◆03. 【カタコーム】
『ロマサガ』ではエスタミル市の地下にカタコームがある。
カタコームとはかつて欧州における初期キリスト教たちが
地下に築いた共同墓地の事である。
(なおカタコームは英語読みでイタリア語名はカタコンベ)
初期のキリスト教徒は徹底的な迫害を受け、
まとめて処刑されたり、コロシアムで獅子に
生きたまま食い殺される見世物にされたりした。
そのような迫害を避けて初期のキリスト教徒らは
地下に秘密の祈祷所を作った。
後にローマ帝国皇帝コンテンティヌスが
西暦313年にキリスト教を公認するまで迫害は続き、
その後カタコンベの建設は廃れていった。
キリスト教が存在しないロマサガ世界で、
なぜカタコームがあるのか?という謎はあるが
とにもかくにもここで墓石を調べると聖杯が手に入る。
聖杯を隠しているという事は、墓に葬られた人物は
やはりキリスト教徒だったのだろう。
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最終更新:2020年04月21日 06:39