続けて高校時代の友人に指名されることが決まってしまったのである。 和の容姿は目を引く。スタイルも抜群であってない数年で急激に大人びて、スーツという戦闘服をまとったその姿はできる女にしか見えない。 和「いかがわしい店に勤めているというのは本当だったんですね、すがく……」 京太郎「ご指名いただきましたKYOでございます、お姫様。どうぞおかけください」 本名を口にしようとした彼女の唇に指先を当て、手を取って微笑みかけてエスコートする。 言いたいことを察したのか、彼女はため息をついて俺に勧められるがままにソファに座った。 そのままメニュー表を見ることもなく、彼女は口にする。 ...
  • h95-35
    ホスト、それは女性に夢を見させるといえば聞こえがいいが、実際のところ疑似恋愛と時間を売っているに過ぎない。 同時にパフォーマンスとドリンクの値段で競ってどれだけ自分がホストにとって大事か誇示する女の戦場でもある。 そんな場所に彼女は訪れていた。噂に縋って旧知の男性を求めて。 京太郎「ご指名ありがとうございます、お姫様」 スーツにリングタイをつけてブラウスの上ボタンを2つ開けた金髪の男性が慣れた礼をして顔を上げ、一瞬目を見張る 咲「京ちゃん、本当だったんだここで働いてるって」 京太郎「お姫様、お名前を頂戴してもよろしいでしょうか?」 咲「京ちゃん……やめてよ、それ」 京太郎「仕事中はプライベート禁止なんだよ」(ボソ 咲「……分かった。これ連絡先。それと、クリュッグ・ロゼを」 京太郎「ふぁっ?」 ...
  • カップリング別SS1
    ...咲・和・優希・永水 h95-30 優希 h95-44 咲・和・優希 h96-08 咲・和・優希・マホ h96-26 咲・和・優希 h96-35 咲・和・優希 h96-39 咲・和・優希 h96-49 咲・優希 h97-24 咲・和・優希 h97-43 咲・和・優希 h97-47 咲・和・優希 h97-55 咲・和・優希 h97-60 咲・和・優希 h97-61 咲・和・優希 h97-63 咲・和・優希 h98-01 咲・和・優希 h98-32 優希 h98-50 優希 h99-42 咲・和・優希 h101-03 咲・和・優希 h101-05 和・優希・由暉子 h102-27 優希 h103-16 咲・和・優希・豊音 h103-30 優希 h104-24 咲・優希 h104-65 咲・和・優希 h104-77 咲・照・和・優 h105-31 優希 h105-39 優希 h105-46 ...
  • h95-39
    咲「…」 京太郎「よぉ、なんか元気無さそうじゃねぇの」 咲「京ちゃん…」 京太郎「隣、いいか?」 咲「ん…うん」 京太郎「よっと…ほれ」 咲「…なに?」 京太郎「タマゴサンド。マイソウルフードだ、これ食うと元気出るぞ」 咲「飲み物ないんだけど」 京太郎「しっとり系だからへーきへーき」 咲「ちっとも平気じゃないよ、もうっ…あむ」 京太郎「食うんかい」 咲「だって、せっかくくれたし…」ハムハム 京太郎「…んで?何があったんだよ?」 咲「何がって…」 京太郎「さっきマジで元気無かったじゃん。話してみろよ」 咲「…何があったって言うより、何もなかったこと…かな」 京太郎「どういうこった」 咲「大星さんって知ってる?」 ...
  • h95-34
    『ーーーーすまん!』 「父さん……」 東京での大学生活にも慣れた頃 電話ごしに、俺は父に謝罪された 今まで両親に何不自由なく裕福な暮らしをさせてもらっていた……だからこれからもずっと我が家は割と金持ちなんだと言う認識を、勝手に持っていた ……だが現実は甘くなかった…… 『……仕事は見つける!せめて京太郎の学費くらいは満足に支払えないのは余りにも情けない!』 『けどあなたはもう若くないわ……私が働きます、今なら主婦の働き手が結構あるわよ』 『そう言ったって母さんだって……』 後ろから母の声も聞こえた、生まれてからずっと共にいてくれた専業主婦である 年齢的に再就職が難航しそうな父、専業主婦から突然仕事を始める母 どちらも上手くいくか不安が残るし、家や車のローンだってまだあるんじゃなかったか……? 「(……...
  • h95-32
    長野の夏休みは早く終わる。 これは北海道なども同じだが、暖署化が厳しい昨今は改めてくれないかなと思うよな。 まあそんな愚痴を言ったって休みが長くなるわけはないのだが。 パタパタと団扇で顔をあおぎながら、家へと戻る。 ん? 親が出張中なのになんで扉の鍵が開いてんだ? 俺閉め忘れたっけ? 首を捻りつつ中に入れば、電気のついた我が家。 ま、まさか泥棒か? 警戒心をあらわにすると、一つの影が急激に俺に向かって襲い掛かった。 淡「キョータロー! この淡ちゃんがしばらくお嫁さんだよ! 嬉しいでしょ? 嬉しいよね!?」 タックルとしか取れない勢いで抱き着いてきた金髪が俺の胸板にぐりぐりと擦りつけられる 京太郎「なんじゃそりゃあ!? お前じゃ話にならん! 誰か説明しろー!」 『ひと夏の押しかけ妻』大星淡編  ...
