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◆06. 【謎の火山島】
















大幅に話が逸れたが、『グイン・サーガ』の話に戻る。
ホーク編でレント海にある宝島ナントの話をしたが、
今度はレント海の別の島の話である。









『グイン・サーガ』8巻~9巻『紅蓮の島』編。

パロの王子たちを故国パロに送るべく、
ロス港から連絡船に乗ってレント海へ乗り出したグイン。
しかし船は地図にも載っていない絶海の孤島へと漂着する。

原生林に覆われた火山島を探索して回る一行は、
火山の麓の洞窟を発見。
その深部にある火口の中で、
溶岩に包まれながらも生きている謎の怪物に出会う。

その直後、大噴火によって島は壊滅し、
グインたちは船で脱出。
やがて沿海州に到達し
草原を経て王都クリスタルに帰還する。



作中で正体が明言されてはいないが、火口の中の怪物は
クトゥルー神話の"古き神々"がウヨウヨしている
グイン世界であるがゆえに、
同じく"古き神々"の一柱と思われる。


なおグイン世界で信仰されるヤヌス12神の中には
4大属性を司る神がおり、
土を司るイグレック、水を司るドライドン、
風を司るダゴン、そして火を司るミゲルがいる。
ミゲルは魔人ドールの息子であり闇の神でもある。

紅蓮の島の謎の怪物は、このうち火の神{{ミゲルに相当する存在と思われる。






















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最終更新:2020年04月11日 10:06