page.49






























◆03. 【ローバーンとゴールドマイン】
















船乗りであるメルビルが築いたバファル帝国には
イギリスからの航海者
ジェームズ・クックによって"発見"され、
イギリス人移民によって築かれた
オーストラリアの文化が投影されている。



























オーストラリア北西部にはピルバラ区ローバーンがあり、
北部にはオーストラリア第二の島メルヴィル島がある。























一方ロマサガにもバファル帝国西海岸に
ローバーンという都市があり、
皇帝に次ぐ権力者のコルネリオが治めている。
その影響力は首都メルビル以上だという。

このあたりはオーストラリアのローバーンと、
中国語でボスを意味する老板をかけているのだろう。

































また、元々罪人の流刑地であったオーストラリアは
金鉱が発掘されて以来、山師が大挙して移住した。

























オーストラリア同様に
『ロマサガ』のバファル帝国にもゴールドマインがあり
帝国の重要な資金源となっている。























オーストラリアのメルヴィル島は
イギリスのエディンバラ州メルヴィルの
メルヴィル子爵の2代目であり、海軍大臣だった
ロバート・ダンダスに因んでつけられた名だ。






ちなみに3代目のメルヴィル子爵ヘンリーは
第2次シク戦争下のグジャラートの戦いに参加した。
8代目当主はヘンリー・チャールズ・パトリック
現当主はカークパトリック卿である。






















一方『ロマサガ』でもゴールドマインを治める
財務大臣パトリックという人物が登場する。





清廉かつ謹厳な愛国者で、
悪人の多いバファル宮廷の中では
珍しく好意的に描かれた人物であり、
パーティメンバーにも加入する。















































































































































.
最終更新:2020年04月23日 03:53