  • h95-33
    あまりもの事態に俺の頭は白くなって体が凍った。 状況を冷静に考えればこの上なく嬉しいはずなのだ。 だが、その状況を受け入れるには衝撃的にも程があった。 本来ならばテレビの向こう側の女性。しかもアイドルという手の届かない存在。 その人が、俺の家の台所で鼻歌交じりに料理をしている。 あの牌のお姉さん、瑞原はやりが、この俺、須賀京太郎のために。 はやり「かんせーい☆ 年頃だからたくさん食べるよね? 大盛りでよそっちゃうぞ☆」 家事になれた機敏な動きで、ご飯をよそって『どうぞ』と渡してくれる。 受け取る際に柔らかい手の感触がした。 彼女、瑞原はやりは俺の婚約者だという。 アイドルであるがゆえに恋愛をできない彼女にとって須賀家との縁談は渡りに船だった。 長男がまだ15、すなわちアイドル引退に伴う引継ぎに2年半近い時間があることも決め...
  • h95-36
    京太郎「あ゙ーあづいー」エリヲパタパタ 咲「もう、だらしないよ?」チラチラミルミル 京太郎「って言ってもなあ」ユカニゴロン 京太郎「……お?」ピタッ 咲「あー!床に寝そべらないの!制服汚れちゃうよ?」 京太郎「咲もやってみろって、床が冷たくて気持ちいいぜ?」ヒンヤリ 咲「そんな子どもみたいな事しません!ほら早く立って」 京太郎「あー、無理だわ。もう離れられないわー」ダルダル 咲「いいから!ほら、立ってよ京ちゃん!ぐっ?!お、重いよ京ちゃん!」ウデヲグイグイ 京太郎「ハッハッハッ。びくともせんわー………そりゃ!」グイッ!! 咲「きゃっ!」バタッ 咲「もう!いじわるし…な……い………てっ?!!」キョウチャンニウツブセサキチャン 咲「あ、あわわわわ」カア...
  • h95-38
    竹井久、彼女は雑誌社に勤める記者の一人である。 曰く「事実を脚色した記事に踊らされるのって見てて楽しいわよね」 彼女のどうしようもない性格の一片を表した文言であるといえよう。 そんな彼女はとある一軒のホストバーに入ろうとしていた。潜入取材である。 少し悩むようにパネルを眺め、初恋の相手の面影を残す相手を無意識に選んでいた。 久「この子にしてちょうだい」 スタッフ「申し訳ありませんが、ただいま他のお客様に指名されておりまして」 久「そう、じゃあ誰でもいいわ」 どうせただの取材、ほんの少しだけ残念に思う言葉をそのいいわけで誤魔化した。 そして彼女は店内に入り、すぐさま衝撃に足を止める。 久「え? 美穂子?」 高校時代からの親友と言っていい存在が、恥じらうようにポッキーの端を咥えている姿を見てしまった。 ...
  • h95-31
    照「私に妹はいない」 照(こう言えば咲は私の真意を確かめに会いに来る。   でも咲の迷子癖で一人で来れるはずがない=京ちゃんがついてくる   完璧な計算) 菫「お前、前に妹の話してなかったか?」 照「気のせい」 照(そういうことで押し通す) カン
  • カップリング別SS2
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 阿知賀穏乃 憧 玄 宥 灼 晴絵 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 阿知賀 h7-4 阿知賀 h11-29 阿知賀 h11-31 阿知賀 h15-6 阿知賀 h16-55 阿知賀 h17-75 阿知賀 h18-22 阿知賀 h21-71 阿知賀 h27-25 阿知賀・咲・和・久 h29-27 阿知賀 h31-38 阿知賀・清澄 h32-49 阿知賀 h33-27 阿知賀 h33-33 阿知賀 h34-78 阿知賀 h35-65 阿知賀 h36-57 阿知賀 ...
  • カップリング別SS7
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 白糸台照 菫 淡 尭深 誠子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 白糸台 36 白糸台 38 36の続き 48 38の続き h4-35 白糸台 h5-23 白糸台・咲 h12-37 白糸台(尭深メイン) h12-43 白糸台 h15-64 白糸台 h22-16 白糸台 h26-46 白糸台(淡メイン) h26-65 白糸台 h27-50 白糸台 h28-04 白糸台 h28-16 白糸台 h28-34 白糸台 h28-70 白糸台 h29-26 白糸台 h30...
  • カップリング別SS4
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 劔谷美幸 友香 澄子 莉子 梢 越谷ソフィア 花子 史織 玉子 景子 プロ雀士健夜 咏 はやり 良子 理沙 靖子 大沼 アナウンサー恒子 えり その他複数 分類不明 カプ無し 数絵 マホ 裕子 やえ 初瀬 憩 いちご もこ 松実母 望 綾 彩乃 池田三姉妹 みなも 牌 立 慕 閑無 エトペン 真佑子 聡 ミカ 絃 利仙 善野 真深 みさき トシ ひな 桜子 凛 嫁田 一太 美月 明星 由華 界 恵 葵 朱里 旧白糸台 カピー ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷 h3...
