◆03. 【魔女オウル】
クローディアは迷いの森の奥深くの庵に住まう
オウル(梟)という優しい老齢の魔女に育てられる。
クローディアが庵を出て旅立ってしばらくすると
どこからともなく自らの最期を告げるオウルの呼び声が聞こえ、
ひっそりと死んでしまう。
急いで迷いの森の庵へと戻ったクローディアだが
そこにはオウルの遺体があり、オウルの杖と傘が手に入る。
このあたりの元ネタは
グイン・サーガの数千年後の世界を舞台にした
『トワイライト・サーガ』の第X話『死者の珠』に登場する
ザーザ婆だろう。
ザーザ婆は優しい性格をした老齢の魔女で、、
山奥の小屋にひっそりと隠棲しており、
半人半獣の息子を育てている。
主人公ヴァン・カルスはしばらくその家に厄介になるが、
カルスが旅立って数モータッド先に行くと、
どこからともなく自らの最期を告げるザーザ婆の呼び声が聞こえ、
山賊に襲撃されている事を告げる。
急いで山奥の小屋へと戻ったカルスだが
そこには瀕死のザーザ婆とその息子の遺体があった。
ザーザ婆は息子の胸を切り裂いて、秘宝"生者の珠"を取り出し、
それをカルスに渡して死亡する…
というものだ。
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最終更新:2020年04月22日 05:58