  • カップリング別SS5
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 千里山怜 竜華 セーラ 泉 浩子 雅枝 新道寺煌 哩 姫子 仁美 美子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 千里山 h16-56 千里山 h24-36 千里山 h31-20 千里山 h38-27 千里山 h39-81 千里山 h40-23 千里山 h40-54 千里山・姫松 h40-62 千里山 h41-67 千里山 h43-17 千里山 h43-32 千里山 h43-33 千里山 h43-35 千里山 h44-29 千里山 h45-07 千里山 h45-60 千里山...
  • カップリング別SS6
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 風越美穂子 池田 未春 純代 星夏 貴子 鶴賀ゆみ 桃子 睦月 智美 佳織 龍門渕衣 透華 智紀 一 純 ハギヨシ 歩 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 風越 105 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h4-31 風越 h7-16 風越・清澄・鶴賀・龍門渕 h13-8 h13-6の続き h13-9 h13-8の続き h15-7 風越 h30-62 風越 h70-44 風越 京太郎が黒髪にしてみた ~風越&清澄編 清澄・風越 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて 清澄・風越・鶴賀・龍門渕...
  • カップリング別SS3
    タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 永水小蒔 初美 霞 春 巴 宮守豊音 白望 エイスリン 胡桃 塞 姫松洋榎 絹恵 恭子 漫 由子 郁乃 臨海智葉 明華 ネリー ハオ ダヴァン アレクサンドラ 有珠山爽 由暉子 揺杏 成香 誓子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 阿知賀はこちら 白糸台はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 永水 h4-38 永水 h4-41 永水 h7-44 永水・照・良子・和・淡・桃子・憩 h16-58 永水 h25-46 永水 h26-35 永水 h26-38 永水(春メイン) h28-51 永水・清澄 h33-25 永水 h36-05 永水 h36-5...
  • h95-41
    東京 歌舞伎町 ホスト達「いらっしゃいませ~!ようこそ、ホストクラブBLITZへ!」  華やかなネオンと大阪とは一味違ったイケメン達が自分を迎える。  一歩踏み入れただけで早くも住む世界が違うのだと思い知らされた。 ホスト「お客様、こちらへ」 竜華「あっ、はーい」  黒く染めた長い髪を後ろに束ねたホストがいつもと同じ手続きを始める。 ホスト「お嬢様は今回誰をご指名なさりますか?」 竜華「えーっと、京太郎君で」 ホスト「はい。京太郎ですね。かしこまりました」 ホスト「ですが、ただ今京太郎は他のデスクに入っています」 ホスト「お時間が少し掛かりますが、それでもよろしいですか?」 竜華「かまわへんで」 ホスト「かしこまりました。はーい!お嬢様一名ごあんなーい」 ...
  • h95-10
    「……何してるんですか?」 所属している麻雀部の合宿。 お風呂から上がり、とことこと部屋へと戻ったときだ。 煌が部屋の中へと入ると同室である姫子と後輩の京太郎が居た。 普段なら特に問題はなく、煌も会話にすぐに加わるだろう。 しかし、現在の二人の状況は何とも奇妙であり、会話に入る前に疑問をぶつけてしまった。 「はひはぃ」 「……」 疑問に返してくれたのは姫子だ。 そんな姫子から帰ってきた言葉は到底理解が出来ないもので煌は眉を顰めた。 「はみはひ」 「いや……うん、やってることは分かってるんです」 「たひゅへて」 「何で、京太郎君が姫子の歯磨きをしてるんですかってことです!」 結局我慢出来ず、目の前で起こってる行動へとツッコミを入れてしまう。 現在、抱きかかえられている姫子は、いやいやしつつも京太郎...
  • h95-23
    高鴨穏乃に恋人ができた、そのニュースは阿知賀女子学院を揺るがした。 ほぼジャージ姿、趣味は山、その生態では行き遅れること確実と目されたあの高鴨穏乃がである。 ある少女はその現実味のなさに思わず誤報と決めつけ、ある少女はなぜ自分ではないのか嘆き、ある少女はふんわりとおめでとうと言った なお一人、全く興味を示さずネクタイを弄っていた少女と、教え子に先を越されて突っ伏した大人もいた。 そして更なる衝撃が阿知賀女子学院に走った。 高鴨穏乃が、フェニミンな服を普段着にし始めたのである。あの服がほとんどジャージの上しかなかった少女が、自らの意志で。 幼馴染の少女は親友がおかしくなったと騒いだ。ある少女は恋は人を変えるのだなと嘆息した。ある少女は寒くないのかなと思った。 そしてやっぱり興味なさげな少女と、自分の服装を見直そうか真剣に考え込む大人がいた。 そして...
  • h95-43
    白糸台二年後- 淡「はあ…」 京太郎「どうしたんだ?溜め息なんてついて」 淡「いや、今年もうちの高校団体戦無理かなって思って…」 京太郎「そう思うならお前が出てやれよ…」 淡「やだよ!」 淡「キョータロー忘れたの?去年の白糸台の悲惨な結果を」 京太郎「いや覚えてるけどさ…普通に全国までは行ったじゃねえか」 淡「でもその全国の最初の試合で、タカミーの番になるまでにトばされてたじゃん」 淡「安心できるメンバーじゃないとダメだって」 淡「だから虎姫に新しい奴あれから入れてないし」 京太郎「ならお前が先鋒として出れば…」 淡「キョータロー、私は前にも言ったけど大将じゃないと嫌なの!」 淡「他の役割なんてまっぴらごめんだね」 京太郎「まったく…淡は変わんないないよあ...
  • h95-44
    「京太郎の奴、酷いんだじぇ!」  優希はよっぽど彼のことが頭に来ているのでしょう。文句を言いながら大量のタコスを次々に口へと放り込んでいきます。  正に自棄食いですね。 「あはは、京ちゃんはちょっとデリカシーのない所もあるからね。今回はいったい何をやらかしたの?」  咲さんは相槌を打ちながら具体的な話を聞こうとしています。優希は感情的な子ですから何があったのか判然としませんからね。 「ううぅぅ……」 「言い難いことなんですか?」 「これを話すことは私にとって恥なんだじょ……」  よっぽど恥ずかしいのか、話難いのか優希は口をへの字に曲げながら唸ってしまいました。  私と咲さんは彼女がどうするかを選ぶまで待ちました。 「話すじぇ……据え膳食わぬは男の恥って言うよな?」 「一般的にはそう言われていま...
  • h95-04
    【ケーキバイキグ】 京太郎「だから女子の殿堂に同行する気はないって…」 優希「孤独に耐えるのも修行だ!」 京太郎「えっ、俺一人で行くの?」 ワイワイ ――――部活終了 久「それじゃあみんな、明日もよろしくね」 和「お疲れ様です」 まこ「ほいじゃあの」 優希「京太郎!駅前のタコス屋に寄ってから帰るじぇ!」 京太郎「あー、すまん。今日ちょっとやることあるんだわ」 優希「む、そうなのか…じゃあのどちゃん一緒にいくじぇ!」 和「『じゃあ』というのがちょっと引っかかりますが…まぁ、たまにはいいですね」 京太郎「おう、わりーな」 咲「………」 京太郎「…咲、ちょっといいか?」 咲「来ると思ってたよ。タダ券の話だよね?」 京太郎「...
  • h95-15
    京太郎「咲!」 咲「あっ、京ちゃん!!」 優希「全く咲ちゃんのお家芸に困ったもんだじぇ」 和「遠出する度に迷子になりますからね」 京太郎「本当にな」 咲「気をつけているつもりなんだけれどね……」 京太郎優希和「「「はあ」」」 京太郎「さて、戻る時にまではぐれられたらかなわないからな。お手をどうぞお姫様」 優希「むっ……」 咲「えへへ、エスコートよろしくね!? あびゃびゅべぼ!!」 京太郎優希和「「!?」」 京太郎「ど、どうした?」 咲「ぎょ、きょうぢゃんに……触ったら凄い痺れが……」 和「静電気ですね」 京太郎「俺は何も感じなかったけど? まあいっか、ほら、行くぞ」 咲「あばばばばばぁ゛」 京太郎「えっ?」 咲「や、やめで...
  • h95-25
    「ただいまー」「お邪魔します~♪」 「なんでここに!?」  清澄麻雀部の夏が終わり、皆が学校への報告に向かった中俺は一足先に家路に着いたはずだ。  優勝を噛み締める部長とそれをからかう染谷先輩。  興奮して普段の3割増しでタコスを食べる優希に、どこか遠い目をした和。  嬉しそうでいて悲しそうな表情を時たま見せる咲。  何くれとなく皆(悲しいかな俺以外だ)の世話を焼く風越の福路さんに、にゃーにゃーと五月蠅い池田先輩、  あわあわと右往左往する吉留先輩。  新幹線で一緒だったのは彼女たちだけだったはずだ。  それなのになぜ、どこから彼女は一緒だったのか? 「貴女は東京の高校所属でしょ、明華さん!」  そう、臨海女子高校所属高校二年、風神とあだ名される雀明華さんが何故か俺の隣にいて、玄関に上がっている。 「ちゃんとお話しした...
  • h95-02
    最初はテルーにくっついてる羽虫だと思った。 馬鹿みたいに弱いし、負けてもへらへらするし、テルーがお菓子って言ったらすぐ持ってくるし。 だから名前なんて覚えなかったし、ほっとけば消えると思ってた。 弱いのはみんなそう、裏で陰口叩いてずるしてるとか言って、弱いことを認めない。 だから弱い奴は嫌い。 1ヶ月たってもあいつは消えなかった。それどころかテルーの側近みたいな扱いで馴染んでた。 強い奴に媚びを売るプライドのない奴、そう感じたから私も好きなだけこき使った。 また1ヶ月たった。何故かあいつは私とテルーの担当みたいな扱いになってた。 私がどれだけ無茶言っても『仕方ないなあ』みたいな顔して結局いうことを聞く。 それでいて何か陰口をたたくこともない。変な奴だった。 7月になって、虎姫が1軍になった。ついでにデクノボーは1軍の付き人と化...
  • h95-17
    インターハイで咲は活躍し、そして姉との和解もすませた。 ポンコツな幼馴染が成長して友達まで作って楽しそうで悩みも解決して、よかったと心から思う。 同時に遠いところに行っちまったような気がして少し寂しさもあるが、もう咲には俺がいなくても大丈夫。 だから、徐々に麻雀部に顔を出す頻度を減らしてフェードアウトしようと思った。 いやだってさ、いつまでたっても全然歯が立たねえし、よく考えなくても俺は頭使うより体使った方が早いし 何より俺がいなくても麻雀部は回るだろ? だから、あいつらとは友達のままで、恋人でも作って青春を謳歌しようかなーと思うわけだ。 実は恋人になってくれるんじゃないかな、って心当たりもあったりする インターハイの会場で出会って、アドレス交換して、それから結構いい感じに話す相手が。 そんなことを考えながら、授業が終わったしそのまま帰...
  • h95-03
    世界がおかしい。 つい昨日までは俺はただの雑用係で、麻雀部のお荷物とは言わないまでもいてもいなくても誰も困らない、そういう存在だったはずだ。 いや皆とは仲いいぜ? ただ、初心者にはさっぱりついていけないってだけで。 なのに、なのにだ、今日になったとたん世界が一変した。 例えば咲が手作り弁当を持ってくる、優希が一緒に食べようって自費でタコスを持ってくる、和が麻雀を教えるときに耳に息を吹きかけてくる 染谷先輩が執事喫茶をやりたいから出てくれとあまりにも高額な給金を提示してくる、部長なんかしなだれかかってベッドに誘ってくるんだぞ! ドッキリか? これはドッキリなのか? それともどこかのゲーム原作アニメのように世界線でも移動したのか? そして誰かが死んでそれを回避するために俺が時間跳躍しちゃうの? ……ちょっと慌てすぎてわけのわからないことを言...
  • h95-50
    京太郎「ちょ……憧……」 憧「ん……なによ……」 京太郎「いきなり、俺の【点棒】を舐めるのは……」 憧「あーのーねー、そんなギチギチに【テンパイ】したままシズたちの所へ行くの?」 京太郎「し、仕方ねぇだろ。これだけ女に囲まれて……」 憧「だからちゃーんと【放銃】しないとね……んむっ」 京太郎「ちょ……それ以上は……」 憧「私が受け止めてあげるから……ね」 京太郎「あ、憧-!」ビュルッ 憧「ん……んぶっ……はぁ……はぁ……き、京太郎の【満貫】すぎぃ……」 京太郎「はぁ……はぁ……憧……ごめん……俺まだ……」 憧「いいわよ京太郎……」 憧(今だけは……私だけの京太郎だから……ね) カンッ
  • h95-22
    高校を卒業して、私はプロになった。 こう言ったら他のなりたかった人には失礼なんだろうけど、麻雀を仕事にしようって気はあんまりなかった。 だって私にとって麻雀は大体道具だったから。 楽しくなかったわけじゃないけど、私にとって優先は友達と一緒にいることやお姉ちゃんと仲直りすることだった。 だから、手段ではあっても生業にしようとは思ってなかったんだよね。 でも、1位指名されたとき彼があんまり「すごいすごい」言うもんで、じゃあちょっといいとこ見せちゃおうかな、ってなった。 うん、そういう軽い気持ちだったのが駄目だったんだろうね、私は結構現実とのギャップに苦しんだ。 麻雀で競技するのはともかく、思ったよりもマスコミへの露出やインタビューなんかが多かった。 基本人見知りの私は、そういうのにうまく立ち回れなかった。お姉ちゃんみたいに仮面をつけるとか無理だ...
  • h95-53
    染谷麻雀教室、そこに通う生徒はそこそこに居はするが、他の教室に比べて子供に人気は薄い、だがそれでも連日席は埋まっている。 まこ「天凰杯5戦南2局は……」 西田「成る程、牌譜が焼失したと聞いたときは焦りましたが……」 まこ「古い記録じゃ、日麻連にさえデータ無いしのぉ」 京太郎「まこ、済まんがあっちの卓頼む」 まこ「おお、すぐ行くわ」 西田「いやー奥さんにはホント助けられてるわ」 京太郎「はっはっは、そう思うんなら宣伝の一つ二つ頼みますよ、他の記者さん達も」 『ここ子供で埋まったら我々がこれなくなるからダメー!』 まこ「ここ、麻雀教室じゃと言うこと忘れとりゃせんかおんしら」 西田「いやーほんと助かってます」 記者やコラムニスト、執筆中のプロなどで、席はいつも満席である。 カン
  • h95-28
    8月某日、学校から家に帰ったら裸エプロン姿の少女がいた。 何を言ってるか分からないと思うが、俺も何が起こったのかわからない。 ただ一つ言えることは、黒髪のおもちもちの少女のエプロン姿は中々来るものがあるということだ。 俺があまりにも現実味のない光景に鞄を床に落とすと、彼女はくるっと振り返って言った。 玄「あ、お帰りなさい京太郎くん。ご飯にする?お風呂にする?それとも私にするかな?」 何故か『言い切ってやったぜ』みたいなどや顔をする残念美少女がいた。 正直すごく最後のにしたいが、我慢した俺は偉いのではなかろうか。 京太郎「あの、なぜあなたがここに?」 玄「夏休みの間京太郎くんのお世話をするためだよっ。   お義父さんとお義母さんは旅行で8月は帰ってこないから、私が毎日家事をするのです   心配いらないよ、これは予行練習だか...
  • h95-58
    同じ相手を指名しあう姫同士の仲がいいことはとても少ない。まあ当たり前だろう、相手の一番になりたい人間が二人いれば一人は二番目になるのだから そして、力を持つ人間ほど行動は大胆なものになりやすい。 和「京さん、そのチェリーあーんしてください。ふふ、やっぱりこの時間が一番自分に素直でいられます」 京太郎「和が俺に甘えてくれるのは嬉しいよ。和は無理しがちだから心配になる」 和「京さん、好きです……」 和の甘やかな時間は、一人の訪問者によって断ち切られた。 咲「京ちゃん、こんばんは。サプライズだよー……なんだ和ちゃん、こんなところに出入りしてたんだ?」 和「私は京さんがいるから来ているだけです。咲さんとは違います」 高校時代は親友だったはずなのに、冷たい空気が押し寄せる。 咲「ふうん、呼び方変えたんだ? それにドンペリの白ねえ...
  • h95-54
    「彼との交際がダメとは何故ですのお父様!」  金髪の髪を振り乱しながら透華は父親に向かって吠える。彼女がこのように親に対して楯突いたことは初めてのことであった。 「ならん、他の男ならまだしもあやつだけは認めるわけにはいかんのだ。 彼とは別れなさい透華」 「絶対に別れたりしません。京太郎は私に相応しい殿方となるように頑張って来ましたわ!」  京太郎の家が裕福であるとはいえ、かの龍門渕に比肩する家格であるはずもない。  故に、想いを繋いだ少女と結ばれるために努力した。それは努力と呼ぶには不適応な、地獄を巡るような無情な修練。  誰にも文句を言わせないためには必要なことであった。 「彼はハギヨシにだって負けませんし、この前の大きなプロジェクトも成功させました。お父様だって彼を褒め、認めていたじゃありませんか!」 「確かにあやつが...
  • h95-21
    怜「んー、やっぱ京ちんの膝枕はあかんな。肉が硬いしごつごつしとる。   しかもごろごろしてたらなんか棒に当たるしな、どう考えても竜華に軍配が上がるで」 京太郎「はあ」 女の子の膝枕に比べて男が筋張ってるのはどうしようもないだろうに、時々確認しに来るのは一体何なのか 一度試してダメなら以降も変わらないだろ、普通 怜「京ちんのはうちの膝枕係にはなれんな、精進が足らん」 膝枕のための精進って何ですかねえ? 怜「しゃーないなあ、ほないつもので我慢しとくわ」 ぽすっと俺の膝の上に座って要求してくるので、手を体に回して抱き締める 怜「あすなろ抱きは中々ええで。10点やな。ただ時々鼻息荒くして首元のにおい嗅いでくるのはやめーな   そういうんは個室に二人っきりの夜と決まっとるからな、場所をわきまえんとあかんで」 ...
  • h95-52
    照「京ちゃん」 京太郎「照」モミモミ 菫「」 照「んっ」 京太郎「気持ちいい?」 照「うんっ、ぁっ……でも、ごめんね。頑張ったんだけど京ちゃんの大きな胸になれなくて……」 京太郎「確かに照のおもちは小さいよな」コネコネ 照「くぅ、ぅぅぁ」 京太郎「俺は好きだよ、慎ましいけど綺麗なサクランボのここがさ」ペロ 照「あっぁ、ダメぇ、服の中に顔入れないでぇ」 京太郎「仕方ないな」 照「ふぅぁ、はぁ、京ちゃんキス」 京太郎「照」チュッ 照「京ちゃん」チュッチュッ 菫「…………おい、時間だぞ」 京太郎「……そうですか、頑張ってこいよ」 照「うん、最後にここ」 京太郎「ああ、分かった」カリッ 照「んっ……えへへ、行ってきます...
  • h95-01
     私の名前は原村和。  インターミドルチャンピオンで高校一年生になったばかりの美少女です。  自分で美しい少女だなんて自称するのは自意識過剰だとか痛い子だと思う方もいるかもしれませんが、事実なのですから仕方ありません。 『原村さん付き合ってください』 『原村、俺と付き合わね?』 『可愛いよね和ちゃん、今度僕とデートしない?』  ……等々、多くの男性から告白されたり、デートのお誘いを受ければ自覚します。私は客観的に見て美少女であると疑いようがありません。  つまり私は顔も良く、胸も大きく、成績も素晴らしく、性格も真面目で通っており、家も裕福と当に完璧なわけですね。  まあ、運動が少々得意ではないことが欠点でしょうか。 「なあ、のどちゃんは誰かと付き合わないのか? モテるのに勿体ないじぇ」 「今の所は興味がありませんね...
  • h95-14
    インターハイが終わったころから、急に私に告白してきたリ手紙を下駄箱に入れる男の子が増えた 和ちゃんはモテても面倒くさいだけって言ってたけど、それって本当なんだって実感してる しかもあれだよ、そういう人たちが見てるのは清澄の大将の宮永咲であって、ただの私じゃない ずっと私への接し方が変わらないのは京ちゃんだけ 京ちゃんだけが等身大の私を見てくれる 曰く「どじで抜けててポンコツですぐに迷子になるくせに麻雀だけやたら強い変な自称文学少女」 なんだかとっても失礼な評価だけど、変わらず買い物に付き合ってくれたり迷子になったら探してくれる 別に私は恋愛に興味がないわけじゃない ただ、恋人ができたりしたら今までのように京ちゃんと一緒にいられなくなる 男の人って他の男の子と遊びに行くだけで浮気だって感じるらしいしさ それなら今までと同じ...
  • h95-08
    新子憧は大学生になった。麻雀が好きで、高校1年の団体戦でいい成績は残せた。 けど2年からは個人戦に出るしかなくなった。他のメンバーの目的は麻雀そのものじゃなかったから。 で、個人戦の戦績はっていうと、全国でそこそこ活躍できるけどトップクラスではないって感じ。 だから、プロ入りの話は残念ながらかからなかった。というかね、同学年に化け物がいすぎんのよ。 こうなったらインカレで頑張るしかないなって思ってる。 阿知賀の他の子と違って私は次女で好きに生きられるしね。 そんなわけで単身都会の大学に入学したわけなんだけど、結構大変なのよね。 主に満員電車が。ぎゅうぎゅう詰めだし、男が近くに来るし。 普段は女性専用車両に乗るわけなんだけど、休日はやってないから逃げられないわけよ。 今日もまた化粧品の買い足しに出たら満員電車。しかも金髪の若そうな男がすぐ...
  • h95-47
    ホストの客層と言えばどんな人間を想像するだろうか? 普段寂しいセレブの奥様? それともバリバリのキャリアウーマン? 確かにそういった人間は一定の数いる。 普通のOLや人妻、悪い遊びに憧れる若い子、そういった人間もまあ、そんなに多くはないがいる。 だが最も多くそして太客になりやすい客層、それはキャバ嬢である。 似たような仕事をしているということで話は合うし、普段お客さんの相手をしているストレスの発散も兼ねる。 だが一番の原因は、「自分も同じことをしているから自分は騙されない」と思ってしまうことだ。 普段ちやほやされるからと特別扱いを当然のように受け入れ、金銭感覚が麻痺しているから気が付いたら深みにはまっている。 そしてお金で相手の関心を買えるのだと自分の稼いでいるお金をつぎ込み始める。 淡「どんどん持ってきて、どんどん!」 大星淡、とある...
  • h95-19
    京太郎「マジかよ…角番から優勝するなんてありえないと思ってたのに…」 咲「?なにさ京ちゃん、お相撲見てるの?」 京太郎「いや、豪栄道が優勝目前でさー。ホントにビックリだよ」 咲「???そう…(何が何だか解っていない)」 京太郎「折角の機会だし、一緒に見ようぜ」 咲「うん」←京ちゃんの膝の上に座る ~相撲観戦中~ 京太郎「よーし、いけいけ…よっしゃぁ!優勝っ!」 咲「ふわぁ…京ちゃん、お相撲って何か…凄いね!」 京太郎「だろ?明日も一緒に見ようぜ!」 咲「うん!」 カンッ! 
  • h95-06
    私は京ちゃんのことを一番よく知っている。 好きなものも嫌いなものも、何で高校で急に麻雀を始めたのかも、全部。 彼は優しくて、人好きで、だから女の子に囲まれちゃうのは仕方がない。 正直、周りの女を全部刺して二人っきりになりたいとも時々思うが、我慢なのだ。 京ちゃんのことを一番よく知ってるのは私だけ。身内だって知らないことを私は知ってるのだから。 彼の名前を唇に乗せるとき、幸せを感じる。彼の顔を見るたびに、好きなんだと思える。 彼の声を聴くたびに、うっとりしてしまう。 ねえ京ちゃん、貴方だけがいれば私はそれでいいの。 なのになんでみんな私たちの邪魔をするのかな?  ピンク色の大きな胸の女も、まとわりつく子猫みたいな女も、京ちゃんをこき使う性格悪そうな女もいらない。 結局京ちゃんを助けないでいい人ぶってる女だって必要ない。 だからもち...
  • h95-07
    憧「…」ボー 京太郎「元気ねーぞ、っと」ピトッ 憧「…何か用?」 京太郎「あら、もしかしてホントに元気ない?」 憧「別に、そういう訳じゃないわよ。ただぼーっとしてただけ」 京太郎「ふーん…ま、いいや。これ食う?」 憧「何これ?」 京太郎「近くのパン屋のタマゴサンドとこれまた近くの自販機のドクターペッパー。美味いぞ?」 憧「自分で食べるために買ったんじゃないの?」 京太郎「まーそーだけど、誰かと一緒に食うのも良いもんだろ」 憧「んー…それじゃ、一つもらうわ」ヒョイ 京太郎「おー」 憧「ぁむっ…確かに中々美味しいかも…」 京太郎「だろ?」 憧「ちょっと味が濃いけどね。おかげで喉渇いちゃった」 京太郎「ん、ほれ」スッ 憧「ん。…うぇ、...
  • h95-27
    はーい♪ 最も京太郎に冷たい女でよく知られる竹井久よ、よろしく。 実は須賀くんを部に引きいれたのはこの私なのよね。理由は簡単、一目惚れしたから え、それにしては扱いが悪すぎるですって? あなたたち、私の特性を忘れたの? 私はいい待ちでは上がれない、悪待ちの女よ。 それに正道は高嶺の花の同学年美少女和、幼馴染の守りたい系文学少女咲、悪友から恋人になりあがるアピールを欠かさない優希 この辺に完全に枠を取られちゃってるから、まっとうなコースでは私の敗色は濃厚よ。 だからあえて、そうあえてそっけない感じで接しているの。 それで優勝した時にインタビューで優勝できた理由とか感謝している人を必ず聞かれるから、そこで須賀くんへの思いを公共の電波に乗せてぶちまけるの さてここで問題です、須賀くんの性格で公共の場で大告白した女を振って恥をかかせられるかしら? ...
  • h95-49
    彼女に声をかけたのは全くの親切心からだった。地図を手に目をぐるぐるさせている彼女を放っておけなくて、それで案内を買って出た。 穏乃「ありがとうございます!」 京太郎「いや気にしなくていいよ。っと、もうすぐ仕事の時間だ」 穏乃「お仕事? 何をされているんですか?」 京太郎「ええっと……飲み屋?」 嘘は言っていない。ここでホストクラブとか言ったらなんだか下心があったみたいじゃないか 穏乃「じゃあ、売り上げに貢献しますよ!」 京太郎「え?」 そんな感じで、キャッチまがいのやり取りの末に彼女は結局来てしまった。 穏乃「あわ、あわわ……」 そして、煌びやかな店内の様子に彼女は狼狽していた。無理もない、どう見ても健康的なアウトドア派だ。ホストクラブなんかに縁はないだろう。 ここで大金を通りすがりの女性に払わせるわけにもいか...
  • h95-42
    京太郎「東京は新宿歌舞伎町の店にヘルプですか ?」 ホストクラブ『ryu^mon』所属 須賀京太郎 ドンドン 透華「いいえ、神室町ですわ!」 ホストクラブ『ryu^mon』オーナー 龍門渕透華 ドンドン 京太郎「あの事件の度に爆発するミレニアムタワーのですか?」 透華「嫌な覚え方ではありますがその神室町ですわ」 京太郎「出来れば行きたくないんですが」 透華「行ってくださるのであれば、歩合のパーセンテージ幾らか上げてさしあげますわよ?」 京太郎「喜んで行かせていただきます!」 新宿神室町……そのまちで彼を待ち受けるさだめとは……カン
  • h95-46
    ホストのスタンスというのは様々である。相手をいい気分にさせるといっても持っている武器はそれぞれ違う。 俺の場合は学生の頃に慣れたお姫様扱いが基本となる。逆に俺様キャラの人もいるのがこの業界だ。 これはホステスも同じだが、店での時間以外にも様々な武器がある。 同伴出勤やアフター、それにメールや電話での営業。これらに対する接し方もそのホストの裁量である。 人によっては性的な関係を結ぶ、枕営業をしている奴だって普通にいる。 肝心の俺のスタンスはというと、枕はおろか、同伴やアフターすら皆無である。 『お姫様になれるのは店の中だけ』、そういうポジションを維持してる。 そりゃあ、金を稼ぐにはした方がいいのは分かっている。しかし俺には無理だ。 なぜって、線引きをちゃんとしないと俺自身が相手に肩入れしてしまうからだ。 自分が人に甘いのを自覚しているのだ...
  • h95-05
    京太郎「ここが小鍛治プロのご実家……!」 健夜「ふふ、部屋は二階にプレート掛けてるから」 京太郎「は、はい、お邪魔します!」 健夜「お待たせ、アイスティーしかなかったけど良いかな?」 京太郎「あ、お構い無く……はおかしいっすね」 健夜「ふふ、そうだね」 今日、ここにきた理由、それは…… 健夜「じゃあ、二麻で悪いけど……君の願う通り、私の『全開』見せてあげる」 地獄を、知るために…… カン
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